ヤマウチシズのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ初っ端からほんのりネタバレでいきます。
1冊で1つの物語・長編でした。
櫛木理宇さん、書くの早くてどんどん刊行されますが、やっぱり短編3話で1冊は読み重ねると物足りなさが生まれてしまうみたい。
(もちろん短編もしっかりとした物語なのだけど!)
長編読んで、「そうそう、この充足感を求めていたのよ」と思う程度に、物足りなさ生まれてました。
長編読むと物語の作り込み方の緻密さと、それをライトに読める文章にしている、櫛木理宇さんの技術感じますね。
前半までは、出てくる人物の多さ(特に今回は同じような年頃だったり、同じような境遇だったり、そうにう「似たような」人物が多さ)に、
よく分からないながら -
購入済み
ワハハ
今回もあっという間に読了しました。面白かった!オカルトと神話と事件が絡みあい、どんどん読み進めました。それにしても、森司くん、自分が何を口走ったか知ったら、恥ずか死んじゃうじゃないでしょうか。でも、こよみちゃんは気合が入ったようで、良かった良かった。
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購入済み
駆け抜けた
あー面白かった。駆け抜けるように終わってしまったけど、エンディングには気になることが。まだ終わりじゃないのね。森司くんとこよみちゃんはクリスマス・イブのデートまでして、学生には高価なアクセサリまで贈ったまでして、まだ付き合ってないことになっているのだろうか。二人のことはそっと見守り続けるとするか。
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Posted by ブクログ
第19弾。だけれど二人の仲の進展は……うーん、ま、こんなもんでしょか。全くの進歩がないわけではないけれど。その他オカ研メンバーの気持ちはよーく分かるぞ。
ホラーの部分は今回も怖いです。ほんわかムードに騙されずやっぱりどこまでも怖い。しかし実は一番怖いのって幽霊……よりも生きている人間……よりも……雪っ!? これは雪国の人なら共感できるのでしょうか。閉じ込められるって驚愕すぎます。全然ロマンチックじゃないんだ。
というのはさておき。「四谷怪談異考」が凄いです。ざっくりとしか知らなかった「四谷怪談」も分かりますし。それになぞらえた現実の事件の謎解き、そしてラストの一番恐ろしく惨たらしい真相の解明ま -
Posted by ブクログ
ネタバレリアルクリスマス時期になるまでと思って積読していた件。
森司とこよみちゃんのクリスマスデートにいっぱいいっぱいな両片思いカップルの外野で事件が起きすぎである。
途中までこの二人、完全に蚊帳の外である。
というか、オカ研のみんなが敢えて巻き込まないようにしていたので。
こんなにバックアップしてもらっていて、まだ付き合ってないんだって、この二人。
そろそろ「いい加減にしろよ」とツッコミを入れたくなってきた。
主人公未カップルを蚊帳の外に、でも事件は今後にも繋がる伏線を残すものも。
クリスマスイヴだというのに、特に部長は推理の面で大活躍。
お疲れ様です。
部長の蘊蓄がいつもに増して興味深くて大満 -
Posted by ブクログ
ネタバレお、小山内!!
お前、告白だなんて...!
最近めっきり出番がなくなって、登場人物一覧の挿絵にいるものの間隔が空きすぎて誰だっけ?となっててもおかしくない小山内が...!
灘が森司が両片思い状態なもんだから扱いにくいキャラになっちまった小山内が...!!
告白!!
お前やったよ....!
玉砕は目に見えてるけどやったよお前...!
...と思ったら嘘かい!!
おれの賞賛を返せと思わず口に出してしまった。
とはいえコレで灘と森司の間を阻むものは無くなったわけだ(そんなものがあったかと言われれば疑問だが)
いやあそれまで色々感想があったがエピローグで全て吹っ飛んでしまった。
もう16巻なのだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ村が秘めた過去の所業から生まれたしきたり
「7の倍数で・・・」この子のななつのお祝いに
瓜子姫の話を知る(民俗学のるつぼみたいな印象)
「瓜から生まれた瓜子姫」パクリではなく植物由来
の主人公の民話で、歌いながら機織りをするがアマ
ノジャクに騙されて誘拐・・・後のバリエーション
は多い
柿の木を登らされ墜落死
剥いだ皮で成りすまし老夫婦に姫の肉料理を喰わす
化けた天邪鬼を姫の骨から化生した鳥が告発
殺された天邪鬼の血でソバの根が赤く染まる
桃太郎・シンデレラ・猿蟹合戦・おおかみと七匹の
子ヤギ・そらまめとわらすみ・カチカチ山と同じ様
だが瓜子姫の物語は桃太郎よりも古いらしい
興味深いじゃな