御影瑛路のレビュー一覧

  • 空ろの箱と零のマリア

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    ミステリーだけれども、そういうのが苦手な人でも大丈夫だと思います。
    イラストもきれいで、違和感なく読めました。
    読後イラストをじっくり見返すと「そういうことだったのか!」と新たな発見が。
    もう一度読み返してみたい本。

    しかし。途中、何度だまされたことか……。
    あまりに騙されまくって途中からずっと疑心暗鬼でした。
    最後まで騙されましたが。なんてこったい!

    とても面白かった!
    シリーズらしいので、次巻も楽しみです。

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    2009年10月09日
  • 空ろの箱と零のマリア

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    「私はお前を壊すために、ここにいる」
    御影瑛路先生の新シリーズ登場!
    うまい棒が好物の男子高校生・星野一輝に、絶世の美少女転校生・音無彩矢は言い放つ。
    この一言で、一輝の日常は壊される。一輝は一輝を囲む、賑やかなクラスメイト達と、不思議な転校生とで、日常を取り戻すために今立ち上がる。
    設定はすごく難しいのですが、分かったときに感激。すごく面白い本です。
    普通の男子高校生と美少女転校生・・・この関係に『ときめき』がないのに、ここまで面白い本は新鮮に感じました!

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    2009年10月04日
  • 神栖麗奈は此処に散る

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    『僕らはどこにも開かない』と同じ作者さんの本です。

    これは続編に当たり、『神栖麗奈は此処にいる』が一巻に当たります。
    最初はそれに気付かず、「間違えて買っちまったぃ!」と慌てたものですが、あんまり深く考えずに読めば読めない事もないです。

    『いる』とは違い、範囲は神栖麗奈の所属していた女子校の話です。つまり、神栖麗奈の死ぬ前のお話です。
    時間がシャッフルされていて、一番最後に神栖麗奈の気持ちがわかるという構成になっています。

    自分は『いる』より『散る』の方が圧倒的に好きです。女子校というものに神聖さを感じているという単純な理由です。

    私が、屋上と飛び降りにロマンを持ったきっかけの本です。

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    2009年10月04日
  • 神栖麗奈は此処にいる

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    前作「僕らはどこにも開かない」と同様、見せ棚の中で異色を放ち、思わず手にとらせる魔力がありました。
    彼女と会った者は次々に自殺していく、「神栖麗奈」という不可思議な現象─。
    内容も凄く自分好み。
    ただ前作にも言えることですが、アクが濃いので人によって好き嫌いの差が激しいと思います。

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    2009年10月04日
  • 空ろの箱と零のマリア

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    全7巻完結。
    土橋真二郎の作品のような負けると死亡の極限ゲームで、設定やらを理解するのに難儀して6巻までは星二つにしたかった。が、最終巻の主人公の壮絶な有り様にやられました。+星二つ。
    この作品、難儀な処多いけど二つ心に残った処ある。一つ、クズは想像力の無い奴と言い切った処、もう一つは最終巻の273頁。クズがのさばる世界だがクズなんかに負けるな、あなたを必用とする人がいると叱咤激励したのではなかろうか。
    おかっぱ黒髪の柳悠里先輩良いね。

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    2024年03月18日
  • あなたが踏むまで泣くのをやめない!!

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    ネタバレ

    チョコちゃん…。
    なんか胸がズキズキするぞ…?いたい、いたい。
    いや、私だってそんなことしないけどさ…。多分。

    基本的には笑ったりして楽しいんだけどさ。こう胸の中をぐりぐりついてくるからあなどれない。
    …蒼山サグには笑ったけどさ。

    ネガティ…じゃなくてポジティ部のメンバーもなかなかいい感じです。

    あとアリスはかわいい。うん、足舐めたい。

    …結局なんだったんだろう。あの空白。まあわからなくていいのかもしれないけど。
    でも最後まで戦って欲しいです。

    やっぱアリスいい。今回のイラストも凶悪でした。

    …次も出ればいいなぁ。

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    2019年04月20日
  • 神栖麗奈は此処にいる

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    電撃文庫なめてた。衝撃を受けた本。
    恩田陸の六番目の小夜子を思い出した。
    めっちゃ好みの不気味さ。

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    2018年09月21日
  • 恋する殺人オーディション

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    アイドルが売れるには自分たちが支援した、応援したというファンとの関わりがあることが大事なのであり、つまりファンとの「共犯」関係が必要であるという話は納得した。
    それでも、類稀な才能を持った六人の中から一人を殺すなんてもったいない。
    確かに明日菜含め五人は話題が出るかもしれないが、イコールで人気が出て売れるのかどうかは疑問が残ると思う。
    どっちも勝たず負けずの痛み分けのモヤモヤしたラストは正直、嫌いじゃない。
    そういえば何で美織は現役東大生という肩書があるのにわざわざ容姿で応募したのか。それが疑問。
    少なくとも、ミステリーではない。
    アイドルが選挙で(アイドル)生命を左右されるのは、正直シャレに

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    2017年02月19日
  • 恋する殺人オーディション

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    「アナタの1票が、彼女の生死を決める。」
    大型アイドルユニットの最終選考。ネットによる人気投票の結果、落選者には死が待ち受ける。
    非常に悪趣味な題材だが、内容はあっさり目。
    途中はすごく面白かったのにラストは肩透かし。

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    2016年06月10日
  • Fランクの暴君I ‐堕ちた天才の凱旋‐

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    空ろの箱と零のマリアの作者御影瑛路さんの新作。
    主人公のキャラがかなり立っていて、頭脳戦もなかなか面白い反面、ヒロインが空気状態。
    萌えが全くないので、ストーリーに集中でき結構先が気になるので読み進め安かった。
    ただ、一巻はプロローグといった感じが否めない。
    コードギアスのような主人公と頭脳戦が好きな方にオススメ

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    2013年09月09日
  • 空ろの箱と零のマリア6

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    ネタバレ

    悠里ちゃん毒婦可愛い。

    前巻で破滅した子と、そうならなかった悠里ちゃんを見て
    ああこれが要領の差か……って思いました。
    確かに力に溺れるようなキャラではないよな、策には溺れるけど。

    どろどろとした関係性の中、絶対やだって意地を通す二人の女の子がとても素敵でした。

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    2013年03月18日
  • 空ろの箱と零のマリア5

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    正直もう出ないと思っていた箱マリ2年ぶりの待望の新刊。とはいえ私4巻を積みまくっていたからそこまで開いた感じしなかったけど(苦笑)リアルタイムで追いかけてた人にとってはなんともいえない感動(?)でしょうね。

    4巻から一輝が大きく成長し醍哉と直接対決までは予想できた流れだが、そこを一筋縄ではいかないのが流石御影先生というべきか。
    零のマリアとは?醍哉との対決の行方は?Oとも遂に対決みたいだしいよいよクライマックスか。

    次は今までのことを思えば早いペースで出るので出たらすぐ読まねば。

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    2012年12月26日
  • 空ろの箱と零のマリア4

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     イイネ! ゲームがいよいよ集結しますが、これも次の話が気になる。駆け引きに関してもレベルが高いので読んでいる方としてもたのしいのがこの話の良い所だね

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    2012年11月01日
  • 空ろの箱と零のマリア3

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     主人公に、箱の力をどう使わせるのかっていうのが目的みたいだけれど。 いったいどう使うのかは、まだわからないのが残念だし、これが書かれる頃には、話も終わりに近づいてしまうんどろうなぁ。
     醍哉が好きなので、なかなか楽しめる内容でした。

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    2012年11月01日
  • 空ろの箱と零のマリア2

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     1巻で騙しや衝撃的な展開は、ほぼ出尽くした感があるけれど、それでも面白い。 マリアが学校に戻ったあとは、話をどうすすめるかともおもったけれどもやっぱり、他の箱の所持者との対決ばかりがメインで進んでいくのか・・

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    2012年11月01日
  • 空ろの箱と零のマリア

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    同じ時間を繰り返す。無限ループって怖くね?ってはなし。ふつうに異常に執着する一輝と願いを叶え続けたいが為に箱そこものと変わらない彩矢。どっちにも共感できちゃう。

    個人的に彩矢が忘れたことにしてしまって一輝が許さないっていったところが印象的。後ハルアキがなんだか不憫。
    偽ハルアキの「何度でも味方であり続ける」ってのが格好良かった

    何でもかなえる箱があったとしたら貴方はどう使いますか? 何を願いますか?
    私は使えないタイプなんだろうなぁ…

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    2012年08月10日
  • 空ろの箱と零のマリア4

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    「王降ろしの国」完結編。

    読者からみても全然一輝らしくない積極的な攻め。
    どのキャラもクセがあって黒いのにそんなやつらのさらにその上をいく一輝はやっぱり違和感しかない。
    麻理亜が引くのも納得。以前の一輝はどこへw

    そして4巻にしてタイトルの意味を把握。
    これからは一輝が麻理亜を守る戦いが始まるのか。胸熱。

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    2012年08月01日
  • 空ろの箱と零のマリア3

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    「はこマリっ!」の3巻。

    今回はループする殺人ゲーム【王降ろしの国】が舞台。
    なんとなく雰囲気が「汝は人狼なりや?」的なものを感じるが、こっちは各々が個人戦で生き残ることが絶対必須。
    互いの役職を知ろうとする心理戦に加え、なんと各々ナイフを持っていて直接殺害もかのうという超緊迫したゲーム。

    一輝と麻理亜はこの箱に対抗するため、ゲームの勝利とは別に全員生き残る事が勝利の条件。
    疑心暗鬼で簡単に殺し合いが起きてしまうゲームを果たして無事にクリアできるのか・・・4巻が楽しみだ。

    それにしても、麻理亜のメイド姿が超絶可愛い・・・のに麻理亜のメイド姿<一輝のメイド姿という悲劇。

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    2012年05月07日
  • 空ろの箱と零のマリア4

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    ネタバレ

    主人公の変化を成長といってもいいか悩むけれど、前巻に比べて男らしくなったなとおもった。マリアに頼らず、逆にマリアを守るようになった一輝が今までと違っていて少し違和感はあった。
     これからの展開が気になる4巻でした。

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    2012年03月06日
  • 空ろの箱と零のマリア3

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    ネタバレ

    一巻とは違ったリープもの?だった。
    あんな状況に陥ってなお、自分の考えを貫く主人公がすごいと思うと同時に異常に感じてしまった。あと、マリアに頼るシーンがもうヒロインにしか見えなかった。

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    2012年03月05日