御影瑛路のレビュー一覧

  • 神栖麗奈は此処に散る

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    ネタバレ

    『神栖麗奈は此処にいる』の続編にあたる。

    前作では、"神栖麗奈"とは一体何者なのか、その正体が明かされた。
    本作は、"神栖麗奈"が通っていた学校を舞台とし、"神栖麗奈"が一騒動を
    起こすことになった原因、それまでの出来事が書かれている。前作だけでは
    理解できなかった事柄、つまり伏線の回収がメインとなる。

    特に、最終章は神栖麗奈本人からの視点で語られ、彼女の心境、境遇、
    思惑が語られる。この作品を読むことで、より"神栖麗奈"を知ることが
    できるのは間違いない。

    そして、読み終わって本を閉じ、ふと振り返ったあなた

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    2012年01月30日
  • 神栖麗奈は此処にいる

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    ネタバレ

    "神栖麗奈"に関わった青年達の一部始終を、オムニバス形式で書き連ねた作品。各章ごとに話は完結しているものの、時間軸は章の流れに沿っている。

    ふと気付くと、"神栖麗奈"は此処にいる。
    「おかしいぐらいに美しい」彼女は、登場人物らにとって欠かせない存在となっている。そこにはさまざまな事情が含まれている。あるときは唯一無二の親友。あるときは家族を殺害した犯人。また、あるときは共にこの世界を救う救世主。彼女は一体何者なのか。本作のテーマはそこにある。

    本編では、"神栖麗奈"という現象を視るために、"神栖麗奈"という名前

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    2012年01月30日
  • 空ろの箱と零のマリア4

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    ネタバレ

    王降ろしの国編完結―。

    こういう解決できたかぁって感じです。しかし醍哉の行動といい、マリアの中にいる子といい物語が動き出してきましたねー。

    醍哉とはいつか戦うことになるんだろうなぁ。

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    2012年01月25日
  • 空ろの箱と零のマリア3

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    まさか次巻に続くとは・・・

    何この殺伐としたゲーム。
    すごいですね、容赦がない。和解だとか平和だとかそんなもん知ったこっちゃねぇ!って感じです。

    でもまぁ実際命がかかればこうなるのが普通よね。

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    2012年01月25日
  • 空ろの箱と零のマリア2

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    前回と違い今回は割と簡単に犯人が分かります。
    ただそこにたどり着くまでの思考はすごく良かったです。

    あと犯人の攻撃が容赦ないですね、こんなの実際にされたら発狂ものですよ。

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    2012年01月25日
  • 空ろの箱と零のマリア

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    転校生に初対面なのに宣戦布告された平凡な主人公。
    実はこの教室の誰かが原因でこの日が無限に繰り返されており、
    転校生は犯人を捜していたのだ!
    というラノベだが優れたSF。

    ライトノベルは挿絵が何だが、
    ツボに入ると面白い作品もあるなーと思った。
    はまる人がいるのも分かる気がする…
    が、あまりにもあっという間に読めるので
    書籍代がもったいない私がいます。
    マンガだと思わないんだけど。

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    2011年12月17日
  • 僕らはどこにも開かない

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    ネタバレ

    解釈が一通りではない、いろいろと考えさせられる、そんな文章が随所に散らばっていて文学らしさが多少垣間見える。

    秋田に刺殺されて意識が薄れていく最後、時雄は今まで聞こえていた鎖の音が他の誰でもない、自分自身を縛りあげている鎖の音であることを確信する。鎖とはいわゆる常識、共通認識、固定概念といったものを指し、それらを遵守している優等生ほど「鎖に縛られている」と表現する。つまり、今までずっと鎖に縛られている人達を嫌悪していた、殺人願望を常に抱いていた時雄もまた、ステレオタイプの枠組みに当てはまっていた人だったことになる。

    私は時雄がどうして鎖に縛られていたのかがわからなかった。友人いわく、殺人に

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    2011年12月04日
  • あなたが泣くまで踏むのをやめない!

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    亭主関白に夢見る男子高校生が毒舌ドS幼女に屈服させられながらも織り成す……ラブコメ?w
    結論としては、ドS幼女は正義

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    2011年10月28日
  • あなたが泣くまで踏むのをやめない!

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    御影先生、こんなのも書けるんだ・・・と驚嘆するくらい作風が違うなと、序盤読んでるときは思ったけど、意外とそうでもなかったと思う。
    思いのほか重い内容だけど、スラスラ読めて面白かった。

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    2011年10月10日
  • あなたが泣くまで踏むのをやめない!

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    世間のレビューの低さは御影瑛路の今までの作風が好きだったからでであとがきでこの作者はこういう側面もあり、好き勝手出来て楽しい、自分らしい作品になったと語っている。
    アリスというメインヒロイン、読んでいて口の悪さが「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の桐野と「ゼロの使い魔」のルイズ、喋りの頭の良さが「化物語」の八九寺真宵を彷彿とさせた。主人公がアリスを助けるシーンなど話の構成、もっていき方など非常に「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」に雰囲気が似ていると思った。

    アリスの口の悪さは癖になるし、会話は思わず笑ってしまうセリフばかり。非常におもしろかったし感動もさせてもらった。あとチョコちゃんてキ

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    2011年10月26日
  • 空ろの箱と零のマリア4

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    一輝が変わっていったから、だんだん不安になった。
    ノイタンが怖い。何を考えているか謎。

    タイトルの意味がよく分かった。
    この本は理解力が少ないと読めないかもしれない。
    面白かったが、最後ん?って感じであまり理解しないで終わってしまった。
    じっくりゆっくり読むことをおすすめする。

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    2011年08月06日
  • 空ろの箱と零のマリア3

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    今回のは続きって感じで終わってしまった。
    結局所有者は誰なのかよく分からなかった。
    登場人物ほぼが心の中で何を考えているか分からなくて怖いと思えてしまう。
    あ、この人がこの役職かなっと思ったら違ったり…
    読み進めていくたびに衝撃があって面白かった。
    読んでいると止まらなくなり、いっきに読めるからこの作品はおすすめだ。
    4巻を早く買いに行きたい。

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    2011年08月05日
  • 神栖麗奈は此処にいる

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    御影節ともいうべきペシミスティックな青春小説。展開の予想は容易だったが、登場人物にどっぷり感情移入していたためかさして気にはならなかった。

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    2011年07月28日
  • 空ろの箱と零のマリア

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    仕事中、どうしても気分転換したくてこの本を手に取りました。
    ……正直、今までは敬遠してましたです。
    タイトルはいかにも曲者っぽく、イラストは申し分ない、加えて作者の名前が「そっち系」である事を示唆している……。
    多分良作なんだとは思うんですが、余りにもはまりすぎて逆に地雷の可能性を疑ったというか。
    絶賛されてる分底が浅いとがっかりするよなぁ的な、そんな予防線。
    タイトル詐欺とかも警戒してて近づかなかった理由です、別に読まなくても何か減る訳じゃないし。

    ……結論、余分な心配でしたね。
    「そこまで」曲者かって言われるとそうでもないですが、良い展開を見せてくれたと思います。
    謎の構成も心情描写も丁

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    2011年07月01日
  • 空ろの箱と零のマリア

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    犯人は誰だシリーズ。
    犯人は予想裏切るもので、ややヤラレタと
    半分は、こじ付けだと思いも。
    まぁでも全体としては面白く、今後、どういう方向へ
    話を持っていくかでシリーズ全体の面白さが変わってくるでしょう。

    きっちりとした伏線回収を期待します。

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    2010年09月21日
  • 空ろの箱と零のマリア2

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    読み終わってからだいぶ時間があいてしまった。そのためにちゃんとかけないかとおもうのでご了承。

     さて、この本の内容は「繰り返しの日々の果てに、再び星野一輝の前に現れた音無麻理亜。しかし、ふたりで過ごす穏やかな時間は長くは続かない。一輝の周辺で不思議な事が起き始めたのだ。送った記憶のない告白メール、断絶する記憶、「自分ではない自分」が引き起こす事件、死体。そして、携帯電話に残された宣戦布告―『ボクはアンタを壊す。アンタが大切にしているものを全部壊す。“箱”を手にしたボクは、アンタから全てを奪える』“所有者”が一輝に向ける “悪意の理由”と“願い”とは…?緊迫の第二巻」です。

     一巻を読み終わ

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    2010年09月19日
  • 空ろの箱と零のマリア2

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    そりゃ前巻と比べると全然話にならないが、今回も読み進める度に起こる恐怖みたいなのが内側から出てくる。このシリーズは本当におもしろい。

    そしてマリアは話が1周していろいろと間違ってると思うwあと、茂木さんとか心音とかうまく表現できないが、他のラノベよりモテのクオリティが高い気がする(鉄雄氏のイラストの影響が大きいのだろうが)。一輝うらやましいぞ!

    次巻もいろいろと期待させてくれる終わり方だったのもGood。

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    2010年08月10日
  • 空ろの箱と零のマリア

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    とある一日を無限と思える時間ループする話
    前が何回目で今が何回目だから…えっと…って考えつつ読みました
    何回繰り返しても1日しか無いわけで、その中でどれほどのことが出来るのか…
    ジャケ買いだったけど思った以上に引き込まれた

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    2010年07月04日
  • 空ろの箱と零のマリア2

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     誰かに成り代わるという行為は矛盾を内包する
     その「誰か」に成り切ってしまうと「自分」が消失する
     しかし「自分」を維持したままでは「誰か」になれない

     徐々に存在を乗っ取られていく中での一輝と音無の共闘は
     今回は時間制限ありと言う事で緊迫したものでした
     だからか、つい音無が本音を漏らしてしまうのがいいですね
    「もう、見失うな」
     最後のデレも、ごちそうさまって感じで

     しかし願望機としての『箱』を巡るこの物語は、今回も重いです
     人の弱さにつけ込みそれを浮き彫りにするという骨子はいささかもぶれず
     シナリオは最後までどろどろと泥臭い
     読んでいる最中はずっと苦虫をかみつぶしているよ

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    2010年05月14日
  • 空ろの箱と零のマリア2

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    面白いけど、1巻の劣化という感じはする。ちょっと新キャラの出し方ミスったかな。最後の次巻への繋ぎ方はいいと思った。

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    2010年04月17日