木暮太一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2011年06月 08/039
学校で教えてくれない「分かりやすい説明」のルール/木暮太一 を読んだ。
だいぶ前に読んだやつの読書メモです。
新たな情報に出会って、理解するためには、まず分かるとか、分からないとかのあいまいな状況を定義することから始まるのだなと思います。世の中のことの多くが僕にはわかりませんが、何がどれくらいわかっているのか、わかっていなのか、ということは意識しておこうと考えているのです。暫定的な回答、固執することなく変われる姿勢を大切にして。
重要そうだったのはこのあたりのことでした。
分かりやすい説明に必要な3つの要素
1)何のテーマについて話しているかが分かる
2)説明に使われる日本語が分かる
3)説明の中の論理が分かる
分からないには2種類ある
1)知らないから分からない
2)理解できないから分からない
分かりやすい説明に必要なこと
1)相手に理解してもらいたいと思う意識
2)相手に合わせて表現を変えること
当たり前ですが実にその通り。自分の説明がどうであるかを、シンプルに考えることができるよいヒントになると思います。
国語の授業では意味などの「情報」だけでなく、こういう「方法」もしっかりと教えるといいのでしょうね。
先日、仕事で大学を訪ねる機会があったのですが、大学内には「方法」を学べそうな授業・講座などがたくさんありそうでした。看板がとても魅力的で、受けてみたいものばかり。今からでも遅くないので、一つ一つ学んでいこう。
あとはメモ。
「教育」と「説明」の違い
「教育」とは教えて育てること
「説明」とは説いて明らかにすること、「相手にとってすべてがはっきりするように伝える」こと。
→これをごっちゃにするからよくわからなくなるのですよね。ごっちゃにして都合いい時だけ、教育にするみたいな事例はよく見かけます。
「聞き手が100%理解できるように説明するのが『伝え手の義務』」P.76
「自分が伝えたい内容が相手に伝わらないのは、100%自分の責任」P.92
「『分かりやすく説明する』ということは、一種の技術で、後天的に身につけることができる」P.7
「私たちは、『目下の話題が何についてのことなのか』というテーマが見えないと、理解が進まない」P.26
「言葉そのものの意味が分からなければ、会話や文章の意味も分からない」P.31
「論理が欠けているから(わからない)」P.34 -
Posted by ブクログ
「分かりやすい説明」と書いてある通り、非常に整理された内容になっています。「分かりづらい説明」は、「テーマが分からない」「使われている日本語が分からない」「論理が分からない」の3パターン、などと言われるとなるほどと納得してしまいます。
そして、単元ごとに要約のルールが書かれている点も分かりやすくしている要因です。全部で44あるルールを読むだけでも理解できる構成になっています。
ルールの多くは非常に具体的です。
【ルール14】説明の文章は、一文を短く
【ルール16】主語と述語は近くに置く
【ルール20】接続助詞の「が」、テーマ出しの「は」は使わない
【ルール21】二重否定は使わない
そして一番反省させられたルールが以下です。
【ルール13】表現に私情や注釈をやたらはさまない
これまで言い訳めいた文章ばかり書いていた気が。。。反省します。 -
Posted by ブクログ
ネタバレPIVOTで著者の動画が面白かったので読んだ。
リーダーは言語化=明確化すべしという内容。
わかりやすさを重視しているためか、一般論に終止しており、深い考察は少なく感じた。
・ビジネスで必要な言語化
①ビジョン:経営者が言語化
②アクション:リーダーが言語化
③コミュニケーション:メンバーが言語化
・人を動かす2つのリーダーシップ
①誰が言うか
②何を言うか
・定性的なゴールは「〇〇できる状態」と言い換える
例
従業員満足度が高い
→従業員が、自分の考えを会議で発言できる状態
→従業員が、定時で帰れる状態
・価値とは
①相手に変化を与える
②相手のテンションを上げる
③相手に伝わらないほどの自分のこだわり
・差別化とは
①顧客が欲しいと思っている
②既存商品ではそれが実現できない
③それを自社が提供できる
・付加価値とは
①解決できない課題を解消すること
・リーダーの言語化のポイント
①やることを明確にする
②やらないことを明確にする(定例会)
③間違っている行動を軌道修正する
・SMARTの法則
specific具体化する
measurable数字で表現する
achievable達成可能な表現を使う
relevantそれが何につながるのか関連性を示す
tine-bound期限を明確にする
・曖昧な指示を明確にする
①「そのために何をする?」を3回問いかける
②練習メニューを提示する(資料作りが上手い社員の資料をもらい、デザインを変えず内容だけ変える)
・無駄をなくす
→「なくしたら誰にどういう変化が起きる?」
・軌道修正のポイント
①なにに焦点を当てたら結果が変わるか
②具体的に何をしたら結果が変わるか
③それをどれくらいやれば結果が変わるか
・メンバーの行動が期待に満たない理由
①タスクが曖昧だから
②メンバーが自分の仕事範囲を狭く捉えているから
・期待値を「私〇〇が、社長に報告△△できるように」と表現する
・メンバーの考えを言語化する型
①極端な例示(こんな仕事価値ないよね)
②分解して例示(新PJてわライバルに勝てる?)
③将来を例示(将来どんな事が起こる?)
・言いづらいことを言えるようにする
①相手がどんな「べき」を持っているか?
②自分や相手がどんな「だって」を持っているか?
③「このままだとどうなると思っているのか?」
・わかりやすいとは
①把握できること
②納得できること(相手が知っている例を出す)
③再現できること(トピックの個数から伝える)
・メンバーの勘違いを先回りして指摘しておく
・相手から質問される前に修整しておく -
Posted by ブクログ
なんとなく、一人称「ぼく」が気になってしまいました。本書のメッセージとして、リーダーの課題は言語化できれば九割解決でき、「言語化=明確化」であるそうです。特に、経営者はビジョンを言語化、リーダーはメンバーのアクションを言語化、メンバーは日々のコミュニケーションを言語化することが、ビジネスの言語化とのことです。リーダーをスポーツの監督として例示されていて、よくイメージできました。
私はリーダーという立場ではありませんが、後輩に何かお願いするようなことがあれば、丁寧に行動指示(アクション)を示していきたいです。
また、リーダーの仕事は、メンバーに結果を出してもらうために考えて行動すること、というのも印象的に残りました。
逆に、あいまいな指示であれば、メンバーである自分は自分自身が働きやすいように言語化して明確化するのが現実的によいのかなと思いました。
本を久しぶりにざっと読んでみての感想ですが、たまにはインプットして、それを意識しながら仕事にも活用していければと思います。 -
Posted by ブクログ
「言語化」=「明確化」と言う。リーダーとしての役割を把握し、部下が「どんな行動を取れば良いのか」納得する中身を明確にすること。それには「伝わる言語化」が必須であり、具体的には期待値(ゴール)を明確化し、曖昧な指示を無くし、指示を明確にすること。場合によっては的確に軌道修正していくことだ。世間で言う「SMART法」を活用することだ。Specific(具体的に)、Measurable(数字で表現する)、Achievable(達成可能な表現を使う)、Relevant(つながる関連性を示す)、Time-bound(期限を明確にする)。また顧客に対する「言語化」にはさらに納得してもらう為に実態の「数値」から分かりやすく説明、相手が「わかったつもり」を無くすために逆に「問いかける」も必要となる。
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Posted by ブクログ
仕事ができる人とは、「周囲の負担を減らせる人」である。仕事ができるかどうかは周りが決めることであり、知識の多さや作業スピードの速さではない。
相手の負担を減らすことには「相手の脳内ストレスを減らすこと」と「相手のタスクを肩代わりすること」の2つがある。仕事とは【仕える事】と書くため、「相手の脳内ストレスを軽減し、タスクを肩代わりする事で、負担を減らせる事」が仕事ができるという事である。
そのために必要なスキルは、言語化力、論理的思考力、コミュニケーション力、対立しない力、行動力の5つ。
言語化力においては、相手の頭の中にあるゴールを言語化し、そのゴールを達成したと言える必須事項をリストアップする。そして、相手の頭の中のアクションを言語化する。その際、抽象的な言葉については意味を確認し、具体的なイメージを持った行動に落とし込む。そのためには、要素を分解しながら、「誰が、何をする、何のために」を整理する必要がある。
論理的思考力では、常にゴールを意識し、達成するために必要な事を考えるスキルが大切。なぜその指示をされたかを考え、タスクを分解して後工程を理解する。また、ゴールを達成するための手段として妥当なものを選ぶためには、その仕事に関連するベースの数字を把握する。重要な数字は、「期待値=成功した時に得られる成果×成功率」で考える。
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Posted by ブクログ
仕事ではさんざん文章書いているのに、いざ自分の感想や考えというとなかなか出てこなかった。何をどこから書けばいいのやら。そしてインプットしたことすぐに見失う。
今年は言語化力をつけたいと思って、手に取ったうちの一冊。
この本はビジネスを中心に言語化のコツがたくさん挙げられている。
特に目から鱗だったのが、「誰に教えるかを意識する」というところ。
これまでは、こういった読書の感想やコメント欄に何を書いていいか浮かばず気が進まなかったけど、誰に教えるかを意識して書いてみたら、するする言葉が出てきた!
言語化はコミュニケーションなんだと実感した。