【感想・ネタバレ】ぼくらの ~alternative~3のレビュー

あらすじ

アニメも大反響御礼! 「ぼくらの」アナザー地球編

ついに、日本の軍部に身柄を拘束された、子供たちの巨大ロボット──≪人形≫。その情報は密かに全世界へと流され、アメリカは「日本は大量殺戮兵器を隠している」という考えに至る。「命は、結局、使い捨てられていくもの。そして、個々の命にたいした違いはない。死んでいった仲間も。俺も、親父も」……ついに国家間の関係までもがあやしくなり始めた終末的世界で、≪敵≫との戦いに選ばれた操縦者・コダマはなにを思い、≪人形≫に乗り込むのだろうか。月刊IKKI連載マンガ『ぼくらの』! 原作者も大推薦、待望の第3巻登場!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

原作越え鬱展開ノベライズ第3弾。,コダマ、マコ、アンコ登場。意外にも感動エピソードが続きます。,コダマ:典型的な中二病キャラのはずが、丹念に思慮を重ねて自省していく過程が描かれます。,一般人としてダイチも登場。,コダマが懸命にダイチ兄弟たちを救うシーンが印象的でした。,原作通りのコダマだったら、踏み潰していたところでした。よかった。よかった。,マコ:原作のナカマの容姿、実母+マキの趣味、養父母を合わせたキャラです。,戦闘中にオタクのお父さんが指示を出すところが感動的です。,アンコ:戦闘前のホームと戦闘時のアウェイで、重度の鬱展開に見舞われてしまいます。,しかし、ラストにかけて感動的な幕引きが用意されています。,

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2018年10月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ぼくラノ第三巻。コダマ、マコ、アンコ編を収録。
コダマが原作のキャラ設定をしっかりとベースにしたうえで、原作と異なる経緯で変わっていく過程、そして闘いへの覚悟等が丁寧に描写されていてとてもかっこよかった。
パラレルワールド同士の潰し合いという設定を最大限生かした形で登場した、ダイチの登場はストーリーも合わせて卑怯なくらいにズシッと来た。
アンコに用意された状況が原作以上にえげつなくて驚いた。
原作を読んだ上で読むことがオススメ。

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2013年07月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コダマはアニメと随分印象が違う話になってますね。
小説版だとカコみたいな感じだったと記憶しています。
自分に大きすぎる力を受け入れて、上手く使えたんじゃないでしょうか。
ダイチと視点が入れ替わりながら話が進んでいくのも面白いです。
その結末が何とも、悲しいというべきか・・・上手い表現ができません。
それでもコダマは精一杯、ベストは無理でもベターを目指して奮闘できたと思います。
戦闘自体は圧倒的、という感じですね。

アンコのアウェー戦はなかなか・・・精神的に厳しいでしょう。
自分達が勝てば、と頭で解ってはいても、迷うのではないでしょうか。

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2011年10月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ぼくらの」パラレル設定小説、本巻では更に評価を上げたい。
原作のコダマは、ただ「力」を得て悦に入った子どものままだったが、本作コダマは悩み、考え、変わる事が出来、小さな幸せを護った。
また、マコは大切なものに見守られて孤独でなく逝った。
アンコはここまで考えの浅い、普通の幼い少女だったものが、世の善悪の矛盾や不公平を知り、それでも尚自らを肯定して、むごい状況を戦い抜いた。

ここまでで1つ、解ったのは、この作品の著者が原作「ぼくらの」と、その登場人物たちをとても愛している、という単純な事実。
だから、惨く、切ない設定で彼らが無残な終わりを迎えても、読後感が悪くない。
だからこそ、まんがを読まずに本作は読んではいけないと断言する。でなければその愛情を感じられないと思うから。
ダイチの希望、マコの喜び、アンコの苦悩、そんなものも。

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2011年10月03日

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