海老原嗣生の作品一覧
「海老原嗣生」の「外国人急増、日本はどうなる?」「AI時代を生き抜くための事務」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「海老原嗣生」の「外国人急増、日本はどうなる?」「AI時代を生き抜くための事務」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
一躍トレンドワードになった「静かな退職(Quiet Quitting)」
先日、同期の飲み会の中でも50歳が賃金カーブや退職金のピークになるという話題でちょっと盛り上がった。また、最近退職した同僚の送別会でもこの手の話題が出た。なんか飲み会になると働き方を話すのが流行ってるんか?!(笑)Youtubeで著者が話しているのを見ていて元気なおっさんだなぁ、と思っていたところこの本に出会う。せっかくだし読んでみるか、ということで読んでみた。
著者には大変失礼ながらも想像以上にデータを用いて興味深い話を拝読させていただけたと思う。会社に就職してから退職までの時系列と賃金の関係性と各国の制度的な影響を
Posted by ブクログ
自分が雇用制度周りについていつも参考にさせてもらっている海老原さんの新刊。
あらためて、ジョブ型(ポスト型といってもいいかもしれない)の欧米と、メンバーシップ型の日本では、雇用に関する前提が全く違うだということが理解できた。
メンバーシップ型のよさ(人事異動や転勤のさせやすさ)を会社が放棄しない限り、日本の根本的な雇用制度は変わらない。誰しもが会社幹部の候補であり、会社のための雑務をやることになる。だから、忙しくなるし、効率悪いし、結果的に母親ペナルティが大きい雇用になってしまう。
この雇用状況の暗黒面を個人で乗り越えようとする姿勢が「静かな退職」であり、欧米のような決まった範囲内の職責のみを