御影瑛路のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『僕らはどこにも開かない』と同じ作者さんの本です。
これは続編に当たり、『神栖麗奈は此処にいる』が一巻に当たります。
最初はそれに気付かず、「間違えて買っちまったぃ!」と慌てたものですが、あんまり深く考えずに読めば読めない事もないです。
『いる』とは違い、範囲は神栖麗奈の所属していた女子校の話です。つまり、神栖麗奈の死ぬ前のお話です。
時間がシャッフルされていて、一番最後に神栖麗奈の気持ちがわかるという構成になっています。
自分は『いる』より『散る』の方が圧倒的に好きです。女子校というものに神聖さを感じているという単純な理由です。
私が、屋上と飛び降りにロマンを持ったきっかけの本です。 -
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Posted by ブクログ
アイドルが売れるには自分たちが支援した、応援したというファンとの関わりがあることが大事なのであり、つまりファンとの「共犯」関係が必要であるという話は納得した。
それでも、類稀な才能を持った六人の中から一人を殺すなんてもったいない。
確かに明日菜含め五人は話題が出るかもしれないが、イコールで人気が出て売れるのかどうかは疑問が残ると思う。
どっちも勝たず負けずの痛み分けのモヤモヤしたラストは正直、嫌いじゃない。
そういえば何で美織は現役東大生という肩書があるのにわざわざ容姿で応募したのか。それが疑問。
少なくとも、ミステリーではない。
アイドルが選挙で(アイドル)生命を左右されるのは、正直シャレに -
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Posted by ブクログ
「はこマリっ!」の3巻。
今回はループする殺人ゲーム【王降ろしの国】が舞台。
なんとなく雰囲気が「汝は人狼なりや?」的なものを感じるが、こっちは各々が個人戦で生き残ることが絶対必須。
互いの役職を知ろうとする心理戦に加え、なんと各々ナイフを持っていて直接殺害もかのうという超緊迫したゲーム。
一輝と麻理亜はこの箱に対抗するため、ゲームの勝利とは別に全員生き残る事が勝利の条件。
疑心暗鬼で簡単に殺し合いが起きてしまうゲームを果たして無事にクリアできるのか・・・4巻が楽しみだ。
それにしても、麻理亜のメイド姿が超絶可愛い・・・のに麻理亜のメイド姿<一輝のメイド姿という悲劇。 -
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