あらすじ
巨額の資産を築くお金持ちは、裏では教養をフル活用している。「投資は教養を土台にしたシナリオ勝負」「IT起業家はなぜ東洋思想にハマるのか」など、教養ブームの中、お金持ち研究の第一人者がまとめる「儲かる教養」の身につけ方。
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Posted by ブクログ
1.今までスキルを高める方法ばかり着目していて自分の生活と照らし合わせて本を読むことが多かったので、今話題のリベラルアーツ(教養)について読んでみようと思って購入しました。
2.著者は「教養とは、物事の本質を見極めるための総合的な知識や考え方が人格や行動に結びついたもの」と定義しています。これを高めることで、いわゆるセンスに結びついてきます。また、成功者の多くは歴史から学ぶことで世の中の流れや成功の共通点を見つけ、実践することができるので、そこから教養を見いだすことの重要性を説いています。
本書の構成は社会学、経済学、数学、情報工学、哲学、歴史学の6章構成となっています。どの章からでも読めるようになっているので、目次を見て、自分が気になったところから読むのが良いと思います。
3.歴史から学べることはたくさんあるとは常々思っています。しかし、歴史の偉人のように成功するように行動するのが難しいです。もちろん、始めから成功したわけではないと思いますが、最初はできないことをできるようになるまで反復練習するしかないと思わせてくれる一冊でした。
正直なところ、今の自分に教養があるのかないのかと言われるとないです。本を読んでいるうちに、教養をつけるためには何をすればいいのか考えているのですが、まだその答えは見つかってません。ですので、著者が述べていた物事の本質とはなにか」というところを常に考えながらこの先、仕事をしていこうと思いました。
Posted by ブクログ
”お金持ちが必死に教養を学んでいる”と”教養をしっかり学ぶ人はお金持ち”という事はイコールではないんですよね。。。ただ、お金持ちに成る様な人は学歴が高い人が多く、学歴が高い人は他の人より教養を学ぶ機会が多いという事は言えるかもしれません。個人的な意見で申し訳ないんですが、仕事でお会いした社長や取締役の方は確かに絵画、クラシック、哲学等のビジネスとは直接関係の無い様な知識も豊富な方が多かった気がします。