加谷珪一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
文章は読みやすい
FX投資はシーソーゲームなので相対的な勝ち負けしかない=誰がか負けることによって誰が勝つ、という考え方は、ちょっとだけ面白い。
不動産投資のリスクは高いと説明あるが、
利益を出すという点では、内容が薄い気がする。
資産を増やす視点ではなく、保全の意味では違う意味が持てるの思う。
例えば、
不動産オーナー→今後さらにデフレ→不動産下落→しかしデフレなのでお金価値アップ→家賃収入を相対的価値の高いドルに長期投資・運用→デフレ対策を構築
且つ不動産運用会社で会社を設立し節税対策をやりようによっては可能
複合的な手段を練れば不動産投資の勝率も高いのではないだろうか?
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Posted by ブクログ
令和2年第二波がやってくる前の8月頃に読み終わった本ですが、年末の部屋の大掃除で見つけた本です。出版は5月なので、この本の筆者はコロナの被害が拡大する前に書かれているのだろうと思います。
今年はコロナに振り回された一年でした。令和元年の売上から数割から半減した企業も多い中で、来年も恐らく同じ状況かさらに悪化するだろうと思っていても我慢しているようですね。
この本に書かれていることを目の当たりにして対策を取り始めるのは恐らく再来年(令和4年)のことになると思いますが、私が60歳までカウントダウンを迎えている頃、何が起きても冷静に対処できるよう、この1年を大事に生きていかなければならないなと痛 -
Posted by ブクログ
登録は紙の書籍だが、電子書籍で読んだ。
著者の本は別のものも読んだが、結論から言うとイマイチ。決して悪いわけではない。私自身が、時代を読むことや、時代を読んだ上でお金持ちになることにさほど興味がないためにイマイチの評価なのだ。
著者は、時代は大きく変わりつつあると言う。資本家が幅を利かせていた資本主義の時代から、知恵が幅を利かせる知本主義になる。AIにノウハウを提供できる人材が勝つ。時代の変化に対応できない人は稼げなくなる等々、色々なことを言う。
しかし、問いたい。
「お金が大事という拝金主義は変化しないのか」と。
20世紀の勝者である資本主義とは、要は拝金主義ではないのか。
お金は便利な道具 -
Posted by ブクログ
サラリーマンにおすすめする不労所得は株式の長期投資。年間25万円の投資を30年間続けた場合、
銀行:750万円(利子0円として)
株式投資:2000万円以上(年6%の利回り)
元本の750万円を下回る確率は30%
2000万円を上回る人も30%
貯金と比較して、7割の人が元本を上回り、3割が2000万円以上のお金を手に出来る。
時間をかけて、月2万円程度の支出を続けることが出来れば、約70%の確率で儲かり、約30%の確率で大きな資産を手にすることが出来る。サラリーマンが目指すべき不労所得としてはこれがベスト。
様々な不労所得を得る術を紹介してくれている。
そして読書の大部分がサラリーマンとい -
Posted by ブクログ
経済評論家で投資家でもある著者が経済学と投資についての関係性について書いた一冊。
本書を読んで取引的動機と投機的動機の2つの視点から政策がもたらす景気への影響の流れを知ることができました。
貿易、金利、物価などの変化が投資にどのような影響をもたらすのか解説されており勉強になりました。
また、企業の投資、金融政策の重要性、政策がある程度株価に反映されることなども知ることができました。
GDPが日経平均株価と連動していることや米国と他の先進国の経済圏の違いやトランプ政権の政策と株価の上昇がどのような要因で起きたのかも理解することができました。
そんな本書のなかでも循環面で判断するということか紹