ヒュー・ロフティングのレビュー一覧

  • ドリトル先生と緑のカナリア

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    冒険小説でありミステリでもあるこの作品は、最後まで先が気になって目が離せなかった。
    まあ、最後の最後はちょっと肩すかしではあったけれど、犯人の謎を解き明かすのが本筋ではないのでしょうがないか。

    ドリトル先生がその歌声にほれ込み、彼女のためのオペラをつくった、緑のカナリアのピピネラ。
    普通カナリアで鳴くのはオスなのだが、ピピネラはメスだって家事や育児に追われていなければ唄える、と。

    そんなピピネラの数奇な一生。
    籠の鳥として鳥屋で生まれ、宿屋に買われてからも、飼い主が点々と変わる。
    貴族の家、炭鉱の労働者、軍隊、裕福な未亡人、そして窓ふき屋。
    ここまでが第一部。

    第二部では一転、籠から飛び

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    2017年12月26日
  • 新訳 ドリトル先生の郵便局

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    主人公のドリトル先生は、動物と話せる先生。そのドリトル先生が、世界最速のツバメ郵便をはじめちゃいます。世界じゅうの動物から、手紙がたくさんとどいて、先生は大いそがし!動物たちが力を合わせ、おどろきのパワーを見せる一作です。

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    2016年03月08日
  • 新訳 ドリトル先生のキャラバン

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     「私も動物の言葉が話せたらよかったのに。」と、改めて思いました。私もそんなオペラを見てみたいと思います。

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    2015年09月29日
  • 新訳 ドリトル先生アフリカへ行く

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    子どもの頃大好きだったシリーズ。このシリーズが読みたくて、小学校の図書室に通い詰めた。僕が読んだのは5、6年だったはずだが、まだ小学校1年の息子に、妻が買ってやったらとても喜んで読んでいた。僕がこのくらいの頃には、野口英世とかベートーベンだかの伝記を読み漁っていたはずだけど。新訳が出て、子どもと同じ本が読めるのは素晴らしい。著作権が切れたおかげなのだろう。この本の訳は可もなく不可もなくといったところ。「ライオンの大将(the Leader of the Lions)というような表現はちょっと古臭いかなあとも思ったが。要はライオンたちのリーダーということみたいだから、ただリーダーと訳すか、ボスラ

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    2014年08月11日
  • ドリトル先生航海記

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    ドリトル先生みたいな大人になりたいなあ!一つの島の中で争っていた2つの部族を納めるやりかたは今まさに求められていること。ちっとも難しくないやりかた。

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    2014年02月23日
  • ドリトル先生航海記

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    動物の言葉を理解し、動物たちと人々を助ける心優しいドリトル先生の物語を読み、久しぶりにザ・ファンタジーを読んだ!と感じた。犬の証言から裁判で勝利を掴み、牛と会話し闘牛で見事な振る舞いを見せ、かわいそうな牛たちを救いだす。漂流した島では島民同士の戦いを治め王様になり、最後は大カタツムリの殻の中に入り帰国。先生は魔法が使えたり、何か最大の敵を倒す使命があるわけではない。しかし、「動物を会話ができる」こと、そしてドリトル先生が持つ探究心や心優しさにより物語がワクワクするような展開を見せてくれる。挿絵により想像力がかきたてられた。

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    2014年01月10日
  • ドリトル先生アフリカゆき

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    ドリトル先生シリーズの第1巻。おもしろーい!続きが読みたくなる。子どもの頃に読んでいたなら、もっと動物大好きになっていただろうな。やさしいドリトル先生に、かしこく勇敢な動物たち!

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    2013年06月25日
  • ドリトル先生の楽しい家

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    ネタバレ

    ドリトル先生の短編集。
    ロフティングの妻の妹のオルガが短い説明を加えたとのこと。

    船乗り犬
    ぶち
    犬の救急車
    カンムリサケドリ
    あおむねつばめ
    虫ものがたり
    をはじめ、人間の話題も2つ。

    最後をかざるのに相応しい。

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    2013年04月24日
  • ドリトル先生と緑のカナリア

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    ネタバレ

    ロフティングの亡くなった後、妻の妹のオルガが遺稿を整理した作品。厳密には著作者は二人。

    ドリトル先生のキャラバンで活躍した緑のカナリアのおいたち物語。
    行方不明の原稿を求めてというくだりも素敵。

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    2013年04月24日
  • ドリトル先生の動物園

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    ネタバレ

    オウムのポリネシアに何を書こうか相談するトミー。
    肉を買ってきてと頼むアヒルのダブダブ。
    犬のジップの道案内。
    ネコ肉屋のマシューマグ。
    食べ物の詩を暗唱する豚のガブガブ。

    新しい動物園が始まります。

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    2013年04月24日
  • ドリトル先生月へゆく

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    ネタバレ

    月の世界に辿り着くドリトル先生。
    月の巨人の謎。
    先に地球に送り返されるトミー。
    不思議な話は終わりがない。

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    2013年04月23日
  • ドリトル先生と月からの使い

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    ネタバレ

    月から来た蛾。
    蛾がもってきた不思議な花。
    月のツリガネソウ。

    月からの狼煙。
    いよいよ月へ。

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    2013年04月23日
  • ドリトル先生のキャラバン

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    ネタバレ

    サーカスの続きでキャラバンで生活をする。
    緑のカナリアと出会う。ピピネラ。

    ロンドン興行とサーカズの店じまい。

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    2013年04月23日
  • ドリトル先生のサーカス

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    ネタバレ

    最初にアフリカに行ってからの続き。

    ネコ肉屋のマシューマグと一緒にサーカスに参加。

    動物の言葉が話せるドリトル先生。
    一番楽な仕事はサーカス。

    自在に動物たちに活躍してもらえる。

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    2013年04月23日
  • ドリトル先生の郵便局

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    ネタバレ

    西アフリカでの郵便局。
    燕などの鳥による郵便。

    ドロンコという亀からの手紙。
    秘密の湖へと繫がる。

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    2013年04月23日
  • ドリトル先生航海記

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    ネタバレ

    肉屋のマシューに紹介されて助手になるトミースタビンズ。

    航海してたどり着いたところで王様になるドリトル先生。

    世捨て人のような性格でも違う世界では役に立つという話のようにも読めた。

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    2013年04月23日
  • ドリトル先生のサーカス

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    ドリトル先生シリーズの第4作目。サーカスに動物たちと一緒に入団したドリトル先生。サーカスの動物たちのおかれているひどい環境に憤りを感じながら、オットセイのソフィーの脱出に尽力するドリトル先生とその仲間達の冒険。そして、サーカス団に戻り、サーカスを立て直すドリトル先生のお話。

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    2012年07月16日
  • ドリトル先生の郵便局

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    ドリトル先生シリーズの第3作目。アフリカ人の女性を助けたことが縁で、ファンティボ王国に行くことになったドリトル先生。お供は、シリーズでお馴染みのいつもの動物たち。
    ファンティボ王国のココ王に請われて郵便制度を作ることになったドリトル先生。ドリトル先生が考え出したのは、世界中の鳥たちがの協力を得て、鳥たちが配達する郵便制度。
    身近で飛んでいる鳥、渡り鳥たち、ひょっとして郵便配達中かも・・・などと空想すると、日頃の忙しさをひととき忘れられ、優しい気持ちなれるかも。

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    2012年06月18日
  • ドリトル先生航海記

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    ドリトル先生シリーズの第2作目。ドリトル先生の助手となったトミー・スタビンズ少年が語り部となって、物語は展開していく。 新たな登場人物も加わり、さらに冒険は始まる。
    作者ヒュー・ロフティング自身による挿絵も、非常に精巧で良い味を出している。もちろん、井伏鱒二による日本語訳も素晴らしい!

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    2012年06月06日
  • ドリトル先生航海記

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    例え子供向けであっても、いいお話しは大人なって読んでも十分に楽しめる。もちろん歳をとった分知識が増え、いろんなことを考えるようになって、ドリトル先生の行動すべてを無条件に肯定はできないけれど、それでもやっぱりワクワクと呼んでしまう。

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    2011年11月22日