鬼頭莫宏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一巻でどう終わらせるのかと思ったけど、結構まとめてきたな…不完全燃焼な感じだけど。桜山とお母さん達の過去とか心情とかはもう少し描いてほしかったな…それにもう暫く話が続いてほしかった…。登場人物の過去とか心情が端的に示されて、何となくは全体がわかるけど。
ハルはこの弟にしてこの姉ありなのか…社会不適合な何かの天才なのかな。ニコが複雑な心境を誰かとわかちあえたらいいな…桜山は面倒見よさそうだけど。イッサは案外自分のせいで母親を狂わせたのにショック受けてそう…でも、飲み込めてはいるのかな。
一夏ならぬ、一春の冒険みたいだったな…まあ、終わってない感じだけど…イッサとミツがどうなっていくのか気になる! -
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人生
ひとりひとりの短い人生と家族への思い。つらい話ばかりで息が詰まる。
市街地での戦いで家や人を押し潰してしまい多数の被害が出てしまう。恐ろしい…
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死に対する恐怖と生に対する絶望を持った子供達。武力を持つ大人達がなんとか事を納めようと出てくるがあっさりと敗北する。巻き込まれた子供達を助けようとする者は誰もいないのがつらい…
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全巻読んでの感想
結局、全巻購入してしまいました。
1巻で書いた、主に絵の違和感は相変わらず。
キャラのデザインは最後はかなり慣れたものの、やはり丁寧な描画と適当っぽい描画が混じっている気がする。
また、戦闘シーンの動きが全くダメなのも相変わらず。
また、作者の趣味で無意味に凝った車や兵器のデザイン等、さらには反米的な思想がうかがえる点等、なんだかなあという思いも感じた。
ただ、これらに関しては、今にして思えば「この物語自体、現実とは少しずれた別の地球」という事なのではないかと思う。
そう考えると、微妙なズレも全てキレイに説明が付く。
主人公たちのキャラ設定、これも中1と言うのはやはり -
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背景設定がすごい
独特な雰囲気。
まず読み始めて「まどマギじゃん」と感じた。
魔法少女が中学1年の少年少女に変わり、ロボットマンガ?になったような感じ。
ご丁寧にキュゥべえみたいなのまで登場する。
これは相当影響を受けているなと思ったが、調べてみると本作の連載が2003年11月からで、まどマギの放送が2011年1月から。
となると、逆にまどマギが本作の影響を受けている可能性が高い?
そう考えると、本作の発表当時としては非常に斬新な発想の作品だと言えるだろう。
話が進むにつれてどんどん明らかになる冷たく残酷な設定は圧倒的。
1話ごとに1人のキャラクターを深く掘り下げて描写するやり方は「鬼滅 -
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どう生きどう死ぬか
夏休みの臨海学校に訪れていたそれぞれ学校の違う十五人の子供たちは洞窟の探検中に一人の男と出会いロボットに乗って敵を倒すゲームをやらないかと持ち掛けられる。
軽い気持ちで契約した子供たちだったがゲームではなく実際に操縦して敵を倒すものだった。
その男、ココペリが試しにやるのを見た子供たちは次に自分たちがやることになり、ワクというサッカー少年が操縦席に向かい見事勝利を収める。
しかしその後彼は死亡。
その後に乗ったコダマも何とか敵に打ち勝ったあとに息を引き取ってしまう。
動揺する彼らにコエムシが告げたのはこのジアースと名付けられたロボットは操縦者の命と引き換えに一回駆動するという残酷なも -
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つらい
夏休みに過疎が進む海辺の村で開かれた学習交流自然学校に参加した十五人の中学生たちと小学生の子供は、探検中に見つけた洞窟で一人の男に出会う。
その男は自らをココペリと名乗り子供たちにロボットに乗って敵を倒すゲームをやらないかと契約を促し子供たちはそれに乗る。
ただのゲームだと思っていたがそんな彼らの目の前に巨大なロボットが出現。
そして目の前に現れたコエムシという奇妙なぬいぐるみのような生き物によってロボット内部に転送される。
ココペリが戦うのを見た子供の一人ワクが戦って見事撃退させるがその後彼は死亡。
その後は選民思想の激しい父親に育てられたコダマが戦うもその戦闘中に父親を巻き込ませ -
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名作
夏休みに学校の枠を超えた臨海学校に参加した中学生の男女が地球にやってくる未知の敵と戦う運命を背負ってしまうSFロボットものの第一巻。
過疎の進む海辺の村で学習交流自然学校が開かれた夏休み。
そこに15人の中学生と小学生が参加した。
和気あいあいという雰囲気で自然を満喫していた彼らだったが、参加者の一人、町洋子が見つけた洞窟に探検に行くことになる。
すぐに行き止まりがあるという予想に反して奥深くまで続いている内部に入っているとそこには大量のパソコンがあった。
そのすぐあとにそこを住処にしているらしいメガネをかけた男に遭遇する。
その男からゲームをしないかと持ち掛けられる子供たち。