ヒュー・ロフティングのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレオウムのポリネシアから動物の言葉を習った医者のドリトル先生が猿の病気を治しにアフリカに行く話。
お金がないのに食料や船を町の人から借り大半の動物を家に食料なしで置き去りにして出発する段階でダメダメ人間の匂いがしてあまり好きになれませんでした。
でも危機の度に動物たちに助けられお金もゲット!いかにも子ども向けで低調なスタートでしたが後半は読むのが止まらなくなり次作も読みたくなりました。
さすが名作です。
ドリトル先生が黒人王子の顔を白くしたとして差別問題で世界的に発行が一時控えられていたみたいです。
1920年初版発行から100年目の2020年発行のこの本では黒人王子が眠れる森の美女に拒絶されたのは顔が黒いせいではなくニキビ面のせいになっていましたよ。
知らない人にキスされたらどんなにカッコよくても地位があっても普通はセクハラです! -
Posted by ブクログ
◼️ ヒュー・ロフティング
「ドリトル先生アフリカへ行く」
かつて井伏鱒二氏が紹介した人気児童書シリーズ新訳版。動物に大人気のドリトル先生の痛快冒険記。
1951年に井伏鱒二氏が翻訳したシリーズが児童文庫として2011年より新訳出版され、さらにそれを一般向けにした初巻とのこと。こちらは2020年に発売されている。シートン動物記は断片的読書、ドリトル先生は初めて。さてさて。
たくさんの動物とともに暮らすドリトル先生の病院には町の患者たちが寄り付かなくなり先生の妹は出て行ってしまう。オウムのポリネシアに動物のことばを教えてもらった先生は獣医に転身。動物たちに大評判となりその名は知れ渡る。疫病が蔓延しているアフリカの猿たちが先生に来訪を求め、先生はポリネシアや猿のチーチー、犬のジップ、子豚のガブガブらとともにアフリカへと船で出発するー。
アフリカに着いたら着いたで白人ぎらいの王様に捕らえられ、脱走してもしつこく追いかけられ、ジャングルを掻き分けやっとのことで猿の群生地へと来たらプライドの高いライオンに協力を拒まれる。次から次へと困難が降りかかる先生は無事にアメリカへ戻れるのかー。
仲間の動物たちや渡りの鳥たち、果ては人喰いザメからも尊敬を集める先生はところどころで動物たちに助けられる。一般向けにするにあたり改訂されているらしいが中身はやはり児童文学。すらすらとファンタジックな世界を楽しめる。
白人の少女が黒人の少年に驚いたりするくだりがあったりして、一時差別的だと言う声が海外でも上がったらしいが、この本は著者の表現そのままに載せてある。時代の潮流があることと、程度を勘案すれば興味深くもある。
幼少の頃買い与えられた本で強く思い出に残っているのは「無人島の三少年」という本。3人の少年が漂着した島で自活をする境遇となる。やがてうち1人は逃げ遅れて通りかかった海賊船に捕らえられ、引き離されてしまう。2人のところに戻ったのは確かだが、どうやってなのかなど記憶にない。海辺の洞窟の暮らしをなんとなく覚えている。やはり海と島、冒険、児童がが惹きつけられる1つの要因かなと懐かしい気持ちで考える。もう1回読んでみたいものだ。
ってちょっと調べたら1万5000円近い値が付いてる。びっくりだ。へえ。 -
Posted by ブクログ
オシツオサレツをアフリカに帰してやるための航海中に奴隷船に行き遇い人助けをしたドリトル先生たちは、助けた人の住むファンティポ王国では王様の肖像を使った切手を発行しているものの肝心の配達機能がなっていないことを知り(その為に親類に出した助けを求める手紙が届けられず奴隷として売られてしまった)、行きがかり上、一肌脱いで渡り鳥たちのネットワークを使って郵政改革(!)に乗り出します。やっているうちに世界中から困った動物から相談事が届くようになったり、動物向けの月刊誌を発行したり、どんどん発展してゆき、しまいには天候の予測まで出来るようになったのでした。記憶にあった長生きの泥亀も出てきました。