押井守作品一覧

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  • 黒騎士物語 完全版
    完結
    -
    戦争劇画の第一人者・小林源文が第二次大戦で活躍するドイツ戦車部隊の活躍を描く。 世界最大の戦車戦「クルスクの戦い」(別名・ツィタデル作戦)は ドイツの負けで終わった。 この戦い以降、ドイツは勢いを失い、ソ連軍に追われることになる。 そんな1943年秋、黒騎士=エルンスト・バウアー中尉が率いる 第8戦車中隊はロシア南部にいた。 そこに補充兵・クルツ・ウェーバーが配属される。 補給もままならない状態の黒騎士中隊は生き残ることができるのか? ●目次 エピソード0:プロローグ エピソード1:“ファイア! 零距離射撃だ” エピソード2:“パンツァーフォー” 鉄の棺桶になろうとも エピソード3:そして800号はワナに はまった エピソード4:運命の女神は力を与えてくれた エピソード5:死神は突然やってくる エピソード6:黙示録の騎士 エピソード7:我ら戦車猟兵黒騎士中隊 エピソード8:デッドエンド エピソード9:新生黒騎士中隊 エピソード10:火と鉄の試練 エピソード11:必殺砲撃戦バックフロント エピソード12:悪夢の日 エピソード13:黒騎士の黒い木曜日 エピソード14:夜に向かって エピソード15:ハルマゲドン 最後の章 補遺・黒騎士中隊の概要 特別寄稿・押井守 あとがき・小林源文
  • アンチ整理術
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    ドラマ・アニメ化された『すべてがFになる』や、押井守監督によって映画化された『スカイ・クロラ』を生み出した人気作家による、創造的な仕事術&知的生産のヒント! 最近では「一日に一時間しか作家の仕事をしていない(実際には四十五分)」けれど、これまでの作家生活で350冊以上を執筆し、総収入は20億円を超えています。 シンプルな文体や洗練されたロジックが物語を彩るその作風からも、整った環境で淡々と作品を生み出しているイメージがある著者ですが、実は「書斎も工作室も、主な活動場所は散らかり放題」だといいます。 しかしその一方で、「メモは取らない」「ほとんどのデータは保存しない」などの一見ミニマリストのような習慣もあるそうです。 その独自の整理術の根幹にあるのは“ものを整理するのではなく、自分自身を整理する”という考え方。 本書は、そんな著者による「環境の整理・整頓」と「散らかった自己の整理・整頓」をめぐる知的エッセイです。 ・片づけ、整理整頓が苦手で、家や会社で肩身の狭いを思いをしている ・片づけなくても自分は何も困らないのに、親やパートナー・上司などから注意される といった、整理の必要に迫られている人や、 ・30代以上、中堅・ベテランといわれる歳になって、さらに成長したい ・頭打ち感を抱いていて、それを打ち破りたい など、整理を手がかりにして目指す自分になりたい人に、おすすめの一冊!
  • 新装版 クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky
    4.3
    1巻858円 (税込)
    昔のことは覚えていない。未来のことも知らない。今は、たしかにここにある――墜落によって負傷した「僕」は、病院を抜け出して「彼女」のところへ向かう。平穏な暮らしを夢見る「彼女」と空に戻る日は来ないと予感する「僕」は地上を逃げる。翼を失った永遠の子供・キルドレの物語。 〈解説〉押井守 巻末著者インタビュー〈聞き手〉清涼院流水
  • リドリー・スコット (シリーズ 映画の巨人たち)
    値引きあり
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『エイリアン』『ブレードランナー』『グラディエーター』『プロメテウス』……SFから歴史劇まで、幅広い題材を描きながら、文明論、悪意、暴力など明確なテーマ性と独自の映像美で、いまなお第一線で活躍し続けるリドリー・スコット。その魅力と本質をさまざまな角度から読み解く! 【内容】 《論考》 ◎人生は儚き夢のごとく―リドリー・スコット小論/渡部幻 ◎対決あるいは決闘の本質論―『デュエリスト/決闘者』をめぐって/石上三登志 ◎リドリー・スコット作品における宇宙と人類/藤田直哉 ◎アンドロイドの哀しみ―『ブレードランナー』をめぐって/川本三郎 ◎イッツ・オカルト・タイム―リドリー・スコットの過去・現在・未来/海野弘 ◎現実と虚構をつなぐ映画都市―リドリー・スコットがつくりだす「世界」/五十嵐太郎 ◎風景と身体 ―リドリー・スコット映画の俳優たち/大森さわこ ◎車は走り続ける ―『テルマ&ルイーズ』が開いた道/佐藤結 ◎『白鯨 モービィ・ディック』にコト寄せて―絵画の人リドリー・スコット/滝本誠 ◎誇り高き者の確執、愛憎/内海陽子 ◎高潔と反逆の狭間で―スコットが描く歴史スペクタクルの本質/相馬学 ◎混沌においてスターの顔は、もはや個を区別するためのタグでしかなく。―『ブラックホーク・ダウン』をめぐって/伊藤計劃 ◎二〇二〇年に『ブラックホーク・ダウン』を観る/生井英考 ◎リドリー・スコットの私映画―『マッチスティック・メン』の面白さを検証する/山口猛 ◎在ることをめぐる絶望―『悪の法則』に見るリドリー・スコットの眼の底力/川口敦子 ◎リドリー映画はやはりSF的興奮に溢れている―『エイリアン』から『オデッセイ』へ/ミルクマン斉藤 《コラム》 ◎リドリー・スコットの生い立ちと原体験/稲田隆紀 ◎リドリー・スコットは語る/渡辺麻紀 ◎リドリー・スコット映画のスタッフワーク/佐野亨 ◎リドリー・スコットを語る/渡辺麻紀 《インタビュー》 ◎押井守 サーにしか描けないものがある 《その他》 ◎フィルモグラフィー ◎リドリー・スコット映画のポスター ◎リドリー・スコットを読み解くためのブックガイド. ◎DVD & Blu-rayソフト一 【編者プロフィール】 佐野亨(さの・とおる) 編集者、ライター。1982年生まれ。出版社勤務を経てフリーランスへ。 『90年代アメリカ映画100』(芸術新聞社)『心が疲れたときに観る映画』(立東舎)『映画は千の目をもつ』(七つ森書館)『釣りバカ日誌 映画大全』(河出書房新社)などの編集のほか、文藝別冊シリーズの『ウディ・アレン』『大林宣彦』『竹中直人』『高畑勲』などの執筆・編集も担当している。キネマ旬報ベスト・テン選考委員。NFAJ客員研究員。
  • アニメーションの脚本術 プロから学ぶ、シナリオ制作の手法
    3.5
    1巻2,200円 (税込)
    名だたるアニメーション作家による、待望の脚本論集! 個性を確立し、数々の名作を生み出しているそれぞれの作家たちが独自のメソッドを語り、アニメーション制作に求められること、脚本家として求められることを照らし出します。 序章ではシナリオ制作に求められる要素を著者が執筆。 脚本家を目指す方や創作に携わる方、映画・アニメファン必読の一冊です。 ■1章:監督・プロデューサーインタビュー 【1-1】押井守(代表作『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』等) 【1-2】片渕須直(代表作『BLACK LAGOON』『この世界の片隅に』等) 【1-3】丸山正雄(スタジオM2代表取締役/代表作に今敏監督作品、細田守監督作品等) ■2章:脚本家インタビュー 【2-1】大河内一楼(代表作『プラネテス』『コードギアス 反逆のルルーシュ』等) 【2-2】岡田麿里(代表作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『さよならの朝に約束の花をかざろう』等) 【2-3】岸本卓(代表作『うさぎドロップ』『ハイキュー!!』『91Days』等) 【2-4】加藤陽一(代表作『アイカツ!』『妖怪ウォッチ』『宇宙兄弟』等) 【2-5】花田十輝(代表作『ラブライブ!』『響け!ユーフォニアム』『宇宙よりも遠い場所』等)
  • 伊藤計劃記録 I
    3.7
    メタルギアソリッド、リドリー・スコット、押井守、そしてウィリアム・ギブスン――個人ブログ「伊藤計劃:第弐位相」を中心に、SF、映画、ゲーム、さらに自らの病について綴られた数々の文章。その独特の語りと、冷静かつユーモアを湛えた世界への視線で、作家デビュー以前から類いまれな才能をうかがわせた2001~2005年までの文章を収録する全記録第1弾。
  • 後ろ向き名言100選――弱った心がラクになる
    4.5
    生きていれば必ずい良いことがあるって? もう待ちくたびれたよ。 根性、愛、自信、社交性、生きがい、運、希望 それってホントに必要? ノーネガティブ! ノーライフ! 希望がなくても生きてていいんです。 哲学者ニーチェから名もなきネットの住人まで。 あなたを癒し、苦しみから救うネガティブ金言集 「勝ち負けなんか、ちっぽけなこと。大事なことは、本気だったかどうかだ!」 元プロテニスプレイヤー松岡修造 熱き男の熱きエールは、生きる元気と勇気を与えてくれる。 でも、待ってくれ。 何かに躓き、心がへし折れたとき、ポジティブな言葉だけが胸に響くだろうか。 もしかしたら、自分を理解し、救ってくれるのは、 己の弱さやダメさをあえて肯定するネガティブな言葉なのではなかろうか。 本書は、 哲学者、作家、映画や漫画の登場人物、 お笑いタレント、名もなきネットの住人などが発した 後ろ向きなセリフや文言を集めたものだ。 この中に一つでも、弱った心を癒してくれるものがあれば、 それは間違いなく、あなたにとって名言となるだろう。 ■目次 ●第1章 生と死を見つめて ・ビートたけし ・樋口一葉 ・古畑任三郎 ・立川談志 ・綾波レイ ・樹木希林 ・森山直太朗 ・明石家さんま ・蛭子能収 ほか ●第2章 叫びとささやき ・野比のび太 ・堀江貴文 ・スナフキン ・岡本太郎 ・さかなクン ・乙武洋匡 ・高田純次 ・押井守 ・孫正義 ほか ●第3章 果てしなき絶望 ・芥川龍之介 ・カーペンターズ ・ポール牧 ・中村うさぎ ・稲川淳二 ・太宰治 ・フランツ・カフカ ・名無しのネット住人たち ほか ●第4章 この世の真理 ・ウィリアム・シェイクスピア ・美輪明宏 ・水木しげる ・宮部みゆき ・宮藤官九郎 ・志茂田景樹 ・バカリズム ・茂木健一郎 ほか ■著者 鉄人社編集部
  • 映画の正体 続編の法則
    4.0
    続編監督を自認する押井守が解析する 続編、シリーズもの、リブート映画の存在証明! 気がつけば興行収入ランキングの上位を占めるのは続編映画ばかり。そんな時代だからこそ、続編映画を通して映画の正体に近づいていきたい。人はなぜ続編映画を作り、シリーズものを見に行き、あまつさえリブートを企画するのか。自らを続編監督と自認する押井守監督が、その秘密に迫ります。 【CONTENTS】 第1章〈リドリー・スコットの悪意〉 第2章〈ジェームズ・キャメロン唯一の正当な続編映画〉 第3章〈クリストファー・ノーランとザック・スナイダーで考える「続編監督」の資質〉 第4章〈スティーヴン・スピルバーグはパート2映画を発注する〉 第5章〈マイケル・ベイと大作映画の相性の悪さ〉 第6章〈パート2映画を最大限に活用したギレルモ・デル・トロ〉 第7章〈ハリウッド版『ゴジラ』と国難映画〉 第8章〈シンプルさに振り回された『ダイ・ハード』というけったいなシリーズ〉 第9章〈最長寿シリーズ『007』とリブートの面白さ〉 第10章〈『猿の惑星』が描く動物と人間の垣根〉 第11章〈続編を作らない宮崎駿〉 第12章〈観客論〉
  • 押井守監督が語る映画で学ぶ現代史
    -
    「観客には『自分が抱えている不安を、具体化、形象化してほしい』という気持ちがどこかに必ずある」  押井守監督はそう指摘します。 その時代に生きる人々の「無意識の不安」を探り当てて、エンターテインメントにするのが映画監督の仕事。不安の影を捉えればヒット作になるし、ビジネスにもつなげることができる、と。  この本で語られるのは、「宇宙大戦争」から「007 ロシアより愛をこめて」「仁義なき戦い」さらには「キャプテン・アメリカ」「ゲーム・オブ・スローンズ」まで、それぞれの時代をタイムカプセルのように封じ込め、大ヒット(中には渋いヒット)につながった映画とドラマ。第二次世界大戦から令和の世の中に至るまでを、エンターテインメントとして楽しみながら、その作品が作られた時代の背景を学ぶ、押井守監督による「現代史講義」、開幕です。ひと味違う映画ガイドとしても役立ちます。  いつもの押井節に乗って、自らの作品「THE NEXT GENERATION パトレイバー」についても解題していただきました。押井ファンには「オシイヌ」でおなじみ、西尾鉄也氏のイラストもたくさん収録しております。  エンタメ作品で時代を読み解く398ページ、押井節をたっぷりお楽しみください。
  • 押井守の映像日記 ネットしてたらやっていた
    -
    「TVをつけたらやっていた」 「実写映画 オトナの事情」に続く 【押井守の映像日記】シリーズ第3弾、 11年ぶりに刊行!! 『アベンジャーズ』『クローズZERO』から 『Fallout4』『女猫雀士 雀奴/闘牌伝説』まで―― 押井守監督が広大なネット空間で見つけた 和洋中、有名無名、長編短編の 映画・Vシネ・ゲームなどを好き勝手に斬りまくる! *巻末に、近年の大ヒット映画や 自身の最新作『ぶらどらぶ』などを俎上にのせた 語り下ろしインタビューを収録!!
  • 勝つために戦え! 監督稼業めった斬り
    4.0
    映画監督にとって、勝利条件とは何なのか? またそのための戦略とは。鬼才・押井守が映画、アニメ界の名匠&巨匠の勝敗論を一気に読み解く! ヒットメイカー・宮崎駿監督は、はたして幸せなのか。『アバター』のJ・キャメロン監督が目指したものは? 毒舌交じりに綴られる映画論&人物論は、痛快無比! 映画、アニメ論にとどまらない、人生の勝敗論がここにある!
  • 勝つために戦え!〈監督ゼッキョー篇〉
    4.0
    好評を博した押井守のメッタ斬り映画監督論「勝つために戦え!監督稼業めった斬り」の続篇がついに電子化! タランティーノ(押井作品をカンヌで落とした審査委員長!)、ルーカス(「スターウォーズ」スタッフから聞いた愚痴とは?)、滝田洋二郎(「おくりびと」でオスカーを受けた元ピンク映画監督)などなど、国内外の映画監督30名以上を、アニメ業界のここだけの話をまじえてのメッタ斬り! 愛と毒舌に溢れた映画評論!
  • ケルベロス 鋼鉄の猟犬
    3.4
    一九四二年、“独裁者”が暗殺され生まれ変わったドイツは、凍てつくソ連の地で泥沼の戦いを続けていた。黒髪の女性将校マキ・シュタウフェンベルクは、甲冑を身に纏った装甲猟兵「ケルベロス」を記録映画に収めるため、最激戦区のスターリングラードへ旅立つ。孤立無援の最前線で奮闘する兵士たちの宿命を目にしたマキの胸に去来するものとは―。巨匠・押井守が描く、もう一つの第二次大戦。圧倒的リアリティーで迫る、傑作戦争小説。
  • ユング派分析家資格取得論文シリーズ 第2巻 個性化における「私」と「身体」 アニメ映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』と『イノセンス』の分析を通じて
    -
    私とは何か、私がいる現実とは何か……。映画監督・押井守がその作品を通して投げかけてくる問いを心理臨床実践に重ね合わせたとき、どのような地平が開けるのか。心理臨床の根本的な出発点となる「私」、そして「私」がこの世に身を置くための基盤となる「身体」を切り口として、押井の発言や作品を手がかりに、心理臨床の意味を問い直す。“ゴースト”のささやきにいかに耳を傾けることができるか、異色の心理臨床論。
  • コミュニケーションは、要らない
    4.0
    ただ気分を吐き出すためだけの言葉をネット上に書き散らし、真偽の不確かな情報に右往左往し、目的もなく自分のフォロワーを増やそうとする。そんなものは、コミュニケーションではない。高度成長期以降、日本人は「現状維持」のために協調性ばかり重んじて、本質的な問題について真剣に「議論」することを避け続けてきた。そのツケが今、原発問題を筆頭とする社会のひずみとして表面化しているのだ。我々はなぜ人と繋がろうとするのか。真のコミュニケーションとは何か。世界が認める巨匠が初めて語る、目から鱗の日本人論。
  • THE NEXT GENERATION パトレイバー (1) 佑馬の憂鬱
    4.0
    警視庁警備部特科車両二課──通称「特車二課」は、存続の危機にあった。警視総監の視閲式で、特車二課の二輌のレイバーが放った祝砲が、式典を破壊する事件が起きたのだ。そんな中、緊急出動が命じられた!押井守と山邑圭による、書き下ろし長編。
  • THE NEXT GENERATION パトレイバー 分冊版 赤いカーシャ
    5.0
    特車二課の指揮担当のエカテリーナ・クラチェヴナ・カヌカエヴァこと、通称カーシャ。ロシアから来た彼女は、隊員の知らない過去を抱えていた……。そんなある日、ロシアから高官が来日し、警護を任命されるカーシャ。だが、高官を狙うスナイパーの正体は、カーシャのかつての師だった──。※本電子書籍は「THE NEXT GENERATION パトレイバー 赤いカーシャ/THE LONG GOODBYE」を分冊したものです。
  • THE NEXT GENERATION パトレイバー TOKYO WAR 2 灰色の幽霊
    4.4
    光学迷彩を搭載する陸上自衛隊の試製戦闘ヘリ”グレイゴースト”が演習直後に失踪した。ヘリの行方が掴めぬまま、レインボーブリッジに謎の爆発が発生。特車二課関係者たちにあの幻のクーデターが甦る──。
  • 仕事に必要なことはすべて映画で学べる 会社に使い倒されないための9の心得
    4.1
    「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」や「機動警察パトレイバー」シリーズなどのヒット作で知られ、世界的に高い評価を受けている映画監督の押井守監督が待望の新刊を出しました。今回のテーマは組織におけるビジネスパーソンの処世術について。押井監督の独自の切り口で新たな行き方を提示しています。 組織の中で自己実現を図るにはどうすればいいのか。会社に使い倒されず、生き抜くために必要なモノは何か。無謀なミッションを与えられた時、自分と部下をどう守ればいいのか。使えない部下を動かすコツは何か。勝てるチームとはどういうチームなのか――。 ビジネスパーソンが直面する様々な難題に役立つ振る舞いや考え方を、名作映画を通してひもといていきます。生産性の向上が求められる今の時代、職場や仕事の負荷は高まるばかりです。その流れは加速こそすれ、弱まることはないでしょう。その中で、組織につぶされないよう多くのビジネスパーソンが苦悶しています。その答えの1つが本書にあります。

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  • 身体のリアル
    4.0
    押井守監督の実の姉にして舞踏家・最上和子(もがみかずこ)との対話。 だれも知らない押井家の謎から、武道×舞踏をめぐる身体論にまで迫る!! 笑える身体論。押井家トーク炸裂!! 押井 姉ちゃんが言ってたのは「身体は必ず自分を肯定」するというさ。 ――多くの人の場合は壊れたことを否定するケースが多いわけですよね。 でも壊れたことを肯定して受け入れてしまって自分のなかに取り入れるというものの考え方ってすごくポジティブですよね。 最上 壊れれば生まれ変われるというふうに私なんかは思う。壊れないと生まれ変われないから。 「これは本当の自分じゃない」みたいな気持ちはみんな持ってると思うのね。本当はもっと自由なはずだとかさ。
  • 新びっくり王国大作戦
    -
    ロンドン、東京、福岡、それぞれ映画文化の格差にビックリ! 心の奥深くに焼き付いている怪獣映画の思い出、『独立愚連隊』『スプレンドール』『壁の中に誰かがいる』といった古今東西の傑作・怪作・珍作映画の数々、押井守を巡って言いたい放題、ハリウッド映画から透けて見えるアメリカの悪口も好き勝手に書き散らす。1987年~1992年まで『キネマ旬報』に連載されたエッセイを中心に採録、驚きと興奮のシネマ・ワールド。電子版あとがきを追加収録。 ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1985年『肉の儀式』で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を執筆。『漂流家族』『殺人の勧め』『爛れ』『暴虐の痴図』『蔵の中の鬼女』『邪神の呼び声』『死の影を追って』『黒の女王』『闇の王国』『髑髏町の魔道師』『怪物団』『色魔』など電子オリジナル作品も多数発表している。映画評論、特にホラー/スプラッターの分野で活躍し、各映画誌に寄稿している。
  • 「スカイ・クロラ」シリーズ 全6巻合本版
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※中公文庫「新装版 スカイ・クロラ」シリーズ全六巻を合本。既刊電子版と内容に変更はありません。※ 最終作まで思いどおりに展開できた作品で、これ以上のものを書くのは、今後は難しいかもしれません。 ――森博嗣(巻末インタビューより) 大人になれない僕たちは、戦闘機に乗り戦うことしかできないのだ――永遠の生命を持つ子供たち「キルドレ」が戦争を請負う社会。指令を受け空へ出勤し、夜は同僚たちと歓楽街へ出かける。そんな彼らにとって生死とは、そして自我とは。戦闘機を駆る子供と地上で暮らす大人たちの物語。著者最高傑作シリーズ! 収録作品 ナ・バ・テア None But Air  〈解説〉吉本ばなな ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven  〈解説〉室屋義秀 フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life  〈解説〉荻原規子 クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky  〈解説〉押井守 スカイ・クロラ The Sky Crawlers  〈解説〉鶴田謙二 スカイ・イクリプス Sky Eclipse(短編集)  ジャイロスコープ Gyroscope  ナイン・ライブス Nine Lives  ワニング・ムーン Waning Moon  スピッツ・ファイア Spit Fire  ハート・ドレイン Heart Drain  アース・ボーン Earth Born  ドール・グローリィ Doll of Glory  スカイ・アッシュ Ash on the Sky  〈解説〉杉江松恋 巻末インタビュー(聞き手:清涼院流水) 『ナ・バ・テア』について 『ダウン・ツ・ヘヴン』について 『フラッタ・リンツ・ライフ』について 『クレィドゥ・ザ・スカイ』について 『スカイ・クロラ』について 『スカイ・イクリプス』について
  • セカイからもっと近くに 現実から切り離された文学の諸問題
    3.9
    想像力と現実が切り離されてしまった時代に、文学には何ができるだろう。ライトノベル・ミステリ・アニメ・SF、異なるジャンルの作家たちは、遠く離れてしまった創作と現実をどのように繋ぎあわせようとしていたのだろうか。新井素子、法月綸太郎、押井守、小松左京――四人の作家がそれぞれの方法で試みた、虚構と現実の再縫合。彼らの作品に残された現実の痕跡を辿りながら、文学の可能性を探究する。著者最初にして最後の、まったく新しい文芸評論。

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  • 世界の半分を怒らせる
    3.5
    「風立ちぬは宮さんのエロスの暴走」「エヴァンゲリオンは庵野のダダ漏れ私小説」「新聞も週刊誌もテレビも全て時間のムダ」など、巨匠・押井守が言いたい放題、吠えて吠えて、吠えまくる。でも“世界の半分の人間を怒らせる”覚悟で放ったその言葉の中には、実は世の中の“真実らしきもの”が秘められているようで……。危険度100%の爆弾エッセイ!
  • セラフィム 2億6661万3336の翼 《増補復刻版》
    完結
    4.5
    全1巻2,090円 (税込)
    物語は近未来21世紀初頭。 地球上のあちこちで、肩甲骨が翼状に変容し、幻覚におかされる天使病という死に至る病が蔓延してきた。 その感染によって世界中の各国では旧来の秩序は崩壊。 宗教、経済、軍事など、さまざまな問題もはらみ、人の心の不安がむき出しとなった世界--- すべてが異端の地となった世界を、その「発端」をさぐるため、謎の少女セラと二人の男・バスタザル、メルキオル、 そしてバセットハウンドのガスパルは、旅を続けていた。 目指すは新疆ウイグル自治区南部にある中国最大の砂漠、タクラマカン砂漠---。 天使、鳥、バセットハウンド--- など。 作中で使われているモチーフを見れば一目瞭然ですが、押井守の原作として、 宮崎駿氏による『風の谷のナウシカ』の長期連載が終了した「アニメージュ」誌で、 その枠を継ぐ漫画作品として企画されたものです。 しかし、連載が1年を越えるころを境に、押井と今の対立が表面化します。 著者表記の「原作」が「原案」へと変化し、物語は完結を迎えないまま、 全16回の連載が過ぎた1995年11月号で、唐突に終了します。 ほぼ同時期に、押井守は世界的評価を経た監督作『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』を発表。アニメーション監督に転身した今敏は1997年に、こちらも海外に大きな影響を与えた初監督作品『PERFECT BLUE』の公開に至ります。 本作品執筆を契機に残念ながら決別をすることとなってしまう二人の世界的クリエーター。 互いに長年口をつぐんでいたものの、このたびの《増補復刻版》では、その一方である押井守のインタビューを新規取材・収録するスペシャル版としてお届けします。
  • 増補改訂版 「アニメ評論家」宣言
    3.0
    あの名作は、なぜ面白いのか? 『カリオストロの城』の「ルパン」像の新しさ、押井守監督作における乗り物の役割、『パーフェクトブルー』の背景美術はなぜリアルに描かれたか……。1968~2004年までに公開されたアニメ作品を中心に、ユニークな視点と、アニメの表現技法・製作現場・歴史への深い知識をもって語りつくす。アニメの見方を変える傑作評論、大幅に増補改訂して待望の復刊!
  • 東京無国籍少女
    -
    1巻1,650円 (税込)
    21世紀初頭――「北の大国」は北海道、新潟、栃木北部までを侵攻。「日本民主主義人民共和国(DPRJ)」を成立させた。日本軍は首都東京を死守すべく、埼玉北部に解放戦線(NFL)を結成、藍とその友人である三人組の所属する無国籍軍が盾となり内線状態が続いていた。藍は狙撃の腕と、その身体能力を買われ、沙羅たち3人を率いる狙撃兵のリーダーとなるのだが、突然の空爆で全身を負傷し、一時的に意識不明となってしまうのだった……。敵は「北の大国」。対東京無国籍部隊――映像版「東京無国籍少女」では描けなかった空白の時間が蘇る。
  • 人間廃業宣言 世紀末映画メッタ斬り
    -
    低俗な映画や小説を称する代名詞に、〈エログロ・ナンセンス〉という言葉がある。略して、〈エログロ〉だ。エロとグロ……しかし、映画でも小説でも、これこそがエンターテインメントの必須条件だったりする。ハリウッド映画から、銃撃やカー・スタントをはじめとする激しい破壊アクションと、美男美女スターのお色気を除いたら、何が残るだろうか。はっきり言って、何も残らない。(本文より)  バーホーベン、スピルバーグ、デイヴィッド・フィンチャー、塚本晋也、押井守など、SFホラーとアニメ映画を中心に扱った映画評論集。電子版あとがきを追加収録。 PART1 ポール・バーホーベン PART2 デイヴィッド・フィンチャー PART3 リドリー・スコット PART4 『エイリアン』は自らの肉体に宿る PART5 スティーヴン・スピルバーグ PART6 ティム・バートン PART7 無限の合わせ鏡に手を伸ばす PART8 金子修介 PART9 庵野秀明 PART10 サム・ライミ&ピーター・ジャクソン PART11 ジョン・カーペンター PART12 ロバート・ロドリゲス PART13 平山秀幸 PART14 ジェームズ・キャメロン PART15 アウトローの正義、小市民的正義 PART16 ローランド・エメリッヒ PART17 塚本晋也 PART18 デイヴィッド・クローネンバーグ PART19 デイヴィッド・リンチとコーエン兄弟 PART20 宮崎駿 PART21 押井守 ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1985年『肉の儀式』で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を執筆。『漂流家族』『殺人の勧め』『爛れ』『暴虐の痴図』『蔵の中の鬼女』『邪神の呼び声』『死の影を追って』『黒の女王』『闇の王国』『髑髏町の魔道師』『怪物団』『色魔』など電子オリジナル作品も多数発表している。映画評論、特にホラー/スプラッターの分野で活躍し、各映画誌に寄稿している。
  • ひとまず、信じない 情報氾濫時代の生き方
    3.7
    世界が認める巨匠がおくる7つの幸福論。ネットが隆盛し、フェイクニュースが世界を覆う時代、何が虚構で何が真実か、その境界線は曖昧である。こういう時代だからこそ、与えられた情報をひとまず信じずに、自らの頭で考えることの重要さを著者は説く。幸せになるために成すべきこと、社会の中でポジションを得て生き抜く方法、現代日本が抱える問題についても論じた、押井哲学の集大成とも言える一冊。
  • 母性のディストピア
    4.3
    宮崎駿、富野由悠季、押井守――戦後アニメーションの巨人たちの可能性と限界はどこにあったのか? 宮崎駿論4万字、富野由悠季論10万字、押井守論10万字の作家論を中核に、アニメから戦後という時代の精神をいま、総括する。そして『シン・ゴジラ』『君の名は。』『この世界の片隅に』――現代のアニメ・特撮が象徴するさまよえるこの国の想像力はどこにあるのか? 『ゼロ年代の想像力』『リトル・ピープルの時代』とその射程を拡大してきた著者の新たな代表作にして、戦後サブカルチャー論の決定版。
  • 凡人として生きるということ
    3.8
    世の中は95%の凡人と5%の支配層で構成されている。が、5%のために世の中はあるわけではない。平凡な人々の日々の営みが社会であり経済なのだ。しかし、その社会には支配層が流す「若さこそ価値がある」「友情は無欲なものだ」といったさまざまな“嘘”が“常識”としてまかり通っている。嘘を見抜けるかどうかで僕たちは自由な凡人にも不自由な凡人にもなる。自由で平凡な人生が最も幸福で刺激的だと知る、押井哲学の真髄。
  • 「ポスト宮崎駿」論―日本アニメの天才たち―(新潮新書)
    4.0
    新海誠監督「君の名は。」で一挙に“第4次ブーム”に突入した日本アニメ。市場は2兆円規模、海外展開も視野に映画公開がひきもきらない。「攻殻機動隊」の押井守、「バケモノの子」の細田守、「この世界の片隅に」の片渕須直、「アリエッティ」の米林宏昌、「エヴァ」の庵野秀明……多彩な才能を第一線の評論家が徹底分析。日本文化を代表するコンテンツ産業に躍り出た日本アニメの実態を俯瞰する最良のテキスト。

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