加谷珪一のレビュー一覧
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そもそもお金持ちとは?という大テーマから意味を明らかにしていくのは体系的に良かった。
まずそもそも、土地資産を持っている人(ストック)、年収が高い人(フロー)で意味合いが違うという出だしがわかりやすい。
そこから、さらに深掘りし、年収1,000万円はお金持ちとは言えないというのが説得力あった。
年収3,000万円から変わってくるらしい。
資産も1億円必要だと。
自分がこうなるにはどうしたら良いのか…
改めて考えさせられた。
まずは、サイドビジネスで300万円稼ぎ、それを元手に運用で少しずつ伸ばしていって小金持ちを目指そうもわかりやすい。 -
Posted by ブクログ
響きそうな人 投資を始めたばかりの人
テクニカル分析とかの話ではない。時流を読み、人口減少や労働力不足、AIやEVなどの大局的な視点で、投資するべき会社を選びましょうという本。
数字(財務)、市場(マーケット)、シナリオの3つの視点が大事。
具体的企業を対象に、解説しているのでわかりやすい。
2018年の著作であるが、トヨタはEVシフトが進むか、EVへの流れがどれくらい早いかで判断が分かれると記載。現にだいぶおくれているトヨタの株価は2023年現在で低迷している。
三菱重工は国産ジェット機をやめれば普通の会社になれると記載。最近撤退しましたね。
著者の最近のものも読んでみたい。 -
Posted by ブクログ
それぞれのトピックについて特徴的でハイコンテクストな単語や話題を集めているものの、それをつなぐ理論や流れについてはあまりそそられるものはなかったです。ゲマインシャフトとムラ社会でよく戦い抜いたという部分はありました。
単語の集め方も含めて筆者の立場や属性は明確であり、そこはとても読みやすく感じます。日本人の性質についてはそうだよなとおもえることは多かったです。
自分の利益を捨ててでもフリーライダーに攻撃するという点については、とても興味深かったです。国内の産業構造転換について書いているところはとても読みやすかったです。
参考文献から原著にあたります。 -
Posted by ブクログ
4
リーマン・ショックから立ち直るため
大量のマネーを市場に供給する量的緩和策を実施
マネーが市場に大量供給されれば、インフレが進みやすくなる。
根本的な需要過多の状況に大量のマネー供給が加わり
さらに感染症や戦争が重なったことで
インフレが加速
米国など諸外国では
景気は過熱気味に推移 → 物価上昇
↓
金利を引き上げて景気を冷やして物価を抑制する
米国は
金利引き上げペースを加速
景気を犠牲にしてでも、物価を抑制する
ところが、日本では、それはできない
不景気が長く続いて
国内経済は、低金利が大前提となっている
急に金利を上げると
景気が一気に悪化する可能性があり
諸外国のように、高金利政策はできない
恐ろしいのは
不景気下でのインフレーション、つまりスタグフレーション。
経済がスタグフレーションに陥った場合
ほとんどの経済政策が効果を発揮しなくなり、回復は困難になる。
スタグフレーションは、もっとも回避すべき事態。
6
日本は、過去30年にわたって、デフレーションが続いてきた
16
2022年の春以降
食料品を中心に、多くの商品価格が値上がり
18
不景気下なので、値上がりができず、ステルス値上げをしてゴマかしている
22
企業は、コスト上昇分を吸収できるまで
10%程度の値上げを何度も繰り返す可能性が高い
25
電気、ガス、ガソリンは、消費者に選択肢がないので、勝手に、価格を値上げする
29
現実社会とのズレ
黒田日銀総裁の失言2022.6.都内で公演
「日本の家計の値上げの許容度も高まってきている」
国民から批判が殺到、ネットが大炎上
32
2.4%の物価上昇で、家計の負担は?
多くの世帯で赤字になる可能性が高い
34
物価上昇 4つの要因
① 原油や食料など一次産品の値上がり
② 世界的な需要の拡大
③ 米中対立やウクライナ侵攻など地政学的要因
④ 量的緩和策によるマネーの大量供給
今回のインフレは、①
2015年以降
原油価格は、1バレル 50~60ドル程度
2020年前半
コロナ危機による下落を経て
2021年より本格的な価格上昇
2022年 100ドル超えが日常的になった
35
さらに激しく値上がりしてるのは、天然ガス
36
エネルギー価格が上昇すると、食料価格も上昇
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世界の需要は拡大の一途
一連の物価上昇の最大の要因は、全世界的な需要の拡大
中国を筆頭に、東南アジアなど新興国の経済成長が著しく、全世界的な需要は増える一方
社会が豊かになれば、エネルギー消費は増える。
今後は
中等やアフリカなどでも、社会が豊かになり、エネルギーや食料の需要は増大する
全世界の需要拡大は、2010年頃から顕著になってる
供給が追いつかないリスクはすでに認識されてた。
42
インフレーションをさらに悪化させているのが
④ 量的緩和策による全世界的なカネ余り
日本を除く各国は、量的緩和によって、景気回復を実現してきたので、物価上昇があっても、そこまで大きな問題にならなかった。
その分、経済も成長し、賃金も上がっているので
45
日本はすでにスタグフレーション
日本の場合は、インフレによるコスト上昇に加え
円安という特殊要因が加わってる
日銀が量的緩和策を継続し、低金利政策を維持する限り、円安が進む可能性が大
エネルギーや食料に加え
スマホや家電など工業製品についても、輸入に頼るようになってしまった
55
ガソリン価格と同様に、電気料金、ガス料金も、原油価格に連動する
70
マンション価格も値上がり
一部メディアは、外国人を含む投資家が投機目的で買い漁っていると報道してるが、正確ではない
購入層の大半は、自己居住目的
76
円安がインフレーションを加速させる
円安が進んだ最大の理由は
日米の金融政策に大きな違いがあり
両国の金利差が拡大すると予想されるから
リーマン・ショック以降
各国の中央銀行は、国債を積極的に購入し市場にマネーを供給する量的緩和策を実施してきた
日本以外では
それなりの効果を発揮し、景気は順調に回復した
FRBは、2022.8.時点で
量的緩和策を完全に終了し
金融正常化に向けて、利上げを開始した
日銀は、依然として、量的緩和策を継続 -
Posted by ブクログ
日本はいつの間にかすごい貧乏な国になっていた!
「一体いつから貧乏なの?」
「アジアの中では金持ち部類なんじゃない?」
「アメリカの貧富の差に比べたらマシじゃない?」
「日本の技術は世界一でしょ~」
なんて、のんきなことを言っている日本人よ~
この本を読んだら
「うわ~!!」って思うのではないかしら?
バブル景気とかあって金持ちになった気持ちが続いているのかもしれないけど…実はそれって「まぼろし~」だったらしい…
衝撃を受けたのは…
アメリカで年収1400万円以下は低所得なんだそう
貧しいとされる基準が日本と全然違うのね…
アメリカってやっぱり経済の基礎体力がすごいわ…
今や日本はアジアの中でもかなりの貧乏国になっているそう。
と、まあ…数字でバン!と出されると
リアルにヤバさを感じます。
てな感じで読めば読むほど暗くなる内容で…
古き良き昭和な会社のシステムが全く通用しない世界になっているのにそれに気がついていない社長がいる会社はダメになる~のだそう。
じゃあ解決策は?それ教えて!
ってなるんだけど…
具体的な策がこの本に書かれているわけではないです。
世界を見据えた経済のありかたを各自で考えること…
自分でちゃんと考えることができる人が増えることが大切なんだろうな…
さしあたって…私にできること…
うむむ…
思いつかん…