巨人 小林作品一覧

  • ひきこまり吸血姫の悶々
    4.7
    「……ふぇ? な、なに?」 引きこもりの少女テラコマリこと「コマリ」が目覚めると、 なんと帝国の将軍に大抜擢されていた! しかもコマリが率いるのは、下克上が横行する血なまぐさい荒くれ部隊。 名門吸血鬼の家系に生まれながら、血が嫌いなせいで  「運動神経ダメ」  「背が小さい」  「魔法が使えない」 と三拍子そろったコマリ。 途方に暮れる彼女に、腹心(となってくれるはず)のメイドのヴィルが言った。 「お任せください。必ずや部下どもを勘違いさせてみせましょう!」 はったりと幸運を頼りに快進撃するコマリの姿を描いたコミカルファンタジー!  引きこもりだけど、コマリは「やればできる子」!? ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
  • 独ソ戦シリーズ(1)バルバロッサ作戦
    完結
    -
    戦争劇画の第一人者・小林源文が第二次世界大戦の独ソ戦を描く連作シリーズの第1作目。 1941年6/22、独ソ不可侵条約を破棄し、ドイツ軍がソ連領に侵攻した。 これを「バルバロッサ作戦」という。 奇襲を受けたソ連軍は敗走し、ドイツ軍は快進撃を続けた。 だが、強大なる陸軍を擁するソ連軍がそう易々と領土を受け渡すわけがない。 ドイツVS.ソ連の緒戦を描く4連作シリーズの1作目。
  • 虎と巨人
    -
    はじめに 野球をあきらめるためのプロ野球   Ⅰ レジェンドたちの記憶   憧れの長嶋さんと夢のような時間   巨人戦は特別な雰囲気   王さんから教わったホームランの極意   伝説の左腕・江夏さんがおごってくれたステーキ   引退するまで振り続けた田淵さんのバット   田淵さんがいれば四番は打たなかった   衝撃的だった空白の1日   小林繁さんの「阪神には歴史はあるが伝統はない」に発奮   Ⅱ 我が愛するタイガース 日本一の2年後から始まった暗黒時代   暗黒時代のあだ花の亀新フィーバー   野球人生を変えたデッドボール   ポスト掛布の候補だった清原   土台をつくってくれた山内、中西の両コーチ   放任主義で日本一監督となった吉田義男さん   ホームランが出ない甲子園球場   開場100周年の甲子園は母であり父   阪神園芸の神整備に感謝   金本のFA加入が阪神の野球を変えた   野村、星野の外様監督で新しい風   Ⅲ 伝統を繋ぐジャイアンツ 球団創設90周年の歴史   背番号は選手の代名詞 苦しむ原辰徳との忘れられない打撃談義   伝統の一戦を盛り上げたライバル江川との対決   自信になった王さんや衣笠さんの言葉   子どもの頃から知る阿部慎之助が巨人監督に就任 松井秀喜も阪神ファンだった   巨人の四番を受け継ぐ岡本   レジェンドの域の坂本     時代は変わっても強い巨人であってほしい   Ⅳ 後輩たちへ 2歳下の岡田彰布は頼もしい後輩   生え抜きの全試合四番・大山悠輔   バース以来のホームラン王の可能性・佐藤輝明   森下は天性の勝負強さ   近本、中野の一、二番は球団屈指の名コンビ   ピンチを救った捕手・坂本の成長   亡き橫田との思い出   まぎれもなく天才だった高山とケガに泣いた北條   育成から居場所をつかんだ原口   感慨深かった西岡の復活     阪神と巨人の歴代ベストナイン   阪神以外で引退していれば 沖縄キャンプ報告 「打倒・阪神」を期す巨人   おわりに 阪神の四番に殉じた野球人生
  • GA文庫&GAノベル2020年1月の新刊 全作品立読み(合本版)
    無料あり
    -
    今月はなんと新シリーズが5タイトルも! まずは第11回GA文庫大賞より、受賞作3タイトルが登場! 「働いたら負け」Tシャツが似合いそうな少女がはったりと幸運で快進撃!? 優秀賞受賞作『ひきこまり吸血姫の悶々』 「最高の家族」を夢見る少年少女の英雄譚。奨励賞受賞作『城なし城主の英雄譚』 「竜の心臓」の謎を解き明かしていく、奨励賞受賞作『竜と祭礼』 そしてGAノベルからも大人気Web小説から新シリーズが2タイトル登場! タイトルが長いので下記参照。 もちろん新シリーズ以外も安定の人気タイトル「29とJK」「失格紋」「ここは俺に任せて」の新刊でガッツリお楽しみ! 新年、新進気鋭の新シリーズ! 1月のラインナップをお楽しみください!! ※収録作品の製品版は、1月11日(土)より配信予定です。 ※当立読み合本版は、製品版と一部異なる可能性がありますので予めご了承ください。 【収録作品】 <GA文庫> 城なし城主の英雄譚 彼女のファイアボールが当たらない! 29とJK8 ~そして社畜は今日も働く~ ひきこまり吸血姫の悶々 竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から― <GAノベル> 暗殺スキルで異世界最強 ~錬金術と暗殺術を極めた俺は、世界を陰から支配する~ 育成スキルはもういらないと勇者パーティを解雇されたので、退職金がわりにもらった【領地】を強くしてみる ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。4 失格紋の最強賢者11 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

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  • 永久保存版 「知の巨人」 立花隆のすべて(文春ムック)
    4.0
    【特別保存版】 〇「田中角栄研究――その金脈と人脈」全文掲載 池上彰 徹底解説 NHK入社二年目の私は、その記事をむさぼるように読んだ―― 【THE BEST OF 立花隆】 〇司馬遼太郎×立花隆 「オウム真理教と日本の「悪」」 〇山中伸弥×立花隆 「iPS細胞の未来を語る」 〇僕のがんゲノム解読 〇壮絶な立花式取材の現場で/岡田朋敏 〇東大生たちに語った特別講義 【特別寄稿】「今こそ立花隆を読み返す」 山折哲雄/中野信子/恩田陸/国谷裕子/橋爪大三郎/読書猿/ 瀬名秀明/吉川浩満/徳岡孝夫/片山杜秀/保阪正康 〇「知の巨人」からのメッセージ 「好き嫌いこそすべての始まり」 【連続ロングインタビュー】ぼくはこんな風に生きてきた 〇「橘隆志」が「立花隆」になるまで 聞き手・湯川豊 〇「田中角栄研究」と「日本共産党の研究」 聞き手・小林峻一 〇ロッキード裁判への執着 聞き手・堀鉄蔵 〇なぜ「宇宙」へ、そして「脳」へ 聞き手・中野不二男 〇インターネットの現在と未来 聞き手・野村進 【「立花隆」とはなにか?】 〇野坂昭如 あとは吉永小百合だけ 〇筑紫哲也 まれな種族 〇梅原猛 ソクラテス的意味における哲学者 【「立花隆」いくつもの「顔」】 〇女性週刊誌アンカーマン・立花隆 梨元勝 〇怖そうなひと・立花隆 蜷川真夫 〇文学青年・立花隆 青木克守 【グラビア】 〇知の砦「猫ビル」探検記 〇鬼才の脳を覗く! 〇ある日、こんなところの立花隆 〇立花ゼミ生が送る追悼メッセージ 【未発表草稿「形而上学」発見!】 〇立花隆が書きたかった仕事 緑慎也 〇年譜・全著作リスト
  • 合本 考えるヒント(1)~(4)【文春e-Books】
    -
    【考えるヒント】「良心」について、「平家物語」、「花見」…。さりげない語り口で始まるエッセイは、思いもかけない発想と徹底した思索で、読者を刺激し新たな発見を与える。永遠に読み継がれるべき名著。【考えるヒント2】「私の書くものは随筆で、文字通り筆に随うまでの事で、物を書く前に、計画的に考えてみるという事を、私は、殆どした事がない。筆を動かしてみないと、考えは浮ばぬし、進展もしない…」と述べる著者が、展開した深い思索の過程が本書。もはや古典ともいえる歴史的名著の第二弾。 【考えるヒント3】戦後の混乱する思想界に衝撃を与えた「私の人生観」、柳田国男が目指した学問世界の意義を正確に読み解き、現代知識人の盲点を鋭くついた「信ずることと知ること」ほかの講演を収録、話し言葉による新しい批評表現の可能性を示した画期的な書。「知の巨人」の思索がたどり着いた到達点を示すシリーズ第三弾。 【考えるヒント4】文学史上の奇蹟と言われ、「途方もない歩行者」と評されるフランスの詩人アルチュール・ランボオ、日本の現代詩を語る上で忘れ得ぬ抒情詩人・中原中也。ランボオがこの著者にあたえた啓示が詩人の言葉を再生させ、また、中原と特異な交流を持ったうえでの洞察がいきいきと描かれる。詩人二人との関わり合いから生まれた著者若き日の凜然たるエッセイに、ランボオ詩作品の訳業の一部を収めた魅力的編集の「考えるヒント」シリーズ第四弾。
  • GIRL’S GIANTS 2022 With Fan
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版は読者プレゼント用の応募券をご利用いただけません 読売ジャイアンツの女子向けファンブック 「GIRL’S GIANTS 2022 With Fan」が登場! 女性誌ならではの切り口で、選手の恋愛観やプライベートに迫りました! 表紙は坂本勇人選手の撮り下ろし、 人気選手や注目選手の撮りおろしグラビアやファン必見の選手対談を収録。 さらに、スペシャル企画として、坂本勇人選手×岩橋玄樹さんの対談、 岡本和真選手×JO1川西拓実さん&豆原一成さん対談などスペシャル企画もりだくさん。 2022年の野球観戦がさらに楽しくなる1冊です。 【掲載内容】 坂本勇人/インタビュー&グラビア 【SPECIAL対談1】坂本勇人 x 岩橋玄樹 岩橋玄樹/野球愛を語る!01 【SPECIAL対談2】岡本和真 x JO1川西拓実&豆原一成 JO1川西拓実&豆原一成/野球愛を語る!02 ■キニナル バディ対談! 菅野智之 x 小林誠司 大城卓三 x 中川皓太 吉川尚輝 x 松原聖弥 ■GIRL’S GIANTS Collection 2022 吉川尚輝/松原聖弥/若林晃弘/大城卓三/中川皓太/廣岡大志/湯浅大/秋広優人 ■スーツ姿をたっぷりお届け!スーツグラビア&インタビュー 小林誠司/石川慎吾/鍵谷陽平 ユニフォーム姿一挙公開!! ルーキーにさっそくインタビュー ジャイアンツ寮ってこんなトコ! ガールズジャイアンツ占いで2022年の運勢をチェック! ■今シーズンの活躍が楽しみな3選手にインタビュー 堀田賢慎/直江大輔/山崎伊織 たかなしきっちん生配信レポ&高梨雄平インタビュー ■GIRL’S GIANTS NEWS GIRL’S GIANTS 2022 With Fan コラボグッズ発売! 前野智昭のGIANTS YELL!発売中 読者プレゼント 【付録オリジナルピンナップ】 坂本勇人 菅野智之 x 小林誠司 大城卓三 x 中川皓太 松原聖弥 x 吉川尚輝 吉川尚輝/松原聖弥/若林晃弘/大城卓三/中川皓太/廣岡大志/湯浅大/秋広優人
  • 君自身の哲学へ
    4.0
    人間の<危機>を凝視しつつ、<幸福な人生へ向かう>思索の可能性を存分に論じきる―知の巨人による大胆な試み。あなたはまだ知らない。自分の存在と世界との新しい関係を手にしていく感覚を。
  • GALS PARADISE 2020 レースクイーンデビュー編
    -
    1,600円 (税込)
    さわやかな笑顔で癒してくれるカッコかわいい女神たち 目次 2020年、活躍を期待したいRQ30名 [PART 1]  ギャルズ・パラダイス・スペシャルグラビア [PART 1]美月「ほんわかオーラで癒やしてくれるリファインド・ドール! 」  神㟢沙穏「圧巻のスタイルで魅せる衝撃的エイティーン!」  原 あゆみ「バイオリン&料理が得意な清楚系ヒロイン!」  小林唯叶「ドライブが好きなパッション娘“ゆいかま”! 」 2020年、活躍を期待したいRQ30名 [PART 1] 2020年のRQユニットを先行発表! ギャルズ・パラダイス・スペシャルグラビア [PART 2]  引地裕美「コミュ力高めのオールマイティ・エンジェル!」  永原芽衣「“めいぷるスマイル”でトリコにするリアル天使!」  藤高つばさ「スレンダー・ボディに磨きがかかるラブリーな乙女!」 2020年、活躍を期待したいRQ30名 [PART 2] RQの自撮りによるプライベートを大公開!! ギャルズ・パラダイス・スペシャルグラビア [PART 3]  沙倉しずか「快進撃を続ける魅惑のスーパー・レディ!」  南 まりあ「パーフェクト・プロポーションの麗らかなマドンナ!」  久保田杏奈「人なつっこい笑顔で魅了するファビュラス・クイーン!」 スペシャルグラビア・オフショット ギャルパラ隊より愛をこめて ─読者プレゼント─ こちらレースクイーン情報局 [特別付録]A1サイズポスター コスチューム&水着 裏表紙

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  • 決定版 EVシフト―100年に一度の大転換
    3.8
    2017年4月、EV(電気自動車)ベンチャー・テスラの時価総額が、自動車業界の巨人GMを上回った。 テスラの販売台数はGMの100分の1に過ぎないのに。 また欧州、中国が次々に、今後10~20年でガソリン自動車の販売を禁止する政策方針を打ち出すなど、 世界で「EVシフト」が急速に進みつつある。 もちろん、米国・日本も影響を受けないわけがない。 これからEVシフトはどのように進むのか。 EV社会の覇者となる国は? 企業は? 世界各国の動向から各メーカーの戦略、そして未来のモビリティまで、 この1冊ですべてわかる!
  • 小林秀雄の政治学
    3.5
    1巻1,001円 (税込)
    「文芸批評の巨人」像が一新される! 「政治嫌いの文学者」というイメージが強い小林秀雄。だが著作を丹念に読むと、政治、戦争への深い関心と洞察が。 新しい小林像。
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 昭和天皇論
    4.3
    1巻1,408円 (税込)
    いま再び昭和天皇が甦る! これほどの覚悟、これほどの孤独、これほどの無私を貫いた日本人がいただろうか? 知られざる「日本史最大の巨人」の真実。
  • 春秋の花
    -
    妥協を許さぬ小説や批評の書き手で知られる大西巨人は幼少期より古今東西の詩文を愛好してきた。成長し老境に至るまで折りに触れ愛唱してきた断章は、柿本人麻呂、西行、正岡子規、石川啄木、与謝野晶子、斎藤茂吉、斎藤史、松尾芭蕉、西東三鬼、金子兜太、島崎藤村、三好達治、佐藤春夫、茨木のり子、森鴎外、夏目漱石、樋口一葉、有島武郎、中野重治、小林秀雄、吉本隆明、柄谷行人…と、万葉の世から現代まで幅広く、また意外性すら湛えて季節毎に丁寧に並べ置かれている。 文学を愛する者として人後に落ちない大西巨人が年月をかけ丹精して選んだ詩文の精髄がここにある。
  • 小学館世界J文学館 ガリヴァー旅行記
    値引きあり
    -
    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 子どもも大人も楽しめる…おもしろ怖い、4つの旅行記を収録! 誰もが知る名作・ガリヴァー旅行記は、豊かな想像力と空想力が魅力だが、一方で風刺小説としての深みが強烈で、児童向けにはなかなか扱いづらい作品だ。そのため、児童書としては「小人の国リリパット」「巨人の国ブロブディングナグ」の2つの旅行記だけが収録されることが多かった。本書では、「飛行島ラビュタ」「馬の国フウイヌム」の2作品も収録。現代にも通じる風刺文学の楽しさもたっぷり収録! 当時のイギリス社会に対する強烈な風刺と皮肉は、時代や国を超えてあらゆる世代に向けて今も効果抜群! 全体を半分程度に抄訳して収録。 ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 常勝タイガースへの道 阪神の伝統と未来
    3.0
    なぜ、阪神タイガースは強くなったのか! 近本光司、大山悠輔、佐藤輝明、森下翔太ら生え抜きのドラフト1位選手が躍動する阪神。コーチ陣には今岡真訪、久保田智之ら2005年のセ・リーグ優勝メンバーが集結。日本一となった1985年には「四代目ミスター・タイガース」としてチームを牽引した著者が、過去の打線を振り返るとともに、現在のチームの強さに迫る。「ARE」をチームスローガンに、チームをリーグ優勝に導いた岡田彰布監督の手腕に迫る。いま、阪神の「勝つ伝統」がつくられようとしている。 ●近本光司――地獄ドラフトから生まれた救世主 ●近本と中野拓夢の絶妙な仕掛け ●ランディ・バース――なぜ左翼に本塁打を打つようになったのか ●亡き小林繁さんの言葉「阪神に歴史はあるが、伝統はない。巨人にはそれがあるんだ」 ●ひとつになって戦っていく伝統を阪神は持てるのか ●四球で難攻不落の佐々木朗希を攻略 ●「勝負勘」の裏にある綿密な計算 ●阪神の伝統とは何か
  • スーパー戦隊 Official Mook (オフィシャルムック) 21世紀 vol.9 侍戦隊シンケンジャー
    1.0
    「スーパー戦隊」21世紀作品の大全集マガジン。今号は、「侍戦隊シンケンジャー」を特集!◎スタッフ&キャストインタビュー 高梨臨(白石茉子/シンケンピンク役)、小林靖子(脚本家)、中澤祥次郎(監督)、日笠淳(プロデューサー)◎3大連載 玩具、デザイン、音楽秘史◎特集「怪人のデザイン」◎シンケンジャーの真実◎おもな登場人物◎秘伝ディスク◎折神と侍巨人たち◎外道衆とアヤカシほか※電子版では紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがあります。※電子版には付録は付きません。
  • 戦後経済学史の群像:日本資本主義はいかに捉えられたか
    3.0
    1巻2,178円 (税込)
    「近代化」と「豊かさ」をめぐる思索 「日本資本主義」という〈問題〉がかつて存在した―。 明治以降の日本社会は、マルクスが捉えた資本主義の発展図式と異なるのではないか。もしそうだとしたら、日本社会はどのような資本主義社会であり、現状、どの段階にあるのか。 こうした論点をめぐり1920年代から30年代にかけて「日本資本主義論争」が起こる。さらにこの論争は、封建社会から資本主義社会への移行の問題として「大塚史学」に引き継がれる。 そして戦後社会科学は、この日本資本主義論争と大塚史学を揺籃に歩み始める。 そこで追求されたのは、日本資本主義の構造把握を通じた「近代化」と「豊かさ」の実現である。もちろん、どちらも戦時下の「生産力」の増強という要請の変奏曲でもある。 本書では、内田義彦、大河内一男、高島善哉、小林昇、水田洋、伊東光晴という戦後経済学の巨人に即して、日本資本主義がいかに捉えられたかを解明する試みである。 それは同時に「戦後」とはどんな時代だったかを明らかにすることでもある。日本資本主義が問われなくなったとき、戦後が終わったとも言いうるからだ。社会科学が輝いた時代へ赴く、渾身の書下ろし。
  • 高橋是清と田中角栄~日本を救った巨人の知恵~
    -
    男が生きにくくなった時代に、こんな「凄い奴」がいた。「だるま宰相」高橋是清と、「今太閤」田中角栄。波乱万丈、戦い続けた「巨人」二人には驚くべき酷似点があった。放蕩三昧もあったが、常に「公的利益」を優先、また勤勉だった。この二人の男の生き方に、今の閉塞社会を打ち破る多くのヒントと、生きる知恵が発見できる。この本を読めば、元気が出る!

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  • 長嶋茂雄 永遠伝説
    -
    日本人を一番熱くした男の奇跡の野球人生! 今なお人々を魅了してやまない長嶋茂雄の半生をヒーロー講談で熱く綴る! 千葉の少年時代から、ホームラン最多記録を更新した立教大学時代、巨人軍への入団、劇的なサヨナラホームランを放った天覧試合、巨人軍の黄金期を築いたON時代、巨人軍監督として臨み、「国民的行事」といわれ国中が熱狂した1994年の10.8決戦まで、あまり知られていないあれやこれやのエピソードも盛りだくさん。 打っても守っても空振りしても人々を楽しませた「燃える男」の野球人生、野球のルールにちなんで九回ならぬ全九話でお届け!
  • 阪神・四番の条件 タイガースはなぜ優勝できないのか
    3.3
    1985年、バース・掛布・岡田の強力打線が原動力となり、初の日本一となった阪神タイガース。しかし、これを最後に頂点の座から遠ざかり、2006年以降はリーグ優勝もない。この長い不振は、「ミスター・タイガース」と呼ばれた藤村、田淵、掛布に続く「不動の四番」が現れないことに一因がある。一方の巨人は大補強を行いながらも、四番は原、松井、阿部、岡本ら生え抜き中心だ。なぜ阪神では四番が育たないのか? 自身の経験や歴代強打者との比較、ライバル巨人との関係性を通して四番打者について論じるとともに、タイガース復活への道標を示す。 【もくじ】 第1章 なぜ優勝できなかったのか ●阪神とヤクルトの明暗を分けた打線 ●サンズ失速の原因 ●佐藤輝明を二軍に落とす必要はあったのか ●幻となったスアレスのMVP ●磨きがかかった走塁、課題は守備力 ●四番・大山悠輔に期待すること ●名門復活に「不動の四番の育成」は不可欠 ほか 第2章 四番打者とは何か ●エースと四番のライバル対決……村山VS長嶋/江夏VS王 ●江川卓のウイニングショット ●失われた「打たれる美学」 ●「四番・掛布」のまま引退したかった ●1985年の日本一と「四番の犠牲」 ●セ・リーグ四番は岡本・村上・鈴木に合格点 ●中西太・村上宗隆の2年目を比較する ほか 第3章 ミスター・タイガースの条件 ●ミスター・タイガースの系譜……藤村富美男/村山実/田淵幸一 ●ミスター・タイガースの条件 1・孤高に耐えうる精神力を持っていること 2・タイトルを複数回獲得していること 3・試合に出続けていること 4・相手チームの四番とエースからリスペクトされること 5・チームリーダーとして優勝を経験していること ●阪神タイガースの歴代ベストナイン ●ひとりに強くなれ ●悔いなく辞めるために ほか 第4章 ライバル巨人とタイガース ●江川とのトレードで入団した小林繁さんの言葉 ●巨人は本当にライバルなのか ●1986年、連覇を逃した責任 ●チームの巨人、個の阪神 ●阪神ドラフト上位の打者は育っているか ●巨人・岡本和真が体現する新たな四番打者像 ●阪神・大山悠輔が四番を打つ意味 ほか 第5章 佐藤輝明は「5代目ミスター・タイガース」になれるか ●傑出した修正力と対応力 ●グリップを下げ、小指をかけてレベルに振れる ●強烈だった「四番初試合満塁弾」と「1試合3発」 ●6回・3打席目にホームランが集中する理由 ●大谷翔平が強化した「押し込む力」 ●三振を減らして「四球+安打=200」をめざせ ●バースのように三冠王を獲れる ほか
  • フィギュアスケート男子ファンブック Quadruple Axel 2024 至高の銀盤
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※特別付録「宇野昌磨綴じ込みポスター」画像は、巻末に掲載しています。 男子シングル専門誌『Quadruple Axel』。トップスケーターを密着取材! 独占インタビュー、密着レポートなど、豪華企画満載でお届けするファンブックです。 Contents [密着レポート] 宇野昌磨 「湧き起こる勝負心」 鍵山優真 「完全復活への布石」 [独占インタビュー] 三浦佳生 「快進撃で突き進む」 [スペシャル対談] 友野一希×山本草太 「史上最高の全日本」 佐藤 駿×無良崇人 「才能と努力と」 三宅星南×木科雄登 「幼なじみの絆」 森口澄士×本田ルーカス剛史 「共に歩む『ペアの道』」 [ジュニアインタビュー] 中村俊介 「ジュニアで得た収穫と学び」 中田璃士 「天性のジャンパー」 [スペシャルゲスト] ミーシャ・ジー 「愛すべき教え子たちへ」 宮原知子 「一日限りの現役復帰」 村上大介 「再始動は、恩師のもとで」 [好評連載] 「文舞両道のすすめ」最終回 鈴木 潤 「個性を磨く振付師の力」 #15 岩本英嗣 [フォトレポート] 本田真凜 「大好きなままピリオド」 高橋大輔×小林宏一 「幼なじみの二人で特別なコラボを」 [大会レポート] 全日本選手権 全日本ジュニア選手権 全日本ノービス選手権 [フォトギャラリー] メダリストオンアイス プリンスアイスワールド [巻末企画] 2023-2024 男子シングル選手名鑑 シニア/ジュニア
  • プロ野球オーナーたちの日米開戦
    4.0
    80年前の12月8日、真珠湾攻撃で日米戦争がはじまりました。そこに至る過程で重要な役割を果たしたのが東條内閣と大政翼賛会ですが、そこに偶然、3人のプロ野球(職業野球)球団のオーナーがいました。 大政翼賛会の事務総長だった有馬頼寧伯爵はセネタースの、同会の総務を務めた正力松太郎は巨人軍の、そして東條内閣の商工大臣だった小林一三は阪急軍のオーナーだったのです。 華族の有馬は趣味の延長、読売新聞社長の正力は部数拡大の宣伝材料、財界人の小林は商売として、それぞれ思惑は違いますが、戦前のプロ野球の興隆に力を尽くしました。それが、時局が戦争へと傾いていくなかで、3人はそれぞれの道を歩み始めます。 プロ野球選手もどんどん徴兵され、戦地に投入されるようなり、有名選手から戦死者も出るようになったとき、3人はどうしたのでしょうか……。 野球の歴史に関する著作をたくさん世に送り出してきた筆者が、初めてオーナーに着目した本書は、歴史が動くとき、それに巻き込まれた人たちの悲劇をよく描き出しています。 終章巣鴨プリズンのようすで始まります。有馬も正力も、戦犯容疑で収監されていました。小林ものちに公職追放の憂き目にあいます。戦争協力者として断罪された3人ですが、公職追放が解けたあとはどうなったのか。 正力のアクの強さと、有馬、小林の繊細さが、戦後の明暗を分けますが、これは今の世の中でよくある光景ではありませんか。 野球だけでなく、戦争だけでなく、何か大切なことがわかったような気がする1冊です。
  • 歴史の本棚
    3.9
    日本近現代史の泰斗、東京大学教授の加藤陽子氏は「本読みの名手」でもある。「この人の書評は面白い」「読書の幅が広がる」など、高い評価を得ている。単なる本の内容紹介にとどまらず、世の中の動きや世界の情勢に読者の目を向けさせ、考えるきっかけを作ってくれる、非常に示唆に富む書評だ。 それぞれの本の書き手が、いかなる分析視角によって紡ぎ出したのか。研究書、小説、ノンフィクション、エッセイ、写真集など、加藤氏の感性ですくい上げた名著を紹介する。 【本書の内容】 ●『神聖喜劇』(全5巻、大西巨人=著、光文社文庫) ●『歴史と国家 19世紀日本のナショナル・アイデンティティと学問』(マーガレット・メール=著/千葉功、松沢裕作=訳者代表、東京大学出版会) ●『毒親介護』(石川結貴=著、文春新書) ●『歴史としての日教組(上)(下)』(広田照幸=編、名古屋大学出版会) ●『インビジブル』(坂上泉=著、文藝春秋) ●『歌集 形相』(南原繁=著、岩波文庫) ●『死者の書 身毒丸』(折口信夫=著、中公文庫) ●『「東京裁判」を読む』(半藤一利、保阪正康、井上亮=著、日経ビジネス人文庫) ●『戦線』(林芙美子=著、中公文庫) ●『国際メディア情報戦』(高木徹=著、講談社現代新書) ●『小林秀雄の流儀』(山本七平=著、文春学藝ライブラリー) ●『帝国の参謀 アンドリュー・マーシャルと米国の軍事戦略』(アンドリュー・クレピネヴィッチ、バリー・ワッツ=著/北川知子=訳、日経BP) ●『わが青春無頼帖』(柴田錬三郎=著、中公文庫〈現在は増補版、単行本は新潮社〉) ●『民藝四十年』(柳宗悦=著、岩波文庫) ●『ミシンと日本の近代 消費者の創出』(アンドルー・ゴードン=著/大島かおり=訳、みすず書房) ●『たまきはる』(神藏美子=著、リトル・モア) ほか ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください

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