ヒュー・ロフティングのレビュー一覧

  • ドリトル先生航海記

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    今回の航海は大変でした!
    ドリトル先生お疲れ様です!

    P37「わしは、荷物をたくさん持って歩くのはすかんのだ。ひじょうにやっかいだからね。人の一生は短いものだ。荷物なんかで、わずらわされるのは、じつにつまらんことだ。いいかね、スタンビンズ君。荷物なんてものは、ほんとうに必要なものではないのだよ。~」

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    2025年01月22日
  • ドリトル先生アフリカゆき

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    少し前の100分で名著で、二作目『ドリトル先生航海期』が扱われていたことから手に取った。
    子どもの頃は読む機会がなく、大人になった今が初読である。

    面白い!特に旅に出てから先は、次から次へとトラブルが目紛しく起きて、次はどうなる?とページを繰る内にあっという間に読み終えていた。
    出来事の中には、他の児童書でも似たようなことあったなぁと思えるものもあり、この作品の古典としての影響力の大きさを感じた。色んな児童書作家が、きっと通ってきたんだろうなと…

    古めの海外児童文学で表現がまどろっこしいというか、読みづらいことがたまにあるのだけど、この作品はとても読みやすかった。井伏鱒二訳か…井伏鱒二!?

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    2024年11月25日
  • ドリトル先生航海記

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    大人になってから、本を読むようになったので
    児童書はほとんど読んだ事がないので、
    名前は聞いた事があるけど読んだことのない児童書がたくさんあるので、たまに読んでみる。

    そうやって、大人になって児童書を読んだ時、
    変に冷めたところのある子供だったから、子供の頃本に夢中になれなかった気持ちを思い出したりすることの方が多いのだけど、このドリトル先生航海記は凄く楽しかった。

    子供の頃に読んでたら多分私には何にも面白く
    感じなかっただろうなと思う。
    そして、子供の頃にこういった本を
    楽しめたのなら良かったのになって思った。

    ずっと鳥を飼いたいと思っていたんだけど、
    この本を読んだら飼っちゃいけない

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    2024年10月21日
  • 新訳 ドリトル先生アフリカへ行く

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    ネタバレ

    井伏鱒二訳の本も持っていますが、この新訳も読みやすかったです。
    挿絵が可愛い。
    ドリトル先生、医学博士なのにいつの間にか人間の患者さんは来なくなり、動物ばかりが治療に来る。そして、アフリカでサルに病気が流行ってしまって、それを治しにアフリカに少数の動物を伴って行きます。
    バンポ王子の話は人種差別的な内容が含まれていますが、あえてその部分を削除せず原典のままにしたのは正解だと思います。人種差別が当たり前だった時代もあったことがわかりますし。
    短いお話なのでサクッと読めました。その中に色んなエピソードが詰まってます。
    オウムのポリネシアはアフリカに留まったのですが、ドリトル先生とはまた再会できるの

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    2024年10月19日
  • ドリトル先生アフリカゆき

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    ネタバレ

    子どもの頃から知っているのに興味が持てなくて読めなかった名作、読んでみたら存外面白くてスラスラ読めた!
    さすが長らく児童文学として名を馳せるだけあるなぁ。

    ドリトル先生は元々人間の医者で、途中から動物のお医者さんになったとのこと。
    全然知らなかった…。
    しかも動物と会話ができる!?
    面白い予感しかしない。
    なぜアフリカに行くことになるのかも納得だし、アフリカに行くまでも波乱万丈だ。
    冒険に次ぐ冒険で、目が離せなかった。
    シリーズの他の巻もぜひ読んでみたい。

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    2024年04月26日
  • ドリトル先生アフリカへ行く

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    ▼大昔に岩波少年文庫でこのシリーズは楽しんだ記憶が。今回この新版は、作者のお子さんが手を入れて、「現在だと差別的と言われる箇所」をざっくりカットしたそうで。なるほど、「ちびくろサンボ」状態で、今のご時世だと展開がむつかしかったのかもしれませんね。こういうの悪くないと思います。ただ、確かに作者の子供、とかそういう権利者が自分で手を入れないと難しいかもです。

    ▼娘(8)に読み聞かせながらで通読。反応は悪くない。やはり面白いですね。個人的には「マエモウシロモ」という動物がなかなか爆笑ものだった。そして、ドリトル先生というキャラがすっとぼけていて、これは良いキャラだなあと思いました。いわゆるイギリス

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    2024年01月18日
  • ドリトル先生アフリカゆき

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    自分が小学生の頃、

    ドリトル先生シリーズが好きで、

    面白く読んだ記憶があり(ハードカバーのやつ)、

    再読しました。

    訳が井伏鱒二とは知らずビックリ。




    面白かった記憶がある割に、

    ストーリーを全く覚えていなくて、

    新鮮な気持ちで読んだ。

    ただ、ダブダブ、チーチー、ポリネシアといった動物の名前は記憶がありました。

    子供にとって面白いものは、

    大人にとっても面白いものもあるけど、

    今の自分なら積極的には読まないかなぁ、と思いました。

    想像力が逞しい子供の頃に読んだ方が面白かったと思う。

    小学生の時には、

    独特の挿絵、知らない動物(オカピとか当時は知名度無かったので)

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    2023年04月15日
  • ドリトル先生アフリカゆき

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    名前は誰でも聞いたことがあるであろう名作をこの年になって読んでみるという試み第一弾。

    決して子供用だから簡単、ではなく、見どころがたくさんある小説でした。私も動物語を話せたら…と思いながら読みました。

    人種差別的表現については気になる部分もあったけど、時代の産物なので読み手がきちんと理解して読めば問題ないと思う。

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    2023年03月18日
  • ドリトル先生航海記

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    オリジナルのドリトル先生は初めて読んだ。
    せっかくなら井伏訳をと思い、岩波少年文庫をチョイス。

    シリーズがたくさん出ていて困ったけれど、スタビンズ君がちゃんと登場するのと、教科書に紹介されているらしいといういことで『航海記』を読んでみた。

    動物たちの、実際の習性とファンタジーがうまく融合していて、面白い。

    福岡ハカセの『新ドリトル』を先に読んだけど、それぞれ楽しめた。

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    2022年09月20日
  • ドリトル先生アフリカゆき

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    動物と話ができる獣医。子どもにとってはなんと夢に溢れた世界だろう、と思う。

    差別表現等の問題は、石井桃子さんが述べておられるように、作家自身、生きた時代や文化と無関係ではいられない、という、それだけの問題かと思う。
    これが人種差別による白人至上主義を述べたい本であるのならともかく、作家が作りたかった世界はそんなものとは基本的に無関係な、子どものためのファンタジーでしかない。
    現代の日本の価値観に照らせば、悪としか言いようがない記述や展開に、大人が嫌悪感を抱くのは仕方がないと思うが(読む自分自身が文化や時代と無関係でいられないのだから)、一方で、頭の柔らかい子どもたちの方が、その辺りを柔軟に処

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    2022年02月19日
  • ドリトル先生アフリカゆき

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    ホームズの次は怪盗ルパン!と決めていたら1~3巻が貸出中のままになっているので方向転換。実家の子供本棚に1冊ずつだけあったムーミンとドリトル先生、10代の頃に全シリーズ読もうと思ったけれどムーミンはパパが海へいった辺りで、ドリトル先生は月から帰った辺りで?頓挫して、ムーミンはその後30代と40代で全編通しで読んでいますが先生はお月さまで止まったままになっていたのでこの機会に。覚えていたこと、読み出して思い出したこと、ぼんやりは知っていたけど改めて確認できたことなどをしみじみと味わいながらの読書体験はちょっと特別で、思った以上に楽しかったです。奥付を見たら原著が公表されたのが1920年で百年前と

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    2021年11月13日
  • ドリトル先生と月からの使い

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    こどもへの読み聞かせ、ドリトル先生シリーズ7冊目。今年の3月からだいたい月に一冊くらいのペースで読んでいるので、もう半年以上は続いているのだが、まったく飽きる気配がない。僕が子供の頃は、この辺でつまらなくなって挫折した記憶があるのだが、40年ぶりくらいでシリーズ通読にチャレンジできそうな雰囲気だ(もっとも、まだシリーズの半分をようやく過ぎたところだが)。

    物語は、まだ宇宙空間がエーテルで満たされていると信じられているころのお話で、にわかに信じられると困るので、たびたび注釈を入れながら読んだ。

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    2021年10月30日
  • ドリトル先生の動物園

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    子供への読み聞かせシリーズ。僕が読み聞かせ終わった後、畑正憲の解説はもう自分で読んでいたので、「だったら最初からもう全部自分で読めるじゃん」とも思うのだが、まあ貴重な父子の時間なのでいいことにする。

    ネズミの挿話やミステリー仕掛けの後半など、小説としての完成度も高く、ドリトル先生シリーズ中興の佳作。

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    2021年08月02日
  • ドリトル先生のサーカス

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    子供への読み聞かせ、ドリトル先生シリーズ4作目。このあたりはドリトル先生の中でも秀眉の佳作で、現代の大人が読んでも童心に戻って楽しめる。子供も楽しんでくれているようだが、僕の方が先を読みたくて毎晩遅くまで読み聞かせている始末。

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    2021年06月26日
  • 新訳 ドリトル先生アフリカへ行く

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    テレビドラマや小説、日常生活でもよく耳にしている『ドリトル先生』ですが、実は、ヒュー・ロフティングというイギリスの児童作家さんによって、第一次世界大戦後という古い時代に描かれた児童向けのシリーズ作品だったとは、恥ずかしながら知りませんでした。
    このブグログの新刊情報で、新訳の最新刊を見つけた時に、「ん!?ドリトル先生!?」と思い、気になり、ドリトル先生シリーズを調べました。
    そして、角川文庫から大人向けの新訳版が出版されたということにたどり着き、1巻を読んでみよう!と思いました。

    これがドリトル先生かぁ~
    想像以上に凄い先生だった!
    こんなに動物の言葉が話せて、世界中の動物から愛されていて、

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    2021年03月07日
  • 新訳 ドリトル先生アフリカへ行く

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    久々に心温まるストーリーを読んだ。もともとは子ども向けに書かれた本ではあるが、動物愛を優しく描いた本作は大人だからこそ、心を温かくしてもらえるのではないだろうか。動物好きの私にとって、出逢えて嬉しい1冊といえる。

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    2021年02月16日
  • 新訳 ドリトル先生アフリカへ行く

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    ドリトル先生シリーズを初めて読んだ。
    なるほど、まさしく子ども向けのお話である。
    ドリトル先生自体は、優しくて思いやりのある人。だが生活力は低い。ほとんどの問題は周りの動物たちが解決する。しゃべる鸚鵡の賢さ、フクロウの聴力、犬の嗅覚など、動物の特性を生かした活躍が楽しい。
    新訳版は読みやすい。pattyのイラストはかわいらしく、今の子どもが読み進む助けになる。特にガブガブとジップが可愛い。まあ、原作のロフティングによる挿絵も味わいがあるのだが。
    ストーリー展開は荒唐無稽というか、スケールがでかい。基本的にはトラブルがあり、動物の力により解決、というパターン。
    ガブガブ、ダブダブ、ジップなど、動

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    2020年12月12日
  • ドリトル先生航海記

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     福岡伸一さんのお薦め本だったので、「この歳になって」という気がしますが手に取ってみました。
     読む前に私が勝手に想像していた“航海記”というイメージとはかなり違っていましたが、確かに良質の物語だと思います。 読む人によってさまざまな刺激を受けることのできる素晴らしい作品です。
     読むとしたら「小学校の中高学年」ぐらいがちょうどいいのではないでしょうか。

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    2020年05月16日
  • 新訳 ドリトル先生航海記

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    たくさんのお話があって、どこから読んでも楽しいです。
    ドリトル先生の家はまるで動物園のようで読んでいてわくわくします。
    私は、2話が1番面白かったです。笑
    ドリトル先生になって動物と話してみたいです。

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    2020年03月13日
  • 新訳 ドリトル先生アフリカへ行く

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    絵がかわいい!!かわいすぎる!
    ドリトル先生の妹がかわいすぎて驚きました。子供の頃に読んだ本の挿絵と違いすぎて衝撃。
    三年生の子どもが楽しく読みました。
    1人読みになれてきた子向けかな。
    物語が楽しいからというのが一番の理由としてあるのでしょうが、
    文の改行の感じが読みやすいみたいで、
    繰り返し読んでいます。

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    2019年10月03日