ヒュー・ロフティングのレビュー一覧
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前半は、ドリトル先生の帰りを待ちながら奮闘するトミー・スタビンズくんの話。
動物たちを養い、畑や庭の手入れをし、けがや病気の動物の診察をする。
先生が帰ってきたら、何にお金が必要になるかわからないからと、稼いだお金を節約して貯金に回すんだよ。
ドリトル先生より生活力あると思うわ。
そして、先生が帰...続きを読むPosted by ブクログ -
月に到着したのはいいけれど、住民どころか植物以外の生き物の姿が見当たらない。
しかし、何かに見張られている感じだけはひしひしと…。
いつも動物たちから絶大の信頼を持って迎えられるドリトル先生も、月ではちょっと勝手が違う。
トミー・スタビンズ君は気が気ではないけれど、ドリトル先生は動じない。
植物し...続きを読むPosted by ブクログ -
ドリトル先生の家の庭にある雑種犬ホーム。
そこに住む犬ケッチ先生の波乱に満ちた生活。
虫語の研究に熱中するドリトル先生。
そろそろ冒険旅行に出かけたいドリトル先生の家に住む動物たち。と、スタビンズくん。
そして、月から来たガ。
犬の主張
“私の目から見ると、人間はこの世のよいものを、自分たちだけ...続きを読むPosted by ブクログ -
ドリトル先生が作る動物園は、人間が動物たちを見るためのものではなく、動物たちが幸せに暮らす楽園のこと。
「ネズミ・クラブ」「ウサギ・アパート」「雑種犬ホーム」「アナグマ宿屋」「キツネ集会所」「リス・ホテル」
ドリトル先生の家の敷地の奥に、動物たちのために作られた動物園。
治療に研究に執筆にと多忙を...続きを読むPosted by ブクログ -
これは面白かった。
特にオットセイとの脱出行。
サーカスから連れ出すのも大変でしたが、海まで旅するのがもう大変なんてもんじゃあない。
人目をはばかっている+オットセイは歩くのが苦手=八方ふさがり。
そこでドリトル先生は女性用の服を買って、オットセイを病気で体調がすぐれない女性に変装させ、馬車に乗せ...続きを読むPosted by ブクログ -
動物好きな靴屋の息子トミー・スタビンズは、けがをしたリスをドリトル先生に診てもらった縁で、ドリトル先生の手伝いをするようになる。
最初は通いで。
そして住込みで手伝いをしながら、勉強も教えてもらう。
彼はいつしか、ドリトル先生が旅に出るときに連れて行ってもらうことを夢見るようになる。
この本は、子...続きを読むPosted by ブクログ -
初めてきちんと読みましたが、ドリトル先生すごい。
人間の病気を治すだけではなく、動物の病気を治すだけではなく、悪人を厚生もさせる。
今から100年近く書かれた本なので、人種差別とかもありますが、そういうことを抜いても、ドリトル先生の理想主義的現実対処能力のなさが、三国志の劉備玄徳みたいでいやだ。
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小学校の図書室の、ずらりと並んだ岩波の海外のお話したち。そこにあこがれて手にとっていたことをふわーっと思い出しながら、懐かしく読み返しました。
ほとんどのお話は覚えていなかったけど、今読むと、なんという、人の本質に迫った美しいお話だったんだろうと、でもマンガのように活き活きとして、読み出したら想像...続きを読むPosted by ブクログ -
ドリトル先生は動物とお話ができるからおもしろい。
あまりにもペットが沢山いるのもおもしろい。
どうぶつを研究することもおもしろい。
次の本も読みたいPosted by ブクログ -
昔読んだはずのオットセイの脱出劇が、どんなんだったかなーと思って再読。記憶にあった感じより脱出劇は短くて、後半4・5部はサーカスいろいろだった。
読んでみて思ったこと
・登場する動物(と人間)たちがイキイキしてやっぱりわくわくするな~ということ。どこを切り取っても自分だけの絵ができあがるような。人...続きを読むPosted by ブクログ -
The Voyages of Doctor Dolittle (1922)
訳者が井伏鱒二氏であり、言葉が古めかしいところがあるが、それが翻訳版ドリトル先生の面白みを増しているように思える。
だが、原文でなければわからない言葉遊びがあるそうで、できれば英文を読んでみたいと思えた。Posted by ブクログ -
ドリトル先生シリーズ、初めて読んだ。井伏鱒二氏が翻訳されていたというのも知りませんでした。
子供の心どころか大人の心もつかむ物語。ドリトル先生の、動物たちへの優しさがたまらない。Posted by ブクログ -
子供に読み聞かせ。
子供ってよく聞いている。
ほぼ字だけの本を聞かされて、話の内容について行くのって相当集中力がいるんじゃないかなと思う。
今の自分にはきっと無理です。
でも、読んであげるのは楽しい。
ドリトル先生は、子供の世界にスッと入っていくらしく、何日かたってから突然あの場面がどーしたこーした...続きを読むPosted by ブクログ -
物語の序盤、トミースタビンズが先生に会って助手になるまでは子供時代の憧れや夢というテーマで統一されていてとても良いのだけれど、航海にでかけるともうめちゃくちゃ(良い意味でも悪い意味でも笑)。裁判あり、闘牛あり、難破あり、戦争ありで、最後は素敵な動物に乗ってご帰宅。先生ゴキゲン!Posted by ブクログ
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子どもの頃に何巻か読んだと思うけれど、今回も古本屋で見つけた順に読もうかなと。ダブダブは一家に一羽?欲しいよ。先生もなかなか色々なことを考えながら勝負に買ったり、動物としゃべったり、、、。闘牛のシーンでは一瞬、先生が動物と話せて勝てそうなの忘れてひやひやしていました、、。Posted by ブクログ
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子供の頃に岩波書店発行の井伏鱒二訳を読んだことがありましたが、内容を忘れてしまい、新訳があることを知ったので、こちらを読んでみました。
まず、挿絵が可愛くて、びっくりです。手元にある子供の頃に親に買って貰った岩波少年文庫版と比較すると、ドリトル先生の妹のサラや、バンポ王子がもの凄く可愛い絵になって...続きを読むPosted by ブクログ -
ドリトル先生が動物と話せるのがすごいところです。そんな獣医がたくさんいたら、動物たちは嬉しいと思います。Posted by ブクログ
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ドリトル先生物語の9作目
月シリーズのなかで、いよいよドリトル先生が帰ってくる。
動物たちとの生活の中で、トミーの役割が重要になっている。自然とドリトル先生のファミリーになくてはならない人物になっているのがうらやましかった。
それにしても、バンボがいなくなったのはさびしい!Posted by ブクログ -
ドリトル先生物語の7作目
前半は動物園からの話の続きで、動物園にいる動物たちの話などが中心。
その後、ドリトル先生と月からの使いの話となり、一行は月へと旅立つ。
まさか蛾に乗って、月に行けるとは・・・
ドリトル先生はアポロ計画も真っ青の偉業を達成していたんですね。Posted by ブクログ -
ドリトル先生物語の8作目
前回に引き続いて月での活動が中心となる。
苦労の末、会うことのできた月の住民。
それはなんとチーチーが前作でみんなに話した物語の主人公オーソだった。
感動的な話はさておき、月での診察が続く中、われらのトミーに降りかかる苦難とは…Posted by ブクログ