松田青子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
共感するところも多いが、名字については今までそこまで強く考えたことがなかったので、特に考えさせられた。
自分自身、元々の名字が珍しくて気に入っていてかえたくはなかったが、結婚を機に変わっても友達などには元の名字が混ざったあだ名のままで呼んでくれと伝えた。
最初こそ抵抗があったものの、元の名字を使う機会も多く、今まで尾を引いてはいない。
まわりの人ともそんなに名字の話をしないゆえに、名字をかえたくないために事実婚にしたり離婚したり、そういった方がおられるということはあまり考えていなかった。
夫婦別姓、できたら良いだろうな(他人事)くらいだったが、強く訴えておられる人の気持ちが少しわかった気がす -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった〜うわーうわーと思いながら読みました。
表題作の社内の描写がリアル過ぎて気持ちが落ち込みそうになるけれど、ユニークさがとてもあるので楽しく読めます。落ち着いてよく考えると随分とひどい社会だな…となるけれど。
「ウォータープルーフ嘘ばっかり!」はキャッチフレーズの勢いが良いです、唱和したくなる。「ヒートテックを着ています」は世界平和です。「パンツ問題」、今のところイントネーションで区別しているけど、(ズボンのままがいいのに…)は消えない思いです。なぜ全て英語にするんだろ、フランス語でもいいのに。
「マーガレットは植える」「タッパー」も不条理だけじゃないんだろうなきっと…というのがわかり -
Posted by ブクログ
主人公の元に親戚の元気なおばちゃんがやってくる。
関西弁でまくしたて、1人ボケツッコミ。
紫と金色のスパンコールで虎を形成している化繊丸出しのセーター…。
主人公は何やら落ち込んでいる様子なのに、だ。
そこで主人公はキレる。
おばちゃん死んだやん!しかも自殺やん!
おばちゃんは少し遠い目をした後、またガハハと笑って、去っていく。
なんだったんだ。
けれど、なんだか心にゆとりができた気がする。
不思議なもんだ。
本書は緩やかな連作になっていて、歌舞伎や落語が下敷きになった物語となっている。
共通するのは、幽霊やらおばけやらが出てくるところ。
現代に生きる人々の些細な、でも本人にとっては割と