永松茂久の作品一覧
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
自分が、今どんな会社でどんな仕事をしているかも含めて、己が何者かを知ることが第一歩であることを実感させてくれた。さらに30代に得ておきたいこととして、持つべき意識、捨てるべき意識、人から好かれる対人関係の在り方や仕事力に繋げる習慣など触れられたと思う。以下にあっては、本書の要約、その内容とかけ離れ、反面教師となった職場での実体験、そして自分に合わないと感じたことについて記したものである。
◯要約について
まず、自分自身の得意不得意を棚卸ししてみようと述べている。その際に注意することとして、昔の自分を恥じるだけや、自己嫌悪に陥ることばかりに目を向けてはいけないとのこと。ではどんなことを洗い出せば良いのか、ポイントは「自分のごく普通の行動で、他人からかなり驚かれたこと」である。そうすると、誰だって何かしら一つや二つはあるだろう。「自分も捨てた物じゃないな」と思う機会を増やすようにすることが重要である。
そして、メンターを持つことを勧めている。メンターとはつまり、背中を負いたくなるような、尊敬できる人間を見つけなさいということである。だがそれは数人程度で十分であり、あまりにも多いとかえって道に迷いやすい。その目安としては、一分野につき一人が妥当。本書では「登った人に話を聞け」と言っているが、要するに実績のある人、その実績により人を感化させた経験のある人と接することを勧めている。
「安定を求めようとせず、波乱万丈への心構えを持て」、どういうことかと言うと、我々が日本で生きているだけで、情勢の変化の連続だ。コロナのような疫病、激甚化する天災、AIの普及に伴う情報化社会、それだけでも目まぐるしいと感じるだろうが、それこそが想像を超える未知との遭遇、つまり成長のチャンスと捉えようと述べている。
その上で日々鍛錬しなくてはいけない力が予測力、想定力であり、そして知っておくべきことが自分の法則、勝ちパターンである。そしてそれは今時のAIやSNSのバーチャルを頼ったコミュニケーションではなく、実際に人と接するリアルコミュニケーションによって培えよと言っている。
近頃では人付き合いも億劫に感じ、気の進まないこともあるだろう。そんな時、持っておくべき視点というのがある。それは、今の自分の行動が、自分のためじゃなくっても、誰かのためになっているかということである。人間というのは、自分との約束では「どうせ誰にも迷惑かけないし」とどうしても自分に甘んじる生き物であるが、これが他人との約束となると、そのしがらみが行動力の根源になりやすい。時には他人に迷惑を掛けることもあるだろうが、どんな時代でもリアルコミュニケーション、本当の人付き合いは人間成長に欠かせないことを覚えておくことだ。
人間は適応力を持っている、筆者は飼っている4匹の犬を例え話にしているが、生まれ持った性格ではなく、それぞれの立ち位置で適応できるようになるとのことである。人はそれぞれ誰と接するかで性格が変わる、その力学を良い意味で作用できるよう、素敵な人と出会わなければならない。
◯本書の内容と真逆な自分の職場の実体験
本書の内容が自分の職場においてフィードバックできるのかと聞かれると、正直言ってピンと来ない部分があった。
私には昔、こんなパート社員の部下がいた。自分より二回り程年上のおばちゃんなのだが、「私は指示待ち人間なので、言われないとやりません」、「もう歳なので覚えられません」とかいうことを堂々と言ってくる。本書では社会は不条理に満ちており、学生時代に生徒会長や学級委員だった人が社会に出てから苦労すると述べているが、私は小中学校でただ先生の言いなりになってたような人が本当に苦労すると思う。恐らくそのおばちゃんは小学生の頃、学業に秀でないが、掃除当番とかを真面目にする子供だったのだろう。それだけで先生から「偉いねぇ、良い子だねぇ」と言われ続けてたんだと思う。つまり、目上の人の言いなりになる、指示待ち人間になるということが彼女にとっての絶対正義であり、それがアップデートされぬまま大人になったのであろう。これは社会に出たら「良い子」とは言わない、「こき使うのに都合の良い人間」なのである。
もう一つのケースはサボっている人間でもめっぽう給料を貰えているということである。背中にもたれかかってスマホ触ってばかりの若手や来客対応そっちのけで業務と関係ない勉強している奴やリモート会議でいびきかいて居眠りする上司や社用車へこませて隠そうとする上司もいた。少なくとも私は彼らを嫌っている人間だ。そんな体たらくで会社勤めができてるのかと驚かれる方もいると思う。
しばしの間、私の会社の話に脱線してしまったが、本書の教えを会社で活かせるかどうかはさておき、人として忘れてはならないことがある。それは、楽な方を選ぶ、これが一番の遠回りになる、良き行いによって、徳を積むように心掛ける、喜ばれる人になること、礼節を重んじること、大人になるにつれて理不尽や矛盾を受け入れる器量を持っておかなければならないのである。
◯本書の記載内容とそぐわないと感じた私の考え
飲みにケーションを褒めることを述べていたが、私はこれに対して反論したい。
このご時世、ひょんなことからハラスメントに繋がりかねない、言った言わなかったで揉め事にもなる、その後に関係者、人事部署の手を煩わさせる。だから職場で飲みに行くのであれば、自分と他人の合意やウインウインをしっかりと考えなければならない。
そうでなくても、職場での飲み会はリスキーだ。役員クラスの方が隣席になり、「ほう、君はそんなビジョンを持ってくれていたのかね!」と感化してもらえたら良いが、「何考えているんだ!」と逆鱗に触れてしまっては元も子もない。近年、私は後者を危惧して、本社への出張時なんかは、極力理由をつけて酒の場へは行かないようにしている。
それがためになるかどうかは分からない。ひょっとしたら、普段サボっている奴が偉いさんに目にかけられて、出世のきっかけにもなるかもしれないし。とかく職場においての酒席はギャンブルだ。保身のためにも、職場における酒席には細心の注意を払い続けたい。
最後に一点、本書の内容が、どうしてもそぐわないという方がいるのではないかと思う。
それは発達障害のある方だ。なので、そういった方々が変われた、救われたというエピソードがあれば本書の内容はもっと盛り上がると思う。
Posted by ブクログ
人生には成功と成長しかない
* 成長期にはしっかり学び、成功期には調子に乗らないこと
上司に可愛がられること
* 約束は必ず守る
* 楽しみな将来を感じさせる→近況を報告して親近感を上げる
20代のうちに習得したいこと
* 折れない心を作るのではなく、折れてからそこから立ち上がるスピードを早くする
* 自分の魅力をあげなさい。
方法は与える人になればいい。
魅力は与えることによって生まれ、
求めることによってなくなる
* しっかりした自分の芯を作れ
こうなったら自分はこう動く、
これはやらない、これは守る
マザコンと親孝行は別物
親を頼る→マザコン、親を守る→親孝行
意思決定に親を巻き込むな。責任を負いたくないための布石だ。
自分の意思で決めて行動しなさい。1人の人間として尊敬と覚悟を持って向き合いなさい。
やりたくない事もやってみなさい
20代のうちは、やりたいことを語るより上司からの依頼をこなせ。
実績を積み重ねていくことで信頼を得ることができる。
嫌なことから逃げるな。誰だって嫌なことはしたくないんだ。
自分から仕掛けろ
リスクに飛び込めることは、周りと差をつけることができる。
仕掛ける力を失うことは、失敗もしないが成功するチャンスもない。
チャレンジしない人は目の前に置かれた宝くじを引かない人だ。
ハッタリをかませ
かましたハッタリは、自分を追い込む。しかしそれを乗り越えたとき自信がつく
言ってみることはタダ。それなら言ってやってみなさい。
たまには自分の都合で生きろ
我慢して後悔するのが1番もったいない、一回しかない人生
大切に生きなさい。
人生うまくいく人の特徴
* 諦めがわるい。周りから反対されても挑戦を繰り返す。
絶対に諦めない気持ちを持て。失敗した場合、嘆くのか、自分を褒め次の行動に移すために行動するのかはあなた次第
* 格好をつけない
成功する人はひたむきに努力する人。笑われようと努力して成功すれば問題ない
* 根拠がない自信を持て
根拠がなかったら、崩しようがない。日本人は自己肯定感が低い。少し勘違いするくらいの方が生きやすい。あと、人間として魅力がある。
* 目標を持っている
目標を持った奴の目は明らかに凡人と輝き方が違う
20代は多くの人がやらないことをやれ
みんながやっているからするのではなく、自分が良いと思えることをやれ。
1つ言っておく。あなたが勇気がいることはみんなが勇気がいることである。
歩調を合わせる必要はない、自分から仕掛けろ。
Posted by ブクログ
『人は話し方が9割』(永松茂久)は、「うまく話せる人になるには、特別な話術が必要」という思い込みを崩してくれるコミュニケーション本です。
本書の面白いポイントは、**話し上手になるために「何を話すか」以上に、相手が気持ちよく話せる状態をつくることを重視している点**。面白い話題を用意したり、流暢に話したりすることよりも、相手の話を聞き、反応し、興味を示す。その積み重ねが「この人とは話しやすい」という印象につながっていきます。
特に印象的なのは、コミュニケーションを自分の能力を見せる場ではなく、**相手との関係をつくる場として捉えていること**です。「何か気の利いたことを言わなければ」と考えるほど会話は難しくなりますが、相手を理解することに意識を向ければ、話すことへのプレッシャーはかなり小さくなります。
内容も難しい理論中心ではなく、日常ですぐ試せる考え方が多いため、読みながら普段の会話を振り返れるのも魅力です。
営業、マネジメント、恋愛、友人関係など、結局ほとんどの人間関係は会話から始まります。**「自分が何を話すか」から「相手がどう感じるか」へ視点を変える。**話すことに苦手意識がある人だけでなく、人との関係をもっと良くしたい人にもおすすめの一冊です。