ヒュー・ロフティングのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
冒険小説でありミステリでもあるこの作品は、最後まで先が気になって目が離せなかった。
まあ、最後の最後はちょっと肩すかしではあったけれど、犯人の謎を解き明かすのが本筋ではないのでしょうがないか。
ドリトル先生がその歌声にほれ込み、彼女のためのオペラをつくった、緑のカナリアのピピネラ。
普通カナリアで鳴くのはオスなのだが、ピピネラはメスだって家事や育児に追われていなければ唄える、と。
そんなピピネラの数奇な一生。
籠の鳥として鳥屋で生まれ、宿屋に買われてからも、飼い主が点々と変わる。
貴族の家、炭鉱の労働者、軍隊、裕福な未亡人、そして窓ふき屋。
ここまでが第一部。
第二部では一転、籠から飛び -
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Posted by ブクログ
子どもの頃大好きだったシリーズ。このシリーズが読みたくて、小学校の図書室に通い詰めた。僕が読んだのは5、6年だったはずだが、まだ小学校1年の息子に、妻が買ってやったらとても喜んで読んでいた。僕がこのくらいの頃には、野口英世とかベートーベンだかの伝記を読み漁っていたはずだけど。新訳が出て、子どもと同じ本が読めるのは素晴らしい。著作権が切れたおかげなのだろう。この本の訳は可もなく不可もなくといったところ。「ライオンの大将(the Leader of the Lions)というような表現はちょっと古臭いかなあとも思ったが。要はライオンたちのリーダーということみたいだから、ただリーダーと訳すか、ボスラ
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