松田青子のレビュー一覧

  • お砂糖ひとさじで

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    生理用ショーツや韓国料理は、読者のお役立ち情報として活用できそうではあるが、不愉快なタクシー体験のような話がたくさんあるのだろうと期待して読んでいたので、物足りなく感じた。

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    2025年04月28日
  • おばちゃんたちのいるところ Where The Wild Ladies Are

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    謎の企業(会社)が面白い。

    この会社を舞台に長編小説を書いてくれたら面白いのに、と思う。

    緩く繋がってはいるものの、短編集なので食い足りない感じがする。

    短編の主人公キャラがどれも良いので、彼等で長編小説を読みたい。

    星は3つ。短編集にしては面白いが、3.5くらいか。

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    2025年04月10日
  • おばちゃんたちのいるところ Where The Wild Ladies Are

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    落語や歌舞伎を題材にした17話の怪談集
    死んでる人間と生きてる人間が一緒の会社で働いて、問題解決していく
    読み始めと何話かは私には読みづらく頭に入ってこない文体であったが、構想は面白く女の人生を上手く描けてると思いました
    元の話しを知っていればもう少し楽しめるのかも知れない

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    2024年12月31日
  • お砂糖ひとさじで

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    装丁借り。自分のお子さんを「子どもの人」と呼ばれ、「どれを履きたい?」などと一人の対等な人間として接していらっしゃるのが随所に感じられました。BTSや韓流好きな人は共感多いかも?

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    2024年12月13日
  • お砂糖ひとさじで

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    わたしも、それ欲しいな、と思うものがいくつも出てきて、検索しつつ読んだ。
    友達からの、有益な情報的な。
    子どもの人、という表現に引っかかってしまう。

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    2024年11月26日
  • 男の子になりたかった女の子になりたかった女の子

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    ジェンダーなんて、ぶち壊してしまえ!
    息が詰まるような「社会的な女性像」に対するアンチテーゼを突きつける短編集。

    ちょっと難しい文学的な短編集。
    社会が提示する「女性像」を、ぶち壊してやる!的な意気込みが見える作品でした。
    なかなか爽快でした。

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    2024年11月15日
  • 自分で名付ける

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    ネタバレ

    読んだきっかけ
    たまたまSNSか何かで出産や子育てについての赤裸々本だと見かけて読んでみた。いずれ子供も欲しいなと思っていたので、ネガティブな話頭にも入れたかった

    読んだ直後の感想
    正直ジェンダーに関する話が多く少し辟易したところもあったが、それも含めて著者がここまで正直に自分の考えを綴ってくれたことの感謝。1人の出産、子育て経験記を読めて参考になった

    印象に残ったポイント
    ☀︎妊娠、出産、子育ては想像以上に大変そう
    産む瞬間以外にも痛かったり、しんどいことは多く、それがあまりき赤裸々に書かれていたので、事前に知ることができてよかった
    出産直後の母たちをゾンビに例えた著者は恐ろしい。。。

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    2024年11月10日
  • お砂糖ひとさじで

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    表紙のイラストがオシャレ。
    子どものことを子どもの人と書かれているのが新鮮でなるほどと思いました。グランパのぬいぐるみのエピソードなど微笑ましいです。

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    2024年10月14日
  • お砂糖ひとさじで

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    装丁が素敵。
    日常に触れる楽しいエッセイだった。
    新大久保、アフタヌーンティー、韓国ドラマなど、私の好きなことでもあるので気分も上々。
    日々の生活の中にしんどい事もあるけれど、小さな喜びや楽しみがあれば、何とかやっていけそう。
    そんな気持ちにさせてくれた。

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    2024年09月29日
  • 女が死ぬ

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    「あなたの好きな少女」が嫌いだ。「あなたの好きな少女」は細くて、可憐で、はかなげだ。がははと笑うような少女をあなたは軽蔑している。では、がははとわらう少女はどこへ行けばいいのか。
    「女らしさ」が、全部だるい。身勝手な幻想から私たちの心身を取り戻す53篇の掌編集。


    翻訳家、小説家の松田青子さんの、ジェンダーに関係するような話が多めの(関係ないものもある)ショート集です。

    確かに「女らしさ」ってだるい。きっと男性にも「男らしさ」って面倒だと思っている人や、それ以外の性別の人にもそれぞれの面倒さがあると思うけど。
    男性から理想化された「女らしさ」を嫌いだと思うと同時に、自分を構成する趣味、メイ

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    2024年09月22日
  • お砂糖ひとさじで

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    最近はまっている松田青子さんのエッセイ。松田青子さんの本は小説よりもエッセイのほうが好みかも。松田さんはこの本の中でもタイの誕生日占いで評されていたように「意志が強い、揺るがない」方なのかなと思うけど、堅いだけではなくて。トートバッグを集めたりバチェロレッテにはまったりリップモンスターの在庫を観察したり、自分の興味ややりたいことを尊重している感じがして好ましく思った。(元々セルフラブな人間、という言葉もいい)こういう、自分の楽しみとかミーハーなところってなんとなく開示するのを自重してしまったりする気がして。社会に対してレジスタンスを示すことと趣味、自分の楽しみを公表することは両立できるんだと、

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    2024年09月16日
  • 持続可能な魂の利用

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    不思議な話だった。でも、ただ不可解な話なのではなく、きっとこの物語の構造は二重三重になっていて私が一層目までしか気付けていないからなのだろうな。松田青子さんの本を読むと強いフェミニズムを感じる。私は結構、おじさんに迎合したり男性的な社会の中で配慮されて過ごす、みたいなこと得意で過ごしやすいと思ってしまったりする部分もあって、おじさん社会を助長させてしまってるのかな、なんて思ったりする。

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    2024年09月13日
  • お砂糖ひとさじで

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    松田さんのエッセイ、面白かったです。オタクっぽい所があり、とことん突き詰める感じの方なのかな、と。子供さんの好きなモノを肯定し、一緒に楽しんでいる様子が微笑ましかったです。

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    2024年09月08日
  • お砂糖ひとさじで

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    セボンスターや絵本のグッズ、メガ割など
    読んでいてうんうん頷けるところがたくさん。
    疲れてても読みやすくて癒されてた。
    ”お砂糖ひとさじで”というコンセプトがすごく好きで
    こういうときめきを感じるものたちを大事にしたいなと
    改めて思った。

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    個人的にタクシーの話が印象的。
    “口に出せなかった時でも、日々のモヤモヤや怒りに対して、心の中で反発したり、何かしらのかたちで言葉にしていくことを、地道に続けていこう。自分を守るために。自分を大切にするために。”
    すごく良いと思った。

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    2024年09月06日
  • お砂糖ひとさじで

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    松田青子さんの日々のなかの小さな出来事を集めたエッセイ。

    メアリー・ポピンズが大好きだった。自分の体のことで、世の中の目を気にしなくていいのが一番だと思う。読書は心にいい。タクシーへの怒り、など。こんな感じで私と似た思いもあり、楽しく読めた。

    なかでも「木曜日生まれっぽい」の中のマザーグースの詩は、とても気に入ってしまった。(ちなみに私は月曜日生まれ)

    懐かしかったのはセボンスターのネックレス。子どもが大好きだったな。

    小さいことや身の回りにこだわることは、私も大切なことだと思う。すき間時間に少しずつ読むのが楽しいエッセイだった。

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    2024年09月05日
  • お砂糖ひとさじで

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    松田青子さんのエッセイ。
    日常のほんの些細なことに幸せを見出す。
    お気に入りのもの、心地よく暮らすには…
    着心地の良いスウェット。
    ついつい集めちゃうトートバッグ。
    どうでも良いようなことにも幸せや喜びを見つけられるよ!って、元気をもらえるエッセイでした。
    装丁がほんと素敵で、飾っておきたい。

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    2024年08月11日
  • 自分で名付ける

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    赤裸々な妊娠の話を聞いたことがなかったので、学びが多かった!"妊娠は病気じゃない"の意味が履き違えられている現状に憤りを感じる...。子供がうるさくしてしまった時、近くにいた人が「うるさくないね、かわいいね」と言った話、素敵!!(そんな人になりたい)

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    2024年08月04日
  • スタッキング可能

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    この小説の初版は2013年で、その時点でなら女あるあるを羅列するだけでも成立していたような気がする。この場合の女というのは、基本的には20代から30代前半くらいの独身社会人女性である。会社での扱いとかコミュニケーションの齟齬とか嫉妬とか、彼氏とか結婚とかハラスメントとか容姿の美しさとかそれへの翳りとか、その手のあるあるネタ。たしかに、そのくらいの年代の独身社会人女性にはさまざまな抑圧なり圧力なりがかかる、ネタにしやすい。いまどきはテレビやSNSやネット漫画などで消費されるアレだ。

    本書では、そのようなあるあるネタを羅列するだけでなく、いちおう小説的なしかけもほどこされている。ただ、初版から1

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    2024年07月06日
  • 女が死ぬ

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    ブログの延長とショートショートで構成されている感じ。ちょっとだれてきたなーと思い始めたあたりでホモソ社会への強烈な怒りが弾けて目が覚めるので、クラシックのコンサートみたいだ。この作品は置いておいて、松田青子さんの長編小説が読みたいと思った。

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    2024年06月16日
  • 自分で名付ける

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    自分の妊娠を機に読んだ作品
    どちらかと言うとエッセイ系は苦手だったけど語り方がおもしろくクスッとする場面も参考になる場面もあった。
    作中に出てくる映画や本はほとんど知らないものだったので例になっていても共感できなかったことだけが残念だった

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    2024年06月07日