【感想・ネタバレ】マルクスる? 世界一かんたんなマルクス経済学の本のレビュー

あらすじ

マルクスの経済学思想をここまで簡単に解説した本は他にありません。分かりやすさは読者の評価が証明しています。経済哲学を学べば「ブレない軸」ができます。本書なら忙しいビジネスパーソンでも短時間でマスターできます! (※インターネットに寄せられた読者からのコメント「今までオーソドックスだったマルクス経済学のテキストを根底から覆す非常に取っつきやすく、分かり易いのが特徴です。数式、やマルクス経済学独特の用語をかみ砕いて説明してくれるのが魅力です。日本経済に当てはめていて検討している点も良いと思います。初歩の初歩としてこの本を読んで、次のテキストを読んでみて行くのも良いかもしれません。」)
「あまり期待していなかったのですが、これはすごいですね。全体的にすごくわかりやすく、よくわからない部分が出てくるとそのつど丁寧に教えてくれます。使用価値と価値の関係についての部分がよくわからなかったので助かりました。また、マルクス経済学の本では「価値」と「交換価値」という言葉が登場して混乱することがありますが、この本では「交換価値」は出てこず、迷うことはありません。
初心者の方、他のマルクス経済学入門書でダウンした方におススメです。」

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Posted by ブクログ

木暮太一さんが結構前に書いていた本。マルクス経済学を、ものすごくわかりやすく説明しています。
「わかりやすく、読みやすく」書くのは非常に難しい事だと思っていますが、小暮さんの苦労が少し読み取れる本でした。マルクス経済学、資本論のとっかかりにいいと思います。

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2014年06月10日

Posted by ブクログ

経済学のわかりやすい入門書を書くことで有名な木暮さんのマルクス経済学入門書。

文字も大きく、時折入るイラストもあって、全体としてはわかりやすいと思う。ただし、最近はいろいろな方が資本論入門を書くようになったので、これがベストとは思わなかった。

まず読み流して、全体像を捉えて、確認しながら読むことがよいかなと思った。経済史におけるマルクスの影響は大きいので、さらっとよんで、大体の話をつかみたい人に向いていると思う。

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2013年03月27日

Posted by ブクログ

小暮氏の本四冊め。現在売れに売れている『僕らはいつまで、、』にマルクス資本論が取り上げられていたため興味を持って購入。理系で元々経済学なんてものはド素人の私でも理論の要点は説明できるのではないかと勘違いするくらい解りやすい。詳細は切り捨て概要を把握する事に焦点を当てているので入門としてはとてもいい。本のはじめに概要がまとめられている。これを最初と最後に2回読ませる事で内容が理解できた事を実感させるあたり『うまい』。

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2012年05月27日

Posted by ブクログ

マルクス経済学ということでもともと数式をあまり使わない考え方なので、コンセプト通りけっこうわかりやすかったです。
詳しく知りたきゃ専門書を読め、と割りきってるのが良い。
このシリーズ全般に言えることだが、今回も誤植が多い。
そこらへんはしっかりして欲しいのだが。


第1章 商品と価値形態
第2章 剰余価値の生産
第3章 資本蓄積
第4章 資本循環
第5章 資本の流通
第6章 利潤の法則
第7章 商業資本
第8章 利子生み資本と信用

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2012年08月24日

Posted by ブクログ

マルクス経済学を説明した本としては比較的平易なのだろう。まだ難しい点はあるけれど、難解な理論を平易に理解しようとする方が間違っている。読者もこの本のみならず、他のいろいろな本を分からないなりに読んで、少しずつ、なんとなく理解するところから始めていくしかないと思う。

そこそこ読みやすく、最低限の知識は得られるような気がした。しかし、誤字脱字の量がとにかく多い。あまりの多さに、それだけで辟易するレベル。もうちょっと出版前にちゃんと校正しないのかと不思議に思った。その点がとにかく残念。

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2017年08月16日

Posted by ブクログ

世界一分かりやすいらしいが、それでも難しかった。

昔、マルクスを読むと価値観が変わるらしいと言われ、いつかは読みたいと思っているんだけど、なかなかです。

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2011年08月29日

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