木暮太一のレビュー一覧
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発展途上国の給料が安いのは、労働力の再生産コストが安い=労働力の価値が低い、から。
給料は必要経費=年齢が上がると生活費が上がるので給料は上がる。
イノベーションはコモディティ化する。
競争は、熱帯雨林の木の高さと同じ。資本主義経済と同じ。=経済構造的囚人のジレンマ。
世間相場よりも自分としてはストレスを感じない仕事を選ぶ=楽しい仕事=興味が持てる仕事。
仕事を楽しむ、というより興味が持てるか。どんな仕事でも辛いことはある。得意、好き、を仕事にするとそれに耐えられない可能性がある。
長期的に資産を作る仕事を選ぶ=自分が成長できる職業。天職はあとで気づくだけ。他人よりもストレスなく、成果を上 -
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ネタバレ[感想]
内容のほとんどは、当たり前orすでに知っていること。しかし、本文にマーカーが引かれており、それを読んでいればスラスラと内容が入ってくるので、そういった工夫がされており、好感がもてた。もちろん、参考になる点はあったので、下に記述する。
「話し方」が難しいのは、それぞれの「話し方」に長所と短所があり、シチュエーションに
よって巧みに使い分ける必要があるからだ。その際、本書に書いてある情報を前提知識として入れておくことには、一定の意義がある。例えば、短く話す努力や、思考のバケツ、スキーマの話などは興味深かった。一方で意識しなくてはならないのは、話す際に、どのメリット・デメリットを取るかであ -
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ネタバレ給与は「労働力の再生産コスト」という概念
・「自己内利益」を考える
・自分の「労働力の価値」を積み上げていく(資産という土台を作る)
・精神的な苦痛が小さい仕事を選ぶ
資本主義における給料、多くの日本企業の社員への給料は「経費の積み上げ」によって決まっています。つまり給料は「明日も同じように働くために必要な経費のみ」 = 「労働の再生産コスト(=価値)」ということです。決して「生み出した利益(使用価値)」でないというのがポイントです。確かに2倍の成果をあげても、給料は多少上がりますが、2倍にはなりません。
だから労働者は「利益を生み出す」ことを考えるよりも、「自分の価値」を高めることを考え -
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大人気漫画『カイジ』から今の世の中を生き抜く処世術について書いた第三弾。
本書では飽和状態にある現代を生きていくうえで、動き出すこと、人に貢献することが大切であると本書を読んで感じるとともに、ありがとうが人を動かす、分業で歯車となった現代で自分の輝くポジションを探すことや飽和状態にある現代でどのような製品が選ばれていくのかなど現代の仕組みがカイジを通して解説されていました。
変わり映えのしない人生を変えるために今日を全力でいきること、そして、本書に書かれていたことを活かして生きていけば明るい未来が待っているのではないかと感じた一冊でした。