加谷珪一のレビュー一覧
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ネタバレインフレ時代
→現金の価値が下がるので、現金を持たない
→日本円の価値が下がることもあるので外貨に変える方法も
お金持ちほど運を大切にする
お金を稼げない人は運を軽視する
世の中のほとんどの人は既存のレールの上でどうやって他人から評価されるかばかり考えて生きている。それはそれで重要だが、それではその思考の枠組みから抜けだせなくなると、結局は人生の選択肢をせばめてしまう。
これからの時代お金を生み出しやすいのは、
人材の確保が難しいブルーカラーの労働力を提供するサービスや、反対に省力化を行うための製品やサービス(家事代行など)
ちょっとした手伝いをネット上で依頼することができるサービス -
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今年の誕生日で54歳を迎えましたが、その頃に読んでいてそのままになっていた本です。今までに何冊か、この本の著者の加谷氏の本を読んでいたことがあったので、なにかの本で紹介されていたので読んでみました。発行日は、昨年(2017)の5月なので情報もそれほど古くないと思われます。
ここに書かれているのは小手先のテクニックではなく、お金を生むために、最終的に金持ちになった人たちは若いときに、何を考えてそれをどのように行動に移してきたか、であって時代が変わっても応用できるものが多いと感じます。
タイトルだけでも役に立ちます、1)直感ではなく「論理的行動」、2)華やかな経歴ではなく「地道な仕事」、3)た -
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自らも投資家で富裕層として活動する著者がこれからの時代についてどのようになるかという見解と行動について書いた一冊。
今までの資本主義の現状とこれから資本の考え方が大きく変わり、仕事の概念がガラリと変わることが本書を読んで理解できました。
ネットのインフラ環境がスマホによって大衆に普及したことによって知識偏重だったところから知識を複合して知恵を絞ることがこれからにおいて大事になることを本書を読んで感じました。
その中でも2045年までには人工知能が全人類の頭脳を上回るというところは非常に驚きを感じるとともに考えさせられるものがありました。
銀行の優位な立場の意味や資本主義からのパラダイムシフ -
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ネタバレ「コンビニでコーヒーが成功して、ドーナツがだめな理由」は副題だろうか?~●経済活動には、相手から奪うものと、市場を創造し、経済全体を拡大させるものの2つがある●ある商品やサービスを見た時、それが奪い合い的なものなのか、市場を創造するものなのか考えるクセをつけるとよい●奪い合いの要素が強い製品やサービスが多いと経済が疲弊してしまう。経済が伸びる国は、市場を創造する製品やサービスが多い●日本の景気がどうなうのかを予測したければ、市場創造が目立つのか、奪い合いが目立つのかを考えればよい●牛丼チェーンに注目が集まるのはデフレだからではなく、消費者の購買力が低下しているから●本来、インフレとデフレには良
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コンビニでコーヒーが成功してドーナツが失敗した理由を始め、日本の携帯料金は本当に高いのか、とか、一人カラオケが定着しつつある中シダックスが何故規模縮小してるのか、とか、牛丼屋のライバルはコンビニとか。具体的な数字を挙げつつなかなか興味深い昨今の日本の在り様を分析した内容が前半。中盤はGDPとは何かの説明と共に、日本経済は本当にバブルなのかとか、その割には生活に潤いが感じられない理由を具に説明。後半はそれらを基に、お金の貯まる精神論が殆ど。全体的には尻窄みな内容な印象を持ちました。
先に読んだ「宅配が無くなる日」の方が読んでいて楽しかったかな。 -
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・多くの日本人にとって「戦争は現実的な話ではない」は改める必要がある。戦争の多くは経済的な対立の延長線上で発生しており、勝敗のカギをを握るのもやはり経済力。戦争とお金との間には、切っても切り離せない密接なつながりがある。
・平時の経済活動が活発で、人の往来が多く、新しい技術やサービスがたくさん登場する国ほどじつは高い戦争遂行能力がある。また、高度な金融市場を持ち、世界各国からお金を集めることができる国は圧倒的に有利な立場で戦費を調達することが可能。一方、内向きで経済が活発でない国は、戦争でも大きな成果をあげることができない。つまり、強い国家になるには、日常的なビジネスを活発にすることが何より -
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バフェットは保険会社の保険料を利用している。レバレッジをかけているので、儲かっている。
トレンドに早く乗る。買い手は次々に変化する。
敏感な投資家、機関投資家、最後に一般投資家。
株価指数が天井をつけるころには、主要銘柄はすでに値下がりしている。
テクニカル分析だけで大きな資産を築いた人はいない。
市場はだれかがコントロールはできないが、政策だけは別。政策に反対のスタンスは失敗する。
高い株はさらに上がる可能性がある。
相場が続くのは3~5年、上昇幅が2~3.5倍。
投資は対象を絞る。ファンダメンタルで銘柄を絞り、テクニカルでタイミングをはかる。
PBR投資の妙味は、高収益企業に -
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タイトルや帯程の内容ではない。
お金持ちになる為の本というよりは、貧乏にならない為の本という感じがした。
これからの時代、働き方や価値観、仕事のできる人や頭のいい人の定義など、従来通りやっててはお金は稼げなくなってくる。一方、ネット社会や人工知能などによって考え方や働き方を柔軟に変化できる人は、仕事のできる人としてどんどんお金を稼げるようになってくる。
以上の内容から、今まで以上に、お金を稼ぐのが大変になってきて、時代の変化に価値観を変化できない人間はどんどん振り落とされて貧乏になっていくという印象を受けた。なので、この本はお金持ちになる為というよりは、貧乏にならない為という本である。 -
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「お金持ちの教科書」でもお馴染みの加谷珪一氏の株式投資における常識について書いた一冊。
チャート分析や投資の定石などではなく、経済学や会計の知識を基に株式投資について書かれており、非常に勉強になりました。
そして、本書を読んで経済の理論、現在までの相場の動向そして政策が理論に基づいて行われていることが理解できました。
また、PBRが低い会社は割安感があることやROEが高い会社の評価が高いことなど投資家のなかで常識とされていることにも言及しているところも投資とより深く向き合えると感じました。
本書を読んで改めて株式投資のメリット、デメリットが把握できました。また、期待リターン6%、リスク2