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居酒屋を経営しながら、一流の人材を集めるのではなく、今いる人を一流にする」という独自の人材育成論が反響を呼んでいる著者の初のリーダー論。「その道の天才に任せる」などすぐに使えるヒント満載!
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Posted by ブクログ
初版2014年10月だけど、現代を先読みしたような話がチラホラあって驚いた。最後に出てきたコミュニティーシップ型経営というのは、ティール組織と同様の考え方だと思うのだが、私が持ってるティール組織の本の出版は2018年なので、かなり先取りした話を書いている本だと思う。令和の今読んでも十分役に立つ内容だ...続きを読むと思った。
繰り返し書かれてあることは、今の時代のリーダーは、いろんなところに手を広げて事業拡大したり、いろんなところで人脈をつくってくるのではなく、まずは自分の周りのスタッフ(本著はリーダーについて特化した本なので、家族とは書かれていない。)や仲間が笑顔でやりがいをもって働ける、幸せな空間を与えられるかどうか...続きを読むが大切である。 そのためには、リーダーは人を惹き付ける力を身につける必要がある。 周りの人を活かしていくさきに、口コミが起こり、人を呼び込み、人脈をつくりにわざわざ自分から出向かなくても、むこうから自分に会いに来てくれたり、事業が拡大していく。 絶大な影響力をもって、カリスマ的な魅力で人を惹き付けることもできるが、今必要とされているリーダーは、苦楽を共にし、自分の何歩か先を進んでいっているようなリーダーだと思う。 永松さん著の『斎藤一人の人を動かす』を再読したばかりだったので、リーダーに特化した内容だったからか、少し薄まったように感じたけど、リーダーとしてどう考えればいいか、何が注意点なのかがわかりやすく書かれてあった。 どんな場面でも人が二人以上集まれば、リーダーが必要になる。ということは、誰でもリーダーになる可能性があるということ。リーダーだからこうしなさいとか、こう考えればいいよとかではなく、全ての人に参考になる考え方だと感じた。
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