鬼頭莫宏のレビュー一覧

  • ぼくらの 1

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    少年少女が戦いにかり出される話。その姿は、旧日本軍の特攻隊を彷彿とさせる。「正義を振りかざし、敵を倒す」という王道ロボット作品とはほど遠い作品。日本人の持つ、散り逝くものに対する美意識を刺激される。

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    2011年10月30日
  • ぼくらの ~alternative~3

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    ネタバレ

    コダマはアニメと随分印象が違う話になってますね。
    小説版だとカコみたいな感じだったと記憶しています。
    自分に大きすぎる力を受け入れて、上手く使えたんじゃないでしょうか。
    ダイチと視点が入れ替わりながら話が進んでいくのも面白いです。
    その結末が何とも、悲しいというべきか・・・上手い表現ができません。
    それでもコダマは精一杯、ベストは無理でもベターを目指して奮闘できたと思います。
    戦闘自体は圧倒的、という感じですね。

    アンコのアウェー戦はなかなか・・・精神的に厳しいでしょう。
    自分達が勝てば、と頭で解ってはいても、迷うのではないでしょうか。

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    2011年10月18日
  • ぼくらの 4

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    ネタバレ

    メカニック解説付き。
    モジの回想。冷静な彼はやはり冷静なのだが、
    彼がジアースで戦闘する理由はなかなかにベタな理由だった。もちろん好物である。
    はなしはまだまだ続く…

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    2011年10月17日
  • ぼくらの ~alternative~2

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    ネタバレ

    最初の第5章では、大人が介入するとこうなる可能性もあるなぁと感じました。

    最初の敵は、アニメにもいましたね。
    アニメではキリエでしたか、洋梨のような相手だったかな・・・
    あの時は相手が自滅し、動かしていなくてキリエが2戦したのですよね。
    関さんのピンポイント攻撃要請がそのまま通ってしまえば、同じ様にワクは死ななかったのでしょうか。

    チズの子どもが・・・、という件はちょっと都合が良すぎるんじゃないかという印象が強いです。
    手足をめちゃめちゃに振り回すって事はないんじゃないかな・・・
    なんか腑に落ちない話です。

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    2011年10月13日
  • ぼくらの ~alternative~1

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    ネタバレ

    アニメを見終わってから読み始めました。
    原作の漫画は読んでませんが、プロローグから教師の戦闘までは似通った構成ですね。
    alternativeという副題もありますし、全く違う出だし、全く違う登場人物で良かった様に思います。

    アニメ版と比較すると微妙に登場人物の役割が違う所が面白いです。
    敵の外観も異なりますし、展開も異なるので、最初に小説から入るのと、アニメや原作に触れてから読むのでは印象が違ってみえるかもしれません。
    あとがき、というか「かいせつ」を原作者が書かれているのですが、そちらも面白いです。

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    2011年10月13日
  • ぼくらの ~alternative~5

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    ネタバレ

    「ぼくらの」パラレルワールド、完結。
    カンジの戦いが余りに酷。読んでいて辛かった。
    マーヤの目的が現実離れしており、違和感が残るものの、原作・他の平行世界での人間関係やそれぞれの人物の気持ちやなんかを色々と想像させられ、彼女の存在は本作において成功ではないかと思う。
    彼女の戦いにも泣かされた。
    「ぼくらの」世界の行く末をモジとウシロに託し、別々の道を歩ませるという発想は、原作ではあり得ず、こちらも個人的には良かった。
    ただ、原作以上に酷な未来ではあると思う。。。。(対談では原作の方が酷、と書かれているが)

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    2011年10月05日
  • ぼくらの ~alternative~3

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    ネタバレ

    「ぼくらの」パラレル設定小説、本巻では更に評価を上げたい。
    原作のコダマは、ただ「力」を得て悦に入った子どものままだったが、本作コダマは悩み、考え、変わる事が出来、小さな幸せを護った。
    また、マコは大切なものに見守られて孤独でなく逝った。
    アンコはここまで考えの浅い、普通の幼い少女だったものが、世の善悪の矛盾や不公平を知り、それでも尚自らを肯定して、むごい状況を戦い抜いた。

    ここまでで1つ、解ったのは、この作品の著者が原作「ぼくらの」と、その登場人物たちをとても愛している、という単純な事実。
    だから、惨く、切ない設定で彼らが無残な終わりを迎えても、読後感が悪くない。
    だからこそ、まんがを読ま

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    2011年10月03日
  • のりりん(3)

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    ロードバイクの解説がとってもためになる。
    今の規格は「早く走れないように」の規格なんですね。
    自転車初心者&玄人両者ともに楽しめます。

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    2011年09月20日
  • のりりん(2)

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    ネタバレ

    自転車系って最初短期間特訓て定番だな。
    まあそのほうが、素人同然のチャリも興奮して読める。
    絵柄いいなー

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    2011年09月19日
  • ぼくらの 1

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    ☆4:死ぬなら一思いに殺してくれ・・・

    感想:まず、SFだって割り切らないと、こんな人いないよ~って思ってしまう。それは、読む前に負けている。(なにに?)最初にロボット物だと思わせといて、基本線はヒューマンドラマである。近い将来に死ぬことが決まった少年少女が結構ダークだけど、かなり読ませてくれる。内容も4話ぐらいで一人づつ進むスピードが読みやすい。エヴァ好きなら面白く感じると思う。

    紹介文:有志の臨海学校に参加した15人の少年少女が巨大ロボットに乗るゲームに参加することになった。しかし、このロボットに乗る戦いはゲームなどではなく、生死をかけた本物の戦いだった。そして、15人が順番に操作する

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    2011年10月30日
  • ぼくらの 4

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    チズ戦完結、モジ戦開始の巻。
    当初から冷静沈着に状況を見てきたモジ。実戦でここまで苦戦するとは正直思わなかった。また、裏がありそうな性格だなぁ、と思っていたのも裏切られ、本当に「いいヤツ」だった。素直に応援できるモジ。チズに対しては複雑な感情もあり、鬱&凄惨度UPだったが、次巻は切なさ&やり切れなさがまたUPしそうな予感。

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    2011年10月26日
  • ぼくらの 3

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    本巻で、漸く国の大人たち(第3者)が関わってきます。
    彼らは真摯に少年少女に相対しているように見えますが、一方他の契約者に関係する大人たちの余りの醜さに吐き気を催します。
    3巻で戦いに臨むカコ・チズは2巻で登場した2人とは対極の、人間的過ぎる2人。移入しすぎて苦しくなる巻。
    カコの死に様は正直自分が受けた傷のようで痛かった。
    次巻でチズの下す決断が楽しみ(辛い)。

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    2011年10月26日
  • ぼくらの 2

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    「ぼくらの」第二巻は、あまりにいじらしい、ひたむきな子どもが死んでいきました。
    正直1巻を読み始めた時には「エヴァ?」と思ってしまう雰囲気でしたが、ここにきてはっきりと立ち位置の違いを感じます。
    彼ら・彼女らが身を挺して護った後の地球に、自分達は居ないのだから。
    切な過ぎます。

    伏線張られてきました。この後どういう着地をしてくれるのか、まだ頑張って避けて来ているので、楽しみ(?)です。

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    2011年10月26日
  • ぼくらの 1

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    望まないのに力を与えられてしまった中学生達のそれぞれの物語。
    自らの命と引き換えに地球を守る事になってしまった子どもがどうなっていくのか。第一巻です。
    様々に評価が高かったので気にはなっていたのですが、絵柄がちょっと。。。で放置されていたものを、信頼するブロガーさん絶賛でついに手に取りました。
    結果。
    大人買い。

    第一巻という事で、本巻ではまだ伏線らしきものも少なく、謎ばかりですが、それが鬱に拍車をかけています。登場人物の外見の幼さが更に鬱。誰にでも薦められないので★-1ですが、ストーリーの導入としては大絶賛の★5つです。
    個人的には中・高生の感想を聞いてみたい。

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    2011年10月26日
  • のりりん(1)

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    最近流行りのロードバイクをテーマにした漫画です。序盤では自転車についての知識や、部品の説明、選び方なども触っているのでロードバイクに乗って見たい!と思う人は自転車を調達する前に読んでみるのが良いかも?

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    2011年08月27日
  • ぼくらの 11

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    最初アニメで見ていて、途中で見れなくなってしまったので改めて漫画で読んでみました。
    アニメは、大体単行本の3巻くらいまでしか見てなかったんだな。

    正直、アニメを見ている時は「可奈ちゃんだけでも生き残らないかな。ウシロは死ななさそう」と思ってたんですが(^^;)、揺るがなかったですね、その辺は。

    「戦うエネルギーは操縦者の命で、戦いが終われば操縦者は死ぬ」っていうのは中二病っぽい設定だなと思ったんですが(中学生くらいが漫画で書きそうな、という意味)、それによって作者が表したかったであろう思いをしっかり描ききった作品だと思います。

    そもそも、最後に生き残ったら、それまで命を賭して戦い死んでい

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    2011年08月25日
  • のりりん(3)

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    等々力との勝負に決着。…って横断歩道使うのってアリなの?(笑)
    自転車素人なので、空力フレーム規制のくだりは、ナルホドと思った。F1のレギュレーション変更の構造と一緒だね。
    カラモモさんは丸子くんに惚れなおしたぞ。あとは丸子くんしだいだ。

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    2011年08月15日
  • のりりん(1)

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    これは良い漫画。
    鬼頭先生が青年誌で普通のスポーツ漫画を描いてるっていうのだけでも興味深いんですが、中身がこれまた面白い。
    ロードバイク漫画といえばOver Driveくらいしか知らなかったのですが、鬼頭先生の飄々と淡々としたテンポで描かれると身構えずにグイグイ読める。
    そして奥深いロードの世界。ハマるの分かります、これは。
    そしてちゃんとスポーツの熱血もあり!
    自転車を毛嫌いする丸子といい、謎の輪の母・陽子といい、一筋縄ではいかない登場人物もまた良いのです。

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    2011年05月19日
  • ぼくらの 11

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    地球を守る側から一転侵略者側へ。
    来るだろうと思っていた事態がラストに。
    可奈戦後の可奈のリアクションや宇白父の憤慨等、
    こういった反応を徹底的に隠してきた。
    それらを想像に任せる手法を最後まで貫いた。
    だからこそ関さんや田中さんが輝いて見えるし、
    「みんなが主人公」にも見えた。
    実に淡白だったと言えばそれまでだが、
    何がしたかったか分かれば納得のいく構成だったと思う。

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    2011年05月16日
  • のりりん(2)

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    ネタバレ

    自転車乗りたくなります。
    つくづく、スポーツって理系の人のものだなあ。メカニックなことになるとまったくついていけませんが、ウェアとかヘルメットとか、なるほどなあってちょっと思います。
    カバー袖の作者のヘルメットの数が尋常じゃない。真の自転車好きが本当に描きたくて描いてるんだなあ。

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    2011年04月21日