甲田学人のレビュー一覧

  • ほうかごがかり7 立穎小学校

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    過去一番どうしようもないほうかごがかり
    ななふしぎの本質に迫って何らかの解決をみるんだろうか
    啓たちは中学三年生だし、立穎小学校編で一区切りかな

    この展開で啓たちのターンが無かったら嫌になって読むのを投げ出すところだった
    莉緒の気持ちが辛い

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    2026年08月08日
  • Missing4 首くくりの物語〈下〉

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    missingシリーズ三つ目の下巻。
    奇妙な果実になるのは驚きで、確かに山奥に遠くからでもわかる果実の甘い匂いがして、実がたわわに実っているならそれは異界の話。
    見立てというとか環境設定というのか、物語に沿うならば、確かに段階的な成功を得る儀式であるし、物語の結末が破滅であるならば、それが想像できないものであったとしても、登場人物にされたものは破滅を迎えるのであろう。
    自身の物語では自分が主役という当たり前が、本当に私の物語かで途端に歪む。
    この物語の実をもぐ先が本当に成就するとして、ではな他の実はどうなるのだろう。全ては混ざるのだろうか。どんな味なのだろうか。

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    2026年07月25日
  • Missing3 首くくりの物語〈上〉

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    missingシリーズ三つ目の上巻。
    怪談という物語。確かに怪談も物語であり、教訓やシンボルを含み、というならば昔話に近い存在でもある。
    首吊り死体、存在しない本、なら梨取り考。過去の何かの講義で読んだ事がある、昔話の分類にもよく出てくる末子成功譚?だったかを表した物語。
    この辺りで登場人物の関係性が解されていく。特徴の薄いキャラほど面倒なことを抱えてるもので。
    不思議なのはなぜ上下に分ける必要があったのか。内容的に一巻でも良いだろうに。

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    2026年07月24日
  • Missing 神隠しの物語

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    古い街を礎に、寮付き学園、その文芸部の曲者達。という前提がとても好みなシリーズの一冊め。
    名前と同じ、神隠しがテーマ。神隠しにあった男を探すため、霊能者や機関が登場し、現世と異界の繋がり方、霊能力の説明、怪談という伝播方法等、しっくりとくる説明が、自分と地続きにする怖さのある。
    怪異の説明や姿は、別作品ほどのグロさはないけれど美しさは好き。

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    2026年07月22日
  • ほうかごがかり6 あかね小学校

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    18時頃にやっていそうなホラーアニメのようです。ホラーというには些か弱く如何にも子供向けなのですが、初期の方ではグロテスクな描写も少しあるので子供向けからは少し外れる。やはり中高生向けなのかな、といった印象です。ライトノベルが高めの年齢層を意識してから随分久しいですが、こちらは往年のライトノベルの雰囲気を残しているように思います。

    終幕ということで、一連の顛末に対しての星評価です。結末というものはどんな物語でもひとまずはある程度評価出来るものだと思います。

    ジャンルホラーの小説、に焦点を定めると星2。
    ホラーを期待すると大変がっかりするホラー描写。むしろホラーがあったのかよくわからない印象

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    2026年06月23日
  • 時槻風乃と黒い童話の夜 第3集

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    「断章のグリム」では巻が進めば進むほど、物語の全貌を隠そうとするあまりに元の童話との符号がイマイチになっていた気がする。
    こっちのシリーズの方が綺麗に対応していて、読んでいて納得感があり、面白かった。

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    2025年12月05日
  • ほうかごがかり5 あかね小学校

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    ネタバレ

    とても怖い
    かかりのしごとへしっかり向き合っているあかね小学校でこんなことになるなんてな…
    そもそも春人はどうして三本足のリカに襲われたんだろう
    毎度のことながら、前向きな心持ちを持てた人からもがれていくのがしんどい
    啓がどこまで活動できるのかな
    太郎さん再登場なるかな

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    2025年07月12日
  • ほうかごがかり

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    なるほど、これは確かに背筋をヒヤリとさせる。
    ある日突然、謎の「係」に選ばれるという展開、学校の怪談を記録せよ、というアイディアは面白いとは思う。
    だがテンポよく読めていたのは中盤までで、クライマックスに至っては明らかに失速している。キャラクターの運命を決するまでにそこまで長い時間を必要とするか? と首を傾げた。
    加えて、記録の方法も一応ハッキリしているにはしているのだが、これといった手応えがない。なんだか雲を掴むような気持ちになってしまった。恐怖描写だとか、演出はしっかり怖い。読ませるのだからもう一工夫ほしかった。

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    2025年04月27日
  • 断章のグリム 完全版1 灰かぶり/ヘンゼルとグレーテル

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    知人にオススメしてもらって読んだ作品。
    完全版が出るのを待っていざ読み進めてみました。
    知人からは「ラノベだけどホラーです」と伺っていたので、ある程度覚悟?をして読み始めたけど…。

    グロは耐性あるので「あらあら…」という感じだったけど、とにかく痛いのが辛かった。
    想像できる痛みは苦手なんだよ〜。
    あと和ホラーも苦手。和ホラーというには少し違ってて物理も効果あるし心霊現象ではなく神様の悪夢が原因なので一応、正体不明でもない。
    対象と戦って事を収めていくので、上手く背筋を這うようなホラー要素とグリム童話、かつ不思議な力を使って戦う描写、そしてグロという和洋両方のホラーを兼ね備えた珍しい作品だなと

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    2025年04月07日
  • ほうかごがかり【分冊版】 1

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    まだわからない

    主人公はある日突然、「ほうかごがかり」という謎の役職に選ばれる。
    ほうかごがかりは学校の怪談や七不思議などの怪異が暴れるのを防ぐために夜になると突然、学校に呼ばれ、学校を守る係みたいな話らしい。この先どうなるのか全然読めない作品です。

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    2025年02月28日
  • Missing4 首くくりの物語〈下〉

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    少々複雑にし過ぎたきらいがあるものの、首くくりにまつわる話はゾッとさせるし、本作を読んだ後は夜、後ろを振り向くのが怖くなる。
    ただ、個人的に受け入れられないのは連鎖する悲劇も雰囲気があって良いのだが、振り幅が狭くてその悲劇が目立ってこないこと。何か恐ろしいものによってもたらされる死なのであればもうちょっと工夫が欲しかった。

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    2025年02月22日
  • ほうかごがかり4 あかね小学校

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    ネタバレ

    どうやって続いていくのかなと思ったら、全く別の新設校が舞台に
    太郎さんのいないほうかごは手探りすぎる…
    無名不思議の全体像もまだわからない状況なのに展開がハード

    これもまた3冊ワンセットかな
    次巻が待ち遠しい

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    2025年02月09日
  • Missing 神隠しの物語

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    昔々ラノベ時代のこちらに手を出したことで癖を植え付けられました。ホラーとか呪術とかグロ系耐性がついたのはこの作品を多感な時期に読めたからだと思います。新装版となったら買いますよそりゃ。擬音とか異形の描写が上手くて情景が頭に浮かんでくるんですよね〜最悪〜最高〜

    1巻は怪異のシステムや世界観・登場人物の紹介メインなので個人的にそこまで盛り上がりはないです。次から(カレー)スプーン一杯分のグロ描写が増してくるので乗り越えて読んで欲しい

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    2024年11月08日
  • 断章のグリムII ヘンゼルとグレーテル

    購入済み

    今回は雪乃の行動理念や考え方を記した部分が多く感じた。厳しさの裏側には優しさがある。
    状況描写や場面展開の際に、少し説明口調が過ぎる部分があって読みにくく感じるとこがあった。

    #ダーク #シュール

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    2024年03月01日
  • 断章のグリムI 灰かぶり

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    テーマは好き

     童話を主軸に物語が展開されていく本作品。劇中では登場人物が「暗喩」という表現で説明しているように、起きた事件を分析し、その概要から連想される物語を推測し、対処にあたるという流れが作られている。寓話・伝承同様にさまざまな見解が生まれる童話の特徴性を利用していて味わい深い。
     その一方で、利点を活かしきれていないように感じた。作中のかなり早い段階で灰かぶりについての説明がされると、そのままコンパクトにストーリーが進んでいった。本巻で事件の中心人物となるキーパーソンも起伏があまりなく、淡々と終局へと向かっていったので、もう少し意外性のある展開がほしいと思った。

     構想はとても好意的。だが「嫉妬・

    #シュール #ダーク

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    2024年02月17日
  • ほうかごがかり

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    個人的に怖いのは苦手なのでたぶん続きは読めないかも。
    先が気になるので残念。
    最近のラノベではあまり見かけない、場の表現が上手だなと思った。昔のラノベはこういった作品が多かった気がする。
    掴みも引きも良い作品なので刺激の欲しい作品を読みたい方にはおすすめ。

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    2024年02月12日
  • ほうかごがかり

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    Missing以来のファンで全作品読んでます。
    私が大人になってしまったのか、設定やキャラクターを見直して一般向けに書いた方が、著者の知識や見聞を活かせるのではないかと最近は思ってしまいます。(Missingやグリムの時はそういった感じは受けなかったのですが)
    文章や表現や題材は相変わらず大好きなので、おそらくこれからも作品が出れば読み続けますが…慣れてしまったのかあの頃文章を読んで感じた新鮮な感動みたいなものが薄くなっていて、難しいですね。いつだったか数年前にWEBでのみ無料で読めた作品(タイトル忘れました)は久しぶりに良かった気がしたので、まだまだ期待しております。

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    2024年02月07日
  • Missing13 神降ろしの物語〈下〉

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    ネタバレ

    新装版、無事完走。
    敵の敵は味方ではないが、ここまで来ると摩津方は頼もしい味方に見えた。
    魔女への最後の一撃は彼の分もあったから届いたと思うし。

    最後の最後まで文芸部員たちはバラバラのまま。
    でも孤軍奮闘、それぞれが役目を果たした最終決戦。
    魔王様はただ待ってただけな気もするが。
    そんな中、黒服たちが完全に蚊帳の外なのが、何とも。
    彼らと魔王様たち、こうも開いてしまったか。

    書き換えをしたという終盤、自分は雰囲気、そして魔女と魔王様の結末しか覚えていなかったのだが、特に違和感なく受け止めた。
    結局、文芸部メンバーは本当にバラバラに。
    残された追憶者は、ただ追憶する。

    ただ残ったメンバーも

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    2022年12月06日
  • Missing12 神降ろしの物語〈上〉

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    ネタバレ

    魔女の見ている世界がようやく垣間見えて、やはり普通の人には理解できない世界だということを理解した。
    理解の範疇を超えると、そこにはもう本能的な恐怖しかない。
    武巳が遭遇したように。

    物語も完結まで秒読み状態なのに、文芸部がバラバラになっているのが気になる。
    残っていた魔王様や亜紀、村神ですら連携が取れていないような。
    これで魔女と対峙できるのだろうか、心配だ。
    かつて完結まで読んではいるのだけれど、内容をすっかり忘れているので、未読の心持ちで最終巻に挑みます。

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    2022年12月03日
  • Missing11 座敷童の物語〈下〉

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    ネタバレ

    悲劇と言うならば、下巻の方が余程悲劇だったような。
    武巳くんはいよいよ取り返しのつかないことに。
    文芸部もますますバラバラな状態だし、それでいて魔女に魔術師に、の三つ巴状態。

    よかったと言える点は、これまでの怪異が一つの結論に集約された点か。
    だからといって、=解決策が見つかる訳でもないが。
    今回の魔王様は本当に後手後手の静観で活躍しなかったし、不安ばかりが募る展開である。

    一度異界を経験した者以外の死者は今回出ていないが、恐怖演出はかなりのもの。
    夏に読むにはぴったりの三部作だった。
    (そのために上中下揃うまで温存していた人)

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    2022年08月04日