東海道五十三次作品一覧
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大人気YouTuberスーツによる、江戸時代の東海道を自転車で東京から大阪まで9日間で走破する「東海道五十三次の旅」! 東海道の起点日本橋から旅がスタート、急こう配の箱根峠、江戸時代は人々を苦しめた川越え、当時から大人気の伊勢神宮のお宮参りなど、東海道の宿場を自転車で巡り、各所の名物や名所、スーツによる見どころポイントを紹介します。 ここでしか読めない情報満載! まち歩き好き、旅好き、歴史・地理好きの方にも! 1日目 江戸・日本橋→藤沢宿 東海道の起点、日本橋から旅がスタート! 2日目 藤沢宿→箱根宿 箱根の山は天下の険、キツい山道と甘酒茶屋 3日目 箱根宿→府中宿 三嶋大社、由比宿の本陣公園、小夜の中山峠 4日目 府中宿→浜松宿 大井川の川越え、夜泣き石伝説と子育て飴 5日目 浜松宿→岡崎宿 絶景の潮見坂、もっとも距離の短い御油―赤坂宿 6日目 岡崎宿→四日市宿 笠寺の六の市、七里の渡し、焼き蛤と松阪牛 7日目 四日市宿→草津宿 石薬師寺、女人堤防、険しい鈴鹿峠、あいの土山 8日目 草津宿→三条大橋 瀬田の長橋、草津の「姥が餅」、逢坂の関 9日目 三条大橋→高麗橋 京街道、枚方の「くらわんか舟」、大阪・高麗橋
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東海道五十三次及び京街道四次の概要がわかり、すべての宿場と街道の様子を写真と文章で解説する、街道歩き必携のガイドブックです。 完全踏破にはこだわらず、また必ずしも徒歩でなくても、車で宿場まで乗り付けて楽しめるのが大きな特徴です。 宿場町の今昔(歴史)をはじめ、宿場歩きの楽しみ(名物や立ち寄り処など)を紹介、さらに宿場内のマップも付いて、好きな時に、好きな宿場を訪ね、どこからでも気軽に旅することができるようになっています。 箱根や岡崎宿など、観光名所にもなっている東海道のスポットなどもしっかり収録。 ●全行程オールカラーで東海道五十三次、京街道四次の宿場町を1つ1つ扱い、その間に宿場間の行程(区間)が入っています。 ●宿場町、区間とも最低見開き2ページ扱いとし、宿場内の散策マップも充実。 ●全コースを順番に扱うので、東海道の全体像を把握できて理解しやすく、旅する人に親切な内容です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「東海道五十三次」で有名な歌川広重も「富士」の三十六景に挑んでいた! 北斎の「富嶽三十六景」に勝るとも劣らない、広重最晩年の隠れた傑作「富士三十六景」全36図と目録を解説付きで完全収録! 「富士三十六景」とは―― 富士を主題にした浮世絵の揃物といえば、葛飾北斎の「富嶽三十六景」が真っ先に思い浮かびます。 あまり知られていませんが、歌川広重も北斎と同じ趣向で、富士の見える三十六カ所の風景を描いていました。 広重は富士をテーマにした「不二三十六景」「富士三十六景」という二つのシリーズを残しています。 北斎が嘉永二(1849)年に没した後、広重は巨匠・北斎の「富嶽三十六景」に挑むかのように、「不二三十六景」を刊行しました。嘉永五(1852)年の事です。 「不二三十六景」は横中判という比較的小さなサイズの浮世絵でしたが、それが好評を得ました。 そして新たに富士をテーマにした、今度は縦大判サイズの揃物企画が持ち上がります。 それが本書で紹介する「富士三十六景」です。 北斎が描いた富士とはまたひと味違う「広重の富士」をぜひその目でご堪能いただければと存じます。 ------------------------------------------------------- ※「広重が描いた富士 第2巻」は、 「富士三十六景」以前に刊行されたという幻の名作『不二三十六景』です。 -------------------------------------------------------
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-ゴッホやモネに影響を与えた世界的浮世絵師・歌川広重。 ヒロシゲブルーと構図の妙を一度に味わえる、豪華3冊セット。 さまざまな顔を魅せる富士も堪能でき、真の浮世絵をここに見ることができる!
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5.0歌川広重、不朽のベストセラー!! 『東海道五十三次』は、江戸時代の五街道の一つ、江戸~京都を結ぶ「東海道」の宿駅を描いた全五十五図の浮世絵木版画の連作。葛飾北斎の『冨嶷三十六景』とともに、世界の芸術家に影響を与えた日本の代表的な作品です。 宿駅ごとにそれぞれ違った郷土色と日本ならではの季節感が溢れた名作の数々に、気づけば江戸時代の「東海道」を旅した気分に浸ってしまうことでしょう。 また「東海道」は、世界文化遺産に登録された富士山の絶景ポイントが多かったため、『東海道五十三次』にも素晴らしい富士の景観が味わえる作品があります。 本書では、細かく描きこまれた旅人達の様子や、雄大な富士山の描かれ方など、鑑賞ポイントが分かる解説付で、最も知名度が高い初版、保永堂版『東海道五十三次』の全五十五図をご紹介します。 目次 はじめに 起点 日本橋【朝の景】 1.品川宿【日の出】 2.川崎宿【六合渡舟】 ★富士山 3.神奈川宿【台之景】 4.保土ヶ谷宿【新町橋】 5.戸塚宿【元町別道】 6.藤沢宿【遊行寺】 7.平塚宿【縄手道】 ★富士山 8.大磯宿【虎ヶ雨】 9.小田原宿【酒匂川】 10.箱根宿【湖水図】 ★富士山 11.三島宿【朝霧】 12.沼津宿【黄昏図】 13.原宿【朝の富士】 ★富士山 14.吉原宿【左富士】 ★富士山 15.蒲原宿【夜の雪】 16.由比宿【薩多嶺】 ★富士山 17.興津宿【興津川】 18.江尻宿【三保遠望】 19.府中宿【安部川】 20.鞠子宿【丸子】 21.岡部宿【宇津之山】 22.藤枝宿【人馬継立】 23.島田宿【大井川駿岸】 24.金谷宿【大井川遠岸】 25.日坂宿【佐夜の中山】 26.掛川宿【秋葉山遠望】 27.袋井宿【出茶屋】 28.見附宿【天竜川図】 29.浜松宿【冬枯図】 30.舞阪宿【今切真景】 ★富士山 31.新居宿【渡舟図】 32.白須賀宿【汐見阪】 33.二川宿【猿が馬場】 34.吉田宿【豊川の橋】 35.御油宿【旅人留女】 36.赤坂宿【旅宿招待】 37.藤川宿【棒鼻図】 38.岡崎宿【矢矧橋】 39.池鯉鮒宿【首夏馬市】 40.鳴海宿【名物有松絞】 41.宮宿【熱田神事】 42.桑名宿【七里渡口】 43.四日市宿【三重川】 44.石薬師宿【石薬師寺】 45.庄野宿【白雨】 46.亀山宿【雪晴】 47.関宿【本陣早立】 48.坂下(阪之下)宿【筆捨山頂】 49.土山宿【春の雨】 50.水口宿【名物千瓢】 51.石部宿【目川の里】 52.草津宿【名物立場】 53.大津宿【走井茶屋】 終点 京都【三条大橋】 【歌川広重 略歴】
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3.0「宵越しの金はもたねえ」と見栄をはる江戸っ子。その日の稼ぎに追われながらも、酒や遊びや旅も楽しんだ。いきいきと暮らす横丁長屋の住人たちの”元気力”はどこにあったのか。「東海道五十三次の旅は何日かかったか」「見栄で食う初鰹代が15万円!?」「江戸っ子の生活はタブーだらけ」「吉原通いは男の必須科目?」などなど、江戸八百八町に生きた庶民の暮らしと人情風俗のあれこれを紹介する、「江戸ノベルス」の舞台裏。
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3.0【物価から見える江戸っ子暮らし】 「それって、いくらだい?」 かつての時代劇や時代小説と異なり、現在は商人や料理人など市井に暮らす様々な職業の人が主人公のものが多く見られるようになった。こういった江戸時代を舞台にするストーリーを目や耳にしたさい、江戸っ子たちは何にいくらお金をかけて暮らしていたのだろうかと思ったことはないだろうか。 「長屋の家賃」「寺子屋の学費」といった生活費から「屋台のそば」「居酒屋の飲み代」のような食費に「芝居の入場料」「吉原通い」の娯楽費……。また、一日に三食食べることや、相撲、歌舞伎といった現代でも人気の興行は、この時代に始まっていた。メイド喫茶の先祖というべきものまで登場し、江戸っ子に大人気だった。 本書を読めば、前知識のあるなしにかかわらず、現代とは違った江戸時代の金銭感覚について大いに学べ、楽しむことができる。 江戸っ子たちは、何にいくらかけていたか。 現代の貨幣価値で換算すると、江戸の暮らしがもっと身近に感じられる。江戸の物価を知るのにうってつけの一冊となろう。 〈本書の内容〉 序 章 江戸時代のお金 第一章 江戸のお値段【生活篇】 家賃/水道代/湯屋/髪結/飛脚/駕籠/按摩/歯磨き粉・房楊枝/おしろい・紅/着物/売薬/寺子屋 ほか 第二章 江戸のお勘定【食事篇】 米/そば/すし/ウナギ/てんぷら/カツオ/マグロ/豆腐・納豆/獣肉/居酒屋/酒/枝豆/卵/冷や水/焼き芋/団子/ところてん/甘酒/料理切手 ほか 第三章 江戸のお勘定【娯楽篇】 居合抜き/見世物小屋/芝居/寄席/相撲/瓦版/浮世絵/貸本屋/富札/朝顔・万年青/虫売り/花魁遊び/岡場所遊び ほか 第四章 江戸のお勘定【意外篇】 就活/商売の株/武士の身分/不倫の対価/牢屋の小遣い/元祖会いに行けるアイドル/伊勢神宮での祈祷/排泄物 ほか 第五章 江戸のお勘定【再生篇】 質屋の利息/献残屋/古着屋/古紙回収/古傘買い/鋳掛・焼継ぎ/雪駄・下駄直し ほか 〈本書の特長〉 時代劇や時代小説、古典落語などに出てくる江戸時代のモノの値段。「長屋の家賃」「銭湯の入浴代」「初ガツオの売り値」「吉原で遊ぶお金」にはいくらかかったのか。かけ蕎麦一杯の値段をもとに、現代の円に換算。江戸っ子たちの財布の中を知れば、ドラマや小説がもっと楽しくなる。 〈監修者プロフィール〉 大石学(おおいし・まなぶ) 1953年、東京生まれ。東京学芸大学名誉教授。1982年、筑波大学大学院博士課程単位取得退学。徳川林政史研究所研究員、日本学術振興会奨励研究員、同特別研究員、名城大学助教授。2009年、時代考証学会を設立、現在同会会長。NHK大河ドラマ『新選組!』『篤姫』『龍馬伝』『八重の桜』『西郷どん』の時代考証を担当している。おもな著書に『新しい江戸時代が見えてくる』『時代劇の見方・楽しみ方』『大岡忠相』(以上、吉川弘文館)、『徳川吉宗』(山川出版社)、『地形でわかる東海道五十三次』(朝日新聞出版)、『カラー版&重ね地図 地形と地理でわかる大江戸の謎』 (宝島社新書)、『一冊でわかる戦国時代』『一冊でわかる幕末』(以上、河出書房新社)などがある。最近刊は『今に息づく江戸時代』(吉川弘文館)。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●本電子書籍は、固定レイアウト型(フィックス型)で作成されております。 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●ご購入前に必ず、当説明文末尾の【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】をご確認ください。 温泉街の情緒、海岸線の造形美 大型複合リゾートがオープン 人気の「絶景デッキ・テラス」も新たに紹介 熱海、東伊豆(伊東温泉、伊豆高原、城ヶ崎海岸、大室山)、南伊豆(下田、石廊崎)、中伊豆・修善寺(天城越えと河津七滝巡り)、西伊豆(堂ヶ島・黄金崎、松崎)、沼津・三島(三嶋大社、クレマチスの丘)の「歩く・観る」「買う」「食べる」「泊まる」の最新情報をアップデートした’24-’25年版。 伊豆の名宿・湯宿の特集では、老舗から最新設備が整った宿、文士が愛した湯宿までを厳選。第2特集は伊豆の絶景。長い歳月が築きあげた美しい半島の海岸、潮風と波の音に抱かれた露天風呂からの眺望、伊豆ならではの季節ごとの花模様を堪能します。 また、ニュースページでは、新たにオープンした複合施設「奏の森リゾート」「徳造丸 金目鯛の駅 伊豆高原」などの情報が掲載。新設ページ「展望デッキ・テラス」では、近年人気の絶景テラスを紹介。「食べる」は、半島自慢の魚料理、伊勢エビ、高原のイタリアン、フレンチ、海辺・高原のカフェ、温泉街の逸品菓子などを紹介します。歴史特集は開国の舞台から温泉リゾートに発展した伊豆半島の歴史を辿ります。修善寺と源氏一族の関係、ハリスの下田来航、東海道五十三次と伊豆道などに着目し、伊豆に魅せられた文豪ゆかりの地と作品の関係を解き明かします。 詳細な別冊地図で安心ナビゲート。トラベルカレンダーで1年を通した気温、降水量、気候、イベント開催、旬の食材などが一望。 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●特典がある場合の利用期限は、紙書籍版の利用期限が適用されます。 ●構成および一部の表記について、紙書籍版と異なる場合があります。 ●紙書籍版のような、「別冊があり、取り外して別冊ごとに使用すること」はできません。 ●紙書籍版とは色味が異なる可能性があります。また、フルカラーページや網掛けページがある場合には、モノクロ端末では見づらくなる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
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3.7西加奈子初期名短編を乃木坂46でドラマ化。 午後から雨になった。東海道五十三次の絵なんかに出てきそうな、斜めに降る、細い細い雨だ--そんな書き出しから始まるそぼふる雨のなか。様々なことが定まらない、二十代男女5人が、突然の死を迎えた仲間の通夜に向かう「サムのこと」。 二十代半ばの、少し端っこを生きている仲良し女子3人組が温泉旅行で、「あるもの」にたどり着くまでを描いた「猿に会う」。 小説家志望の野球部の友人と、なぜか太宰治の生家を訪ねることになった高校生男子が、そのまま足を伸ばした竜飛岬で、静かに佇む女性に出会う「泣く女」。 人生の踊り場のようなふとした隙間に訪れる、「何かが動く」ような瞬間を捉えた初期3作を新たに編んだ短編集。 (底本 2020年3月発行作品)
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こんな街道地図はこれまでなかった! 江戸時代に制定された五街道のひとつ、東海道が迷うことなく歩ける地図の本。 東海道を歩くすべての人にオススメする、 文字の見やすさと、持ち運びやすさを両立させた、実用に耐えうる嬉しい一冊。 日本を代表する街道のひとつである東海道は、 300年の歳月を経た今も、かつての街道がほぼ原形で残り、ハイキングコースとして人気になっています。 本書では、全長約500kmの東海道のうち、西半分の「見付宿」から「京三条大橋」までのルートを解説。 ルート上の宿場や名所の解説をはじめ、現在の町名やコンビニ、トイレ、宿泊施設情報まで網羅。 さらに、今は無き幻の街道名所や、江戸時代に調査された「宿村大概帳」に基づく宿場町の解説などもあり、 歩きながら往時に思いを馳せる歴史読物としても重宝します。 西の難所であった、七里の渡しの迂回路として盛んに利用された佐屋街道の詳細地図を加えました。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こんな街道地図はこれまでなかった! 江戸時代に制定された五街道のひとつ、東海道が迷うことなく歩ける地図の本。 東海道を歩くすべての人にオススメする、 文字の見やすさと、持ち運びやすさを両立させた、実用に耐えうる嬉しい一冊。 日本を代表する街道のひとつである東海道は、 300年の歳月を経た今も、かつての街道がほぼ原形で残り、ハイキングコースとして人気になっています。 本書では、全長約500kmの東海道のうち、東半分の「江戸日本橋」から「見付宿」までのルートを解説。 ルート上の宿場や名所の解説をはじめ、現在の町名やコンビニ、トイレ、宿泊施設情報まで網羅。 さらに、今は無き幻の街道名所や、江戸時代に調査された「宿村大概帳」に基づく宿場町の解説などもあり、 歩きながら往時に思いを馳せる歴史読物としても重宝します。 浜名湖の北を通る、脇往還・姫街道のルート地図は本邦初掲載です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 広重と豊国――天才絵師二人、夢のコラボレーション! 全シリーズを解説付きで完全収録。 江戸時代の宿場街のようすが庶民の文化・風俗とともによくわかる永久保存版。 『双筆五十三次』とは―― 三代豊国(歌川国貞)が人物を描き、歌川広重が風景を描いた、合筆の「東海道五十三次」です。 江戸後期に「豊国にかほ(似顔)、国芳むしゃ(武者)、広重めいしょ(名所)」と評されるほど名をあげていたスター絵師の歌川豊国と歌川広重。豊国は、役者絵や美人画などの人物画を描かせたら右に出るものはいないと言われていました。また、『東海道五十三次』や『名所江戸百景』で世界的にその名を知られる広重は、風景画の大御所としてその名を天下に轟かせていました。 その二人がそれぞれの得意分野で夢の競演をはたしたのが、この『双筆五十三次』です。 この作品は、当時の庶民の期待にこたえ、大ヒットを飛ばしました。 浮世絵史に残る名作として、現代の浮世絵ファンの心も掴んではなしません。 本書には、『双筆五十三次』をより堪能していただくために、風景画と人物画それぞれについての解説があります。ひと味違う「東海道五十三次」の旅を、どうぞ存分にお楽しみください。
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5.0▼第1話/茶箱広重▼第2話/縦走路▼第3話/黒まんとの死▼第4話/俺が愛した女▼第5話/陽炎街▼第6話/ほっぺたの時間▼第7話/水茎 ●あらすじ/安政5年、「東海道五十三次」で有名な浮世絵師・一立斎広重(安藤広重)が亡くなった。後を継ぎ、二代目広重となったのは、弟子の重宣(しげのぶ。本名・鎮平)。広重の名を汚さないよう懸命に努力する重宣だが、先代の妻だったお崑、わずか13歳で政略結婚させられたおかや、弟弟子・寅吉らとの間に生じる複雑な人間関係に翻弄される。やがて寅吉は独立し、実際は三代目であるにもかかわらず「二代目広重」を名乗り、生涯それを通した。一方重宣は世人から「茶箱広重」と呼ばれるようになる…(第1話)。 ●本巻の特徴/残された資料も極めて少ない、「茶箱広重」と呼ばれた幻の浮世絵師・二代目広重。不遇な晩年を送ったが、西欧の印象派の画家たちにも大きな影響を与えた彼の人生を丹念に描いた表題作の他、遭難死した山岳部員の死因を推理する「縦走路」、炭鉱夫と芸者の賭けと愛を描いた「俺が愛した女」、5歳と2歳の男の子兄弟と母親の母子家庭の物語「ほっぺたの時間」、「南総里美八犬伝」で有名な江戸時代の戯作者・滝沢馬琴と、彼を支えた周囲の人々を描いた「水茎」など、力作7編を収録した、寡作で知られる一ノ関圭の中・短編集。▼初出「茶箱広重」81年/「縦走路」77年/「黒まんとの死」76年/「俺が愛した女」76年/「陽炎街」79年/「ほっぺたの時間」86年/「水茎」82年 ●その他のデータ/巻末に浮世絵研究家としても知られる作家・高橋克彦氏によるエッセイ「一読驚嘆」を収録。
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-岡本かの子短編集。圧倒的な情景描写と心理描写によってまさにキラリと光る珠玉の五編。「鮨」鮨屋の娘ともよは先生とよばれるその男が気になっていた。ある日偶然町で先生を見掛け、身の上話を聞いたのだった。鮨にまつわる話とは……。「東海道五十三次」東海道の魅力にはまった男は言う「東海道というものは山や川や海がうまく配置され、それに宿々がいい工合な距離に在って、景色からいっても旅の面白味からいっても滅多に無い道筋」読むほどに旅情がそそられる作品。「蔦の門」近所のいたずら娘ひろ子は家の蔦をむしっては老婢を困らせていた。しかし早くに両親を亡くし境遇が似ていることから二人は心を通わせるようになる……。「鶴は病みき」 避暑の為訪れた鎌倉での芥川龍之介とのひと夏の交流を描いた作品。偉大なる文学者芥川龍之介の意外な一面とは。「老妓抄」永年の辛苦で財産もできた。老妓の小そのは言う「何人男を代えてもつづまるところ、たった一人の男を求めているに過ぎない……」小そのは電気技師の若い柚木を自分の家に住まわせる。そのうち養女のみち子が柚木に興味を持ち始めるが……「仕事であれ、男女の間柄であれ、混り気のない没頭した一途な姿を見たい」老妓はそう願うのだった。著者岡本かの子の夫は漫画家岡本一平、息子は岡本太郎。
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3.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気イラストレーター・鳥居志帆(しほサン)とえのきのこ(のこサン)が贈る、現代版・東海道五十三次の旅絵巻。東は日本橋(江戸)から三条大橋(京都)までを女ふたりで“てくてく”と約500キロを完全制覇! その涙と笑いの奮戦記をしほサンが、グルメや宿泊などMAP情報をのこサンがそれぞれ執筆担当。旅好きな人、食べ歩きが好きな人、歴史が好きな人…多くの人が楽しめる完全無欠のエッセイがここに誕生しました。さぁ、旅の始まり始まり~ぃ!!
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-新しい歴史の愉しみ方が見えてくる至極のエッセイ 古代ローマと江戸日本を比較してみたら、思いもよらぬ共通項が見えてきた! 百万に及ぶ都市の人口、非一神教の風俗、二百年におよぶ平和の享受――前近代社会では他に例のない環境のもと、両国にはどのような相似や相違が生まれたのか? 書名に掲げた「テルマエと浮世風呂」のほか、「ワインと日本酒」「図書館と貸本屋」「娼婦と遊女」「アッピア街道と東海道五十三次」など、10のトピック別に比較する新感覚の歴史エッセイ。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 城あるきって、ホント、楽しい! 【CONTENTS】 ●城好き落語家・春風亭昇太が語る 東海エリアには面白い城がいっぱい! ●図解 ひと目でわかる天守の分類 ●INDEX MAP ●豪州人歴史愛好家 クリス・グレンの 名古屋城案内ツアー ●“うまいもの”が集結した金シャチ横丁へ立寄ろう ●CASTLE&CASTLE TOWN1 絶景城 ●じっくりみれば気がつく石垣の魅力 ●戦国時代の英雄達に会いに行こう! [コラム1] ●戦国の世をドラマチックに生きた女城主 ●CASTLE&CASTLE TOWN2 国宝城 ●CASTLE&CASTLE TOWN3 美しの城 ●戦国武将も愛でた名園には名だたる歌人の歌が残る ●武士達が暮らした街、商人達が成り立てた城 [コラム2] ●宿場町の名城を描いた東海道五十三次 ●CASTLE&CASTLE TOWN4 ナンバーワン城 [コラム3] ●ドラマのシーンを頭に浮かべながら城を訪れてみる ●CASTLE&CASTLE TOWN5 要塞城 ●中~上級者は山城へ行く ●個性豊かな城郭符 城巡りの記念に! [コラム4] ●後世に残る名城を築いた“築城の名手”
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-約千三百年前、五畿七道が大宝律令で制定されて生まれた東海道に、徳川家康が宿駅を整備してちょうど今年で四百年。長い歴史の中で庶民、大名、さらには外国人までもが歩いたこの道には、積み重ねられた歴史の香りが漂い、いまだ人々を魅了してやまない。その理由は、全長約五〇〇キロにもおよぶ東海道が、日本橋、小田原城、箱根、富士山、大井川……と名所・景勝地をズラリと網羅しているのに加え、行き交った人たちの様々な人間ドラマを今に伝えているからに他ならない。本書は「武蔵国・相模国」「伊豆国・駿河国」「遠江国」「三河国・尾張国」「伊勢国」「近江国・山城国」の六章構成で、日本橋から三条大橋までの全宿場にわたり、そこにまつわる人物や事件の歴史エピソードを、著者撮影の風景写真とともに紹介。美しい自然と風物に恵まれた東海道を、江戸時代にタイムスリップして歩いているような気分にしてくれる、一宿一話で読む痛快・街道雑学!
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3.0ドライブ、ウォーキング、通勤、旅行、駅伝……私たちが毎日、歩いて、車で、自転車で通っている道路。そこには、道路をつくる人、モノを運ぶ人、取り締まる人など、多くの人がかかわっている。本書は、写真や地図とともに、道路にまつわる100の不思議とその人間模様を徹底的に追究。・なるほどそうか! 渋滞回避テクニック・本当にあった「公衆電話のドライブスルー」・ガードレール、電柱、信号機……壊したらいくらで弁償?・おまわりさんはココであなたを待ち構えている・乗り換えなしの日本最長「路線バス」の旅・東海道五十三次は、ホントは「五十七次」だった!知って驚く事実から、一度は見ておきたいスポット、専門家たちからのお得な話まで、北海道も沖縄も全国各地の話題が次々登場する!
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4.0【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 今年の花火見物はどこへ行こうかな──ハンディキャップをものともせず、下駄履きで全国を踏破した大放浪画家山下清。その裸の大将の幻の遺作「東海道五十三次」がいま甦る。1964年の東京オリンピック直後の東海道の風景を、当時新素材の出現と驚きをもって迎えられたフェルトペンで描いている。宿場町の持つ、人生にも似た躍動と哀感がインクのにおいと混ざりあって旅情を誘う。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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-「東海道五十三次」を描いた絵師・安藤広重が、晩年に艶本を描いたことはあまり知られていない。広重の描く人物は滑稽で、人間くさい。特に女人には目がなく、艶本の基礎は、実は東海道五十三次の旅での女修業によって培われたものであった……。社会派ルポルタージュの俊英が、北斎、歌麿に続いてスポットを当てた、浮世絵師・安藤広重の〃色と艶の東海道〃。
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-富士の麓で生まれ、富士の恩恵を受けて育ち、富士の信仰を生き抜き、富士の懐で息を引き取った信仰者、森一。彼が生涯に詠んだ、家族(母、妻、子、孫、愛猫)と親しい人たちに対する深い思いやりと感謝を表現した短歌、俳句を、家族の一人としてその仁愛に満ちた想いを存分に享受し体験した次女、藤元光世が厳選、編纂(歌集)。併せて、江戸時代、日本の風景画として広くたくさんの人々に親しまれた『東海道五十三次』『名所江戸百景』の作者、歌川広重が、その風景に象徴的に描きこんだ富士山のある画、44図をフルカラーで掲載した[歌画集]。編者のあとがきには、歌句の著者(森一)について、亭主関白で横の物を縦にもしない人であり、母を大事にしていても面と向かって優しい言葉を掛ける姿はほとんど見せなかったのに、表面に見える姿とは裏腹に、残された多くの歌は豊かな愛情で溢れていたと解説しています。その存在が、富士山という山の絵姿に重なるものが本書から見てとれます。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歌川広重の保永堂版・東海道五十三次を解説付きで完全収録。 解説付きで広重の東海道五十三次の世界がよくわかる! 本誌では広重の創作意図に着目し、鑑賞ポイントを解説。より深く歌川広重の「東海道五十三次」の世界を理解できます。これを見れば、広重の東海道五十三次がなぜ傑作と言われているのか良くわかるはずです。 東海道五十三次は、起点の日本橋、終点の京都、その間をつなぐ53の宿場街を郷土色を大切にしつつ、抒情豊かに描き出した人気シリーズです。五十三次の中でも歌川広重が手がけたこの保永堂版は、江戸時代から現代まで売れ続け、これからも売れ続けていくであろう永遠の大ベストセラーで、日本美術史上の最高傑作として名を残しています。 描かれている宿場街のさまざまな風景、人々の営み、季節や時などの空気感は、日本の原風景として私たち日本人の心に深く刻み込まれています。 解説文とともに東海道五十三次のすばらしさを存分に味わっていただければ幸いです。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大変貴重な葛飾北斎版「東海道五十三次」を2シリーズ完全収録! 東海道五十三次といえば安藤広重のものが有名ですが、広重以前に、かの葛飾北斎が東海道五十三次を描いていたことをご存じでしょうか? あまり知られていませんが、北斎は広重の東海道五十三次が大ヒットする三十年も前から、東海道五十三次を8シリーズも描いていたのです。本書では、そんな希少な北斎版東海道五十三次から、六番目に作られたシリーズ全56図と、七番目に作られたシリーズ全56図を合わせて収録しました。 どちらも伊勢屋利兵衛という版元から出版されたもので、六番目のシリーズが、1816年頃の作で小版サイズのヨコ向き、七番目のものが、1820年頃の作で中版タテ向きの作品となっています。 それでは北斎の描いた東海道五十三次を存分にご堪能ください。
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-「たのもしいことをいうね」天界を騒がせたロボット孫悟空はトッピ法師のお供をするが……!?東海道五十三次を旅してお伊勢参り!『トッピな漫遊記』を同時収録!!【解説】前谷惟光の貸本作品傑作集第22弾は――、ロボット孫悟空がトッピ法師のお供をして天竺へ!トッピ隠居とごくらくコンビの愉快な珍道中『トッピな漫遊記』も収録!<ロボット孫悟空1>石から生まれたロボット孫悟空が、仙術を学んで、竜宮・地獄・天界で大暴れ!!抱腹絶倒のロボット版“西遊記”!<ロボット孫悟空2>お釈迦様に懲らしめられたロボット孫悟空は、トッピ法師のお供をして天竺へ行くことに!旅の道先には多くの妖怪が待ち構えていて……。<トッピな漫遊記>富くじに当たったトッピ隠居とごくらくコンビは、東海道五十三次を旅してお伊勢参りに出かける!その道中に待つものは……!?
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