自分で名付ける

自分で名付ける

小説・文芸
638円 (税込)

3pt

38歳で妊娠。結婚で生じるあらゆることに納得がいかず、婚姻届は出さなかった。区役所に母子健康手帳をもらいに行くと、想定外のことを言われもやもやし……。妊娠を機に押し寄せる無数の「うわーっ」。メリットのない結婚制度の不自由さ、百点満点の無痛分娩のありがたみ、ゾンビと化した産後、妊娠線というタトゥー、恐怖のワンオペ育児に子守歌代わりのBTS……。“母性”でまとめられたくない、自分だけの気持ちを掬いあげて言葉にしていく、最高に風通しのいい育児エッセイにして新時代のバイブル! その後の2年間を綴ったあとがきを追加収録!!

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自分で名付ける のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    妊娠とか出産とか周囲がそのフェーズに入ってきて、漠然と自分も考えたりしてはいる。情報を探しに行くと医療的な話と妙にスピっぽかったりするやつ話のどちらかしかなくてもうちょっと実体験ぽいものないんですか?と思ってたところにドンピシャ。

    2025年10月、女性として初めて高市早苗氏が首相に就任した。この数年、市民の法制化を望む声や各界からの要請もありやっと議論が進み始めたかに思われた選択的夫婦別姓の法制化は白紙に戻った。そのちょうど半年後にわたしはこの本を読んだ。松田さん、いまどう思っていますか?と聞いてみたい。

    さて、わたしも夫婦別姓を望むひとりである。結婚宣言記念日というまだるっこしい記念日を設定し、続柄:妻(未届)として住民登録している。選択的夫婦別姓の法案が通ったら、施行されるその日に朝から役所に並んで婚姻届を出しに行くつもりである。(婚姻届って夜間も受理してくれるとかいう話なんでしたっけ?)

    生きてるうちに結婚できるといいなあ。

    0
    2026年04月15日

    Posted by ブクログ

    最高だった、こういうエッセイが読みたかった
    妊娠、出産、育児、インスタとか近しいSNSにはキラキラな部分しか載らないから、こういうリアルを知りたかったの!!!とおもいました、松田青子さんありがとう

    0
    2025年12月25日

    Posted by ブクログ

    妊娠出産育児あるある。これTwitterで見たネタだ…!が沢山あり、ウンウン頷きながら読んだ。男性にも読んでほしい一冊

    0
    2024年09月21日

    Posted by ブクログ

    夫婦別姓への思い、妊娠してからの思いなどが綴られていた。共感することだらけだった。

    疑問に思い、寂しさも感じながら姓を変えた女性は多いと思う。結婚って?と改めて思ってしまった。やはり自分の気持ちを尊重するために、普通と言われていることを諦めるしかないことは、おかしいと思った。

    妊娠から出産までの体の変化や大変さについても書かれていた。キャサリン妃やダイアナ元妃を例に挙げて、妊娠してからも無理をすることが当たり前と思い込まされないようにというのが印象的だった。

    子育てをしていたら、人の目が気になってしまうことがある。愚図っているこどもに出会ったら、「うるさくないね、かわいいね」という優しさを多くの人が持てたら、と思った。



    0
    2024年04月24日

    Posted by ブクログ

    いい本だった!
    妊娠中〜小さい子供のいる家庭の方にハマりそう。
    妊娠〜出産〜子育てに関して、これおかしいんじゃないか?こんな考え方はできないか?という筆者の素直な気持ちがこれでもかと詰め込まれている。
    語り方がとてもフレンドリーかつ面白くて、どんどん読めてしまった。
    「きみは赤ちゃん」も良かったけど、こっちのほうが好きかな!

    0
    2026年09月03日

    Posted by ブクログ

    妊娠出産の出来事や周りの人の対応のもやもやをかいたエッセイ

    生まれた子を「子どもの人」と呼んだり、母性は「めちゃくちゃ大切にしなければならない人を大切にする」感情だと言い換えたり、
    もやもやしがちなことをずばり言ってくれた

    私には子どもはいないけれど、生きている中で感じるいろんなバイアスに、同じ感情で立ち向かっている人がいるんだなと安心した

    きっと子どもができてから読んだらまた感想変わるんだろうなあ

    0
    2026年02月20日

    Posted by ブクログ

    妊娠、出産、産後に私が感じていたなんとも言えない不安な気持ちやイライラが見事に言語化されていて、何度も頷きながら読んだ。

    -明らかに出産は、とんでもない出来事で、産む当事者である女性にとって負荷が大きいのに、周囲の人が、その大変さを不当に軽く扱っているように思えたことだ。

    いやほんと、想像以上でした

    0
    2026年01月24日

    Posted by ブクログ

    私は以前から「母性」とか「我が子」とか「妊婦」とか「懐妊」とかいう言葉がなんか気持ち悪いと思っていた。子を持ちたくないわけではないけど、その言葉が自分のことを表すものとなると不快だなと。
    ・国のために産んでいるのではない。生殖にまつわるすべては個人的なことだし、国は本来、人々の様々な選択をサポートするためにあるだけだ。
    この言葉がよかった。
    さっき挙げた言葉たちが気持ち悪いのは、言葉に纏わりつく「おおらかで無償の愛で全てを包み込む母」的なイメージに自分が括られることに嫌悪感があるからではないかと思う。
    このイメージってキリスト教の聖母子とか家父長制の家庭の中での良妻賢母とか宗教的・政治的に謳われたものであって、今でも子どもを産む女性は社会に貢献してる(産まない人は貢献してない)みたいな言い方されることあるけど、いや、お前らのためじゃないよ。というか。
    個人的にやってることだからあんまりそっち側のレンズを介した目で見ないでもらえる?みたいな。
    うまくまとまらないけどそんなことを考えた。
    あと我が子という言葉も、なーんか血のつながっている子を産むことこそ正義で無条件で愛すべきみたいな感覚が滲み出ているような気がして好きになれない。
    そりゃ子どもが夫や自分や自分の家族に似ているところがあったら嬉しくて可愛いだろうけど「我が子」だから愛するんじゃなくて生まれてきたその人そのものを愛すんじゃないのかい、という。

    0
    2024年08月04日

    Posted by ブクログ

    妊娠中に読んだ。共感できる部分と、自分はそのまで深く考えてなかったなぁと反省させられる部分があった。妊婦健診にお金がかかりすぎるということや優先席に譲られづらいことはとても共感した。夫婦別姓については私は夫の姓になることをむしろ喜んでいたので、あまり深く考えることはなかったが、日本は遅れてるよなぁと改めて感じた。この本は是非男性に読んで欲しいなと思った。

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    2024年06月09日

    Posted by ブクログ

    共感するところも多いが、名字については今までそこまで強く考えたことがなかったので、特に考えさせられた。

    自分自身、元々の名字が珍しくて気に入っていてかえたくはなかったが、結婚を機に変わっても友達などには元の名字が混ざったあだ名のままで呼んでくれと伝えた。
    最初こそ抵抗があったものの、元の名字を使う機会も多く、今まで尾を引いてはいない。
    まわりの人ともそんなに名字の話をしないゆえに、名字をかえたくないために事実婚にしたり離婚したり、そういった方がおられるということはあまり考えていなかった。
    夫婦別姓、できたら良いだろうな(他人事)くらいだったが、強く訴えておられる人の気持ちが少しわかった気がする。

    あと、子どものイヤイヤ期前、レジスタンス期があるのはとても共感。いままさにそれだ…
    そして子どもに男の子らしく、女の子らしく、というレールを敷かないようにするのも、まだまだ意識しないと難しそうだなとも思う。

    0
    2024年04月05日

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