ヤマウチシズのレビュー一覧

  • ホーンテッド・キャンパス オシラサマの里【電子特典付き】

    購入済み

    シリーズ久しぶりの長編はとても面白かったです!
    過去に起こった連続幼女殺人事件と部長が向かった村に伝わる三十三年に一度の儀式
    様々な謎と思惑、そしてオカ研メンバーも導かれるように村へと向かい全ての要素が揃った時……
    Jホラーというか、「和」というよりは「日本的」という感じの怖さ雰囲気がとても好みでした

    #胸キュン #怖い #ダーク

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    2022年12月11日
  • ホーンテッド・キャンパス オシラサマの里【電子特典付き】

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    ネタバレ

    初っ端からほんのりネタバレでいきます。

    1冊で1つの物語・長編でした。
    櫛木理宇さん、書くの早くてどんどん刊行されますが、やっぱり短編3話で1冊は読み重ねると物足りなさが生まれてしまうみたい。
    (もちろん短編もしっかりとした物語なのだけど!)
    長編読んで、「そうそう、この充足感を求めていたのよ」と思う程度に、物足りなさ生まれてました。

    長編読むと物語の作り込み方の緻密さと、それをライトに読める文章にしている、櫛木理宇さんの技術感じますね。

    前半までは、出てくる人物の多さ(特に今回は同じような年頃だったり、同じような境遇だったり、そうにう「似たような」人物が多さ)に、
    よく分からないながら

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    2022年10月11日
  • ホーンテッド・キャンパス だんだんおうちが遠くなる

    購入済み

    ドキドキびっくりするような怖さではなく、ジワジワ怖い家族にまつわるお話を収録。
    四谷怪談を題材にした話があり、ぼんやりとしか知らなかった内容を知れたのが面白かったです。
    四谷怪談が長年語り継がれるのはいつの世も伊右衛門のような「まるであいつみたい」なワルがいたり、お岩に類する女性たちの影を四谷怪談に見出すからだという部長の話になるほど。
    こよみちゃんと森司の仲も相変わらずでほっこりします。

    #ダーク #怖い #胸キュン

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    2022年09月11日
  • ホーンテッド・キャンパス オシラサマの里【電子特典付き】

    購入済み

    ワハハ

    今回もあっという間に読了しました。面白かった!オカルトと神話と事件が絡みあい、どんどん読み進めました。それにしても、森司くん、自分が何を口走ったか知ったら、恥ずか死んじゃうじゃないでしょうか。でも、こよみちゃんは気合が入ったようで、良かった良かった。

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    2022年09月03日
  • ホーンテッド・キャンパス オシラサマの里【電子特典付き】

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    祝デビュー10周年!
    他の小説も映画化されるなど著者の活躍が期待されます。

    今回組み込まれた現代社会は「共同親権」か。
    現代と過去を考えると、昔も今も地続きなのだと気付かされる(もちろん物語の世界はフィクションだが)
    この地続き設定が良い味を出しており、言い伝えや怪異やカミサマと現代社会で舞台が整う構成が毎度素晴らしい。

    前の巻を読み返したりすることも増えて来たので、舞台や登場人物、各巻の解説本などもそろそろ欲しくなる頃合いか
    (などと甘えてみたり)

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    2022年08月27日
  • ホーンテッド・キャンパス 待ちにし主は来ませり

    購入済み

    駆け抜けた

    あー面白かった。駆け抜けるように終わってしまったけど、エンディングには気になることが。まだ終わりじゃないのね。森司くんとこよみちゃんはクリスマス・イブのデートまでして、学生には高価なアクセサリまで贈ったまでして、まだ付き合ってないことになっているのだろうか。二人のことはそっと見守り続けるとするか。

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    2022年07月18日
  • ホーンテッド・キャンパス だんだんおうちが遠くなる

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    第19弾。だけれど二人の仲の進展は……うーん、ま、こんなもんでしょか。全くの進歩がないわけではないけれど。その他オカ研メンバーの気持ちはよーく分かるぞ。
    ホラーの部分は今回も怖いです。ほんわかムードに騙されずやっぱりどこまでも怖い。しかし実は一番怖いのって幽霊……よりも生きている人間……よりも……雪っ!? これは雪国の人なら共感できるのでしょうか。閉じ込められるって驚愕すぎます。全然ロマンチックじゃないんだ。
    というのはさておき。「四谷怪談異考」が凄いです。ざっくりとしか知らなかった「四谷怪談」も分かりますし。それになぞらえた現実の事件の謎解き、そしてラストの一番恐ろしく惨たらしい真相の解明ま

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    2022年04月21日
  • ホーンテッド・キャンパス だんだんおうちが遠くなる

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    このシリーズを読み始めて8年近く経とうとしてる。中学の時に読んだ森司は大学1年生。大学四年生の時に読んだ森司は大学3年生。とうとう彼らの年齢を追い越してしまった。彼らはまだ付き合ってすらいない。

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    2022年01月24日
  • ホーンテッド・キャンパス だんだんおうちが遠くなる

    購入済み

    虐待

    今回は虐待がテーマ。かつて虐待を受けた人にもたらされる様々な影響。その一つである攻撃者への同一化というのは恐ろしい現象だ。虐待被害者が、受けた被害と似たようなことを他者にしてしまう。自分が加害者になることで、自分は被害者ではないと信じ、自己防御する反応らしい。自分の行動がおかしくなったら、気をつけようと思う。

    #怖い #タメになる #胸キュン

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    2022年06月19日
  • ホーンテッド・キャンパス だんだんおうちが遠くなる

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    ネタバレ

    今回黒沼部長のうんちくで面白かったのが、四谷怪談の話!
    赤穂浪士が関わってたのは知ってたけど
    民谷伊右衛門の話、案外知らない事が多いと気づきました

    占い師の裏側とか、旧家のしきたりとか
    今回も面白かった‼️

    八神君とこよみちゃん、惜しかったねwww
    まぁ絶対邪魔が入ると思ったけどwww
    いつになったら両思いと気がつくのか
    オカ研のメンバーにいじられて可愛い❤️

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    2022年01月14日
  • ホーンテッド・キャンパス 待ちにし主は来ませり

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    ネタバレ

    リアルクリスマス時期になるまでと思って積読していた件。

    森司とこよみちゃんのクリスマスデートにいっぱいいっぱいな両片思いカップルの外野で事件が起きすぎである。
    途中までこの二人、完全に蚊帳の外である。
    というか、オカ研のみんなが敢えて巻き込まないようにしていたので。
    こんなにバックアップしてもらっていて、まだ付き合ってないんだって、この二人。
    そろそろ「いい加減にしろよ」とツッコミを入れたくなってきた。

    主人公未カップルを蚊帳の外に、でも事件は今後にも繋がる伏線を残すものも。
    クリスマスイヴだというのに、特に部長は推理の面で大活躍。
    お疲れ様です。
    部長の蘊蓄がいつもに増して興味深くて大満

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    2021年12月28日
  • ホーンテッド・キャンパス 待ちにし主は来ませり

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    久々の長編で、しかも各部員の別行動パートもあるという特別感満載な巻。ホーンテッドキャンパスの面白いところの一つとして、ホラーでありながらホラー意外のトリックも充実してるところがある。
    しかし泉水はほんと男前だよなぁ。

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    2021年12月14日
  • ホーンテッド・キャンパス 夜を視る、星を撒く

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    ネタバレ

    お、小山内!!
    お前、告白だなんて...!
    最近めっきり出番がなくなって、登場人物一覧の挿絵にいるものの間隔が空きすぎて誰だっけ?となっててもおかしくない小山内が...!
    灘が森司が両片思い状態なもんだから扱いにくいキャラになっちまった小山内が...!!
    告白!!

    お前やったよ....!
    玉砕は目に見えてるけどやったよお前...!

    ...と思ったら嘘かい!!
    おれの賞賛を返せと思わず口に出してしまった。
    とはいえコレで灘と森司の間を阻むものは無くなったわけだ(そんなものがあったかと言われれば疑問だが)

    いやあそれまで色々感想があったがエピローグで全て吹っ飛んでしまった。
    もう16巻なのだ

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    2021年12月05日
  • ホーンテッド・キャンパス 夏と花火と百物語

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    ネタバレ



    突然いつもと違う文体で始まったモノだから驚いた。よもや鈴木くん視点かと思ったがどうやら今回初出の登場人物視点だったようだ。百物語形式だがよくまぁこんなに出てくるモノだと思う。櫛木先生の作品は家族絡みのものが多く今回も例に漏れず。

    懲悪物というか悪役に裁きが降る話がいつにも増して多かった気がする。
    まぁアレだけオカルト絡みの事件を解決してれば有名にもなろうよ。

    そして森司と灘はもういい加減くっついてくれ

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    2021年12月03日
  • ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり

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    4章立てが3章立てになって話も濃密で複雑に、やや因果関係を整理しながら読まないと難しい話も増えてきた印象。もっとも解決の快感は健在に思う。
    ちなみに森司くんの恋愛思考回路は相変わらず複雑というか面倒臭いのでそこはご安心。

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    2021年12月02日
  • ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月

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    オカルト研究会についに新入生が!

    今回は前巻に比べホラー要素は前半に集中して後半は浅めな印象。
    しかしそりゃあオカルト研究会なんてサークルに灘のような美少女がいれば彼女目当てで男が寄ってくるのもそれは仕方のない事ではなかろうか?
    もっとも部長が卒業するまではしばらく相談は続くだろうからホラーに耐えうる強靭な精神が必要なので、灘目当てで続けるには荷が勝ちすぎるか。

    兎にも角にも、もう早うくっつけ君たちと言いたくなる森司と灘だがついに進展が!
    ここらへんの恋模様が有るからこそホラー小説でも軽く読める所だと感じる。

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    2021年12月02日
  • ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに

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    今日も灘はかわいいよ!

    シリーズ初のオムニバス形式では無い単一の事件。
    ホラーの王道とも言える、古くからの因習が残る山奥の山村モノを相変わらずの量の参考文献の元で書き上げられた傑作。
    森司とこよみのゆっくり進んでいく関係に、本命のホラーも合わさって、もう恐怖に顔をこわばらせたり微笑ましさにニヤけたり、感情が大忙しだ。

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    2021年12月01日
  • ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに

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    ネタバレ

    村が秘めた過去の所業から生まれたしきたり
    「7の倍数で・・・」この子のななつのお祝いに
    瓜子姫の話を知る(民俗学のるつぼみたいな印象)
    「瓜から生まれた瓜子姫」パクリではなく植物由来
    の主人公の民話で、歌いながら機織りをするがアマ
    ノジャクに騙されて誘拐・・・後のバリエーション
    は多い
    柿の木を登らされ墜落死
    剥いだ皮で成りすまし老夫婦に姫の肉料理を喰わす
    化けた天邪鬼を姫の骨から化生した鳥が告発
    殺された天邪鬼の血でソバの根が赤く染まる

    桃太郎・シンデレラ・猿蟹合戦・おおかみと七匹の
    子ヤギ・そらまめとわらすみ・カチカチ山と同じ様
    だが瓜子姫の物語は桃太郎よりも古いらしい

    興味深いじゃな

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    2021年11月20日
  • ホーンテッド・キャンパス 待ちにし主は来ませり

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    ネタバレ

    あーーー、ほんと相変わらず日常パートとホラーパートのギャップよ。
    今回は特に、ひたすら森司とこよみのテレテレらぶらぶパートと、怨念と執念のホラーだったので、温度差すごい。
    こよみちゃんにとっては、森司がかっこよくてたまらないんだろうねぇ。
    人間の業は深いなぁ。幽霊のがまともやん!て勢い。オカ研のみんなのまっとうなこと。
    今回も楽しかった!

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    2021年09月01日
  • ホーンテッド・キャンパス 待ちにし主は来ませり

    購入済み

    クリスマスイヴの一日を舞台にオカ研を襲ういくつもの事件。連作短編の形式は今まで通りですが畳みかけてくる勢いがすごい。
    部長達の計らいでそんなこととは別にこよみちゃんとデートを楽しむ森司ですがやがて事態は彼等も巻き込むことに。
    呪われた家だったり女優の霊だったりいままでもラスボス候補は出て来たものの、今回は明らかにヤバイ!

    #怖い #ドキドキハラハラ #胸キュン

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    2021年07月27日