カラヴァッジョ作品一覧

  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)
    4.3
    1~2巻850円 (税込)
    芸術(アート)という名のタイムカプセルが、いま開かれる――。京都国立博物館研究員の望月彩のもとに、レイモンド・ウォンと名乗るマカオ博物館の学芸員が現れた。彼に導かれ、マカオを訪れた彩が目にしたものは、「風神雷神」が描かれた西洋絵画と、天正遣欧少年使節の一員・原マルティノの署名が残る古文書、そしてそこに記された「俵…屋…宗…達」の四文字だった――。天才絵師・宗達の名画〈風神雷神図屏風〉を軸に描く冒険譚。「縦横無尽な想像力に操られたマハさんの筆致にすっかり魂を持っていかれた。カラヴァッジョと宗達を繋げてしまう発想には脱帽です」漫画家・文筆家・画家 ヤマザキマリさん推薦!
  • 一枚の絵で学ぶ美術史 カラヴァッジョ《聖マタイの召命》
    4.2
    バロックを代表する画家カラヴァッジョの名画《聖マタイの召命》。この謎の多い絵画に込められた豊かなメッセージを受け取ろう。美術をみる目を助ける基礎的かつ普遍的な知識を紹介し西洋美術史の豊かな世界に誘う一冊。
  • 異人館画廊 星灯る夜をきみに捧ぐ
    3.8
    千景が帰国後はじめてのクリスマスが訪れようとしている。昔はクリスマスが苦手だったが、いまは千景を笑顔で迎えてくれる異人館画廊に集う人たちがいるおかげでまったく違う風景に感じられる。だが一方で千景は恩師から再渡英を意味する博士論文の執筆を勧められており…。そんななか不可解な強盗事件に、呪われた絵画が関わっているらしいと京一から相談を受けた千景と透磨は、カラヴァッジョに憑りつかれるように魅せられた男と、父との軋轢に苦しみ続けた女の奇妙な接点に気づいた。見る者の心揺さぶるアウトサイダー・アートの謎を追う中、千景が見つけた自身の過去と未来を照らす「答え」とは? 『異人館画廊』第一部・完結!
  • 男の隠れ家 特別編集 時空旅人別冊 大人が観たい美術展2020
    -
    絶対に見逃せない2020年美術展80 目次 大人が観たい美術展2020 【特別寄稿】19世紀、世界に流通したイギリス発の西洋美術史 【ルポ】LNGのある街 ロンドンを旅する 第一特集 絶対に見逃せない 西洋美術 1 「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」より 西洋絵画史を彩る 世界最高峰のコレクション 2 「モネとマティス―もうひとつの楽園」より 理想の空間を創り、 描いた2人の巨匠 3 「クロード・モネ―風景への問いかけ」より 新しい時代を映し出す モネの風景画の世界 4 「ブダペスト ─ヨーロッパとハンガリーの美術400年」より ハンガリーが誇る珠玉の名品、25年ぶりに来日 5 「カラヴァッジョ 《キリストの埋葬》展(仮)」より ローマ・カトリックの歴史と読み解くカラヴァッジョの傑作 6 「画家が見たこども展 ゴッホ、ボナール、ヴュイヤール、ドニ、ヴァロットン」よ 19世紀末の近代都市に生きたナビ派が描いた子どもたち 7 「ゴッホと静物画 ─伝統から革新へ─」より 静物画の歴史から紐解く ゴッホの《ひまわり》 編集部おすすめ!BOOK 第二特集 絶対に見逃せない 日本美術 1 「ボストン美術館展 芸術×力」より ボストン美術館の至宝でたどる権力とともにあった芸術の歴史 New Open & Renewal Openの美術館 2020美術展カレンダー 【グラビア】「法隆寺金堂壁画と百済観音」より 消失より70年を迎える 法隆寺の国宝を訪ねて 2 「法隆寺金堂壁画と百済観音」より 世界最古の木造建築 法隆寺金堂の美の世界 3 「奇才 ─江戸絵画の冒険者たち─」より 本流も異端も大集合!江戸時代の絵師はみんな奇才 4 「三菱の至宝展」より 静嘉堂文庫・東洋文庫が誇る珠玉のコレクションが集結 5 「国宝 鳥獣戯画のすべて」より 史上初!!甲乙丙丁の四巻一挙公開 国宝・鳥獣戯画の魅力 6 「聖地をたずねて ─西国三十三所の信仰と至宝─」より 草創一三○○年、西国三十三所でたどる観音信仰の歴史と美 7 「おいしい浮世絵展 ─北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい─」より 浮世絵から読み解く 江戸の食文化 【コラム】古代エジプトとその発見の歴史を科学の目で見直す 第三特集 絶対に見逃せない 近・現代美術 1 「ピーター・ドイグ展」より ロマンティックかつミステリアスないつか見たような新世界 2 「アンディ・ウォーホル・キョウト」より ポップアートの旗手がつくり出す大量消費社会の光と闇 3 「BANKSY展(仮)」より 落書きアートで社会にメッセージを放つ覆面アーティスト バンクシー 4 「古典×現代2020 ─時空を超える日本のアート」より 日本美術史の巨匠と対峙する現代作家の世界を体感せよ! 5 「超写実絵画の襲来」より 写真とも映像とも異なる超写実絵画の世界 第四特集 2020年注目の展覧会 冬季特別展 日本画のテーマ 巨匠が愛した美/山種美術館 広尾開館10周年記念特別展上村松園と美人画の世界/コートールド美術館展 魅惑の印象派/ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター 美人のすべて/企画展 上方界隈、絵師済々 Ⅰ/─「鉅鹿」発見100年─ 磁州窯と宋のやきもの展/モダンデザインが結ぶ暮らしの夢展 マイティネット創立45周年記念 印象派のいろは展 ひろしま美術館コレクションでひもとく近代絵画/生誕120年・没後100年 関根正二展/狩野派 ―画壇を制した眼と手/鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵 ─朝日智雄コレクション ハマスホイとデンマーク絵画/ DOKI土器!土偶に青銅器展 ─はにわもいっしょに古代のパレード─/華めく洋食器 大倉陶園100年の歴史と文化/茶の湯 ─禅と数寄 Ⅱ期 ─陶板で魅せるジャポニスムの時代─ 多彩な表現展/ゴッホ展/ルネ・ユイグのまなざし フランス絵画の精華/館蔵 中国の陶芸展 開館記念展 見えてくる光景 コレクションの現在地/シュルレアリスムと絵画 ─ダリ、エルンストと日本の「シュール」/北斎師弟対決!/奇蹟の芸術都市バルセロナ 江戸ものづくり列伝 ─ニッポンの美は職人の技と心に宿る─/三井家のおひなさま/京都の美術 250年の夢 最初の一歩:コレクションの原点/国宝東塔大修理落慶記念 薬師寺展 上村松園・松篁・淳之 三代展 ─近代が誇る女流画家とそれに連なる美の系譜/隅田川に育まれた文化 浮世絵に見る名所と美人/チェコ・デザイン 100年の旅/ふつうの系譜「奇想」があるなら「ふつう」もあります。─京の絵画と敦賀コレクション 桜 さくら SAKURA 2020 ─美術館でお花見!─/開館60周年記念名品展Ⅰ モネから始まる住友洋画物語/国宝 燕子花図屏風 ─色彩の誘惑─/澄川喜一  そりとむくり 茶の湯の美/ミュシャと日本、日本とオルリクめぐるジャポニスム/美との出会い─名画に恋して─ 足立全康の審美眼/御即位記念特別展 雅楽の美 江戸のエナジー 風俗画と浮世絵/ MIHO MUSEUM コレクションの形成 ─日本絵画を中 特別展 和食 ─日本の自然、人々の知恵─/特別展 よみがえる正倉院宝物 ─再現模造にみる天平の技─/北斎と楽しむ四季のイベント 大江戸歳事記/若冲誕生 ─葛藤の向こうがわ─ 日本博/紡ぐプロジェクト 特別展 京(みやこ)の国宝 ─守り伝える日本のたから─/ルオーと日本展 響き合う芸術と魂 ─交流の百年/安野光雅展/神田日勝 大地への筆触 リニューアル・オープン記念展Ⅰ ART in LIFE, LIFE and BEAUTY / SOMPO美術館開館記念展Ⅰ 珠玉のコレクション ─いのちの輝き・つくる喜び/三井家が伝えた名品・優品/拡張リニューアルオープン記念 ジャポニスム ─世界を魅了した浮世絵 開館15周年記念特別展海幸山幸/ The UKIYO-E 2020 ─日本三大浮世絵コレクション/生誕260年記念北斎の肉筆画 ─版画・春画の名作とともに─/江戸絵画の華 美術展無料観覧券 読者プレゼント 奥付 裏表紙

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  • 男の隠れ家 特別編集 必ず観たい注目の美術展2019-2020
    -
    全国から厳選!2019年下半期〜2020年上半期の美術展80 目次 必ず観たい注目の美術展2019~2020 美術展カレンダー 2019-2020 【美術展への誘い】 西洋近代絵画か、日本古美術か 【巻頭グラビア】 原寸大で楽しむ 名画鑑賞 第一特集 この秋冬お勧めの西洋美術  1 「印象派からその先へ─世界に誇る 吉野石膏コレクション展」より 世界に誇る吉野石膏のフランス近代絵画コレクション  2 「コートールド美術館展」より 英国が世界に誇る 印象派の殿堂 「オランジュリ─美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」より ヨーロッパ屈指のコレクション 21年ぶりに来日  4「ゴッホ展」より 2つの出会いに導かれた ゴッホの濃密な10年間  5 「ハマスホイとデンマーク絵画」より ヴィルヘルム・ハマスホイが描くどこまでも静謐で透明な世界  6 「カラヴァッジョ展」より バロック絵画の創始者、カラヴァッジョの光と闇  7 「ハプスブルク展」より 欧州随一の名門ハプスブルク家の名宝と美女たち  8 「ヨーロッパの宝石箱リヒテンシュタイン 侯爵家の至宝展」より 侯爵家に受け継がれてきた 華麗なる至宝 Column 1 「カルティエ、時の結晶」より 最高級の技と時が紡いだ究極の美 第二特集 この秋冬お勧めの日本美術  1 「正倉院の世界」より 皇室がまもり伝えた東洋美術工芸の傑作  2 「特別展 出雲と大和」より 正史・日本書紀編纂1300年古代日本を物語る名品  3 「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」より 佐竹本三十六歌仙絵がたどった100年にわたる数奇な運命  4 「円山応挙から近代京都画壇へ」より 写生の祖・応挙に始まる 円山・四条派の系譜  5 「文化財よ、永遠に」より いにしえの文化・思想を伝えるために修復を経て蘇った文化財  6 「大浮世絵展」より 歌麿から国芳まで凝縮された人気絵師のエッセンス  7 「明治・大正・昭和の日本画」より 明治・大正・昭和の名画の 伝統と革新者をたどる  8 「大観・春草・玉堂・龍子 ─日本画のパイオニア─」より 大観・春草・玉堂・龍子 日本画の先駆者たち 第三特集 この秋冬お勧めの近・現代美術  1 「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」より 現代美術作家×西洋美術の巨匠名画に共鳴するアート  2 「塩田千春展:魂がふるえる」より 塩田千春の全貌を明らかにする不在のなかの存在とは⁉  3 「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」より 都市計画の誕生からスペイン内戦までカタルーニャ芸術の精華 Column 2 「『ショパン ─200年の肖像』展」より ピアノの詩人 フリデリク・ショパンの生涯 Column 3 「マンモス展─その『生命』は蘇るのか─」より 第四特集 2019-2020年注目の展覧会 ロンドン・ナショナル・ギャラリー展/ボストン美術館展 芸術×力/メアリー・エインズワース 浮世絵コレクション ─初期浮世絵から北斎・広重まで/恐竜博2019/入門 墨の美術 ─古写経・古筆・水墨画─/いろトリどり ─描かれた鳥たち レスコヴィッチコレクション 広重・北斎とめぐるNIPPON/没後90年記念岸田劉生展/ミュシャと日本 日本とオルリク/ポーラ美術館×ひろしま美術館共同企画 印象派、記憶への旅/歌川国芳 ─父の画業と娘たち/新創開館10周年記念 企画展 美しきいのち ─日本・東洋の花鳥表現─/北斎没後170年記念 茂木本家美術館の北斎名品展/特別展 士 サムライ─天下太平を支えた人びと─ 黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 ─美濃の茶陶/チェコ・デザイン 100年の旅/名勝八景 ─憧れの山水/バスキア展 メイド・イン・ジャパン/不思議の国のアリス展/エドワード・ゴーリーの優雅な秘密/茶の湯の名碗「高麗茶碗」/府中市制施行65周年記念 おかえり「美しき明治」 ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道/花と鳥の四季 ─住友コレクションの花鳥画/ラウル・デュフィ展 絵画とテキスタイル・デザイン/ラファエル前派の軌跡展/カミーユ・アンロ 蛇を踏む/鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開/金文 ─中国古代の文字─/琳派展21没後200年 中村芳中 ラスト・ウキヨエ 浮世絵を継ぐ者たち ─悳俊彦コレクション/山種美術館 広尾開館10周年記念特別展 東山魁夷の青・奥田元宋の赤 ─色で読み解く日本画─/特別展 江戸の茶の湯 川上不白 生誕三百年/目【mé】 非常にはっきりと わからない/特別展 三国志/開館記念 福美コレクション展/ルネ・ユイグのまなざし フランス絵画の精華/北斎没後170年記念 北斎視覚のマジック 小布施・北斎館の名品展 坂田一男展 捲土重来/国宝 雪松図と明治天皇への献茶/石内都展 都とちひろ ふたりの女の物語/窓展 窓をめぐるアートと建築の旅/やきもの入門 ─色彩・文様・造形をたのしむ/企画展 〈対〉で見る絵画/冬季特別展 日本画のテーマ 巨匠が愛した美/青木野枝 霧と鉄と山と 最古の日本刀の世界安綱・古伯耆展/山種美術館広尾開館10周年記念特別展 上村松園と美人画の世界/白髪一雄/狩野派 ─画壇を制した眼と手/DOKI土器! 土偶に青銅器展 ─はにわもいっしょに古代のパレード─/未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命─人は明日どう生きるのか/シュルレアリスムと絵画 ─ダリ、エルンストと日本の「シュール」/北斎師弟対決(仮) 江戸ものづくり列伝 ─ニッポンの美は職人の技と心に宿る─/国宝東塔大修理落慶記念 薬師寺展/開館10周年記念 夢の子ども時代─ボナール、ヴュイヤール、ヴァロットン展(仮)/ピータ・ドイグ展 美術展無料観覧券 読者プレゼント 奥付 裏表紙

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  • 男の隠れ家 特別編集 大人が観たい美術展2019
    -
    印象派から世紀末美術が揃う西洋美術や日本美術など80展徹底ガイド 目次 大人が観たい美術展2019 美術展スケジュール2019 【美術への誘い】 2019年注目の美術展 第一特集 この春見逃せない!西洋美術8  1「印象派、記憶への旅」より ポーラ美術館 カンヴァスに残された画家・ゴッホの記憶  この春、クリムトがやって来る!  2「クリムト展 ウィーンと日本 1900」より 金と眩い色彩が織り成す 美と官能の世界  3「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」より 絢爛なウィーン世紀末文化の 全貌を知る  4「ラファエル前派の軌跡展」より 19世紀の英国美術を革新した ラファエル前派同盟とは?  5「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」より 英国の海運王が築いた 夢のコレクション  6「みんなのミュシャ」より 日本の漫画家もかかった ミュシャの魔術  7「国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展」より 日本に西洋美術館を 若き実業家の志  8「ル・コルビュジエ」より 絵画から建築へ ル・コルビュジエの近代精神とは!? 西洋美術Q&A COLUMN 1 「トルコ至宝展」より トルコ・イスタンブル チューリップ宮殿の至宝 第二特集 この春見逃せない! 日本美術8  1「生誕125年記念 速水御舟」より 山種美術館 幻の画家 速水御舟との邂逅  2「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」より デビュー作から絶筆まで 北斎70年の画業をたどる  3「特別展 国宝 東寺ー空海と仏像曼荼羅」真言密教の真髄を伝える 曼荼羅の世界  4「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」より 日本の中世が凝縮した 国宝・全12巻を一堂に展示  5「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」より 江戸絵画史の傍流だった 奇想画家の系譜をたどる  6「河鍋暁斎 その手に描けぬものなし」より 幕末・明治に活躍した 画鬼と呼ばれた狩野派絵師  7「没後90年記念 岸田劉生展」より 岸田劉生が描いた 超現実とは  8「国宝の殿堂 藤田美術館展」より コレクター藤田傳三郎の卓越した 審美眼に迫る 日本美術Q&A COLUMN 2 「特別展 三国志」より 近年中国で発掘された 文物が語るリアル三国志 第三特集 2019年上半期 美術展ガイド  世紀末ウィーンのグラフィック─デザインそして生活の刷新にむけて─/顔真卿 王羲之を超えた名筆/生誕135年孤高の画家 橋本関雪/M氏コレクションによる J.J.グランヴィル/ブラティスラヴァ世界絵本原画展 BIBで出会う絵本のいま/中国陶磁百花/モダン美人誕生―岡田三郎助と近代のよそおい/シャルル=フランソワ・ドービニー展  染付―世界に花咲く青のうつわ/藤田嗣治 本のしごと その美しき本と愛しい挿絵たち/久留米市美術館のコレクションing きょうも活動中/京都・醍醐寺―真言密教の宇宙―/小原古邨/開館5周年記念展 美のスターたち/生誕130年記念 奥村土牛/ほとけをめぐる花の美術  北斎アニマルズ/三井家のおひなさま 特別展示 人間国宝・平田郷陽の市松人形/挑む浮世絵 国芳から芳年へ/驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アートへ/クマのプーさん展/両陛下と文化交流―日本美を伝える―/中国文房具と煎茶―清風にふかれて/特別展 明恵の夢と高山寺  明治150年記念 華ひらく皇室文化―明治宮廷を彩る技と美―/特別展 フェルメール展/へそまがり日本美術 禅画からヘタウマまで/尾形光琳の燕子花図―寿ぎの江戸絵画─/福沢一郎展 このどうしようもない世界を笑いとばせ/不思議の国のアリス展(神戸展)/小倉遊亀と院展の画家たち展/メアリー・エインズワース 浮世絵コレクション  日本画家のつながり 横山大観をめぐる人物相関図/花・Flower・華―四季を彩る―/日本刀の華 備前刀/みんなのレオ・レオーニ展/美を紡ぐ 日本美術の名品―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―/没後50年 坂本繁二郎展/大哺乳類展2―みんなの生き残り作戦/ムーミン展 THE ART AND THE STORY  スヌーピーミュージアム展/ルート・ブリュック展 蝶の軌跡/江戸の街道をゆく─将軍と姫君の旅路─/ギュスターヴ・モロー展―サロメと宿命の女たち―/鎌倉禅林の美 円覚寺の至室/サムライ・ダンディズム 刀と印籠―武士のこだわり/メスキータ/クリスチャン・ボルタンスキー  日本の素朴絵/原三渓の美術 伝説の大コレクション/もののけの夏―江戸文化の中の幽霊・妖怪―/マイセン動物園展/これぞ黄金の国・日本 金屏風展―狩野派・長谷川派・琳派など―/マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展/恐竜博2019 THE DINOSAUR EXPO/バスキア展 メイド・イン・ジャパン 注目の美術展 カラヴァッジョ展/流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美/コートールド美術館展 魅惑の印象派/ルノワールとパリに恋した12人の画家たち/ゴッホ展/ハプスブルク展─600年にわたる帝国コレクションの歴史 美術展無料鑑賞券 読者プレゼント 奥付

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  • 大人の雑学 西洋画家事典 - 人柄がわかるエピソードで楽しく読める! -
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 PodcastやSpotifyで人気のwebラジオ「そんない美術の時間」初の書籍。 ルネサンスから20世紀現代アートまで、35人の画家たちの素顔を代表作とともに徹底解剖! 歴史に名の残る西洋美術の巨匠たちのエピソードを、彼らが活躍した時代背景とともにくわしく紹介します。 歴史の流れに沿って、西洋美術をいちから学べる1冊です。 【本書に登場する画家たち(一例)】 ダ・ヴィンチは締切を守らない天才だった! 人殺しをして逃亡した破天荒男・カラヴァッジョ ルソーは南国の美女にメロメロ? ※この商品は固定レイアウトで作成されております※ ・カラーページが多いので、タブレットなど大きいディスプレイやカラー表示を備えた端末で読むことに適しています。 ・文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 【著者プロフィール】 らち まゆみ(そんない美術の時間) アートテラー。 1990年、静岡県生まれ。多摩美術大学卒業。 2019年から美術の魅力を伝えるwebラジオ「そんない美術の時間」をスタート。 PodcastやSpotifyなどで人気を集め、JAPAN PODCAST AWARDS 2020推薦作品に選出される。
  • 絵画を読む ──イコノロジー入門
    3.0
    絵画のもつ意味、それを“解釈”するにはどうしたらよいか──。その基礎的方法論のひとつとして挙げられるのが図像解釈学(イコノロジー)である。本書は、カラヴァッジョ『果物篭』、ボッティチェッリ『春』、ブロンズィーノ『愛のアレゴリー』、ブリューゲル『バベルの塔』等、重要な名画12作品を取り上げ、関連作品と比較しつつ、その背後にある思想や意味世界への接近を試みる。イメージの読み解きによって、美術の深みと無限の感受性への扉を開ける、美術史入門書の決定版。
  • カラヴァッジョ伝記集
    5.0
    複数の伝記、裁判記録、パトロンの書簡、さらにはオリジナル翻案の犯科帳、等々、画家に関する歴史的資料を一冊に集成。謎多き巨匠の「伝説」と「真実」を知るための必読書。
  • カラヴァッジョへの旅 天才画家の光と闇
    3.9
    レンブラント、ベラスケス、フェルメールら一七世紀のほとんどすべての芸術家に大きな影響を与えた巨匠、カラヴァッジョ。殺人を犯し、逃亡の末に果てた破滅の生涯と、革新的なバロック美術の傑作を読み解く。
  • 10歳からの「美術の歴史」 世界・日本の巨匠と名作がわかる本
    完結
    4.3
    全1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 巨匠たちの人柄や功績とともに 歴史をたどってやさしく解説します! < br ★ 中世を彩る「宗教画」 ★ イタリアに花開く「ルネッサンス」 ★ フランスの「印象派」 ★ 「世界大戦前後」の名作まで ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 世界的に有名な芸術家たちの 代表的な作品のほか、 生い立ちや人柄、 美術に与えた影響などを紹介しながら、 西洋・日本の美術の歴史が わかる本になっています。 知識を得て名作を鑑賞すると、 きっと新たな発見がありますよ。 ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 「人は知らぬものは見えてこない」と申します。 たとえば、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」。 中央に優雅に立つ美しい女性は、 周囲に舞うバラの花によって、 この人が愛と美の女神ヴィーナスで あるということがわかるのです。 知識を得て、初めて見えてくることが たくさんあります。 この本を手にとってページを開き、 知識も得て、好きな作品を 見つけてほしいと思います。 その先に、きっと美術の素晴らしい世界が 開けてくるでしょうから。 下濱 晶子 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 古代・中世の美術 * 古代の美術 * 中世の美術 ・・・など ☆ 近世の美術 ルネッサンス ≪初期ルネサンス≫ * ジョット・ディ・ボンドーネ * アンドレア・デル・ヴェロッキオ * ドナテッロ ≪盛期ルネサンス≫ * レオナルド・ダ・ヴィンチ * ミケランジェロ・ブオナローティ * ラファエロ・サンツィオ ≪北方ルネサンス≫ * ヤン・ファン・エイク * アルブレヒト・デューラー * ヒエロニムス・ボス ≪マニエリスム≫ * アーニョロ・ブロンズィーノ * エル・グレコ ・・・など ☆ 近世の美術 バロック美術、ロココ美術 ≪バロック美術≫ * ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ * ピーテル・パウル・ルーベンス * レンブラント・ファン・レイン ≪ロココ美術≫ * ジャン=アントワーヌ・ヴァトー * フランソワ・ブーシェ * カナレット ・・・など ☆ 近代の美術 新古典主義、ロマン主義、写実主義 ≪新古典主義≫ * ジャック=ルイ・ダヴィッド * ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル * アントニオ・カノーヴァ ≪ロマン主義≫ * テオドール・ジェリコー * ウジェーヌ・ドラクロワ * ジョゼフ・マラード・ウィリアム・ターナー ≪写実主義≫ * ギュスターヴ・クールベ * ジャン=バティスト・カミーユ・コロー * ジャン=フランソワ・ミレー ・・・など ☆ 近代の美術 印象派、象徴主義、アール・ヌーヴォー ≪印象派≫ * エドアール・マネ * クロード・モネ * ピエール=オーギュスト・ルノワール * オーギュスト・ロダン ≪後期印象派≫ * ポール・セザンヌ * フィンセント・ファン・ゴッホ * ポール・ゴーガン ≪象徴主義≫ * ギュスターヴ・モロー * オディロン・ルドン * エドワルド・ムンク ≪アール・ヌーヴォー≫ * アルフォンス・ミュシャ ・・・など ☆ 現代の美術 20世紀美術 ≪フォーヴィスム≫ * アンリ・マティス ≪キュビスム≫ * パブロ・ピカソ ≪エコール・ド・パリ≫ * マルク・シャガール ≪ダダ≫ * マルセル・デュシャン ≪シュルレアリスム≫ * サルバドール・ダリ ・・・など ☆ 日本の美術 * 中世までの日本の美術 * 狩野 永徳 * 長谷川 等伯 * 菱川 師宣 * 葛飾 北斎 * 歌川 広重 ・・・など
  • 仁義なき聖書美術【旧約篇】
    5.0
    「おどれら、ほんまにいたしいのぉ~!」豪快な天地創造を皮切りに、人類リセット大洪水! 息子丸焼き命令! 中間管理職モーセの苦悩! 大親分ヤハウェの気まぐれと暴力が織りなす旧約聖書の世界を、芸術家たちはどのように表現してきたのか。ミケランジェロ〈天地創造〉、キルヒャー〈バベルの塔〉、カラヴァッジョ〈ダヴィデとゴリアテ〉などの傑作を、やくざ風物語と丁寧な美術鑑賞で読み解く。画期的美術読本!! 【新約篇】と同時刊行!
  • スタジオジブリの想像力 地平線とは何か
    -
    ……アニメーションの魅力を全面的に開花させたのが、高畑勲さん、宮崎駿さん(以下敬称略)といった人々によって担われたスタジオジブリの作品群であったと、私は考えています。高畑や宮崎といった作り手の仕事の素晴らしさについて私はこれからお話ししたいと思っているわけですが、そのためにはまずアニメーションそのものの魅力について語る必要があります。 (中略)  ルネサンス絵画の本質はアニメだということです。  ボッティチェリの『春』でも『ヴィーナスの誕生』でもいい。たくさんあるラファエロの聖母子像でも『アテネの学堂』でもいい。登場人物はすべて動き出そうとしている。静止画でさえ、いまにも瞬きしようとしている。これはもう、ルネサンス絵画の本質というよりは西洋絵画の本質で、ボッティチェリだろうがラファエロだろうが、レオナルドだろうがミケランジェロだろうが、さらには時代下ってカラヴァッジョだろうが、あるいはレンブラントだろうがフェルメールだろうが、すべてそうです。  ということは、彼らの絵をもとにしてアニメが作れるように出来ているということです。原画もキャラクターも台本も全部そろっている。ボッティチェリ作画、高畑勲監督『春』なんてことがありえたということです。それこそが、イタリア・ルネサンスの魅力の核心であると考えたほうが、よほど分かりが早い。実際、コマーシャル・フィルムなどで、そういうことを試みている例――たとえば優しくウィンクする『モナ・リザ』――が少なくないわけですが、コンピュータ・グラフィクスの驚異的な発展がこれからどんなことを可能にするか、空恐ろしいほどです。ルネサンス絵画のすべてが動き出すことになるかもしれないわけですから。 (中略)  ……その眼で眺め直してみると、ゴンブリッチが援用したジェームズ・J・ギブソンの知覚論や、ルドルフ・アルンハイムの視覚論、エルンスト・クリスのカリカチュア論を含む精神分析的美術論などが、アニメーション探究に役立たないはずがありません。漫画論――とりわけ少女漫画論、劇画論――についてはもちろんのことです。  西洋ルネサンスとアニメ・ルネサンスを雁行する視覚芸術史上の事件として眺めるというこの考え方は、さらにいろいろ興味深い示唆を含みます。たとえば前者においてはキリスト教が占めた位置を後者においてはエコロジー(生態学)信仰が占めています。終末論として似ているのです。  高畑の作品も宮崎の作品も、大略、このような視点から眺められなければならないと私は思っていますが、しかしそれだけではもちろんありません。 (第一章「絵より先にアニメがあった」より抜萃)
  • 食べる西洋美術史~「最後の晩餐」から読む~
    3.0
    西洋、とくに地中海諸国は古来、食べることに貪欲であり、食にかける情熱はしばしば料理を芸術の域にまで高めた。また、食べ物や食事は西洋美術においては常に中心的なテーマであった。本書では、食事あるいは食物の美術表現を振り返り、その意味を考えることによって、西洋美術史を別の角度から照らし出す。ダ・ヴィンチ、カラヴァッジョ、ゴッホ、ブリューゲル、レンブラント、ダリ、マネ、ウォーホルなど絵画121点ともに解説。
  • はじめてのルーヴル
    4.0
    ダヴィッド『ナポレオンの戴冠式』●ヴァトー『シテール島の巡礼』●ルーベンス『マリー・ド・メディシスの生涯』●レンブラント『バテシバ』●ラファエロ『美しき女庭師』●カラヴァッジョ『聖母の死』●ボス『愚者の船』●レオナルド・ダ・ヴィンチ『モナリザ』など…。ルーヴル美術館の至宝の絵画を、『怖い絵』などで話題の著者・中野京子が詳細解説!! ルーヴル美術館・激選必見名画! これまでにない美術館名画案内。 オールカラー画像つき!
  • バロック美術 西洋文化の爛熟
    3.0
    西洋文化の頂点、バロック様式。17世紀を中心に花開いたバロックの建築・彫刻・絵画は、ルネサンス期の端正で調和のとれた古典主義に対し、豪華絢爛で躍動感あふれる表現を特徴とする。本書は、カラヴァッジョ、ルーベンス、ベルニーニ、ベラスケス、レンブラント、フェルメールらの代表的名作を網羅。美術史上の位置づけ、聖俗の権力がせめぎ合う時代背景など、バロック美術の本質を読み解く。カラー写真200点以上。
  • ぶらぶら美術・博物館 プレミアムアートブック 2019‐2020
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気アートバラエティ番組「ぶらぶら美術・博物館」(BS日テレ火曜夜9時OA)の番組公式イヤーブックが今年も登場。 大好評!「完全ガイド 2019-2020 美術館別 企画展 スケジュール」を掲載。 番組のアートご意見番、山田五郎さんの見どころ解説付きの美術展は「みんなのミュシャ ミュシャからマンガ―線の魔術」「印象派からその先へ―世界に誇る吉野石膏コレクション」「ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち」「クリムト展 ウィーンと日本 1900」「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」「カラヴァッジョ展」「没後90年記念 岸田劉生展」「コートールド美術館展」「ハプスブルク展‐600年にわたる帝国コレクションの歴史」「マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展」の、話題の10展。 ・2019年美術展 偏愛対談は「怖い絵」の中野京子×山田五郎。 ・番組放送300回記念のおぎやはぎ国宝をめぐる京都の旅の密着&番組のミューズ、高橋マリ子が食す京都の和菓子…など企画も充実です。 ■番組のアート名解説者 山田五郎のコメント付き「2019年見るべき展覧会セレクト10 plus 6」 ■アート偏愛談義。「中野京子×山田五郎」 ■祝放送300回記念!おぎやはぎの京都ロケ密着 ■高橋マリ子 京の和菓子をめぐる ■全国の超プレミアムな美術・博物館23 ■「ぶらぶら美術・博物館」年末恒例特番プレイバック掲載 ※一部記事は掲載していません。掲載情報は2019年4月時点のものです。
  • ぶらぶら美術・博物館 プレミアムアートブック2016‐2017
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 BS日テレ人気番組の公式MOOK! 若冲展、カラヴァッジョ展、国芳・国貞展、マリー・アントワネット展など2016観るべきアート展11を、番組おなじみ山田五郎さんの名解説でご案内。さらに全国美術・博物館50や、国宝5城に行こう、根津美術館のお茶席体験など、ぶらぶら気軽に楽しめるアート体提を提案する。山田五郎×安齋肇 がじっくり語りあう! 青春アート談義もアリ。※誌面プレゼント応募には対応しておりません。
  • 名画という迷宮
    4.0
    【複数色を使用したコンテンツです。モノクロ端末では一部読みづらい場合がございます】カラヴァッジョ、ルーベンス、ベラスケス、プッサン、レンブラント、フェルメール 《6人の巨匠たちの生涯》★69点の作品をカラーで紹介 これまでルネサンス以降の美術史はあまり知られていないがわかりやすい解説で人気の美術史家・木村泰司先生によるバロック美術の集中講義! 爛熟したルネサンス下で育った若者のなかから革新的な画家が生まれ、後世に大きな影響を与えていることはあまり知られていない。当時はまだ地位の低い職業だったにもかかわらず気高く挑戦を続け、ときにスキャンダルを起こしたり、トラブルに巻き込まれたりしながら、強烈な作品を作り続けた。画家自身がどのような人生を送ったかを知ることで、彼らが遺した作品をより深く感じられるのではないか。本書では、17世紀を通してバロック期に活躍した巨匠たちのドラマチックな人生と美術史に残る大作を紹介する。 《目次一部抜粋》■序章 大河のなかの巨匠たち すべてはサン・ピエトロ聖堂から始まった バロック前夜の宗教改革…… ■第1章 カラヴァッジョ 怪しい占い師や娼婦がいた貧民街 俗人をモデルに聖なるものを描く…… ■第2章 ルーベンス 宮廷画家をしながら大きな工房を経営 外交官としても活躍する画家…… ■第3章 ベラスケス 国際都市セビリアに生まれた野心家 念願かなって騎士の称号を授かる…… ■第4章 プッサン 憧れのローマで絵画研究に没頭 プッサン作品は「フランス絵画の美の規範」…… ■第5章 レンブラント 商業的な成功を夢見て画家を目指す 人間の内面性をドラマチックに描く…… ■第6章 フェルメール 謎に満ちたデルフトの画家 高価な絵の具と遅い筆……
  • 物語 イタリアの歴史II 皇帝ハドリアヌスから画家カラヴァッジョまで
    4.0
    ローマ、テーヴェレ河畔に威容を誇るカステル・サンタンジェロ(聖天使城)は、紀元2世紀に皇帝ハドリアヌス自らの陵墓として築かれて以来、数々の歴史的事件に立ち会ってきた。本書はハドリアヌス帝、大教皇グレゴリウス、ロレンツォ・デ・メディチ、画家カラヴァッジョら8人をとおして、古代ローマ帝国の最盛期からバロック文化が咲き誇った17世紀までの1500年を描く、もうひとつの「歴史=物語」である。
  • ヴェルサイユ宮の聖殺人
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    1782年5月――ブルボン朝フランス王国が黄昏を迎えつつある頃、国王ルイ16世のいとこにして王妃マリー=アントワネットの元総女官長マリー=アメリーは、ヴェルサイユ宮殿の施錠された自室で刺殺体に遭遇する。殺されていたのは、パリ・オペラ座の演出家を務めるブリュネル。遺体は聖書をつかみ、カラヴァッジョ「聖マタイと天使」に血文字を残していた。そして、傍らに意識を失くして横たわっていたのは、戦場帰りの陸軍大尉ボーフランシュだった――。マリー=アメリーは集った官憲たちに向けて、高らかに告げる。「この方の身柄を預けて下さいませんこと? 私のアパルトマンで起きた事件です。こちらで捜査しますわ。無論、国王陛下の許可はお取りしますからご安心下さい」「俺は助けて欲しいと一言も言ってない! 」かくして、奇妙な縁で結ばれた、才女気取りのやんごとなき貴婦人と第一容疑者のボーフランシュ大尉は、謎多き殺人事件に挑む。第10回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作品

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