加谷珪一のレビュー一覧

  • 貧乏国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか

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    1979年には「ジャパンアズNO.1」 という本が出版され、1980年代から1990年代初めは日本の半導体産業が世界の5割を占めていたのを懐かしく思い出します。
    2000年以降政治が何をやってきたのかよく分かりました。
    ずっと右肩下がりなのは教育にお金をかけず経営者が育ってないから?
    特効薬が書かれていず最後に海外投資で儲けたから皆さんもやればはもの哀しいです。
    でも高市首相の積極財政でインフレ必至な今、読んでおいて良かったです。

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    2026年02月06日
  • お金持ちの教科書

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    一般のお金の本とは一味違う。一般に考えられているお金持ちの見方を、「本当は」で実際のところを獏をしていておもしろい。
    日本の資産家が土地を中心とした資産なのに比べ欧米のそれは金融商品中心。
    「誰も気づかないところにお金をかけられるのが最大の贅沢」というコメント。
    人間は実は外見でほとんどの印象を決めてしまう。初対面で有利な立場にたつには、外見は極めて重要。
    ねたむということは、相手と同じ土俵で戦っているということ。
    「仕組み」そのものを考えよ。
    ポートフォリオ理論は資産がある人のためのもの。数百万なら集中投資せよ。
    株は8割は負ける。負けてくるとさらに負ける勝負をしてしまう。
    自分の目で確かめよ。

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    2026年01月08日
  • スタグフレーション 生活を直撃する経済危機

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    文章が読みやすかった!色々調べながら読み進めたけどすごく基礎的なところも理解しつつ学べた
    物価上昇の仕組みについて理解できた。
    需要増加は新興国の台頭が進む以上今後抑えられない問題……
    日本どうなってくのか……!?

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    2025年12月02日
  • 本気で考えよう! 自分、家族、そして日本の将来 物価高、低賃金に打ち勝つ秘策

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    日本の貧困、税制、年金、低経済成長等の解説がわかりやすく論ぜられ、大変勉強になった。また最後の現実社会で問題解決の努力を続けることが、安心して人生を生きる最良の方法であるというまとめも大変よかった。

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    2025年08月06日
  • 国民の底意地の悪さが、日本経済低迷の元凶

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    センセーショナルなタイトルが、素晴らしい内容とも喧嘩してるかも…。

    僕は30年間、メーカーで会社員してましたがその間に感じ忘れていた違和感を色々と思い出しながら、各頁いちいち同感しながら読みました。

    僕の推しの夏目漱石や福沢諭吉についても話が及ぶ展開も嬉しく…
    たぶん繰り返し読む本になりそうです。

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    2024年06月11日
  • 日本は小国になるが、それは絶望ではない

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    日本経済が低迷(GDPダウン)する中でこれからの日本経済の展開を論じる。

    タイトルに強く共感したため拝読。日本の展望論(特に経済)はどうしても悲観的になりがちだが、本書は問題を冷静に指摘。そのうえ背景、世界の動向も併せて説明しており説得力のある内容であった。

    特に日本国民のマインドチェンジの必要性は特に共感できた。

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    2024年04月23日
  • 脱日本入門

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    税金も増えて高齢者も増えるばかりであるため、筆者が述べているように脱日本が必須だと思った。

    まずは手を出しやすい投資の脱日本から始めたいと思う。(既に始めているが…)

    副業の脱日本が非常に気になったが、結局やっていることとしては、せどりの海外バージョンだなと思った。
    正直フリマアプリ系はただでさえ面倒なのに、海外となると余計面倒だと思う。
    何か他に良い副業ないかなー

    本業の脱日本は、まさに転職して実現できたことだと思う。
    本当はもっと大きな会社に行けたらよかったが…
    アジアの日本企業で働くと確かにお金が貯まりそう。
    しかし夫がついてくる気がしない。
    ビザの取りやすさなどを考えると、日本での学歴や職歴はある意味パスポートのようなものだなと思った。
    長期的な目線を持ってキャリア形成をする必要があると改めて感じた。

    場所の脱日本。これは本当にやりたい。と思っていたが、この本を読んでから、改めて考えさせられた。
    日本は医療や福祉が非常に充実しており、治安も良いことを考えると、たとえ税金が高く、給料が安くてもすぐメリットあると感じた。
    雇用の流動化などによって、もう少し日本全体でアメリカや欧州並みに企業が上がることを祈りたい。

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    2024年02月10日
  • 国民の底意地の悪さが、日本経済低迷の元凶

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    日本人は他の国の人たちとは違って、キリスト教や宗教などの根源的な善悪の価値観や理念を持たないでその場の空気や雰囲気で善悪を判断するという特徴がある。という指摘は、森嶋通夫さんも同じようなことを書かれていました。
    倫理観と資本主義はセット
    マインドが日本全体の経済だけでなく、一人一人の人生と生活に大きく影響していくことはその通りだと思います。

    「どのような心理的性向があれば体系に安定がもたらされるのか(中略)こうしたことに考えを巡らせてみるのは有益なことである」(J.Mケインズ)

    はじめに
    日本は便利な社会 で終わるものの生活が息苦しいという感覚も多くの人が共有しているのではないでしょうか。常に他人の目を恐れ 自由に行動ができなかったり 会社の人間関係はとても憂鬱だったり、あるいは強い立場の人だけが利益を得て用意 立場の人が泣き寝入りを強いられたりしています。
    私たちの生活を 息苦しくしている最大の要因は他人に対する誹謗中傷や バッシングに代表される日本特有の社会風潮でしょう。
    バブル崩壊以降 ほぼゼロ成長が続き 賃金は下がる一方となっています。 経済の専門家の間ではなぜ日本が成長できなくなったのか 様々な議論が行われてきました。
    評価者的に解説すればバブル以降 日本は経済成長できなくなった最大の原因は日本企業の多くが IT 化 や グローバル化という世界経済の潮流を宮参り 輸出競争力を大きく低下させてしまったことです。
    高度成長を実現した昭和の時代には GDP に占める設備投資の割合が高く 推移しており 設備投資が国内の経済を牽引していたことが分かります。しかし バブル崩壊以降 日本の製造業は急激に 競争力を失い 多くのメーカーがコスト対策から海外に工場を移転し国内の設備投資が弱体化。結果として日本は 主に国内消費で経済を回す 構造にシフトせざるを得ませんでした。
    個人消費というのは前向きなマインドがないと拡大しません。つまり 日本社会の不寛容で抑圧的な風潮が個人消費を抑制している可能性が否定できないわけです。好調な経済に支えられ、昭和の時代までは表面化していなかった日本人の特性が輸出競争力の低下で顕在化したと考えれば分かりやすいでしょう。

    第1章 日本人のマインドは特殊?
    近年数多く実施されるようになった国際比較調査の結果をもとに、日本人の行動様式の特殊性について分析していきます。先進国の中で日本だけが得異な結果を示すケースは多く、日本人の立ち位置がよく理解できると思います。

    第2章 マインドが経済にもたらす致命的な影響
    不寛容で意地悪な日本人のマインドは日本人の道徳観の欠如に由来するものではなく、前近代的な要素を色濃く残す日本の社会制度が原因であることについて解説していきます。キーワードになるのは社会学におけるゲマインシャフトという概念です。社会学を通じて日本を眺めるとコロナ対策をめぐる政府のおかしな行動についてもある制度説明することはできます。

    第3章 日本はなぜかって高成長だったのか
    日本人のマインドが経済に悪影響を応募しているのであれば、なぜ高度成長期には高い成長を実現できたのかについて解説します。バブル崩壊を経て日本経済の構造が大きく変わったことの影響が大きいという現実が分かりいただけるでしょう。
    過去の成功体験に異様なまでにこだわって 変化を拒絶し失敗が明らかになった後も再び同じ失敗を繰り返すという点において 日本メーカーと日本政府の行動は極めて特徴的です。
    自らの成功体験で傲慢になりやすく 同じミスを繰り返す 傾向が強いというのは 戦前の日本の振る舞いからも見て取れます。
    過去の成功体験から来る驕り、最新技術の軽視、 科学やデータを無視した意思決定という3つの特徴は今も変わっていないことがお分かりいただけると思います。そしてこうした日本人特有の思考回路というのは 第2章でも解説した通り 日本社会に残る前近代性に密接に関係している可能性が高いのです。
    内と外を異様に区別する 過去の経験や体験を絶対視する。情緒や 利権を優先し、科学的な合理性を無視するという言動は全近代社会に見られる 典型的な特徴ですが 例にあげてきた 日本の失敗事例はほぼ全てにこのパターンが当てはまります。

    第4章経済学は消費を増やす方法を教えてくれない
    経済学において 消費がどう位置づけられているのか 解説します。経済が成長するメカニズムを示し 消費がいかに大事な要素があるのか そして最終的に消費を決めるのは経済政策ではなく 国民のマインドということについて ケインズなどを引き合いに議論していきます。このメカニズムが理解できると 過去30年間 どの政権でも成長を実現できなかった理由が見えてきます。

    第5章 明治から議論になってきた日本人の思考回路
    日本社会は完全に近代化できていないのではないかという問いが明治以降何度も繰り返されてきた経緯について実例を交えて解説します。夏目漱石や渋沢栄一や山本七平などの著作を読むと同じ問題がずっと議論され続けていることが分かります。

    第6章 本当の日本文化を取り戻せば消費ば拡大できる
    これまでの議論を整理し 日本はどうすれば本当の意味で 近代化を実現できるのか考えました。真の近代化が達成されれば日本経済を持っている潜在力が100%発揮され寛容で豊かな社会がやってくるでしょう。
    日本社会は抑圧的で一部に前近代的な面を残しているという筆者の主張に対しては、不快感を持つ人がいるかもしれません。しかし明治時代から100年以上にわたって 多くの芸能人が同じような指摘を繰り返しているということは、この命題が極めて重要であることを示唆しています。
    そして経済低迷の原因が国内の一部に残っている前近代性であるならば 私たちはこの問題についてもっと真剣に向き合う必要がありますし そうした 前向きな努力こそは本当の意味で国を愛する態度だと筆者は考えます。
    日本人はもう一度初心に帰って 諸外国の良いところは謙虚にかつ積極的に取り入れる 努力が必要だと思います。
    ①データと化学を重視する リアリズム
    ②個人と企業の自由を保障
    ③根源的な理念や価値観の共有(やって良いこと悪いこと)
    科学を忌避する日本社会
    近代的な組織において意思決定の基礎となるのは データや自然科学サイエンスを土台とした 客観的な状況分析です。
    マクロ的なデータというのは恐ろしいもので 細部に渡って 100% 正確さを限りませんが 正しく扱いさえすれば 大まかな方向性についてほとんど間違うことはありません。
    全てデータに基づいた分析を行っています。結局のところ 社会の変化は数字になって現れますからデータは決して嘘をつかないのです。
    状況分析を行うスタッフは純粋に科学的知見に基づいて分析を行えばよくその結果について周囲を忖度する必要はありません。
    加えて言うと近代化学 というのは予言や魔術ではありませんから 将来の出来事を言い当てる必要もありません。
    近代以前の社会では 科学と魔術は区別されておらず 物理的にできないことができるとされたり、逆に実現可能なことであっても不吉だ あるいは不安を煽る といった理由で拒絶されることが普通にありました。つまり 自然現象と人間の感情が区別できず自然現象の分析にも意思や情緒が入り込んでしまうのが前近代社会の特徴です。
    自由な活動の保障が経済復活のカギ
    日本では新しいテクノロジーが登場しても否定が先に立ち まずは使ってみよう というスタンスにならないことをほとんどです。
    自由な経済活動を保障するためには、どうしても超えなければならないカベがあります。それは空気や雰囲気に左右されない 根源的な理念や価値観についてすべての国民が共有することです。自由を保障すると言っても それは何をしても良いという意味ではありません。ごく簡単に言えば 些末な議論以前の問題として、「やってよいこと」と「やってはいけないこと」の区別をしっかりつけるという話です。精神論的な話になりますが、健全な資本主義社会民主主義社会 を運営するにあたって この概念を極めて重要だと筆者は考えます。
    本書では日本人は根源的な善悪の概念に鈍感であり 集団の秩序維持という目的に従ってその場の空気や雰囲気で善悪を判断するという特徴があるとの指摘を行ってきました。根源的な理念や価値観を持たないと何か問題に遭遇した時に大局的な判断ができず 細かい マニュアルがないと行動できないという事態に陥ってしまいます(日本において 想定外ということが 乱用されるのも これが原因です)。世の中のあらゆる事象に対応できるマニュアルを作っていけば 日が暮れてしまいますし それを参照することは現実的に不可能です。さらに言えば大局的な判断ができないと、時にとんでもない間違いをすることもありますから、社会的リスクを増大させます。
    ビジネスにも根源的な 善悪や倫理というものが存在しており。
    資本主義と倫理観 は一体の関係にある
    日本では ビジネスの世界に倫理観や 善悪 の概念を持ち込むことは 経済活動を阻害すると考える人も多いのですがそうではありません。それどころか 倫理観 や 善悪 の概念はむしろ 高度な資本主義の発達にはなくてはならないものであり これは 社会学の世界ではかなり前から確立している概念と言えます。 一見すると 逆説的に思える この命題を理論化したのは ドイツの社会学者よりマックスウェーバーです。
    倫理観と資本主義というのはセットであり、逆に言えば 倫理観のない経済活動は到底 資本主義とは呼べません。
    一部の論者はキリスト教など 明確な宗教を持たない日本人にとって 根源的価値観を持つことは難しいと主張していますが 筆者はそうは思いません。
    宗教を持つ 一部の人にとっては異論があるかもしれませんが 宗教というのはあくまで 人間の心が作り出したものです。根源的な 善悪が存在すると考えているからこそ神は根源的な 善悪を人間に与えたと考えるわけですし 基本的人権が存在するという概念 も元々人間が持っていたものです。
    何か問題が発生した際、〇〇法の第何条に抵触する しない あるいは法律に規定がないので 責任は取れないと言った様々な議論 で終わらせず 民主主義や資本主義の基本原則に立ち返って その行為はどう評価されるべきなのか 包括的に議論することが重要でしょう。
    そして一連の3つの課題をうまく解決することができれば 日本 社会関連 持っていた 謙虚さと寛容さが復活し 消費は一気に拡大していくはずです。

    おわりに

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    2023年10月06日
  • 日銀 利上げの衝撃

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    タイトルには利上げの衝撃とあるが、実際には気鋭の4人の論客が日銀の出口戦略について語る。毀誉褒貶相半ばするアベノミクスについての評価は分かれているものの、当面緩和を継続した上で徐々に金利引き上げに踏み切るべきという点については基本的に意見が一致する。

    この本の良いところは、玄人向けに見えて実は素人にもわかるようにかなり平易に書かれている点だと思う。例えば金利と債券価格の関係等についても説明を割愛しない。生きた経済学を学びたいなら、小難しい教科書に加えて一冊手元に置いておいてもいいのではと思うくらい。

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    2023年05月13日
  • 貧乏国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか

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    現在の日本を知るうえでとても参考になる良書。
    構成としては日本の現状として貧しくなっていることを証明し、なぜ貧しくなったのかを解説し、金利や為替の説明が為された後、今後どのようにすれば良いかが書かれている。
    あまり経済について詳しくない人ほどスゴい参考になるので読んでほしい。

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    2022年06月30日
  • お金は「教養」で儲けなさい

    当たり前のことから金儲け

    当たり前のことが、当たり前としてできていないことが多い!
    基本ベースとなるものをちゃんと理解しておくことが必要、そのことを教えてくれる。そして、そのことを単に知識としてだけではなく、身についた教養とすることの重要性を伝えてくる。
    教養(liberal arts)
    今のリベラルには、教養がないのか、求められていないのか?

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    2022年04月21日
  • 国民の底意地の悪さが、日本経済低迷の元凶

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    思わず苦笑してしまうタイトルですが、加谷さんの本なので読んでみることに。立派なビジネス書です。内容的にはよく言われている日本人独特の精神論など、特に目新しいものはないですが、日本社会の病理について振り返るのにいい書籍だと思います。

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    2022年02月24日
  • 日本はもはや「後進国」

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    ネタバレ

    〈全体の感想〉
     やや過激にも思われるタイトルではあるが、日本に住む私にとって知っておくべき現状が冷静に書かれてるな感じた。
     まず、生産性の定義を確認し、次に、それを構成する要素である付加価値、社員数、労働時間について現状を述べ、最後に、どうすれば生産性を上げられるかを述べるという非常にシンプルで読みやすい構成になっている。
     日本のダメなところを痛快に言ってくれるのと同時に危機感も植え付けられた。

    〈面白かったところ〉
     筆者が「ご挨拶テロ」と呼ぶ日本に特有だが、国際社会では忌み嫌われる慣習が印象的だった。これは「ご挨拶」と称し、目的もなく相手の会社を訪問し、しかも大人数で押しかけるというものである。話を聞いている分には滑稽に思えるが、いざ自分が入社して上司に行くぞと言われれば、逆らえないのだろうなと考えると悲しくなってくる。

    〈疑問点・反論〉
     量的緩和やリーマショックによって円安が引き起こされたという部分は、ある程度常識があればわかる話なのだろうが、私にはよくわからなかった。単に勉強不足なだけなので勉強したいと思った。

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    2021年10月11日
  • 中国経済の属国ニッポン マスコミが言わない隣国の支配戦略

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    私たち日本人は中国のことを理解しているというか、理解できると思い込んでいるふしがある。
    だから、この中で述べられていることに驚く人は多いと思う。
    この本を読んで、「そうだよね」と感じる人が多数にならない限り、中国にしてやられる傾向が続くと感じました。

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    2021年09月22日
  • 中国経済の属国ニッポン マスコミが言わない隣国の支配戦略

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    認めたくはないが中国がアメリカを凌ぎ世界最大の超大国になるのは確実のようだ。
    意外だったのが、トランプ前大統領の対中国強硬政策が完全に裏目だったという意見だ。

    中国からのほぼすべての輸入品に関税をかけ、中国との貿易戦争
    ↓
    中国の対米輸出は大幅に減少 (中国ピンチ!)
    ↓しかし
    中国の国内消費市場の拡大
    東南アジアへの輸出強化
    ↓
    中国、関税というカードには効果がないことに気が付く
    ↓
    香港弾圧強化、デジタル人民元配布スタート

    今後日本が進むべき道はどうしたらいいのか。
    著者の一つの意見として以下
    国民生活の多くは消費型経済で支え、高度な金融市場と高付加価値製造業を外交的な武器として使うことによって、中国と距離を取りつつ、日本独自の経済活動を展開することが可能。

    そのほか、今後の日本と中国とのあり方について
    非常に示唆に富む内容が書かれてあった。

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    2021年08月15日
  • 「教養」として身につけておきたい 戦争と経済の本質

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    戦争を経済として見る点が大変ユニーク
    現在コロナ戦争下にあって経済・社会の運営はまさに戦時体制 ワクチン普及後のポストコロナをどう構想するか、本書も大いに参考になる
    1.戦争をデータで分析 面白い
     戦争を経費で捉える→戦争エコノミクス
     短期効果は景気対策と同じ
     長期的には経済体質の劣化
     財政は経費の負債が累増
      →増税・インフレ・資産税・賠償
    2.経費の調達
     日露戦争 海外から調達 米国・英国
     太平洋戦争 引受先がいない 日銀引受
     →この違いは何か 
    3.戦争は国家戦略の一部
     しかし太平洋戦争は戦争が目的化
     軍人の栄達「手柄を挙げて勲章・爵位」
     陸軍人事の誤り エリート養成の失敗
     海軍はGlobal・Scienceだがやはり軍人
    4.国家戦略
     各国は自国の戦略を持っている
     戦前の日本は「国策」あれど「国家戦略」不在
    5.国家破綻とインフレ 
     戦費の調達は日銀による国債引受
     敗戦はハイパーインフレ 国家の債務の減価
     経済基盤の混乱・毀損→一括処理「預金封鎖」「財産税の課税」
     抜け道・・・株・不動産・貴金属宝石

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    2021年09月23日
  • 日本はもはや「後進国」

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    ネタバレ

    長期的な経営と流動的な雇用体系が重要。

    「日本の雇用者で自己学習している人の割合は33.1%」

    日本の社会人が諸外国と比べて全く自己学習を行なっていないことに関して、そもそも就職以前に勉強熱心な大学生さえも少数派である日本の現状に問題があると感じた。

    個人的には、日本の競争主義が大学受験で終わってしまう事に問題があるように思える。

    職場環境に不満を感じている日本人にとっては、より良い職場に転職しようという心持ち(+努力)が重要なのでは?

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    2021年06月05日
  • お金は「歴史」で儲けなさい

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    文庫なので安い。

    単行本は2014年に発行されているようで、一部の内容は今読むと古いなぁと思わされるところはある。

    が、バブルが崩壊する水準とか、イノベーションによるバブルがどのような経緯をたどるかとか、どういう状態で投資すべきかといった点に触れられていて、とても具体的。700円なら安いし、結構読みやすい。

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    2021年05月03日
  • 貧乏国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか

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    低い生産性を補う長時間労働。
    ワークライフバランスと程遠い労働。
    日本が転落したのでなく世界の国々が成長したのである。
    海外に出稼ぎに行き、病気になったら死んでいく国にそのうちなるのだろうなと思いました。
    日本が変わるとは思わないので、早いうちに社会保障を削って残りの体力温存に努めて衰退速度を遅くしてほしいです。

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    2021年03月02日
  • 感じる経済学 コンビニでコーヒーが成功して、ドーナツがダメな理由

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    マクロ経済学を現代の諸問題と絡めつつ、わかりやすく書かれています!!経済知らない人でも読みやすいはず。
    インフレやデフレの仕組みもすっきり理解できました。

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    2021年01月06日