加谷珪一のレビュー一覧

  • 日本はもはや「後進国」

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    凄く同感。昨日読んだ石井光太氏の内容と微妙に被さって、日本が直面している問題点が詳らかになっている。沈みかけた船なのかな?

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    2024年02月10日
  • 貧乏国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか

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    ここ20年昇給なしの日本、海外に比べてモノが安いが賃金も低い。国際的な地位も急低下。大国幻想は捨て、経営者がリスクをとって自ら新陳代謝できるようにすべし。1億人の消費市場と過去の資本蓄積を生かすしくみを作るべし。

    社内失業者、つまり給料をもらいながら仕事をしていない人が1/3も居たのでは、労働生産性が上がらないのもあたりまえだと思いました。

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    2024年01月02日
  • 新富裕層の研究――日本経済を変える新たな仕組み

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    回線・パソコン・スマホの普及で2010頃には全国民がいつでもどこでもネットにアクセスできる環境が整った。従来は事業で資産を築くには巨額の資金と長期間が必要だったが、低資本・短期間で可能になってきた。資本よりアイデアが成功のカギとなった。

    ネット環境がこれだけ変わったのだから、社会のしくみも変わって当然だったのだと、改めて思いました。

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    2024年01月02日
  • プロ投資家の「株を買いたくなる会社」の選び方

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    響きそうな人 投資を始めたばかりの人
    テクニカル分析とかの話ではない。時流を読み、人口減少や労働力不足、AIやEVなどの大局的な視点で、投資するべき会社を選びましょうという本。
    数字(財務)、市場(マーケット)、シナリオの3つの視点が大事。
    具体的企業を対象に、解説しているのでわかりやすい。
    2018年の著作であるが、トヨタはEVシフトが進むか、EVへの流れがどれくらい早いかで判断が分かれると記載。現にだいぶおくれているトヨタの株価は2023年現在で低迷している。
    三菱重工は国産ジェット機をやめれば普通の会社になれると記載。最近撤退しましたね。
    著者の最近のものも読んでみたい。

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    2023年03月21日
  • 国民の底意地の悪さが、日本経済低迷の元凶

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    それぞれのトピックについて特徴的でハイコンテクストな単語や話題を集めているものの、それをつなぐ理論や流れについてはあまりそそられるものはなかったです。ゲマインシャフトとムラ社会でよく戦い抜いたという部分はありました。
    単語の集め方も含めて筆者の立場や属性は明確であり、そこはとても読みやすく感じます。日本人の性質についてはそうだよなとおもえることは多かったです。
    自分の利益を捨ててでもフリーライダーに攻撃するという点については、とても興味深かったです。国内の産業構造転換について書いているところはとても読みやすかったです。
    参考文献から原著にあたります。

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    2023年03月05日
  • スタグフレーション 生活を直撃する経済危機

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    第二次オイルショックに感じが近い、か、ふむ。

    後は、セントラルバンキズムとドル離れの行方も気になるね。

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    2023年02月09日
  • 150人のお金持ちから聞いた 一生困らないお金の習慣

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    お金への考え方、扱い方を学ぼうと思い買ってみました。
    内容としては、わかりやすいですが、お金持ちのスケールが合うかどうかで得られるものが違いそうです。お金持ちの考え方は学べました。

    最後の数ページは小金持ちになる方法だったので、そちらが学びたい方も多いかもしれません。

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    2023年02月04日
  • お金は「歴史」で儲けなさい

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    歴史から学ぶというのは大事な視点。没落一方の日本からイノベーションが生まれるか、それともまたやぶれかぶれの大戦に向かうのか。歴史から学びたい。

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    2022年12月06日
  • スタグフレーション 生活を直撃する経済危機

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    リーマン・ショックから立ち直るため
    大量のマネーを市場に供給する量的緩和策を実施

    マネーが市場に大量供給されれば、インフレが進みやすくなる。
    根本的な需要過多の状況に大量のマネー供給が加わり
    さらに感染症や戦争が重なったことで
    インフレが加速

    米国など諸外国では
    景気は過熱気味に推移 → 物価上昇
       ↓
    金利を引き上げて景気を冷やして物価を抑制する
    米国は
    金利引き上げペースを加速

    景気を犠牲にしてでも、物価を抑制する

    ところが、日本では、それはできない

    不景気が長く続いて
    国内経済は、低金利が大前提となっている

    急に金利を上げると
    景気が一気に悪化する可能性があり

    諸外

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    2022年11月20日
  • 日本は小国になるが、それは絶望ではない

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     過去に成功体験にしがみつき、年を重ねれば偉くなると思っている人が多いのか、偉い人が自らの立場を守ることだけに固執しているからなのか。生産性の向上が必須と著者は語るが、上司におもねるなど社内政治に奔走する方が出世の条件である企業は今だに多いはず。朝から晩まで無駄な会議をして、その間ずっと仕事もない状態で待機させられる土曜日出勤を思い出す。著者の主張はその通りなんだけど、ではそのための手法はというと触れられていないので残念。恐らく自分も含め、変化を嫌う民族なのだろう。

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    2022年09月27日
  • お金は「教養」で儲けなさい

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    知っておきたい教養の解説。知っていることをどう使うか、にセンスが求められるのも教養。
    特に、日本のインターネット検索が機能していない点など、参考になる。
    当たり前のことだが、検索上位に上がってくる結果が、何を意味しているのか。
    現象の本質、事件の背景と事件で得をする当事者、未来予測ではなく当事者として未来にどう関わるのか、といったことが、ビジネスには重要ということ。

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    2022年09月18日
  • 貧乏国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか

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    日本はいつの間にかすごい貧乏な国になっていた!
    「一体いつから貧乏なの?」
    「アジアの中では金持ち部類なんじゃない?」
    「アメリカの貧富の差に比べたらマシじゃない?」
    「日本の技術は世界一でしょ~」
    なんて、のんきなことを言っている日本人よ~
    この本を読んだら
    「うわ~!!」って思うのではないかしら?

    バブル景気とかあって金持ちになった気持ちが続いているのかもしれないけど…実はそれって「まぼろし~」だったらしい…

    衝撃を受けたのは…
    アメリカで年収1400万円以下は低所得なんだそう
    貧しいとされる基準が日本と全然違うのね…
    アメリカってやっぱり経済の基礎体力がすごいわ…

    今や日本はアジア

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    2022年05月20日
  • お金は「歴史」で儲けなさい

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    「あらゆるニュースをお金に換える億万長者の情報整理術」が勉強になったので、こちらも読んでみた。著者の参考文献の多さにも脱帽。比較的エビデンスに基づいた書かれ方をしていた。ただ、歴史感から日本が疲弊する方向に進んでいる書き方のため、途中で疲れて読むのをやめてしまった。

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    2022年04月22日
  • 日本は小国になるが、それは絶望ではない

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    日本の経済的側面の現状とわずかながらの提言。MMTの理解不足がみられたので、あまり詳しくはないんだな。

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    2022年04月13日
  • 貧乏国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか

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    Audible にて。
    長年に渡って刷り込まれた「豊かで強い先進国」という日本のイメージを捨て去り、現実を見ることのできる本。

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    2022年03月27日
  • 貧乏国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか

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    2022年27冊目。216ページ、累計7746ページ。満足度★★★☆☆ 日本の世界における位置付けについて、物価などのデータを比較。ごく常識的な内容

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    2022年03月03日
  • 感じる経済学 コンビニでコーヒーが成功して、ドーナツがダメな理由

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    ネタバレ

    低成長がうたわれているが、その場合、新薬を含む公的医療などの社会保障を支えられるのか?

    定時で仕事が終わらないのは、仕事量が多いからで、残業をしないだけでは成果も減ってしまい、所得の減少につながりかねない。IT化をはじめとした効率化で、成果はそのままに労働時間を減らす方法を模索しなければならない。また、今いる労働者で労働量の変化に対応しようとするから、好況期に残業が増えやすいため、解雇と転職市場を整備すれば、残業は改善されるのでは?

    所得の原資は人々の消費。
    消費を増やせれば、所得も改善する。
    また、減点主義の日本では、チャレンジする人は損失を被りやすい。
    そういう意味で、経済に占めるマイ

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    2022年02月22日
  • お金で絶対に苦労しない方法を教えてください!

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    お金の勉強は学校で教えてくれないので、ひたすら読書で知識を得るしかない。初歩的なことから説明されているので、若い人も読みやすいのではないか。

    収入の20%を貯蓄にまわして、あとは好きなように使う。
    節約で大切なことは、毎月の固定費をいかに出費を少なくするか。

    住宅ローン、家賃、光熱費、通信費などは、考え方を変えればいくらでも安くできる。

    コツコツお金を貯めて投資をすることを推奨されている。

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    2022年02月16日
  • 国民の底意地の悪さが、日本経済低迷の元凶

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    著者は、日本社会に残る前近代的なムラ社会的考え方が、日本が輸出主導型経済から消費主導型経済へ移行するのを阻んできたと主張する。
    日本の社会は自由度が低くて不寛容、上下関係に厳しく、それがイノベーションや消費拡大を阻んでいる、そして、空気ではなくデータに基づく合理的な判断や、個人と企業の自由の保障が重要と結論づけている。
    生活実感としても納得できる部分は多いが、日本の消費低迷は人口減少が原因になってる部分も大きいと思われるところ、そこに一切触れていないのは残念。
    こうなると、政府がやるべきことは財政出動でも金融政策でもなく、国民の意識改革ということになるが、政府のトップは上下関係の厳しい社会の中

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    2022年02月12日
  • お金は「歴史」で儲けなさい

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    読んだ後少し時間がたってしまったこともありますが、あまり記憶に残ったものがないです。あまり覚えていることがないということは、そんなに参考になるような情報はなかったということかなと思っています。

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    2022年01月10日