御影瑛路のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ようやく購入しました、面白すぎて一気読みしてしまった。
多分あれですね、「俺だってたまには萌え萌えキュン☆な奴書きたいんだよ!」って奴が爆発した結果がこれかと。
まず、特筆するべきは余計な装飾のない、しかし的確に状況を伝えてくる軽快な文章のテンポです。
まだ稀有な部類に入るネット知識などが散りばめられてて
しかしネットが持つ陰鬱さの側面を出す事なく、ただくすりとさせるのが好感を持てます。
まず、全ての人物はどこかしら性格が破綻していて
この作品は常にそういうものなんだなーと理解しておく必要があります。
ネットのノリツッコミと同じく、本気にはしていけないもの。
主人公からしてまともに取り合って -
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Posted by ブクログ
御影作品なわけだが、やっぱりおもしろい。終わり方がちゃんとハッピーエンドなのだから、、、
音無彩矢のキャラとしてのキャラのできあがりぐあいがよかった。そして星野一輝の葛藤、桐野心音の心の奥底の感情、大嶺醍哉の冷たいようでちゃんと見守ってくれてるかんじ、臼井陽明の荒いけどちゃんと協力しようとしてるかんじ、そして茂木霞の本性。全部大好きです。
話の内容の補足。途中で全部でてくるのですが「拒絶する教室」というものがこのループの原因なわけなのですが、なぜそれがおこったのかは「箱」というなんでも願いごとがかなうものを手に入れたから。しかし、願いを思うとともに「本当なのか?」とおもってしまう。そう -
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Posted by ブクログ
わたしは土ツボにはまるように読みました。けど、問題作とは、、、、そこまでいってないような気がしました。けれど、おわりがキレイになっていたので満足。
問題作、というと「バトルロワイヤル」やら「溝鼠」なんて作品をおもいうかべてしまうわたくしですので、そこまで問題作あつかいしなくてもいいとおもいます。
、、、なぜに問題作あつかいなのかは、作品に登場するキャラが変なのもあるとおもいますが、そのなかのキャラのくちぐせが「ああ……人を殺したい」なわけです。殺したい、ともうのは人間みなおなじだとおもっている自分も変態なのでしょうか、とかおもったり。
また、あとがきに「人がいやがるようにかいた」とあり -
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Posted by ブクログ
え?
神栖麗奈さん…ですか…
たしかに此処にいますけど……
あの、あなた誰ですか?
部外者に学園内の情報をお教えすることはできません。
お引取り……え? 麗奈さんの落し物を?
これは、たしかに麗奈さんの学生証ですね…
失礼いたしました……では、ご案内いたしますね…
ですが、麗奈さんはお会いになってくださいますかね……
あ、いえ、こちらの話です。
最近、誰も麗奈さんをお見かけにならないのですよ。
え? この人型の白線ですか?
ここに麗奈さんは落ちてこられたのです。
ほら、見えますか? あの屋上の鉄柵…あそこからお飛びになられたのです。
ここでお散りになるために……ほんの数日間だけで -