鬼頭莫宏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人の常識ってなんだろか。なにかもちがってますがを見ていると色々悩みがちです。
お天道さまが見てる。イッサくんは今回もその性格よろしく持論をガンガン持ち出してきます。今回自分が引っかかったのは「お天道さまが見てる」というワードです。これは今まで地球上で暮らしてきた人類が創りだしてきた常識みたいなもので、わりと普通に暮らしていればそれが備わっていきます。だけれども、それを意に関しない輩もいるわけで、そういう輩にはなにが必要かといえばそれこそその常識よりも上回る心的負荷なわけです。この部分に関して言えば僕はイッサくんに共感するんですが、そのあとのポイント制はなかなか難しいんじゃないかと思いまし -
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Posted by ブクログ
なんだかんだ日本でめんどくさい立場にある自転車。乗る度に色々見えてくる自転車漫画第7巻。
それがルール。自分も自転車に乗っていて歩道を走るときなんかは躊躇したりしてますし、普通に逆走ともとれる側で走ってることがあります。自分で車を運転するようになって改めて自転車が邪魔くさく感じたし、歩道を走って、罪に問われないなら歩道を走ったほうが安全じゃないかなぁとも思いますけど、どうなんすかね。今回表沙汰にされた自転車にまつわる法律周りもシャレにならない時代に突入し始めてるんじゃないかなというのはひしひしと感じてるので、ここいらで一本かっちり決まってくれると楽そうですけどね。
走り始めて、色々と -
Posted by ブクログ
ウシロの話は結構意外だった。というのも、非常に緻密に計算されたストーリーの結論として、著者が伝えたかったことはこれなのかと。
一見ロボット物だけど描かれているのは中学生の心情…と見せかけて、最終的には子供が操るロボットによって罪のない市井の人々が次々と死んでいくのを見せたいという、既存の勧善懲悪ロボット作品への少々趣味の悪い反抗のように思われてしまった。「それがセカイ系だよ」と言われてしまったら、何も言い返せないけど。
中学生の心情といっても、現実離れした問題を密かに抱える相当に変な連中ばかりで、正直言って感情移入は難しい。特にチズとモジの話は薄っぺらく、なんだかなあと。単純なきらいがある