あらすじ
在籍する生徒の成績は超優秀、あらゆる部活は全国制覇を成し遂げる。夜空に輝く星のような私立七星学園。しかしその実体は、厳格なランク制度と、生徒の容姿までステータス化されるシステムで生徒たちを管理する、別名『弱肉強食学園』。 そこは絶対的な強者が支配していた。派閥【アーバンライオン】を率いる、【傲慢】の神楽坂エリカ。彼女を打倒し、『頂点』に立ち、『暴君』として君臨する──。危険な野望を抱いた“堕ちた天才”が、Fランクの教室には居た……。知能と知能がぶつかり合う下克上ストーリー、開幕!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『D、C、E、D、C、B、S』ーーーーーーー
御影先生の心理ゲームだー! ひゅー!!! となりながら読みました。学園のシステムと心理戦がとても良い相乗効果を発揮して、ワクワクしながら読みました。伏線も割と早い段階で回収してくれるので、サクサク読めました。頭の良いキャラは頭が良い。御影先生の頭脳明晰、冷徹な女傑好き。表紙のメインヒロインが帯に隠れているくだり面白いし、三人の表情が三者三様すぎて面白いです。個人的には佐里さんの今後に期待。
Posted by ブクログ
空ろの箱と零のマリアの作者御影瑛路さんの新作。
主人公のキャラがかなり立っていて、頭脳戦もなかなか面白い反面、ヒロインが空気状態。
萌えが全くないので、ストーリーに集中でき結構先が気になるので読み進め安かった。
ただ、一巻はプロローグといった感じが否めない。
コードギアスのような主人公と頭脳戦が好きな方にオススメ
Posted by ブクログ
方向性の不透明さがちょっと気になります。
厨二病要素はありますがメインってほどでもありません。
謎解き要素は前シリーズに比べてぬるすぎるのでこれもメインじゃないでしょう。
精神的なふれあいといえばそんな感じはしますが、主人公の性格が難儀すぎてインパクトに欠けます。
……まぁそれについては作者自身があとがきで頭を抱えてたので、つまりそういう事なのでしょう。
本の駆け引きは謀略戦です、全てが計算ずくという訳ではなく、直感による紙一重の判断も多々あります。
納得こそ出来ますが、計算で嵌めにかかる前シリーズに比べてややご都合主義で、物足りない感は拭えません。
厨二病をステージに、謎解き要素をもう少し強化してほしいのが本当のところ。
才能が前提にあるのはまぁ当然として、後は努力という名の立ち回りが全て、そんな感じ。