夏休みの臨海学校に訪れていたそれぞれ学校の違う十五人の子供たちは洞窟の探検中に一人の男と出会いロボットに乗って敵を倒すゲームをやらないかと持ち掛けられる。
軽い気持ちで契約した子供たちだったがゲームではなく実際に操縦して敵を倒すものだった。
その男、ココペリが試しにやるのを見た子供たちは次に自分
...続きを読むたちがやることになり、ワクというサッカー少年が操縦席に向かい見事勝利を収める。
しかしその後彼は死亡。
その後に乗ったコダマも何とか敵に打ち勝ったあとに息を引き取ってしまう。
動揺する彼らにコエムシが告げたのはこのジアースと名付けられたロボットは操縦者の命と引き換えに一回駆動するという残酷なものだった。
いつ自分が死ぬかわからない中で日常を過ごす子供たち。
ある少年は残された家族が少しでも不便のないように過ごし、ある少女は自分で背負うという覚悟を日常生活の中で決断するようになる。
しかしあまりの事についに国防省が出てくることになる。
しかし実際の戦闘では空母や戦闘機も役に立たず結局子供たちが戦うしかないのだった……。
子供たちが危ない目にあっているのに何もできず任せるしかない大人たちの無力感がやるせない。