貧乏国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか

貧乏国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか

836円 (税込)

4pt

新型コロナウイルスの感染拡大で危機に直面する日本経済。政府の経済対策は諸外国と比べて貧弱で、日本の国力の低下ぶりを露呈した。実は、欧米だけでなくアジア諸国と比較しても、日本は賃金も物価も低水準。訪日外国人が増えたのも安いもの目当て、日本が貧しくて「安い国」になっていたからだ。さらに近年は、企業の競争力ほか多方面で国際的な地位も低下していた。新型コロナショックの追い打ちで、いまや先進国としての地位も危うい日本。国は、個人は、何をすべきか? データで示す衝撃の現実と生き残りのための提言。

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貧乏国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年06月30日

    現在の日本を知るうえでとても参考になる良書。
    構成としては日本の現状として貧しくなっていることを証明し、なぜ貧しくなったのかを解説し、金利や為替の説明が為された後、今後どのようにすれば良いかが書かれている。
    あまり経済について詳しくない人ほどスゴい参考になるので読んでほしい。

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    Posted by ブクログ 2021年03月02日

    低い生産性を補う長時間労働。
    ワークライフバランスと程遠い労働。
    日本が転落したのでなく世界の国々が成長したのである。
    海外に出稼ぎに行き、病気になったら死んでいく国にそのうちなるのだろうなと思いました。
    日本が変わるとは思わないので、早いうちに社会保障を削って残りの体力温存に努めて衰退速度を遅くし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月06日

    ここ10年ほど海外生活をした私にとっての
    日本や日本人の驕りは何処から来るのだろうか
    そんな疑問のひとつの答えを教えてもらえた。

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    Posted by ブクログ 2020年12月02日

     日本以外の国の給料は上がっているのに、日本人の給与は30年間も上がっていないので、日本の相対的貧困率はトップクラスになっている。多くの若者は、生活ギリギリの低賃金で預金する余裕なんてない。日本の年金も先進諸国では最低の水準なのに、負担は増加するばかりで、給付は引き下げに。
     ところが日本人だけは自...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月13日

    薄々は気付いていたんだけどね。
    いつかはバルセロナで暮らしたい!なんて事は無理なんだよね。バルセロナどころか、セブ島も無理だな。

    種子島にしようかな

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    購入済み

    穏やかな評論で好感が持てる

    2020年11月10日

    加谷珪一さんの語り口はデータに基づく淡々とした口調でとても読みやすかった。
    一点、「金融緩和の副作用はハイパーインフレでは無く、金利の上昇による利払いで税収が吸い取られ財政政策の選択肢が狭まること」という部分をもう少し掘り下げてほしかった。
    たとえば上念司さんが提唱する「政府が100年国債を発行...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月27日

    この本の内容はバランスが取れた視座に立脚しており、その指摘は正しい。
    個人のサバイバルのためにもこの本を正しく理解すべき。

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    Posted by ブクログ 2020年08月01日

    大いなる警告の書。

    日本がいかに「安い国」になっていて、それにより社会、教育、年金、物価の低迷、貧困化が進行しているかをOECDのデータ等から説明し、その原因と対処法を解説している。

    中でも日本はもはやモノ作りで稼ぐ国ではなくなっているので、国内消費と投資で経済を再興させるべき、企業の稼ぐ力を復...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月22日

    最近の経済関連本はざっくり

    1 何もかも政府が悪い
    2 とにかく日本は本当はすごい
    3 構造改革論
    4マクロ経済政策論
    5 終末論+自己防衛術

    のどれかに類型化されるイメージ。
    1と2は論外として、3は人口減少や規制改革、4はマネー過剰や財政破綻、ひいては年金問題、そして5は、もうだめだからせめ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月21日

    えっ!日本ではすでに現在の経済学で想定されるすべての経済対策を実施したのにあまり効果がなかっただと?!ということを知れる一冊
    日本が魅力ある国に見えなくなってきていることが様々なデータから語られます。そのため、「日本てまだまだ経済大国!」という価値観の方か読んだら暗い気持ちになるかもしれません。
    ...続きを読む

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