あらすじ
■これ以上、怪しい「ノウハウ」に踊らされてほしくないから。
人気企業が隠している採用の「手口」、ぜんぶ、バカ正直に書きました。
■どれくらい「バカ正直」かというと……
学生「大学名で、差別はあるのですか?」
筆者「はい、もちろんあります」
学生「いわゆる『学歴フィルター』ですか?」
筆者「いいえ、もっと巧妙にやってます」
これくらいです!
■人気企業の「手口」を一挙公開!
知れば、就活の悩みは9割なくなる。
・「インターンシップ」では、会社も仕事もわからない
・大学名での差別は、「会社説明会」から始まる
・「適性検査」をどう利用しているのか
・企業が「面接」で見ているたった2つのポイント
・NPO代表などの「肩書き」は、「だから何?」程度に見ている
・「TOEIC」も「資格」も、それだけではほぼ無意味
・「人気企業ランキング」を操作する企業
・新卒採用の「厳選化」なんて起きてない
・「女子のほうが優秀」と言われる本当の理由 etc.
■~「はじめに」より~
そろそろ、企業は何を考えているか、手の内をしっかり見せたほうがいいのではないかと思い、
この本を書くことにしました。現実を知れば、「何だ、簡単だな」とホッとできる部分もあり、
逆に「そういうエゲツない世界なのか」と殺伐とした気持ちになるかもしれません。
それでも、まったく的はずれな噂に恐れおののくよりはいいでしょう。企業の現実を知れば、
ムダな努力もしなくなるはずです。そういう、「企業は何を思っているか」「どうしてそんなことをするのか」ということの
裏事情を、事例や実務をもとに、詳しく説明していきます。
【主な内容】
Part1 募集から採用まで人気企業の「手口」、ぜんぶ
Part2 就活にまつわるニセ情報をメッタ斬り!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
就活は結局企業にとって仕事が出来るか、仲間と上手くやっていけるかという点しか見ていない。そのため必要以上に自分を繕ったりするのではなく、そのことを考えて自分らしさを出していけたら就活は上手くいくとわかった。
就活や転職に悩んでいる方は一度読むことで悩みは消えると思う。
Posted by ブクログ
欧米には新卒一括採用はない。
人気企業は、難関大学に入るより競争率が高い。
有名企業は、批判を避けるため無名校からも若干採用する。
学歴で落とす言い訳にエントリーシートを出させている。
ESの題材が複雑であれば、本気で見る気があると考えられる。
自分がどんな人間であるか、を表現する。企業側は、仕事がきちんとできるか、仲間とうまくやれるか、社風に合うか、を見ている。
論理性の多くは、国語と算数。
人気企業はその時ピーク。無名企業の中にこそねらい目がある。
女性社長でも女性は取りたくない。その結果、入社試験を突破した女性は優秀。
大学就職氷河期は、高卒の求人数が減り、大学進学が増えたから。
好景気でも、人気企業は3万人に満たない。大学進学より狭い門。
大家族に入れるかどうか。
御欧米型のポスト採用でない欠点利点もある。上司が苦手なときに救済手段があるのは、日本型だけ。
Posted by ブクログ
特に突飛なことを書いているわけではなく、ちょっと採用にかかわったものにとっては当たり前のことばかり。でも学生には衝撃的だったりするんだろうかね。
時折数字の扱い方に「ん?」と目を見張るところもあるんだけど、まあ、基本的には正確な記述。