浅葉なつのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレあらすじに惹かれて買った一冊
途中までは、登場人物のやりとりが軽快だし、どのキャラがいいなくらいにしか思ってなくて、遂には一回読めば満足かもとまで思ってた
でも、ガムランの演奏を聴いたシーンからちょっと印象が変わった
ガムランにせ、沖縄民謡にせ、最後のシャコンヌにせ、音は一切聞こえてこないし、曲を知らないから聞こえてくるはずもないのに、文章だけで感じるものがあって、一気に惹き付けられてしまった
全体的にテンポもいいし、それぞれが音楽を通じて、価値観・世界観が変わったり、成長したりしてるのも結構好き ラストも思わずうるうるしたし
でも、最後の展開は、一部不満
無事に智也の誤解は解け、お父さん -
Posted by ブクログ
職場環境に不満を持つ、斜に構えた感じの主人公が怪しげな煙草を吸ったせいで空に魚が見えるようになってしまう話。働き始めて数年目、なんとなく仕事にも私生活にも先の希望が持てない空虚さを抱えた主人公の心情は……残念ながらちょっと共感できるところもあって泣けた。個性的な魚が見えるようになってしまった仲間たちと接するうちに主人公に訪れる変化も泣けました。読むタイミングもあったんだろうけど、やたら涙腺を刺激されたお話です。
お話の仕掛けを知ってしまうと見たい、というのは危険な気もするけど、それでも空に泳ぐ魚はちょっと見てみたいな。綺麗な光景なんだろうな、と思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ♪さかな、さかな、さかなぁぁ〜。
メディアワークス文庫賞受賞作も納得の好作品じゃない?
多少やり過ぎな部分や、青臭くて恥ずかしいけど...
正に大人の読めるライトノベルの王道の様で、いい青春小説
だと思います。ライトノベルとしての肝であるキャラも
チョイ役ですら、愛嬌があって個性もあって、しっかりと
キャラ立ちしてます。いきなり魚が...しかも無数の魚が
視界の中を泳ぎ回るという突拍子のない設定も、不思議と
バカバカしくなく、むしろファンタジックだし、鳴く事も
なく、ただそこを泳いでるっていうのがいいよね。
やっぱりいいわ〜、お魚。
夢を諦めるな...とか声に出して言うとバカっぽいけど
こう -
Posted by ブクログ
なんか、こういう時(東日本大地震)に出会った本だから、とても感慨深い。
と言っても、最初は表紙買いだったんだけど。
見えてもいいな、って思った。
最初はパニックになるだろうけど。
自分に向き合う為に、出てきてくれたのなら。
文体は有川浩さんって感じで好き。
途中でオチなんかもわかっちゃう感じだったけど、それでいい。
お兄ちゃんと中津さんのその後だけが気になってしまう!
ヒノトが好き。ああいう女の子になりたい。相手をまっすぐ見られる目。
自分の心の奥底にしまったものたち。
なかったことにしてる想い。
思い出すの、ちょっと苦しいけど、
きっといつか、ちゃんと見れるとおもうんだ。