鬼頭莫宏のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレコダマはアニメと随分印象が違う話になってますね。
小説版だとカコみたいな感じだったと記憶しています。
自分に大きすぎる力を受け入れて、上手く使えたんじゃないでしょうか。
ダイチと視点が入れ替わりながら話が進んでいくのも面白いです。
その結末が何とも、悲しいというべきか・・・上手い表現ができません。
それでもコダマは精一杯、ベストは無理でもベターを目指して奮闘できたと思います。
戦闘自体は圧倒的、という感じですね。
アンコのアウェー戦はなかなか・・・精神的に厳しいでしょう。
自分達が勝てば、と頭で解ってはいても、迷うのではないでしょうか。 -
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「ぼくらの」パラレル設定小説、本巻では更に評価を上げたい。
原作のコダマは、ただ「力」を得て悦に入った子どものままだったが、本作コダマは悩み、考え、変わる事が出来、小さな幸せを護った。
また、マコは大切なものに見守られて孤独でなく逝った。
アンコはここまで考えの浅い、普通の幼い少女だったものが、世の善悪の矛盾や不公平を知り、それでも尚自らを肯定して、むごい状況を戦い抜いた。
ここまでで1つ、解ったのは、この作品の著者が原作「ぼくらの」と、その登場人物たちをとても愛している、という単純な事実。
だから、惨く、切ない設定で彼らが無残な終わりを迎えても、読後感が悪くない。
だからこそ、まんがを読ま -
Posted by ブクログ
☆4:死ぬなら一思いに殺してくれ・・・
感想:まず、SFだって割り切らないと、こんな人いないよ~って思ってしまう。それは、読む前に負けている。(なにに?)最初にロボット物だと思わせといて、基本線はヒューマンドラマである。近い将来に死ぬことが決まった少年少女が結構ダークだけど、かなり読ませてくれる。内容も4話ぐらいで一人づつ進むスピードが読みやすい。エヴァ好きなら面白く感じると思う。
紹介文:有志の臨海学校に参加した15人の少年少女が巨大ロボットに乗るゲームに参加することになった。しかし、このロボットに乗る戦いはゲームなどではなく、生死をかけた本物の戦いだった。そして、15人が順番に操作する -
Posted by ブクログ
望まないのに力を与えられてしまった中学生達のそれぞれの物語。
自らの命と引き換えに地球を守る事になってしまった子どもがどうなっていくのか。第一巻です。
様々に評価が高かったので気にはなっていたのですが、絵柄がちょっと。。。で放置されていたものを、信頼するブロガーさん絶賛でついに手に取りました。
結果。
大人買い。
第一巻という事で、本巻ではまだ伏線らしきものも少なく、謎ばかりですが、それが鬱に拍車をかけています。登場人物の外見の幼さが更に鬱。誰にでも薦められないので★-1ですが、ストーリーの導入としては大絶賛の★5つです。
個人的には中・高生の感想を聞いてみたい。 -
Posted by ブクログ
最初アニメで見ていて、途中で見れなくなってしまったので改めて漫画で読んでみました。
アニメは、大体単行本の3巻くらいまでしか見てなかったんだな。
正直、アニメを見ている時は「可奈ちゃんだけでも生き残らないかな。ウシロは死ななさそう」と思ってたんですが(^^;)、揺るがなかったですね、その辺は。
「戦うエネルギーは操縦者の命で、戦いが終われば操縦者は死ぬ」っていうのは中二病っぽい設定だなと思ったんですが(中学生くらいが漫画で書きそうな、という意味)、それによって作者が表したかったであろう思いをしっかり描ききった作品だと思います。
そもそも、最後に生き残ったら、それまで命を賭して戦い死んでい