鬼頭莫宏のレビュー一覧

  • ぼくらの 7

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    コモみたいに、自分が消えてなくなるときには、世界の美しさや、いろいろなことに感謝しながら消えていけたらなーなんて。綺麗事だけど。

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    2012年06月30日
  • ぼくらの 6

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    切江みたいに全ての命を等価値に見てしまっていたら、きっと生きていくのは辛すぎるだろうな。切江を諭した田中さんの言葉は、当たり前と言ってしまえばそれまでなのだけれど、改めて言語化されて、頭で再認識すると、そうだよなぁと。
    命は主観的に見れば等価値じゃない。

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    2012年06月30日
  • ぼくらの 4

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    千鶴の家族のエピソードは、千鶴の姉への気持ちの描写が足りないから付け足したのかしら。姉のために世界を守る、一応辻褄あったかな。
    門司のエピソードは…切ない。互いが互いを思い過ぎる故に生まれる少しのすれ違い。決してハッピーエンドじゃない。でも、せめてナギとツバサが、門司を忘れずに生きていってくれれば、救われるなぁと。

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    2012年06月29日
  • ぼくらの 3

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    カコは、死を怖れる姿勢については一番人間らしかったかなぁと個人的には思う。
    千鶴は…悲しい。復讐をすることが許容される状況であり、それを容易くできる力を手に入れてしまったら、人は自分の復讐心を制御できるのか。
    この漫画は、人間が描かれている。そう思う。

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    2012年06月29日
  • ぼくらの 11

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    あんまりすっきりしないって聞いてたけどこれはこれで個人的には満足だなーと思った。
    宇白は、なにも事情を知らなければ悪魔、鬼畜と思える行為を選択し、それに及んでまでも、自身の世界を守るためにジアースを動かした。それに一番感動したな。
    やっぱりこういう、「戦いたくないのに戦わなくちゃいけない」という理不尽さが、創作上の戦いには欲しいな。人間は本質的には争いを好まないと信じたいから。

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    2012年08月09日
  • ぼくらの 11

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    話は全体的に暗いが内容は面白い。

    時間軸的に、エヴァ→ぼくらの→未来日記と流れていったのかなと。

    ロボットものと思いきや人間ドラマものです。

    分別のある中学生に読んで欲しい作品w

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    2012年04月19日
  • のりりん(1)

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    自転車マンガです。しかし、単に根性だけで自転車をこぎまわして、勝負をする作品ではありません。現実の自転車メーカー、一般ユーザーたちがかかえている負の特徴にも、目を向けています。もちろん、それだけでなく、自転車にのることの楽しみも描かれています。
    作者さんは自転車が、なんやかんやで好きなんだと思います。

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    2012年03月17日
  • ぼくらの 11

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    後味が悪い。もやっとする。読み終わったあとにぼーっと考え込まされてしまう。鬱屈してるのにどこか爽やかな漫画。

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    2012年01月30日
  • のりりん(4)

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    自転車の購入を検討している方、必見。
    今回は自転車(特にロード)の購入する際の
    検討すべき点が説明されています。

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    2012年01月28日
  • ぼくらの 2

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    ネタバレ

    なんということだ…。
    まさかこんな…。
    1人1殺のドラマだったとはな。
    (「殺」は己と敵、双方に対するものだが)
    毎回がエヴァの5巻…。
    エンドレスの切ない結末、そしてまた。
    ダイチィィィ!!!
    ナカマァァァ!!!
    うぁぁぁぁぁ

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    2011年10月16日
  • ぼくらの 1

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    セカイ系と称されているが、むしろセカイ系のフォーマットを利用して進化させたように感じさせる。


    戦っても死ぬ、戦わなくても死ぬ。どちらにしても「死」の運命にある無秩序状態の中で少年少女達は自分とは別の繋がり(社会)に何かを見いだして戦うのだ。


    セカイ系に顕著な自意識を社会にしか見いだせないように仕向けている設定は見事。それでいて、自意識を上手く表現している。

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    2011年09月16日
  • ぼくらの 1

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    私は原則として、「命」を題材にした作品に高い評価をしません
    「命」という最も大切な物をテーマにして書き上げた作品が
    つまらない物であるはずがないと信じているからです
     
    そんな私が例外的に高い評価を与えるのが、この作品です
     
    異界から攻め入ってくる謎のロボット
    戦う事ができるのは同じ謎のロボットだけ
    でもそのロボットは駆動する度にパイロットの命が代償になる
    そしてそのパイロットは子供達
     
    死の恐怖と向き合いながら、それでも戦いに臨む子供達
    彼らひとりひとりの内面が、実に丁寧に描かれています
    悩み苦しみ葛藤し、それでも自分なりの答えに辿り着き、
    戦いに臨む彼らは、儚くも美しく強く輝いて見えま

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    2011年09月28日
  • ぼくらの 11

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    ネタバレ

    巨大な人型兵器「ジアース」に乗って、地球の存亡を賭けて敵と戦う。
    戦闘に勝っても負けても、引き換えにパイロット1人の命が失われる。
    過酷な運命を背負わされた15人の少年少女たちの物語もいよいよ最終巻。

    小・中学生にとんでもないものを背負わせてます。

    個人的には、幼稚な選民思想を振りかざす者の存在や性と暴力の描写でムナクソ悪くなる前半より、敵の正体がわかる5巻以降が、俄然話に深みが増すので好きです。


    自分の死を前に、もうすぐ産まれる弟を思う阿野万記。
    義理の兄に寂しさを感じさせないためにあえて虐待を受ける宇白可奈。
    田中一尉、関さんの軍人魂を全うした死に様も立派でした。
    最後のパイロット

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    2011年05月30日
  • ぼくらの 1

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    これを読み終わったあとのやるせなさ・・。
    ロボット系漫画は少し苦手なのだが
    ぼくらのはすんなりと読めた。
    人物同士の絡みの描写が細かい。
    かなり重たい内容をサラっと描いてる
    感じ。
    何の罪もない未来のある子供達が
    戦って、死んでいくのに対し
    チズを妊娠させた先生が社会的制裁を
    受けずにのうのうと生きているのは
    憤りを感じるというか、鬱だなあやっぱり。

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    2011年05月28日
  • なるたる(1)

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    子供なりに精一杯考えているのだよ。たとえそれが間違っていても。

    後半の竜の子が世間に知れ渡ってからの軍事介入や人々のリアクションは時間がなかったのか、超早回し。
    その辺はぼくらのでまとめ直した感があるので、それを見るとわかりやすいかも。

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    2011年03月05日
  • ぼくらの 1

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    巨大ロボット、パラレルワールドと本格的SFの要素がありますが、やはり鬼頭さんなので、そこは、かなりの屈折した登場人物達の葛藤があります。
    テーマはF・ブラウンの「闘技場」かなぁ

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    2011年02月20日
  • なにかもちがってますか(1)

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    特殊な能力があるが自分は特別じゃないと思っている日比野。
    特殊な能力はないが自分は特別だと思っている一社。
    二人で世の中を正そうと…みたいな話。

    一社が言っていることは、できる人間からすれば正論のような気もするし、完全に否定することは難しい。屁理屈という言葉ですますのはずるい気がする。ただ、日比野が言うように『なにかまちがっている。』それを、これからはっきりさせていくのかなと思いながら読んでいます。

    この巻のラストは、日比野がはじめて自分の意思で能力を使おうと決意したシーン。意外なセリフでゾクッとした。

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    2013年02月11日
  • なにかもちがってますか(1)

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    ネタバレ

    これはいい!一社のとても中二的な発想とか、光の人を憎めない性格が相まって葛藤っぽい葛藤が繰り広げられている。しかし私の中の一社のイメージが完全に夜神月(笑)自分で能力を使えないってあたりは違うけど、極端な正義思考とかとてもそっくりだと思う。だがそこがいい。
    20年計画も一部盛り込まれてるあたりが何とも鬼頭氏らしい一作。一巻読み終わってこのわくわく感なのだからこれからも期待できるはず。
    あと各話タイトルがいちいち面白い。

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    2011年01月27日
  • ぼくらの 2

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    セカイ系とくくってしまえばそれまでなんだけど。
    エヴァの二番煎じといえばそれまでなんだけど。

    でも、アッツイ!!これはいい。

    あくまでもロボは器でしかなくて、そのなかで

    何を成すのか、子供たちはなにをするのか。

    ストーリーがしっかりしているから、感情移入できる。

    今まで思ってきたものや感じたことはほんとうに正しいの?
    そんなことを考えられるいい漫画。

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    2011年01月12日
  • のりりん(2)

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    これ、自転車が趣味じゃない人にこそ、読んで欲しいなぁ~! もちろん自転車趣味の人にもオススメです! 「お母さん」がイイ味出してます。^^;

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    2011年01月10日