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人類を滅ぼそうとする須藤(すどう)を止めるためシイナは飛び立つ。父とともに向かうその先に待つもの。そして、終焉(しゅうえん)の幕が引かれる。 ――世界は幕を下ろし、そして新たなカタチを知る。未来へ贈るメルヘン、完結!
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面白かったです。本当に地球から人間がいなくなったらいいなと思いました。他の生き物には生きていて欲しいけど。最後鶴丸はリュウガイになれたのかどうか、読解力のない私にはわかりませんでした。けどほしまるが可愛かったので最終的に面白かったですという感想です。
Posted by ブクログ
再読。 セカイ系やエヴァとの関連や影響などについてはもう繰り返さないが、 この表紙が(そしてシイナというキャラクターの、根の明るい健気さが)鬱展開を覆い隠すミスリーディングになっているのがおもしろい。 まどマギのQBからココペリを連想しホシ丸を思い出した次第なのだが、こういう誤読を誘うような...続きを読む仕掛けとしても、先行してるのでは。 シイナだけでなく、明を、 あるいは鶴丸を、のり夫を、 小森を、須藤を、さとみと文吾を、 貝塚ひろ子を、 あるいは母の美園を、父俊二を、 それぞれ主人公として想像できる物語の深みがある。これは強い。 さらに外部としてくりまみこがいる。この構図も強烈。 それにしても何度読んでも溜め息をつくが、シェオルの繰り出す「攻撃」の、荒唐無稽にして説得力を感じさせるすさまじさ。
未レビュー消化。どうしようもねぇ世界で精一杯まっすぐ生きてきた少女の話。秕の人生は大好きな人を失うことが多かった。最初に母から捨てられ、友を失い、最終的にすべてを亡くした。亡くしたからこそ産み出せる、クリの言っていた代替がきくからこそ命足りうるというセリフは鬼頭先生の一貫としたメッセージだけど最初は...続きを読む納得できなくて何回か読み返しました。 あれだけ自分を否定しながらも精一杯に生きてきた秕が最終的に自己を認め、残された世界で生きようとするなか、ああいった終わり方を描ける鬼頭先生はブレない人だなと思いました。無くてもよい存在だからこそ頑張る そう自分に言い聞かせてます
読み終わった後は数日寝込みたくなるくらい物凄く心に残る作品。とても良い漫画ですが、気軽におすすめ出来ない。帯のメルヘンがメンヘルに見える。
最初読んだときの感想⇒これなんてエヴァンゲリオン? 2周目⇒全然違った。伏線ほとんど回収されてた。空気だけで終わらせない構成が緻密。 3周目⇒読めば読むほど味の出る作品。分からないところは徹底的に調べたり、考えたりしたい。 鬼頭氏の容赦のなさがにじみ出てくる作品ですな!グロかったり残酷だったりする...続きを読むので、苦手な人は苦手。だがそこがいい! 伏線が巧妙かつ尋常ではなく深いので、素晴らしい作品だけど友人に勧められるようなものではないです。何周も何周もしていろんなことに気づきたい。
表紙とのギャップ! ぼくらのと同じく子供同士が竜を駆使して命をかけて戦う。まあ重い、よくある鬱漫画。終盤の男の子が殺されるシーンは本当にやるせない。ホシ丸の正体も全く想像してなかったけど、ちゃんと伏線は貼られてた。その点含めなかなか出来たストーリー。
あーこれは面白かった。この面白いは、ストーリーの中で「泣ける」「感動する」というところだけが後に残ったり、読んでいるときにそこだけを取り上げなくて良いところ。世界をつかむのに12巻までかかりましたよ~というのもある。何もつかめないままのあたまのなかもおもしろいし、ほしまるかわいいってだけでよんでたわ...続きを読むけではなく、それはそれなりに何か次の巻に行くきっかけはつかんでたけど、それがストーリーを追ってた、っていうように感じない。 はたして、わたしも何かの救いを求めていたのだろうか。ひとはどんな状況でもどちらの立場に立つのかを選ぶことができる、というこないだ夜と霧で読んだことを思い出した。てか状況が状況ですね。心の中でもとめてる孤独かんというか、自分の中が一番あたたかい、というのを感じました。そのことにはあまりやっぱり救いとか光はなくて、自分はどちらにも倒れられるんだなって。その選択権は光じゃなくて、重荷というかプレッシャーでもある。でもそこに人は入ってこない。
重版が長らくかかってなかったけどハマり出してから半年くらいでかかってくれたおかげでヤフオクとかに手を出さずに済んだ。 一度目はあまりの衝撃にもう二度と読まないかもな、と思ったが、とてつもないカタストロフィとなぜか泣けるラストをもう一度読んでみて、買ってよかったなと思った。
秕っていう名前 私考えてたんだけど 本当はいい意味なんじゃないかって どうして? 中身のない実 実ることのない種子 子供をいつまでも手元に置いておきたい そんな親の気持ちが込められている気がする (第65話 あのやさしい私をよぶ声)
最終巻。▼賛否両論あるらしいが、個人的にはかなり好きな終わり方。絶望のさせかたに容赦が無かったし。…うう、明ちゃん(涙▼丁寧に細かい点まで描いておけば、物凄く濃い、★5レベルの話になったのだろうが、どうも物事の推移を飛ばし気味で、ダイジェスト版のような印象を受けた作品だった。たぶん、他のメディアでき...続きを読むちんと描かれ直して再評価されるモノだと思う。残念というか、しかたないんだろうな というか。★3.5くらいかな。
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