甲田学人のレビュー一覧
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ネタバレ逃げていった先、連れ去られた彼女達。
その頃、過去を思い出していた彼。
そうして、封印されていた過去が、出てくる。
あらびっくりというか…年の差を考えると
ものすごく彼女ちっさくないですか!?
そして予想通りなスプーン一杯。
両親の所でぞっとしてしまいました。
想像禁止! です。
狂い具合がすごい自然でした。
とか言ったら、意味が分からない、と言われそうですが
どうしてこうなった!? という疑問がわきませんでしたし。
しかし、最強は彼女だったという切り札に驚きです。
うん、これは確かに分かったら「殺せ」と言われそう。
そういや出てくるのかと思っていた彼も、一応登場。
ざまぁみろ、とか言っ -
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ネタバレ『復讐』という名の、目の前のニンジンを必死に追う少年と
己の<断章>の不安定を誤魔化そうとする少年。
一体誰が『王子』で『魔女』で『ラプンツェル』なのかと思ったら。
あれは騙すための囮か、と思わずにはいられない状態でした。
まさかそこだったとは…。
考えれば、出番の多い人間こそ疑うべき、です。
2時間ドラマもそれが定番です!w
しかし今回は、ものすごい人の量、でした。
でもあれです、引っ張られた人達の山はともかくとして
ぶら下がっているのは…梨の樹を思い出して
それほどグロテスクとは。
学習(?)の差、でしょうか?
それよりも、再び少年の断章から歩こうとする光景の方が
よっぽど、想像しては -
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ネタバレ責任と取れ、と責め立てられる少年。
それを守ろうとする世話役。
そして、また捲られた童話。
仕事がやりにくくなった、と騒がれるのは分かりますし
それに対して責任を、と言われるのは分かりますが
向かった先のロッジは、どう考えても八つ当たり?
しかもそれが『仕事』に対してではなくて、副産物のため、なら
その人が選んだ事なので部外者は黙れ、ですね。
失ったものが戻ってきた。
けれど消えた…故にその責任を、というのはお門違いかと。
もう一度失う事を、殺す事を選択したのは自分達だというのに
何を勘違いしているのだか。
それが分かっていても言いたい、というのなら分かります。
しかしそれを自覚してなかっ -
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ネタバレ当然の事をしただけで、いじめではない。
そう思っていた『現実』が現実として目の前に。
後を考えないからそういう事になるんだ、という言い方もありますが
想像力がないから、という言い方もできる、いじめ。
どこからがそうで、どこからがそうではないか、というのは
相手によります。
『彼女』はそうだとは思っていなかった、ようですし。
ほぼ大丈夫だった前半と違い、後半今までの分がきました、というぐらい
生々しいというか…その行動してる時の描写はいらないから! と
言いたい状態になってます。
赤ずきんの時も思いましたが、そうやって皆さま
『普通』のふりして狂って行くんですよ~。
思った通り、の配役とな -
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ネタバレ思いもよらない所からの手伝い要請。
前回でかなり体を負傷していたものの、手伝いにいってみれば
またしても、大きな泡。
とりあえず、一体あの家で何が起こったのか、を知りたいです。
それが糸口になるのか、それとも関係がないのか。
蘇ってしまった『彼女』は、何の役割を果たすのか。
幸せの王子、で連れまわされる『もの』はなかったですが
運び続けている、というならば…彼はつばめ?
彼女は宝石、になるのでしょうか?
宝石のように価値があるもの、とか?
鉈でばきばき、という状態しかない今回。
これほど想像しても大丈夫、という事は、後篇がすごいのか。
それともこれぐらいで動揺しなくなった自分がなれてきたの -
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ネタバレ閉じ込められ、唯一の攻撃力は気絶中。
今、何が出来るのか。
ひょっこり現れたのは、久しぶりな人物。
拠点がない、というのはこういう事か…と。
それだと、そう横に情報が流れませんし。
今回の配役もさっぱり分かりませんでしたし
怪談と同じように殺したのかと思ったら、不注意。
心の平穏を得るために選択した事は、誰かを歪めてしまう。
子供に自分の趣味を押しつける、まではよくある話ですが
自分の考えを押しつけるのはどうなのでしょう?
母親然り、祖母然り。
これはもう、やめてくれ! と叫びたくなります。
そしてまた…想像してはいけない文章オンパレード。
そして驚きの、けれど納得状態でのご登場。
と -
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ネタバレ夏休みに入って、会えるけれど会えなくなってしまった彼女は
今日も仕事中…と思いきや、、な状態。
呼ばれて入った場所は、いばらの城の中。
出ていけない、けれど眠るわけではない。
もしやこれを百年続けないといけない? という状態。
彼が一番有効だと分かっていても、いらっとしてしまうのは
仕方ない事です。
理性と本能は別物。
一体どうやって『呪い』を解くのか、どう『百年』すごすのか
始まった『再生』は何なのか、現れた『くし』は何を示すのか。
スプーン一杯はくしで終了かと思いきや…。
痛い、痛いから抜かないで!! です。
で、最後に出てきた人の服装。
該当者を1人しかしらないのですが。
彼女、で -
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ネタバレ少し時間は巻き戻り、姉がどうしてこうなったか、から。
初っ端からスプーン一杯がやってきました。
おかげ様で飛ばし読み。
全部読んで、うっかり想像したら色々駄目になりそうなので。
日常をこよなく愛する少年は一時帰宅。
非日常を愛する少女は現状維持。
もう少年に出番がないかと思いきや。
しかし2重構造になってるのがすごいです。
ふたつあるよ、とか言われた時点でそこを考えるべきだったのかも?
いやでも普通そこまで考えを巡らせませんし…。
ああの最後もすごいですし。
体をはってでも守るもの…その覚悟はありますか? と聞かれたら
ないです、と笑顔で答えられる自信はあります。
ところで彼女の断章詩 -
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ネタバレなでしこ、と言われて『撫子』かと思ったら
カーネーションの事、だそうで。
一体どんな童話なのかと思っていたら、知ってます。
あれはそういう題名だったのか、と。
単純に考えれば、花になった少女そのまま、だと思いますが
どうなのでしょう?
そこは予想通りで…という事にもなりそうですし
まったく違う方向にもなりそうで。
同じ地域再び。
そして断章持ちとなってしまった、再登場少女。
潔癖症=泡、はどうなるのでしょうか?
泡で肌が…は、描写がないので大丈夫ですが
むしろグロはまったくなく大丈夫w とか思っていたら…。
そうですよね、結局ちらちら出てくるか、がっしり出てくるか。
中身がないって…。 -
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ネタバレ珍しくも短編集。
間の話、かと思いきや、昔の話、もありました。
昔の話は、まだなっていない頃なので、単にグロテスクなだけ…。
しかし女はやはり怖いです。
向こうがその気なら、こちらも色々画策すべき…とか
そういう事を言ってしまったら話にならないのですよね。
友情の愛情も欲しいけど、口を開いて落としてしまったら…という
事なのでしょうか、よくばりな犬、は。
もしくはそこまで深読みしなくてもよし?w
アリとキリギリスは、なるほど、と。
内面を磨くか、外見を磨くか。
どちらがアリで、どちらがキリギリスか、は
人によります。
捨てた部分の時間を別に回したからこそ起こった事。
というよりも、なぜに -
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真木現人の友人、日高誠の祖母が死んだ。葬儀の際「オガミヤ」の使者から箱を渡すようにと言われたのをきっかけに、誠や現人の周囲で気味の悪い記憶が涌きはじめ、――。
夢人の性格の悪さが中々光った巻という印象。冒頭からアクセル全開、最後の最後まで本当に悪い人だなあ。うふふ。
弐巻でこれは群像劇なのだなと読み方を定めることが出来たせいか、登場人物の多さはそこまで気にならない。しかしやはり多くて把握し切れず、クラスで会話している人物が誰が誰だか判らない状態で読み進めていた。あまり差し支えはなかったが、後々出てきたときに判らなくて困る。
現実から虚実、虚実から現実へと障害無く移行するフラット怪異は健在、む -
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ネタバレなぜ目の前で『守るべきもの』を殺されたのか。
一体あちら側には、こちら側には何が起こったのか。
赤ずきん解釈、なるほど、と。
確かに『これ』は最後だけ見ればハッピーエンドな話です。
こういう解釈…を考えられるのがすごいですが。
とりあえず、最初ページをめくった時、出てきた童話が7匹のこやぎ。
本間違えた? と思いましたが、繋がりは『石をつめる』だったようで。
全編がそれほどぐっちゃんはなかったので
後半もそれほど…とか甘く見ていたのは駄目でした。
何と言う<断章>ですか…視界的にもやられた事を考えても
ざぁっと血の気が引きそうです。
むしろ、これをされたにもかかわらず叫びもしなかった精神に -
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ネタバレ赤ずきんが、一体どういう状態で関わってくるのか。
前回に引き続き(?)違う町、での話。
まぁ毎度毎度同じ地域で行われていたら
ものすごくおかしな地域、にはなりますが。
軸が赤ずきん。
誰がどの配役なのか…というのもありますが
前回知った『配役は複数可』というのは使われるのか。
最初に消えた少女の配役は何なのか。
そのまま見れば、主人公のようですが狼のような気も。
そしてリーダーをしている少女が、母親?
いや、でも情報漏えいを防いでいる彼かもしれません。
友人を殺されないように、と走る少年。
解決してきた、という事は、それは殺さずに済んだ、と
いう事なのでしょうか?
それとも、それになる以 -
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