甲田学人のレビュー一覧
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真木現人の友人、日高誠の祖母が死んだ。葬儀の際「オガミヤ」の使者から箱を渡すようにと言われたのをきっかけに、誠や現人の周囲で気味の悪い記憶が涌きはじめ、――。
夢人の性格の悪さが中々光った巻という印象。冒頭からアクセル全開、最後の最後まで本当に悪い人だなあ。うふふ。
弐巻でこれは群像劇なのだなと読み方を定めることが出来たせいか、登場人物の多さはそこまで気にならない。しかしやはり多くて把握し切れず、クラスで会話している人物が誰が誰だか判らない状態で読み進めていた。あまり差し支えはなかったが、後々出てきたときに判らなくて困る。
現実から虚実、虚実から現実へと障害無く移行するフラット怪異は健在、む -
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ネタバレなぜ目の前で『守るべきもの』を殺されたのか。
一体あちら側には、こちら側には何が起こったのか。
赤ずきん解釈、なるほど、と。
確かに『これ』は最後だけ見ればハッピーエンドな話です。
こういう解釈…を考えられるのがすごいですが。
とりあえず、最初ページをめくった時、出てきた童話が7匹のこやぎ。
本間違えた? と思いましたが、繋がりは『石をつめる』だったようで。
全編がそれほどぐっちゃんはなかったので
後半もそれほど…とか甘く見ていたのは駄目でした。
何と言う<断章>ですか…視界的にもやられた事を考えても
ざぁっと血の気が引きそうです。
むしろ、これをされたにもかかわらず叫びもしなかった精神に -
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ネタバレ赤ずきんが、一体どういう状態で関わってくるのか。
前回に引き続き(?)違う町、での話。
まぁ毎度毎度同じ地域で行われていたら
ものすごくおかしな地域、にはなりますが。
軸が赤ずきん。
誰がどの配役なのか…というのもありますが
前回知った『配役は複数可』というのは使われるのか。
最初に消えた少女の配役は何なのか。
そのまま見れば、主人公のようですが狼のような気も。
そしてリーダーをしている少女が、母親?
いや、でも情報漏えいを防いでいる彼かもしれません。
友人を殺されないように、と走る少年。
解決してきた、という事は、それは殺さずに済んだ、と
いう事なのでしょうか?
それとも、それになる以 -
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次にめくられたのは、ヘンゼルとグレーテル。
そして『舞台』は、彼女の義務である学校。
1巻の彼はそれほど出てこなくなるのかと思いきや
ひょこひょこ出てました。
そういえば『お友達』予定でした…。
骨、と言われて最初に思い出したのは
『騙すため』に使われた骨でしたが
そこは違ったようです。
奥が深い…。
どうやら、これの探偵役は、彼のようです。
どこまで『探偵』としていけるのか。
むしろ再び能力使う日はくるのでしょうか?
今回もまた、後半と言わずあちらこちらに
想像してはいけない状態が。
もちろん、後半の方が怖いですが。
電子レンジほど、ではないでしょうか?
巻き込まれたクラスメイト(男) -
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東京で作家になっていた真木夢人が帰ってきた。それも地元で曰く付きの家系・七屋敷の娘である薫を伴って。婚約者との顔合わせの席で、思わずそのことに触れてしまった弟・現人に、夢人は「だからコレクションしたんだ」と耳打ちして小さな波紋を生み出す。事実、夢人の帰還はいくつもの波紋を生み出していた。例えば真木家の末娘・信乃歩の周囲で――
まずは顔見世といったところで控えめな感じがする。眼球に××××××するところとか、ひたひたとやってくる××××××とか、過去の作品を思い出して「おごぷ!」となりましたが……今作から読み始めた方にとってはどのように映るのか、作者が好きすぎて読めない。
顔見世と申しました -
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ネタバレ想像力が豊かだと、かなり辛い。
というスプラッタと生理的に想像したくないシーンがあります。うーん、このシリーズはそれが多いのだ。
最終章は「白雪姫」
王道の物語ですな。ある程度わかりやすい童話を題材にしているのでまぁ、有りですが。そして童話がいかに残酷かと思う解釈に、ちょっと思うところも。たしかにグリム童話は残酷ですが、改編することでよりそれが際だつってのも、なるほどって感じで。
この作者の話は、「救いようがない」という形の、完璧なバッドエンド一歩手前のより微妙な状態、という認識が私にはあるので、後半は、ここまでくるとその予感が。
入谷さんの断章が本気で救いようがないねぇ。
いや、断章は全 -
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