あらすじ
人生100年時代になると何が変わる?定年破産しないために50代で考える資産形成・マイホーム・保険・年金・介護・仕事。制度を正しく知れば不安がなくなる!
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Posted by ブクログ
人生100年時代にどうやって自分の生活費を確保したらいいか?僕は自分で守れる範囲は守らなきゃいけないと思って生活しているけど。世の中そうでもない人も多い。正直、お金や制度について勉強しなきゃ家族に弱者が出た時も守れないよ。ヘルプの出し方すらわからままじゃヤバイ。
さて、この本は老後のお金の疑問に答えてくれる一冊です。資産形成の為に"投資の初心者が長期投資を行うこと"を前提としています。著者は、20年以上の長期投資と米国の優良企業への投資を勧めています。多くの投資の本ではまず日本株を勧めるところだと思います。著書は、日本株は株の初心者向きではないと教えてくれます。日本の企業が世界市場の中の利益からみた立ち位置を伝え、日本企業より安全な企業群に投資すべきとの立場です。確かに日本企業の倒産リスクを心配して投資するより、より規模の大きな米国の企業の方が安全だと思いました。
その他、"マイホームは賃貸か持ち家か?""保険は入るべきか?""年金について""介護について""仕事について""人生100年時代に求られる新しい価値観について"を設定した期間とそれにかかる費用対効果を使い説明してくれます。
著者の加谷珪一氏は、中央省庁や政府系金融機関対するコンサルティング業務し、現在は、経済、金融機関、ビジネス、ITなど多方面の執筆活動を行っています。
他の著書も読んでいるので、日常で割り算をする事が多くなった気がします。それ以前はあまり考えていない状態でした。やはり知識というのは大事です。お金の知識が足りなさすぎたと反省します。また制度も知る事はとても大事ですね。そんな事を改めて確認した一冊でした。