甲田学人のレビュー一覧

  • 断章のグリムVII 金の卵をうむめんどり

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    断章のグリム初の短編集。

    今まではグリム童話をモチーフにした大きな断章のお話しばかりでしたが、
    今回はイソップ童話をモチーフにした、割合小さめの断章のお話しです。
    なので3つのお話しが入っています。

    2つは雪乃と蒼衣のお話し。
    最後の1つは風乃を雪乃のお友達・翔花の過去のお話しとなってます。

    何故、風乃が断章を起こしたのか。
    その理由が少しだけ見えるお話しになってました。
    いつか、風乃の断章のお話しも読みたいなぁと思わせる作品でした。

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    2011年09月29日
  • 断章のグリムI 灰かぶり

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    「トラウマ使い」のメルヘン。よくある一人一個特殊能力もの、ただし悪戦につぐ悪戦。

    「自分にとって怖いこと」が現実になるという現象がひっそりと、わりと頻繁に起きているという設定。
    ゴスロリでリストカッターな特殊能力持ちツンツン美少女+おっとりした平凡な少年って・・・・無理して普通のラノベっぽくしなくていいよ!と思ったが、蓋を開けてみれば、これでもかと甲田学人。

    ゴツゴツしてて決して上手くはないのに引き込まれる文体は健在だし。
    「傷」の話っていうのはいいな。もっと突っ込んでもいいのに。読みづらくなるだろうけど。
    「あかずきん」あたりまでの妙な日常っぽさが気持ち悪くていい。

    うんちくと解釈が書

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    2009年12月06日
  • 断章のグリムIV 人魚姫・下

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    神狩屋の婚約者の七回忌前夜、人魚姫の物語をなぞる惨劇は、
    蒼衣達が訪れた海辺の町全体に広がっていく。そして、
    大量の泡に押し潰されるかのように、徐々に泡禍に巻き込まれていく蒼衣と雪乃。
    彼らが死の連鎖を誘う人魚姫の真相を知るとき・・・


    上巻よりグロイ描写も多いです。
    最後が切ないのはいつものコトですが、今回のは
    またちょっと切なさ倍増ですね・・・(´Д`)

    どんどん目が離せなくなっていく!!

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    2010年05月08日
  • 断章のグリムIII 人魚姫・上

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    泡禍解決の要請を受け、蒼衣達はかつて神狩屋が暮らしていたという
    海辺の町を訪れた。過去に例をみないほど町中に溢れ出す泡禍の匂いの中、彼らは神狩屋の婚約者だった女性の妹・海部野千恵に出会う。
    奇しくも婚約者の七回忌を明日に控え、悪夢の泡は静かに浮かび上がる・・・


    今回は『人魚姫』。
    重度の潔癖症の千恵が見る泡の中のお姉ちゃん。
    溶解してしまった大叔母に、7人の親戚達と
    今回も不思議と怪奇がいっぱいの上巻です。

    途中で止めれなくて今回も怒涛の勢いで
    読み進めてしまいました(^ω^)/

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    2010年05月08日
  • 断章のグリムII ヘンゼルとグレーテル

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    断章のグリム 二巻。

    媛沢遥火は雪乃のクラスの委員長で
    唯一雪乃に喋りかける存在。
    あるトラウマで止まっている車に恐怖を感じる遥火。

    そんな遥火を中心に今回は『ヘンゼルとグレーテル』の
    予言が蒼衣に下されたっ!!


    一巻も面白かったですが、二巻もまた面白かった!
    人物紹介や現象の説明などが簡単になった分、
    よりお話しに引き込まれて読めました。

    でも今回も痛々しい描写が多い上に
    かなり残酷な表現が・・・切なさもアップです(T-T)

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    2010年05月08日
  • 断章のグリムI 灰かぶり

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    普通であることが信条の白野蒼衣と
    過去を引きずりつつ悪夢と戦う時槻雪乃。
    人間の狂気が生み出した灰かぶりの悪夢の中で
    出会った二人が辿る物語とは・・・!?


    グリム童話をベースにした事件が起こる
    お話しなので、ある程度の血腥さは覚悟してましたが
    思ってた以上にグロイ表現が多かったです(>Ⅱ<)
    あと、結末がかなり可哀想です・・・

    元々グリム童話は好きなので、
    面白さと読みやすさで一気に読めました♪♪

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    2010年05月08日
  • 断章のグリムIII 人魚姫・上

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    最後グロすぎて飛ばしながら読んでしまった^^;
    雪乃の戦う場面も毎回「うっ・・・」となってしまう。
    泡禍に関する神狩屋さんと蒼衣のやりとりが毎回興味深いです。

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    2009年10月18日
  • 断章のグリムX いばら姫・上

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    相変わらず、群を抜いてグロいし怖いです。
    五感を使った表現ってこういうのなんだなぁと実感します。
    夜読んだらトイレに行けない…((一д一;))

    しかしながら10冊も読んだのでそろそろこのやり取りにも飽きてきたなぁというのも。
    悪夢が象徴学やなんやらである意味ミステリ的に解読?されていく様は快感ですけれども。
    一つ一つのお話にしか出てこない単発のキャラがメインだと感情移入もにしくいですしね;
    そろそろ核心をついたお話が欲しいなぁと思ってみたり。


    とりあえず、これは上巻なので下巻に期待です☆

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    2009年10月07日
  • 断章のグリムX いばら姫・上

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    つむの糸に指を突いて死んでしまう。いいえ、百年の眠りに付くだけです。
    そして百年後に訪れた王子の口付けで姫は目覚める。

    眠り姫と同じ流れの、いばら姫。恐怖が溢れる閉ざされた空間。おぞましく、おそろしく、おどろおどろしく。そして鮮烈で凄烈。この物語は、どんな「おしまい」を見せてくれるのか。続きが待ち遠しい!

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    2009年10月07日
  • 断章のグリムIX なでしこ・下

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    「お花の王子様」の行く末が気になって、ごりごりと読みすすめ。

    童話が知らないものだったので、余計話の展開が予測できなくて終始緊張しっぱでした。

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    2009年10月04日
  • 断章のグリムIV 人魚姫・下

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    この巻の冒頭読んだ後で、歯磨き→風呂のコンボして、思わず苦笑いでした。
    (泡に触れたら溶ける泡禍)

    ビールの泡で溶けるとは思わなんだです…

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    2009年10月04日
  • 断章のグリムII ヘンゼルとグレーテル

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    この事件に関わる一番重要な解釈、
    「○○を殺した△△が○○になる」
    の解釈が面白かったです(ネタバレにつき伏字)

    数少ない友人(とゆか、クラス内で唯一話す人)が関係者ということで、こちらも読んでて辛かったです。

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    2009年10月04日
  • 断章のグリムIX なでしこ・下

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    次々と這いより出現する恐怖。二種類の「なでしこ」という童話。
    最後の最後まで謎が解けない複雑な構造と、鳥肌が立つほどの生々しい描写。日常と表裏一体の異常。
    悪夢を悪夢で閉じて物語りは終わる。
    何ともいえない読後感の一冊でした。

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    2009年10月07日
  • 断章のグリムIX なでしこ・下

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    購入、流し読み終了。
    後味がやるせないorz
    完全勝利、に後一歩及ばず。それでも、蒼衣たちは抗える可能性、その実感をはっきりとえた、と思う。

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    2009年10月04日
  • 断章のグリムVII 金の卵をうむめんどり

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    外伝的な短編集。
    表題作だけ、風乃さんが怖くてまだ未読。

    雑誌「電撃hp」で掲載された「断章のグリム断章・断章のアイソーポス」の改題。
    グリムではなく、アイソーポス……イソップ童話がモティーフ。
    短編連作形式で、蒼衣が振り返るロッジが日常的に対する……もしくは、見過ごしている
    「小さな」ではなく「普通の」泡禍の物語達。

    失念してましたが、「灰かぶり」「ヘンゼルとグレーテル」「人魚姫」「赤ずきん」、
    全て「グランギニョルの索引引き」が指し示した「大きな」泡禍なんですよね。
    連続して起きること自体が異例な事である、というくらい本来異常なことな訳で。
    それでも、生還率高くてほっとする。

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    2009年10月04日
  • 断章のグリムVI 赤ずきん・下

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    4作目下巻。

    はさみ怖いはさみ怖いはさみ怖い。
    それと、この話が一番、後味が悪かったです。いまのとこ。
    蒼衣にもどうしようもなく(ジョーカーな「目醒めのアリス」も万能ではない、と明示された)
    事件はやるせない破壊へとむかう。

    友達を守りたかった騎士見習いの少年は、どうなっていく赤頭巾なのか。
    それは今は誰にも解らない、と終わっています。

    というか、赤頭巾と赤マント・赤いちゃんちゃんこの類似点や、筋だけが怪談物に似ている、なんて
    思いもしなかった。

    そして、コレを夜中に読んじゃった私は、眠れずにベッドでぷるぷるしましたとさ。

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    2009年10月04日
  • 断章のグリムV 赤ずきん・上

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    4作目。
    既読、何だけど感想がまち針怖いとか、はさみ怖いとか。
    よそのロッヂに応援に行った蒼衣と雪乃。
    けれど底のロッヂは、世話役と騎士(見習い)の間にとても大きな不協和音を内包していて……。

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    2009年10月04日
  • 断章のグリムIV 人魚姫・下

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    三作目、の下巻。
    神狩屋の過去と、断章を得るに至る「八百比丘尼」の物語。
    二つの人魚姫の物語を内包しながら泡のように膨らむ悪夢。

    ……しかし、ほんとに神狩屋のうんちくと、それ受けての蒼衣の発想がありえねーー。
    繋げるにも、そこは知っててもつながんねぇよっ?!
    とびびる飛躍で、でも的をついてるし納得してしまうんだから、凄い。

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    2009年10月04日
  • 断章のグリムIII 人魚姫・上

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    鬼才の暗黒童話、三作目。
    そして、とうとう始まる上下巻編成。

    「グランギニョルの索引引き」が指し示した新たな「アーキタイプ」は、「人魚姫」
    訪れた街は、神狩屋にとって忘れられない街であり。
    忘れられない、人のいる街。

    スポットは神狩屋に当たり、神狩屋の断章がどんな物なのかが上下巻で明かされます。
    事件の規模は、上下巻だけあって大きい。

    石鹸怖い、ビニール袋怖い。ぶるぶる

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    2009年10月04日
  • 断章のグリムIII 人魚姫・上

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    あれ、画像がない・・・仕方ないから?の画像
    (読んだのは?のヘンゼルとグレーテル)

    この世に起きる怪現象は「神の悪夢」のせいで、
    そのかけらに触れたものには恐怖が・・・
    その被害にあったものが潜在的に抱える恐怖の形
    が、現実となり、怪現象を引き起こす

    固有の恐怖を、神であるが故に、普遍性の形に・・・それは
    「元型アーキタイプ」として、人間が昔から言い伝えられた
    童話の形をとることとなる

    ヘンゼルとグレーテルが表す恐怖とは?
    (カテゴリー・・・本当にファンタジーで良いのかな?)

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    2009年10月07日