鬼頭莫宏のレビュー一覧

  • なるたる(12)

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    あーこれは面白かった。この面白いは、ストーリーの中で「泣ける」「感動する」というところだけが後に残ったり、読んでいるときにそこだけを取り上げなくて良いところ。世界をつかむのに12巻までかかりましたよ~というのもある。何もつかめないままのあたまのなかもおもしろいし、ほしまるかわいいってだけでよんでたわけではなく、それはそれなりに何か次の巻に行くきっかけはつかんでたけど、それがストーリーを追ってた、っていうように感じない。
    はたして、わたしも何かの救いを求めていたのだろうか。ひとはどんな状況でもどちらの立場に立つのかを選ぶことができる、というこないだ夜と霧で読んだことを思い出した。てか状況が状況で

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    2010年06月02日
  • ぼくらの 1

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    ネタバレ

    主人公だと思ってた子がいきなり死んでびっくりした。自分が中1だった頃ってこんなに大人っぽくなかったなあ…

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    2011年04月17日
  • ぼくらの 11

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    全巻読破。ロボットものというよりは少年少女達の思い、葛藤をリアルに描いた良書。絵の淡白さも人物描写に一役かってる。しかし、絵が淡白な分ロボット同士のバトルはいまいち迫力に欠けるのでロボットバトルを期待する人には物足りないかも。しかしそれを補うストーリー性の緻密さがあります。

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    2010年03月22日
  • なるたる(12)

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    重版が長らくかかってなかったけどハマり出してから半年くらいでかかってくれたおかげでヤフオクとかに手を出さずに済んだ。
    一度目はあまりの衝撃にもう二度と読まないかもな、と思ったが、とてつもないカタストロフィとなぜか泣けるラストをもう一度読んでみて、買ってよかったなと思った。

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    2010年02月02日
  • ぼくらの 10

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    子どものくせに出来すぎだ、とか思ってましたが、子どもだからこそ、最終的に高潔に生きれるのかもしれない。

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    2010年01月12日
  • ぼくらの 9

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    カナちゃん。10歳設定に無理が!
    宇白のヒネ方は仕方ないというか、よっぽど人間らしい気がする。
    そしてマチの正体にびっくり。

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    2010年01月10日
  • ぼくらの 4

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    モジ。心理的に、一番わかりやすかった。でも、自分が中1のときにこんなに冷静に判断できたかなあ?
    伏線がいろいろ張られてて、いろいろ忘れそう……。

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    2009年12月27日
  • なるたる(1)

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    『「かけがえのない命」。そんなモノに救いを求めていても先には進みません。 あなたがいなくてもたいして困りません。 自分がいなくてもまったく困らないでしょう。 だからこそ、無くてもよい存在だからこそ頑張るのだとおもうのです。』最終巻の裏帯、この言葉が胸に刺さる。「ぼくらの」にも通じている、この作者の作品に共通するテーマだと思う。

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    2009年10月28日
  • 鬼頭莫宏短編集 残暑

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    鬼頭先生の初期作品を収めた短編集です。
    読後爽やかな気持ちになったり、思わず唸ってしまう話が多いです。
    長期連載している作品が先生の全てではなく、爽やかな作風も書くのかと
    見方が変わるのでお勧めしたい一冊。表紙も爽やかで好きです。

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    2009年10月15日
  • ぼくらの 9

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    死ぬってわかってるんだけど
    ドキドキしてみてしまいます。

    死ぬ前にヒトがどんなことするのか
    すごく興味本位でのぞいてしまいます。

    けれど全体的に子供達がすごく落ち着いていて、
    びっくりします。
    にっこりしたりしてすーとしんでいく!

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    2009年10月07日
  • なるたる(1)

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    この先生のまんが初めて読みましたけどもすげーえ鬱まんがだ!
    でもおもしろかった
    ひろこちゃんの話が一番鬱だったなあ…のり夫のエピソードも最終回もかなり鬱だけど…
    負の感情でもかまわないので、人の心を揺さぶる作品が好きなのでたまんないです

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    2009年10月04日
  • 勇者と探偵のゲーム

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    07/01
    まだ11本目。

    ---
    07/06
    ラストはまぁ予想通りというか、予想の範疇でした。
    ところどころに挿入されるラベノベの引用がどれも似たり寄ったりな文章で
    (わざとな気きもするけど)もう少し違う作者が書いてる感を出して欲しかったかな。

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    2009年10月07日
  • ヴァンデミエールの翼(2)

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    そこから産まれ そこに還る か
    オレまであの娘の 子供のような っておめーも違うんだっけ
    さようなら 小さな黒い翼の器
    街へ戻ったら大きな黒い翼を作ろう 名も知らぬ母のことを想って

    (第7話 ヴァンデミエールの火葬)

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    2009年10月04日
  • ヴァンデミエールの翼(1)

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    私のハネは飛ぶためにあるわけではありませんから 心配しないでください

    へえ じゃあ何のため?

    憐憫をさそうため

    (第2話 ヴァンデミエールの白翼)

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    2009年10月04日
  • 鬼頭莫宏短編集 残暑

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    【キスは、 それが僕の知ってた高田科子とは違うことを教えてくれた。】
    【ここでまた一人、 女の子が亡くなった。】
    【その花束は、まるで高田科子のために供えられているように思えた。】

    (第3話 華精荘に花を持って)

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    2009年10月04日
  • なるたる(12)

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    秕っていう名前
    私考えてたんだけど 本当はいい意味なんじゃないかって

    どうして?

    中身のない実 実ることのない種子
    子供をいつまでも手元に置いておきたい そんな親の気持ちが込められている気がする

    (第65話 あのやさしい私をよぶ声)

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    2009年10月04日
  • なるたる(9)

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    子供はいつまでも親のもとにはいないさ 親がたとえそれを願っても

    親がそれを言っては駄目だろう それは子供に枷をはめるだけさね
    仕方がないさ あたしはリョーリャの死の告知を18年待ったんだ なんてことないさ
    リョーリャの係わっているの意味はあたしにはよくわからないけど
    あたしはここに残らないと
    誰かがこの土地を守ってないと
    またあの子が あの子達が帰ってきた時のために
    まああたしは生きてないだろうけど 生きてた証が残るように

    (第45話 ロシアの母)

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    2009年10月04日
  • なるたる(8)

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    竜の子は生物以以外の物質を作り出せるという 彼らは原子を再構築しそれを望みの配列で空間に配列していく
    竜の子は核分裂 核融合を制御しているというのか? エネルギー収支はどうなっているのか
    そもそも 何故生命は作れないのか
    それはさらに深遠な問題にいきあたる
    生命とは何か?
    生命 有機体とそれを持たないモノとの違いは何か
    何故 生命は有機体から失われるのか
    なぜ有機体は死ぬのか
    死 死とは何だ?

    (第40話 火神の車)

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    2009年10月04日
  • なるたる(7)

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    昔から親殺しは他の殺しとは区別されていますよね 特に為政者がそれを嫌ってきたのはどうしてだと思います?

    親を権力者に見立てているからでしょう 弑するって言葉があるくらいだから

    もう一つ
    未来を否定しているから ですよ

    (第31話 そして,虚言)

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    2009年10月04日
  • なるたる(6)

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    シーナ 優しさだけじゃ全ての人を助けることなんてできないよ
    お父さんにお別れを

    ああっ ひろちゃんだめぇ

    あ?
    ホシ丸!!
    ホシ丸やめて
    ホシ丸!!
    ホシ丸!!

    (第29話 わたしの目は被害者の目 わたしの手は加害者の手)

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    2009年10月04日