売野機子のレビュー一覧

  • しあわせになりたい─売野機子作品集・3─

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    ・「そして雪を見てもこのせつない気持ちなんてぜんぜん思い出さない大人になるのだ」
    ・「島から島へ島流し?」「ここは北の島。ハネムーンと言ったら南に決まってる」「行くわ行くわ」
    ・「マギィ・マギィ・ワンダリン ムーンライ、ラビットアイ ボンジュール・ボヌール しあわせになりたい」
    ・「最終的にはみんなそれ使って地球誕生の瞬間を見たりするんだと思う。人間ってそーゆー愛しい生き物だよ」
    ・「朝生のゴミとあたしのゴミが混じり合う。どうしよう。ドキドキする」
    ・「重くて何が悪いんだよ。不確かなモンに100%身預けられる女なんてかわいいだろバーカ」
    ・「永遠の愛なんて無いかもしれないけど、永遠の愛を信じて

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    2013年08月02日
  • しあわせになりたい─売野機子作品集・3─

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    売野さんの何が良いかというと、
    説明のなさと、それを補うだけの空気感だと思う。
    短編集の中では2つ目の「同級生代行」に入っているお話がどれも好きだけれども、今回も彼女の独特の世界感は十分発揮されている感じでした。
    とにもかくにも、女の子がかわいらしくていいです。かわいい。
    自分勝手でわがままで、それでも一途。
    どんな女の子も、売野さんが描くと途端に可愛くなってしまうので不思議。
    そして、かわいいだけじゃなく、ストーリーに売野さんの考え方(哲学)が滲んでいてそれもやはりいいです。

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    2013年07月31日
  • MAMA 1巻

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    あらすじと評判がよさげなので珍しく衝動買いしてしまった。
    絵や台詞が懐かしい雰囲気。

    天使の歌声を目指す少年たちの純粋な衝動、愛情からかもし出される透明感が心地いい一方、その奥でゆるやかにのたうつ嫉妬や打算、疑念といった黒い感情が、純粋だからこその危うさを表出している。

    歌の才能を巡る話、親の膝元を離れることで逆に浮かび上がってくる家族関係、歌声が頂点に達したとき神に召され死んでゆくという不思議な世界観。
    この時点で既に物語として面白そうな軸がいくつも立ち上げられていることから、続刊にも否応なく期待が高まる。

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    2013年07月27日
  • MAMA 1巻

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    ネタバレ

     一昔前の少女漫画の流れを思わせる寄宿学校モノ。閉鎖された舞台にたゆたう少年たちの妖しい美しさが綿々と流れるけど、絵柄がさっぱりしてるので耽美になりすぎず読めるのが美味しい。
     ただ、近代的なキリスト教社会を思わせる舞台はあまり異世界っぽくなく、おかげで天使の設定を「え、これ本当? 何かの実験や陰謀を隠してるとかない?」と無駄に疑ってしまったのが少し残念。
     ガブリエルはママを卒業してしまったけど、タイトルはMAMA。少年たちの関係がメインと思わせて、それぞれの母子関係のほうがテーマなんだろうか。
     ラザロくんのお母さんはいい人で、だからラザロくんも優しく育ったんだろうけど、彼がそういったプラ

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    2013年08月01日
  • ロンリープラネット

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    ネタバレ

    表題作は、他人とのつながりを巧く保てない人々を星々に例えて描く中編。
    主人公の占いに木星等の単語は出てくるが、語呂が良いから選んだだけで、惑星(プラネット)に大きな意味は無さそう。
    頻出する夜空の星は殆ど恒星だし、主人公のイメージはスペースシャトルだ。

    話が散って纏まりが無いようにも感じるが、「混沌」を意図してのことだろう。
    その中でも特に作者が一番描きたかったのは、表紙絵の妙齢の男女の中で明らかに浮いている、精神遅滞のおばさんかもしれない。
    ビジュアルや話の重さの点で、恋愛主体の少女漫画で描くには不向きだと判断し、脇役としてこっそり登場させたのではないだろうかと深読み。

    泣かせるところは

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    2013年06月08日
  • 同窓生代行─売野機子作品集・2─

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    ・台詞がいちいち好き
    ・絵柄も好き!
    ・『同窓生代行』『ラストサーカス』が特に好き
    ・「しあわせって、いつか終わりそうで、こわくて素直に楽しめなくて、でも そのこわいのようやく忘れてやっと慣れてきたころに幕はおりるのよね」
    ・「あたし、ハッピーエンドが好き」
    ・「せめて笑ってくれたまえ」「魔法はないけど、俺のラストサーカスをかますぜ」

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    2013年05月18日
  • MAMA 1巻

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    ネタバレ

    歌声が真の美に達したとき、死が与えられ、少年は本当の“天使”になる。
    皆がこの死を名誉として受け入れ、教えを信じている中で、主人公だけが違和感を感じ死を恐れている。

    この設定こそがこの作品を特徴付けているもので、他の部分はベタな名作少女漫画へのオマージュになっていると思う。
    今の所はファンタジーともサスペンスともなりうる描写で、この設定をどう活かしていくかで評価が分かれそう。

    少年たちの抱える傷に触れながら、どのように真相に近づいていくのか。
    作者初の長編だけに一層期待が高まる。

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    2013年05月18日
  • MAMA 1巻

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    売野さんの新刊。
    天使のような声をもった男の子たちが集まる合唱団のギムナジウム。
    本当に天使になるとき、彼らは天に召される、というお話。
    売野さんは薔薇だってかけるよ、と同級生代行が大変好きだったので
    今回も購入(ロンリープラネットはごちゃごちゃ感が好きでなかった)。

    話は、彼女の独特の画風と相まってぞくぞくした。
    過渡期にある少年たちのナーバスな感じや
    美しさをどうやってこれから描いていくのかな、と気になるところ。

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    2013年03月20日
  • MAMA 1巻

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     表紙に惹かれたのと設定が面白そうだと思ったので購入。才能を持つものと持たざるもののコンプレックスを刺激しているいい作品だと思いました。

     本当のうたごえを持つ者は死ぬ。この設定が作品の根幹にあるおかげで少年たちの人間関係がより一層面白くなりそうですね。才能があるとわかったら死につながる、そんな呪いめいたものに振り回されそうな主人公のガブリエルや他の少年たちの儚さがなんとも良い雰囲気を醸し出しています。才能に縛られたコンプレックスを解放するとき彼らがどう転がっていくのかも楽しみなところです。

     天使になるという名目で死の階段を歩まさせれてる少年たちの行く先はどうなるのか。それぞれが持つ傷の

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    2013年05月10日
  • MAMA 1巻

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    売野機子さん初の続刊連載。
    少年合唱団のギムナジウムものです。
    クワイア(合唱団)に所属する少年たちのうち、「ほんとうの天使」になれるのは神に選ばれた一握りの者だけ。歌声の美しさが頂点に達すると、命を失い「ほんとうの天使」になれるといわれている――。

    日本が舞台の話が多い印象だったので、この内容は予想外でした。
    不穏な空気と謎に満ちたストーリーではあるものの、少年たちのバックボーンややりとりなど読ませる部分も多い。ガブリエルの母からの手紙をめぐるラザロとのやりとりから、ガブリエルが過去を告白するくだりはよかった。

    まだまだ謎だらけだけど、どういう展開になるのか、続刊が楽しみ。

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    2013年03月11日
  • 薔薇だって書けるよ─売野機子作品集─

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    先日、ジャンプ改掲載の読み切りにより、絵と話に一目惚れした売野機子の作品集。

    良い!
    絵は90年代にファンタジーぽい漫画が好きだったわたしにはどんぴしゃですし、なにより、セリフ回しや言葉の選び方がすきだ!

    「そいであなたのこたえ聞いて あたしあなたしかいないと思ったわ」
    「嘘だわね」
    「あなたヤギ口説きに来たの?」
    点子の古めかしいのやらぶっきらぼうなのやら、可愛いのやらな話し方が素敵。

    「そいつ一輪ください ピンクのやつ」

    これからの期待を込めて、☆4つ。

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    2012年07月30日
  • 薔薇だって書けるよ─売野機子作品集─

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    薔薇だって書けるよ、が一番好きでした。
    欠陥だと思われるものがあったとしても、
    そのかわりとっても素敵なところが必ず誰しもにある。
    それをくみ取って一緒に歩んでいくのがまた愛だったりするんでしょうか。

    個人的には装丁がラノベっぽくてそんなに好きじゃないのですが(笑)
    でもきれい!

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    2012年07月17日
  • ロンリープラネット

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    こんな絶妙な空気、哀愁、ときめきを生み出すひとがまさか(たぶん)同世代なんて!そっちにびっくりしちゃった。

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    2012年06月05日
  • 同窓生代行─売野機子作品集・2─

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    表題作の「同級生代行」
    いいです。爽やか乙女ちっく。

    「愛のけものにしたがいなさい」
    コテコテなんだけど押し付けがましくなくて、少女漫画好きのツボをほどよくついてくるというか…
    大島先生っぽいな、と思うところはたくさんあるけれど、
    「いまの」漫画っぽさもちゃんと持ち合わせているから嫌味じゃない。読みやすかったです。

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    2012年05月02日
  • 薔薇だって書けるよ─売野機子作品集─

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    絵柄とタイトル、装丁が好みだったので購入。
    ひとつめのおはなし「薔薇だって書けるよ」を読みながら、大島先生を思い出した 点子ちゃんがときどきいらちゃんに見えた
    作品ごとに少しずつ絵の雰囲気が違うけど、どの作品も嫌味のない程度に乙女ちっくで好き。

    きらきらしていて、息苦しくて、透明感のある漫画。作品集2も、読みたいです。

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    2012年02月27日
  • 同窓生代行─売野機子作品集・2─

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    独特の世界観・空気がたまらない。
    表題作と「もっともっとよく見て」と「未明のGIRL」が特に好き。

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    2012年06月02日
  • 薔薇だって書けるよ─売野機子作品集─

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    表紙の可愛さにつられて買ったけど、良かった。
    大島弓子とかあのへんの作家さんの雰囲気にモダンなポップさを足した感じだと思う。
    「遠い日のBOY」が一番好き。

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    2011年11月07日
  • 薔薇だって書けるよ─売野機子作品集─

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    期待してなかった割は面白かった。すごく気に入った話もなかったけど、全体的に好きな雰囲気。

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    2012年01月21日
  • 薔薇だって書けるよ─売野機子作品集─

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    「ダサい」が気持ちいい。遅れてきた本命。楽園で活躍するBL作家売野機子(ウリノキコ)のデビュー短編集。帯には「彼女は漫画を見つけ、世界は売野機子を見つけた。」という上條淳士のコメントが。読み終えて納得だ。舞台は様々だが、テーマは一貫して恋愛。男女モノもあれば、そうでないものもある。基本的には、「喪失」を描く作家さんだと認識した。ヒロインは物語の中で何かを失い、そしてそこから何かを探し、見つけていく。これらの短編は、いずれもそのどこかの過程を切り取ったものだ。おそらく売野さん自身が、90年代になにかを忘れてきて、憧憬をむけているのだろう。講評としてまず言いたいのは、全体にビジュアルのセンスがない

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    2012年01月09日
  • ありす、宇宙までも 6

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    引き続きって感じの内容。
    二つ目のプログラムはありすが勝ったのちょっと無理やり感あったけど、会見でのありすはかっこよかった。ああいうのってどれだけ自分の知識をひけらかせるかじゃなくてどれだけ人の心を動かせるかなんだなと。
    ありすみたいにエネルギーに溢れている子って現実にもいるけど本当に尊敬する
    次からは舞台が学校になるから濃い人間ドラマ見れそうで楽しみ

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    2026年02月27日