ハーレクイン・ロマンス小説作品一覧
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-トリーシャはコーヒーショップで働きながら、長年の夢であるペットサロンを開く計画を進めていた。だが、資金を援助してくれる銀行がなかなか見つからない。そんなとき、ある男性客が投資会社を紹介してくれた。実は、彼こそその会社の社長ラシター・ドラーガンで、すぐにトリーシャへの融資が約束された。しかし、取り引きにはとんでもない条件がついていた。クリスマス休暇の間、ラシターの妻を演じるというものだ。夢が実現できるなら、それくらい平気だと思い、トリーシャは危険な一歩を踏み出した。
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-ホテル〈マー・ブリーサス〉のオーナー、ニコールは、企業に買収されないよう、客を呼び込む広告を考えていた。前日、互いに素性も知らぬままキスした男性を思い出し、ロマンティックな宣伝文句を思いついた。“マー・ブリーサスで出会った謎の男性を捜しています……”独身主義のビジネスマン、クインは国道沿いの看板広告を見た。自他ともに認めるプレイボーイの彼は、即座にそれが自分へのメッセージだと気づいた。ちょうどいい、今から買収の件でそちらに行くところだ。熱いキスの続きを想像し、彼は〈マー・ブリーサス〉へと急いだ。
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-ベラとジョシュは十四年来の友人だ。お互いに相手を異性として意識したことはなく、ずっと親しくつき合ってきた。ところが、そんな二人の関係に終止符が打たれるときが来た。ある日、美しい女性と一緒にいるジョシュを見たベラは、彼が男性として魅力的なこと突然気づいたのだ。私が彼に感じているのは友情ではなかったの?急に自分の感情に自信が持てなくなったベラに、ジョシュが爆弾発言をした。「彼女と結婚することにしたよ」その瞬間、ベラは凍りついた。■仲良し三人組の中で最後に残されたベラの恋愛にご声援を!
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-姪が年上の男性にもてあそばれていると姉から聞かされ、チェルシーは姪を救うため、ある計画を思いつく。世慣れた妖婦を装って相手の男──実業家スレードを誘惑し、姪との仲を引き裂こうというのだ。果たしてチェルシーの演技は功を奏し、いい雰囲気になった直後、彼女はスレードの欲望の手をかわしてその場から姿を消した。後日、思いもよらない場所で二人は再会する。しかもスレードはチェルシーを悪女と思い込み、“あのときの借りは返してもらう”とばかりに彼女に迫り……。
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-レオニーは会ったことのない曾祖父の住むギリシアへ旅立った。名門一族の娘だった彼女の亡母が駆け落ち同然で結婚したため、これまで彼女は一族から無視され、相続人からも外されてきた。だが余命わずかと知った曾祖父は急に会いたいと言ってきたのだ。曾祖父は彼女のほかに、またいとこのポールも呼び寄せていた。唯一の相続人である彼は傲慢そうで、放蕩者と噂されている。曾祖父が突然、一族の遺産はレオニーにゆだねると宣言し、呆然とする彼女と激高するポールに、訳知り顔でこう付け足した。ふたりが結婚すればすべてはまるく収まるではないか、と。
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-赤ちゃん、泣かないで! このアパートは子供不可なんだから。アンスティはあやしながら、行方不明の赤ん坊の母親を案じた。親友のジョアンナは妊娠を告げたとたん心変わりした恋人レスターも、子供が生まれれば気持ちが変わると信じて出産したが、彼は拒絶するばかり。そのショックでジョアンナが姿を消し、残された赤ん坊を抱いて、アンスティは途方に暮れていた。ふと、レスターの兄ケイルのことがアンスティの心をかすめる。 大富豪の実業家で、弟を会社から追い出した冷血漢だというけれど……。ケイルに相談をもちかけると、意外にも援助の手をさしのべてくれた。だが交換条件として、屋敷に赤ん坊を引き取る代わりに、ケイルはなぜかアンスティに形だけの結婚を提案してきた。■ボス&秘書ものや愛人契約もので大人気の、イマージュのベテラン作家ジェシカ・スティールの作品をお贈りします。起伏に富んだドラマチックなストーリーを存分にお楽しみください!
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-マーチは朝からついていなかった。雪のせいで勤め先の不動産会社に遅刻し、いつもの駐車スペースをよそ者の男に横取りされた。あげくに、そのずうずうしい男が会社にやってきたのだ。ウィルと名乗った男は、短期間借りられる部屋をさがしていると告げる。今朝の腹いせに、マーチがそしらぬ顔で自宅の離れを紹介したところ、なんとウィルは借りることに決めてしまった。しかも、マーチに興味を抱いていることを隠そうともしない。彼が何者で、なんのためにこの土地にやってきたかわからないのに、これから二週間、私の目と鼻の先で暮らすことになるなんて!■亡き両親が遺した農場を懸命に守るカレンダー家の三姉妹の前に、傲慢なヒーローが次々と現れて彼女たちを翻弄します。
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-幼なじみのラクランがペリカン島に戻ってきて以来、フィオナは落ち着かない日々を送っていた。はるか昔にこの島を出ていった彼を、やっと忘れかけていたのに……。再びラクランを追い出すため、彫刻家である彼女は、彼の経営するホテルの前の砂浜に漂流物を集めた巨大な作品を作った。ラクランは激怒したが、ついにフィオナの頑固さに負けて言った。君の彫りたいものをなんでも提供するから、その作品を撤去しろ、と。フィオナはあえて彼が受け入れられるはずのないことを口にした。「それなら、あなたを彫りたいわ。裸のあなたを」■「楽園の秘密」で顔を見せていたマギリヴレイ家の人々。本作品では、ラクラン・マギリヴレイがヒーローとして登場します。カリブ海に浮かぶ島で展開する熱いロマンスをお見逃しなく!
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-“女優としては峠を越している”と批評され、アンは今後の人生の岐路に立たされた。何もかも犠牲にして仕事をしてきたというのに、いったいどうすればいいのかしら……。思いあまったアンは、双子の妹コーリが嫁いだヨーロッパの王国に飛ぶ。愛する夫と幸せな結婚生活を送るコーリのそばでアンはつかの間、安らいだ心と生活をとりもどした。そんなある日、コーリの夫がひとりの男性をともなって帰宅した。以前映画で共演したライリー・ギャロウ、名うてのプレイボーイだ!
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5.0こんな豪華なアパートメントに住むのはどんな気分かしら?生活のために掃除人として働きながら、マグダは思った。そのとき突然、留守と聞いていた主人のラファエッロが姿を現し、狼狽する彼女にきみは独身か、と尋ねた。マグダがうなずくと、彼は驚くべき話を持ちかける。「十万ポンド支払うから、ぼくと結婚してくれ。今すぐ」何か深い事情があるらしいが、イタリアの実業家だという彼がなぜ、初対面で身分も違うわたしを選んだのだろう?正気の沙汰とは思えず、マグダはきっぱりと断ったが、その夜、ラファエッロが自宅に訪ねてきた。
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-チリの首都サンティアゴを、ジュールズは久しぶりに訪れた。イギリス人の母とチリ人の父はずっと昔に離婚していたが、数カ月前に亡くなった父は娘にいくらかの財産を遺したらしい。遺言執行人は父の義理の甥ランドで、父親の見舞いに来なかったジュールズに冷ややかな態度をとった。だが彼女にとっても、ランドと会うのには複雑な思いがある。十代のころ何年か父のもとで暮らしていたときに、隣家の息子エンリケと婚約したものの、彼のもとを去った。エンリケが歌手のマリアと密会を重ねているのを知ったからだ。そしてそのマリアこそ、当時ランドの婚約者だったのだ!
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-ローレンは十三年ぶりに故国イギリスに帰ってきた。十六歳のときにたった一度の過ちで妊娠し、女の子を産んだ。娘を養子に出し、カナダに移り住んで保母になったものの、わが子に会いたい気持ちは抑えきれなかった。彼女はやっとつきとめた養子先の屋敷を訪ね、真実は伏せたまま、娘ケリーの世話係としての職を得る。屋敷の主であるブラッドは、五年前に妻を亡くした魅力的な男性で、彼に引かれつつも、ローレンは娘と暮らせる嬉しさで夢中だった。だがケリーが敵意をこめて放った言葉に、彼女は唖然とする。「パパを言いなりにしようなんて思わないほうがいいわよ!」
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-「ああ、困ったわ……」フィービーは思い悩んでいた。一年あまり前に自分を振った元婚約者の結婚式にどうしても出なければならなくなったのだ。失恋の傷はいまだに癒えていないけれど、プライドを保つために、自分も幸せをつかんだと思わせたい。そこで、フィービーの二人の親友が考えついたのは、新しくルームメートになったギブを恋人に仕立てることだった。ギブは輝く笑顔の持ち主だが、どこか軽薄そうなところがある。だれもがうらやむ辣腕ビジネスマンの恋人役を演じられるだろうか?危惧の念を抱きながら、フィービーは彼とともに式場に向かった。
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-マーゴは平凡な顔立ちをした、心のやさしい牧師館の娘。ある夜、道で困っている家族を助けようとしていたところへ、車でドクターが通りかかり、すっかり世話になった。ゆったりと落ち着いた物腰、美しい顔立ち。青い瞳のガイス・ファン・ケッセル医師。この魅惑の医師と出会ったことで、マーゴの中で何かが揺らぎだす。その後、ガイスとは何度か会う機会があったが、彼は有名な小児外科の大権威――どこまでいっても遠い存在。ところが、マーゴの人生に耐えがたいほど大きな悲しみが襲いかかった。マーゴがガイスの肩で思いきり泣くと、なんと彼にプロポーズされて……。 ■HQイマージュで根強い人気を誇るベティ・ニールズの作品をお贈りします。ヒロインを温かく包み込む穏やかな年上の医師ヒーローの魅力に、読者の皆さまもうっとりとなることでしょう。
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-“赤ちゃん図鑑”の特集担当ですって? コリーンは耳を疑った。『ビーコン』紙の敏腕記者である彼女には苦手なものがある――愛くるしい赤ちゃん、妻子思いの夫、かわいらしい小動物たち。それらはみな、未だ癒えない心の傷を激しく刺激するのだ。たとえ編集長の命令でも、この仕事だけは無理だわ。なんとか断ろうとコリーンが口を開きかけたとき、編集長が呼び寄せた担当カメラマンが目に入った。エイデン! 海外の戦地を飛びまわっていると聞いていたのに。8年前に別れた恋人の目には、過去にはなかった暗い翳りが浮かんでいる。エイデンに何があったのかしら? コリーンは胸騒ぎを覚えた。■本作品は「億万長者をさがせ」の関連作となっています。作者は、軽妙な筆致で人気のリサ・マンリー。過去を乗りこえて強く結ばれる運命の恋の行方を描きます。
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-アリーは、家のドアを開けて愕然とした。部屋中が水浸し。ベッドはもはや水を吸った巨大スポンジ同然だ。いったい、どうなってるの? 水が天井から漏れ出してるわ!彼女はすぐさま、階上の住人の部屋へ駆けあがった。父さんだ。また父さんが何かやらかしたに決まっている。沼地と化したキッチンのシンクの下を調べながら、ネイサンは毒づいた。この2年、不器用な父のいらぬお節介でどれほど迷惑してきたことか。だが、部屋に入ってきた女性をひと目見るなり、彼は父親のことなどすっかり忘れ去った。
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4.0オフィスのデスクでうたた寝をしていたモーゲンは、夢を破られて目を覚ました瞬間、心臓が止まりそうになった。呆然とするほどゴージャスな男性が冷たい表情で立っていたのだ。「会社の時間を無駄にしていたのか?」厳しい叱責に思わず反発がわく。家庭の事情で充分な睡眠がとれなかっただけなのに……。彼はモーゲンの上司と会う約束があると言うが、肝心の上司は、患っているアルコール依存症のせいで約束を忘れてしまったようだ。言い訳を重ねようとしたモーゲンは、彼の告げた名前にショックを受けた。コナル・オブライエン――この会社の最高責任者。コナルは出社のおぼつかない上司の代わりに指揮をとると宣言し、モーゲンを個人秘書にすると言い出した。
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-モザイク画を専門にしている美術家のリアノンは、ふだんは絶対に使わないエレベーターに乗った。タイルのつまった重い箱を抱えていたからだ。だがエレベーターに乗り合わせた男性から、手伝おうかと言われた瞬間、身を震わせてバランスを崩してしまう。落とした箱を拾い、車で送ろうと申し出る彼を無視して、リアノンはその場から走り去った。数日後、偶然再会したとき、彼は自分の会社のホールをモザイク画で飾りたいと申し出る。いったい彼の目的は何? リアノンはただ不安におののいた。
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4.06歳のときに双子の弟を亡くして以来、シェリーは深い悲しみと罪悪感にさいなまれてきた。それでも、自らを奮い立たせ、家業を切り盛りしている。ある日、用事があって町に出かけたところ、少女のころ憧れていたブロックと5年ぶりに再会した。彼は一族を支配する独裁的な祖父にうとまれ家を離れていたが、その祖父の危篤に際して、なぜか呼び戻されたという。いきなりブロックからディナーに誘われ、シェリーはうきうきしたが、そんな自分を冷静に戒めた。彼が誘ってくれたのは私への同情からにすぎない、と。■M・ウェイの三部作〈愛と裏切りの大地〉もいよいよ最終話を迎えます。重い過去を引きずるヒロイン、シェリーに愛の救済は訪れるのでしょうか。最後まで目が離せない展開です。
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4.0秘書のミーガンには最近、気になっていることがある。ボスであるダン宛に何通も、謎めいたラブレターが届くのだ。ダンはハンサムな独身貴族。言い寄ってくる女性も多いだろうが、困りきったダンの様子を見るかぎり何か事情がありそうだ。意を決し尋ねたところ、ダンは手紙の主に長年つきまとわれていて、家族同士が親しいため今週末も顔を合わさねばならないという。誰か恋人を連れて帰ってはどうでしょう――そう提案すると、ダンは地味で冴えない秘書の全身を思案顔で眺めた。そして、おもむろに頷いた。「君が恋人のふりをしてくれないか」
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-まだ幼い姪を育てるため、キャシーはイラストを描いて、なんとか生計を立てていた。そんな彼女のもとを、ある日突然1人の男性が訪れる。見るからに高慢そうなスペインの名門一族の当主ハビエルは、自分が姪の父親の兄だと告げ、亡くなった弟の忘れ形見を、なんとしてもスペインへ連れ帰ると主張するのだ。しかも彼はキャシーを姪の母親と人違いしているらしく、脅迫同然に彼女の同行をも促した。悩んだ末、キャシーは正体を隠したままスペインへと赴いた。
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2.57年前に父親を亡くして以来、アランドラは1人で病弱な母親の世話をしてきた。最愛の母を看取ったあと、彼女は遺言と1通の手紙を見つける。両親が駆け落ちしたことは知っていたが、父方の祖父が母に宛てた手紙に込められた侮蔑を見てとった瞬間、アランドラの中の反発心がふいにかき立てられた。祖父に直接会って、この手紙を突き返そう。祖父の屋敷を訪ねた彼女を迎えたのは、マットという男だった。会うなり彼はアランドラを“金目当て”と決めつけて……。
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4.0最愛の弟が逮捕されたと聞いて、アシュリーは卒倒しかけた。すべては私のせいだ──弟は私に代わって復讐しようとしただけ。4年前、イタリア名門一族の銀行家ヴィートと交際していた彼女は、ある事情から彼と別れ、その後数々の不運に見舞われてきた。ヴィートにはもう2度と会うつもりなどなかった。だがいま、弟を救えるのは彼以外にいないのだ。意を決してヴィートを訪ねたアシュリーだったが、耳を疑うような取り引きを提示され、衝撃で身をこわばらせた。できないわ。後継ぎを産むためだけに結婚するだなんて!
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-夫の死後、七歳の息子と二人で暮らしてきた看護師のフルールは、友人の勧めもあって二年ぶりに職場に復帰する。そのころ病院は、新任のイタリア人医師マリオがいかに魅力的かという話で持ちきりだった。ところがフルールは、復帰一日目にして早くも失態を演じてしまう。蘇生室に運びこまれた患者の様子に夫の最期の姿を重ね合わせ、適切な処置もできないまま、部屋を飛びだしてしまったのだ。事情を知らないマリオは彼女に怒りの目を向けるが、彼がいかに優秀な医師であるかは、徐々にフルールにもわかってくる。欠点と呼べるのは、明らかに彼女を嫌っている点だけ……。■今作は思いがけないロマンスにとまどうイタリア人医師と看護師の物語です。情熱的な展開をお楽しみください。
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-リビーとニールは社内でも有名な犬猿の仲だ。原因ははっきりしている――十一年前のデートで、ニールのキスをリビーが拒んだのだ。ある日、社長のケインに二人は呼び出された。 「今後は部長、副部長として協力して仕事を進めてほしい」リビーの心臓は、ショックで喉元まで跳ね上がった。自分勝手な一匹狼が私に協力するなんてありえないわ!ニールは確かに有能だ。ハンサムで誰をも惹きつけずにはおかない。でも、大切な何かが欠けている。リビーはため息をついた。あのとき、キスを許していたら何かが変わっていたのかしら?■自己中心的で野心家のヒーローが、純粋でひたむきなヒロインに影響されて少しずつ変わっていく様子に注目!
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-ビッキーは怒りで体が震えた。不妊治療クリニックに保存していた彼女の卵子が、医師の不正で勝手に使用されたのだ。なんてことなの! 知らないうちに双子の母親になっていた。 そのうえ、会ったこともないイギリスの貴族が父親だなんて。怒りが静まると、彼女の母性が一気に溢れだした。子どもたちに会いたい。そしてできれば自分の手で育てたい。ところが冷酷な貴族は、交渉はおろか、面会すら拒否してきた。このままでは、永遠にあの子たちに会えない……。覚悟を決めたビッキーは、イギリスへ向けて旅立った。
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5.0もう限界だ。幸せなふりをして嘘はつけない。挙式直前に婚約者に捨てられたことを隠し続け、罪の意識に苛まれたアリアナは、オフィスの化粧室で涙に暮れた。そこへやってきた社長の娘エミリーは、事情を聞くと、アリアナを社の顧問弁護士グラントのもとへ連れていき、法的なアドバイスをしてあげてくれと頼み込んだ。料金が払えないからと恐縮するアリアナに、グラントはいやな顔もせず協力を快諾した。そのときアリアナは、予期せぬときめきを覚えた。
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-アンナはウエディングドレスのデザイナーとして成功したかった。新聞の特集企画“結婚式図鑑”に作品が載ることが決まったので、それを足がかりに、専属契約を結んでくれる会社を探すつもりだった。だが撮影日ぎりぎりになっても、花嫁役のモデルが見つからない。マスコミに露出するのは危険だけど、自分でするしかないわ。アンナには秘密があった。偽名を使ってでも素性を隠したい理由が。撮影当日、ハンサムで完璧な花婿役ライアンを一目見たとたん、彼女の決死の覚悟はあっけなく覆された。どうしよう、このままでは周囲の注目を必要以上に浴びてしまう!気づくと、アンナはドレス姿のまま会場から逃げ出していた。
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-一家の女家長である高圧的な祖母の支配から逃れるため、クリスティンは九年前に故郷を捨てた。その後、世界に名を知られるファッションモデルとなった彼女は、祖母の急死の報を受けて、帰郷することを決意した。彼女の心は、祖母の死に対する悼み以上に、幼なじみのミッチとの再会の喜びに占められていた。ミッチ――心からの愛を捧げた初恋の男性。故郷を離れても、彼を忘れたことはない。だが、ようやく再会したミッチは彼女に冷たい言葉を浴びせる。「僕とよりを戻せると思ったら大間違いだ」
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-スペインのコルドバの病院で目を覚ましたとき、アラベルはすべての記憶を失っていた。見舞いに来た黒髪の男性コルテスに夫だと言われても、何も思い出せない。地元の名士だというコルテスの尊大そうな顔を見ると、アラベルはなぜかひどく落ち着かない気持ちになった。そんなアラベルに、コルテスは「きみはぼくのものだ」と言って、名実ともに妻となることを要求してくる。でも、私にはほかに深く愛する男性がいたように思えてならない。アラベルは記憶にない“夫”を受け入れることはできなかった。ところがある日、彼の恋人だと名乗る女性が現れ、籠に入った鳥を見せられたアラベルは……。■HQ草創期に活躍した不世出の作家、ヴァイオレット・ウィンズピア。記憶喪失を題材に、謎めいたヒーローと無垢なヒロインの恋を巧みな会話と比喩で綴る、ミステリアスな一作です。
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-男女間の友情は、恋愛感情が入りこむと台なしになる──それがエイプリルの信条だ。いい関係をずっと続けたいなら、おかしな想像なんてしてはだめ。幼なじみの親友でキャンプ場の共同経営者でもあるグレンは、ここ二年間、こりもせず毎日デートに誘ってくる。もちろん、エイプリルにその気はまったくない。キャンプで子供たちと接しているときが、いちばん幸せ。でも……。子ども好きが高じたエイプリルは、ある日とんでもない計画を思いつく。“赤ちゃんがほしい。できれば夫なしで”だがその話を聞いて、グレンが予想外の申し出をしてきた。■人気作家C・グリーンが描くのは、幼なじみの親友同士が繰り広げる大人の純愛──珠玉のラブストーリーです。
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-公務に飛び回り、わずかな自由時間は家族と過ごす。王女イザベラはそんな毎日を寂しいと感じたことはなかった――美術品鑑定のため、ニックが王宮へやってくるまでは。底知れぬ深い瞳と中世の騎士を思わせる魅力に誘われるように、イザベラは足繁く彼の仕事場へと通い始め、しだいに切望と憧れを抱くようになる。そんな思いが通じたのか、ある日ニックは彼女を夜の街へといざなった。■サンリミニ王国のロイヤルロマンスをお送りします。暗く孤独な生き方を選ばざるをえないヒーローの苦悩と、イザベラ王女の切ない恋心が巧みに錯綜する秀作です。
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-銀行から融資を断られ、サブリナは真っ青になった。このままでは彼女の経営する旅行代理店は倒産必至だ。そんなとき、突如として救いの主が現れた。ハビエル・ダレッサンドロという、アルゼンチンの実業家が、頼み事と引き換えに資金を提供すると申し出たのだ。「ぼくと書類上の結婚をしてほしい、永住権を得るために」両親を亡くした姪を養女にするため、イギリス国籍が必要だという。「私がこの偽装結婚に同意したら、事業を援助してくれるのね?」哀れな姪を思う彼の情にほだされ、サブリナはついに承諾する。そしてハビエルとその姪との奇妙な同居生活が始まった。
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-ジェマイマは売れっ子のファッションモデル。だが、常にプレッシャーにさらされる多忙な仕事と、執拗にストーカー行為を繰り返す元マネージャーのせいで、本来の輝きを失い、モデル生命は危機にさらされていた。ついにある日、イメージガールを務める化粧品会社の社長から、ふつうの女の子らしさを取り戻さなければ契約破棄だと言い渡される。追いつめられた彼女は衝動的にカリブの小さな島に飛んだものの、島の宿はすべて満室だと言われて途方にくれた。そのとき、ニールという謎めいた男性が現れて窮地を救ってくれたが、傲慢な君主を思わせる彼に、ジェマイマは心を許すことはできなかった。■長年のキャリアを誇るソフィー・ウエストンが贈る本作品では、「甘いキスの記憶」の中で脇役として登場していたジェマイマがいよいよヒロインをつとめます。乞うご期待!
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-在宅看護を専門にしている看護婦のミシェルは、怪我をして実家に戻っているザックの見舞いに出かけた。そして、二年ぶりに彼の姿を見て思わず息をのんだ。ザックはあらゆる意味で大人の男性となり、危険なほど魅力的な男性に変身していたのだ。信じられないことに、彼は自宅に戻ったあとの付き添い看護を頼みたいと言ってきた。怪我の痛みにひどく苦しむ彼を見かね、ミシェルは申し出を受け入れてしまった。ザックの魅力に翻弄される日々が待ち受けているとも知らず。
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3.0はじまりは、キスだった──父親が主催するパーティーに出席したケイトは、招待客のひとりで会社社長のジャイルズに突然唇を奪われた。伯爵家の血を引く魅力的な彼のアプローチはあまりに強引で、恋に臆病なケイトは彼に惹かれながらも素直になれず、ついそっけなくふるまってしまうのだった。やがてジャイルズの情熱に少しずつケイトの心が開きかけたころ、偶然見かけた新聞記事が、ふたたび彼女の心を凍てつかせた。ああ、なんてこと。彼は私を利用しようとしていたんだわ!
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-“兄の会社が倒産寸前ですって?”リンゼーは衝撃を受けた。親代わりとしてずっと面倒をみてくれた兄が失踪した理由が、まさかそういうことだったとは思いもしなかった……。だが兄を捜しだし、力になってあげたくても、リンゼーにはとても金銭的な余裕などない。そんな折、元夫の実業家ダニエルが突然、資金援助を申し出た。プレイボーイの夫との生活に傷つき別れを選んだリンゼーだったが、ダニエルの交換条件を耳にした瞬間、なぜか心を揺さぶられた──ふたたび彼の妻になる、というばかげた提案に。
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-国際的企業グループの経営者パトリックは、高級車を降りると、こぢんまりとした工芸品店に足を踏み入れた。カウンターに佇むのは、いかにも無垢で清楚然とした女性。ここを訪ねたのは“話をつけてきて”と姉に泣きつかれたからだ。姉は、この女性イゾベルこそが夫の浮気相手だと確信している。だが、聞いていたようなふしだらな女には到底見えない……。イゾベルの上品で控えめな微笑を見ながら、天使なのか悪女なのか決めかね、パトリックは葛藤していた。美しき彼女の虜にすでになってしまったと自分では気づかぬまま。
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2.0「大丈夫ですから」シャロンは震える声でやっと言った。「大丈夫なものか。こういう傷は気をつけないといけない」シャロンは困ってしまった。バスに乗ろうと駆けだし、転んだところを助け起こしてくれた通りすがりのゴージャスな男性が、車で送ると言って譲らない。人々の好奇の目から逃れたくて、彼の言葉に従ったシャロンは、リーと名乗ったその男性が、さる大企業の御曹司だと知ってとまどうが、彼に惹かれ、デートの誘いに応じる。そしてわずか1週間後には、リーのプロポーズに夢心地でうなずいていた。ところが、結婚式の直後、衝撃の事実を知ってしまう――この結婚は、リーが会社を継ぐための便宜的なものにすぎなかったのだ。■ドラマチックなストーリーで人気のハーレクイン・ロマンスを代表する作家、ケイ・ソープの初期の作品です。理想の電撃結婚が、巧みに画策されたものだと気づきショックを受けたヒロインは……?
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-心理学者のジニーは独自の結婚理論を持っていた。育った環境の似た相手を絞り込んで心理テストを行い、相性のいい人を選ぶべきだ、というものだ。夏の休暇でおじのもとを訪れたとき、さっそくジニーは自分の花婿探しに乗り出した。隣人の御曹子が適任だと思ったものの、どうやって親しくなればいいのかまるでわからない。思いあまったジニーは、幼なじみのコルトに誘惑の仕方を教えてくれと頼み込んだ。だがコルトにキスをされたとたん、そんな理論は頭から消え去った。
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-クローディアは浮かない気分でサンアントニオに向かっていた。もしかしたら、頭がどうかしてしまったのかもしれない。ここ数日、見知らぬ男性の幻覚が毎日現れる。あるときは軍服姿で、またあるときは船を背景にして。わたしは、科学の教師よ。ばかげた迷信なんて信じるものですか!でも幻覚を見るようになったのは、この指輪をはめてから……。祖母は愛の魔力が宿る指輪だと言っていたが、真相は自分で見つけ出すしかない。幻覚で見た船の登録番号を頼りに、クローディアはその持ち主を訪ねた。この人だわ! 男性が現れるなり、彼女はショックで気が遠くなった。
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-コーデリアは父亡きあと、継母にずっと粗末に扱われてきた。だから、住み込みの家庭教師の職を得たときはとてもうれしかった。しかも教え子の少女がウィーンの伯父の家にしばらく滞在する間、彼女も同行することになったのだ!30代半ばという少女の伯父チャールズは、ハンサムでとても背が高く、優秀な麻酔医だそうだが、コーデリアにはとてもそっけない。いくら彼に惹かれても、分不相応なのは明らかだから、芽生えた恋心はそっと心にしまっておくしかなかった。でも人々は言う。ウィーンの町には不思議な魔法がある、と。コーデリアは願った。彼の心に魔法をかけられればいいのに……。■ベティ・ニールズの描く穏やかで心温まるロマンスは、いつの時代も読者の心を優しく癒してくれます。イギリスやオランダを舞台にした作品が多く知られる作家ですが、今作は、仕事で訪れたウィーンの町で運命の男性を見つけるヒロインの物語をお届けします。
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-牧師館の長女マチルダは、赤い髪に緑色の瞳が印象的な娘だ。美しくて気立てもよいので、何度かプロポーズされたこともある。けれど、26歳の今日まで心を動かされなかった。いつか本当に結婚したいと思える男性が現れる――そんな気持ちを捨てきれなかったのだ。ミスター・スコット=サーロウを教会で初めて見かけたとき、マチルダはまさしく一目で恋に落ちた。“この人だ”という直感は、実際に知り合ってみて確信に変わった。でも、彼と私が結婚するなんてあり得ないわ。だって、あんなにきれいなフィアンセがいるんだもの……。
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3.0ルーは父の再婚相手である義母と、義理の妹とともに暮らしている。愛のない家族に、家政婦のように家事のいっさいを任せられる毎日。そんな日々も、恋人のデイビッドと結婚すれば終わりを告げるはずだ。ある日、妹と父の会社の取引相手との間に突然婚約話が持ち上がり、急遽祝賀会が開かれることになる。だがその翌朝、妹は置き手紙を残して家を出た。「彼女は一人ではないんだ」手紙を手に茫然とするルーは、男性の声に振り向いた。アレックス――妹の婚約者だった男性。いったいどういうこと? もしかして……デイビッドが?■ハーレクイン・ロマンスのベテラン作家サラ・クレイヴンが、とてもキュートな恋物語をお届けします。恋人と幸せな家庭を築くことを夢見ていたヒロインのルー。ところが彼に裏切られ、妹の婚約者だった男性からの思わぬ提案を受け入れてしまいますが……。
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3.0ジニーは親友ソフィーの仕事のミスを秘かに修正するために、彼女の上司の寝室に忍びこみ、フロッピーを探していた。地味な生活を送る臆病なわたしだけど、小さいころからいつもかばってくれたソフィーのために成しとげよう。すると、突然ベッドのなかから低いしゃがれ声がなにやらつぶやいた。留守のはずの主、リチャード・マロリーにちがいない。ソフトウエア業界の天才にして名うてのプレイボーイと評判の彼が、磁力を放つ青い瞳でさえざえとこちらを見つめている。ジニーが必死に場をとりつくろおうとしていると、リチャードは言った。「このまま、ここにいてほしい」■リズ・フィールディングは名誉あるRITA賞の受賞作家です。正直で無垢なヒロインが、一世一代の恋の大冒険をします。ユーモアたっぷりでいて、ちょっぴり切ない物語をどうぞお楽しみください!
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-ハリールは砂漠の国のたくましいシーク。外交官として世界を飛びまわる彼に魅せられて恋に落ちたジェイドは、彼とともにアテネで暮らしている――もう2年も。ハリールは優しく、ジェイドを特別な存在に思わせてくれるが、愛していると言われたことは一度もない。やがて彼女は悲しい事実を悟った。わたしはただの愛人に過ぎないのだわ。
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-まさか、北京でジョシュアと再会するなんて!ツアー参加者の中に思わぬ顔を発見し、フェリシアは愕然とした。十二年前の夏、敬慕していた義理の姉を自殺に追いこんだ男性。それが目の前にいるジョシュアだったのだ。フェリシアのことを覚えていない様子に安堵したのもつかの間、観光の最中、彼が遊覧船の中で声をかけてきた。「ありふれたせりふだと思うが、きみとどこかで会ったかな?」「そのとおりね。ありふれたせりふだわ」そう言ってジョシュアを冷たく突き放したものの、ある予感に、フェリシアはただ怯えていた。
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-チェーンホテルでインテリアコーディネーターとして働くジニーは上司のローク・アダムズと入社以来、犬猿の仲。ジニーは、ハンサムだが次々と女性を捨てるロークを嫌い、ロークは、ジニーを美人だが冷たく意地悪な女だと決めつけている。ただし仕事上はすばらしいパートナーだ。ある日、ロークが困り果ててジニーに個人的な協力を求めてきた。妹の結婚式に一緒に出席してほしい――僕の恋人のふりをして、と。ジニーは当然断った。けれど家族の複雑な事情があると聞くと……。家族のことでは人に言えないつらい経験のある彼女は同情し、ロークとともに週末に結婚式が行われるスイスへ飛んだ。
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-デジーはどうしていいかわからなかった。ウエディング・コーディネーターとして働いて長いが、花嫁が式の最中に逃げ出したのは初めてだ。とりあえず花婿をなんとかしなくては。そう思って置き去りにされた花婿――セスに目を向ける。高校時代、先輩だった彼にデジーはずっと片思いしていた。大人になった今も胸はざわめくけれど、今はプロとしてこの場を収めて彼の力になろう。デジーは心を決め、セスに歩み寄った。その決断が彼女にどんな運命を招き寄せるかも知らずに。■年月を経て、再び初恋の相手セスと巡り合ったデジー。愛よりも理論を信じる彼に、デジーの思いは届くのでしょうか? 二人の絶妙な会話も必見です。
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-法律事務所の受付をしているアメリアは、独身貴族の弁護士マックが大嫌いだった。何かというと彼女をさげすみ、噛みついてくるからだ。ところがある日、マックが真剣な目をして言った。「きみが必要なんだ」今さら何? その手は私には通用しないわ。身構えるアメリアに、マックは思いもよらない頼み事をした。亡くなったクライアントの赤ん坊を一時的に預かるので、就業後アメリアに自宅へ来て手助けをしてほしいというのだ。しぶしぶ承諾したアメリアだったが、やがて午後五時を待ち望むようになった。
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-結婚式当日に婚約者の裏切りを見つけ、マディーは傷ついた心を抱えてはるばるワシントン州へ来た。そこへ長身のたくましい男性が目の前に現れ、突然マディーの頬にキスをした。唖然としながらも、なぜか心はときめいた。なんてことだ! パトリックは内心舌打ちした。義姉と間違えてキスをしてしまっただけなのに、彼女は涙をこぼし、失恋して仕事もないという。僕がもっともかかわりたくないたぐいの女性だ。だが、ほうっておくわけにもいかない。しぶしぶパトリックは言った。「コーヒーでも飲まないか?」
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-「きみのことは女性とは思えないから、そばにいても安全だ」知り合いの男性コナーの言葉に、エマは唖然とした。彼は兄弟と賭けをしていて、3カ月間禁欲生活を続けられたら、大おじの遺産を独り占めできるというのだ。激怒したエマは彼を懲らしめようと決める。
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4.5憧れの人との結婚はレイニーにとって不幸の始まりだった。亡父の遺言に従い牧場主ガブの花嫁になったものの、彼の狙いが財産だと気づき、レイニーは母親の家へ逃げこんだ。あれから5年、ガブからの電話や手紙はすべて拒み続けてきた。だが同居していた母が亡くなり、遺品を整理していたレイニーは、想像だにしなかった秘密を知ることになる。ガブは潔白で、むしろ貪欲な母から彼女を守ってくれていたのだ!酷い衝撃を受けたレイニーは、自分のおかした過ちを責め苛んだ。彼は償わせてくれるだろうか?──名ばかりの愚かな妻に。
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-広告代理店に勤めるチェルシーは困り果てていた。上司のマイルズが昇進の代償として関係を迫ってきたのだ。なんとか穏便にすませたいチェルシーは、あるパーティで同じアパートメントの住人クインを見かけたとき、とんでもない妙案を思いつく。陽気で気ままなプレイボーイだという噂の彼に頼みこんで、しばらく婚約者のふりをしてもらえばいいわ!かくしてチェルシーの願いを聞き入れたクインだったが、大々的に婚約発表をするや、驚くべき正体を明らかにして……。
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3.0懐かしいチャーントリ屋敷が競売にかけられると聞いて、オーリエルは12年ぶりに故郷に帰ってきた。父親ほど年の離れた億万長者の夫を亡くして、2年。彼女にはどうしてもこの屋敷を手に入れたい理由があった。そこへ一頭の黒馬が駆けてきた。黒髪の堂々たる物腰の騎手は馬を止めると、オーリエルを見おろした。デヴィル・ハガード――私を残酷な形で裏切った、かつての恋人……。やがて競売が始まった。「9万ポンド!」デヴィルが真っ先に声をあげた。オーリエルはつぶやいた。「絶対にデヴィルの手には渡さないわ。私が生きている限り」■起伏に富んだ心情描写で読者をとりこにする、シャーロット・ラムの名作をお贈りします。実らなかった初恋に隠されたせつない真実とは?!
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-セーラはイギリスでのあわただしい病院勤務に疲れ果て、家族のいるギリシアの美しい小島、ケレスに移り住んだ。そして、11年前から憧れていたミカエリスと再会した。当時研修医だった彼は、今やケレス病院の院長だ。相変わらず魅力のかたまりのようだが、瞳にはかつてなかった深い悲しみの色が浮かんでいる。いったい彼にどんな出来事が起きたのだろう?セーラはミカエリスが真実を打ち明けてくれるのを待った。しかし、彼は決して口を開こうとせず、セーラに対して冷ややかな態度をとり続けた。■注目の作家マーガレット・バーカーが、医療の現場に携わる三姉妹の恋を情熱的に描いた三部作〈エーゲ海の恋人たち〉。ギリシアの美しい島を舞台にして燃え上がるロマンスをご堪能ください。
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-両親と恋人を亡くしたブライアンは悲しみを乗り越えるため、診療所で看護師の仕事に没頭する日々を過ごしていた。だが新任医師としてやってきたジェドと出会い、閉ざされていた彼女の心は大きく変わっていく。人とかかわろうとしないジェドに戸惑い、反発を覚えつつも、ときおり見せる優しさに惹かれるブライアン。共に働くうちにしだいに2人は打ち解けていくが、ジェドの心の壁は依然消えることはなかった。そんなある日、ジェドが抱える孤独の秘密を知った彼女は、彼の心を癒すために1つの計画を立てるが……。
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-「僕のアパートメントに住んで婚約者のふりをしてくれ」ブレットの言葉にサニーは耳を疑った。聞けばブレットは、望まぬ結婚から逃れるため、婚約者と暮らしていると嘘をついたらしい。そこへ両親が訪ねてくることになり、急遽婚約者役が必要になったのだという。イギリス貴族の御曹子でプレイボーイの彼なら相手はいくらでも選べるのに、なぜ私に?そんな疑問をいだきつつも、魅力あふれる笑顔を向けられ、サニーはうなずくことしかできなかった。
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-新聞記者のエリンは“独身貴族図鑑”特集を担当することになった。裕福な独身男性を取材し、選ばれた読者とデートをさせる企画だ。気乗りはしないが、これが成功すれば念願のボーナスを手にできる。多額の負債を抱えたエリンは、喉から手が出るほどお金が必要だった。今日の取材相手は、コーヒーショップチェーンの経営者ジェイリッド。彼のユニークな魅力に、エリンは初対面から面食らってしまった。ほかの裕福な独身男性とは何もかもが違いすぎる。だが取材の途中で、突然ジェイリッドの態度が豹変した。「取材は打ち切りだ、お嬢さん」いったい何が起きたの? エリンはおろおろするしかなかった。
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-数カ月前、画家のレイニーはロマンス小説の表紙を依頼され、夢のように魅力的なヒーローをキャンバスの上に誕生させた。どこまでも貫き通すような青い瞳、荒削りな征服者の顔つき……。おかげで小説は読者の反響を呼び、名誉ある賞にも選ばれた。しかし今、レイニーは窮地に立たされている。表紙の男性にそっくりな人物が目の前に現れ、無許可で自分の姿を使われたとして、訴えるというのだ。彼の名はペイン・スターリング、今をときめく実業家だという。警戒心の強い彼の要望により、レイニーはペインの屋敷に滞在し、無実を証明しなければならなくなった。
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-クリスティは5年間、憎しみを抱きつづけてきた。かつて、冷たく姉を捨てた男に。男の子供を身ごもっていた姉は、難産がもとで亡くなった。いつかその男を見つけ出し、この恨みを晴らそう。ある日、彼女は仕事先で顧客の兄を紹介された。とびきりハンサムな彼は、ラドフォードと自己紹介した。その名を聞いたとたん、クリスティは気を失いかけた。この人こそ姉を死に追いやった憎き男よ!だが、彼はクリスティが元恋人の妹とは知るよしもない。そこで彼女は究極の復讐方法を思いついた。
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-エレノーとその婚約者デイヴを乗せ、車はロンドン郊外を走っていた。つい昨日まで、2人で興したコンピューター機器設置業の会社は、次の仕事の予定もなく倒産の危機に瀕していた。それが、資本家ロバート・キャリントンの登場で状況は一変したのだ。依頼条件はただ1つ、仕事が終わるまで彼の屋敷で生活すること。名高い資本家の彼が、どうしてこんなに小さな会社を選んだのかは謎だが、とにかくおかげで窮地を抜け出すことができた。鉄製の門をくぐり5キロほど走ったところで、ようやく屋敷が姿を現した。年月を経て渋い色合いを醸し出す石壁、煙突の先に見える彫刻――そのとき不意に、エレノーは不可解な既視感(デジャヴ)に襲われて息をのんだ。
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-社長であるルーカスの秘書を務めるジョスリンは、ハンサムで仕事一途な彼に切ない片想いをしていた。ある日、彼女のもとをルーカスと仲の悪い異母弟ビルが訪れ、会社の乗っ取りに協力するように要請する。逆らえば、ジョスリンの秘密をルーカスにばらすと脅迫して。ルーカスを陥れる陰謀になど加担したくない。そう思ったジョスリンが会社を辞める決意をした矢先、ルーカスは事故に遭い、記憶をなくしてしまう。ジョスリンは妻のふりをして彼の世話をすることになったが、そんな2人にビルの魔手が伸びてきて……。
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-野心的な編集アシスタントのロージーは、ついに大きなチャンスをつかんだ。コラムの執筆を任されたのだ。ただし条件があった。男性になりきって、読者からの相談に答えなくてはならない。たやすいことだとロージーは思っていた――知り合いの弁護士ベンがコラムに手紙を書いてくるまでは。ロージーはひそかに彼に惹かれていた。彼をだますようなまねはしたくないけれど、ひょっとすると恋人を作りなさい、と忠告できるかもしれない。誘惑に負けたロージーは、どんな事態を招くか深く考えもせずに、彼への返信をしたためた。
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3.0ライザは常夏のランサローテ島で休暇を楽しんでいた。そのとき突然誰かに名前を呼ばれ、振り向いた彼女は凍りつく。ニック・メネンデス! 彼がどうしてここに?母親同士が親友なため、ニックのことは昔から知っている。ライザにとってニックは兄であり、英雄でもあったが、ある事件を境に2人の関係は最悪の形で砕け散ったのだ。ニックは6年前よりもさらに魅力を増していて、過去のことなど忘れたかのように、好意的な笑みを向けてくる。いつの間にか彼をうっとり見つめていたライザは、ニックの瞳に浮かんだ勝利の色に気づかなかった。
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2.0生花店を営むペニーの前に、別れた恋人ライアンが現れた。映画に投資をして富と権力を持つ彼は、とても魅力的な男性だった。だが、すべてを支配する強引さについていけなくなり、妊娠を告げぬまま、ペニーは1年前に彼の前から姿を消したのだ。「ペニー、ぼくたちの子供に会いたいんだ」ライアンの言葉に、ペニーは冷たい手で心臓をつかまれる気がした。なんて残酷なことを言うの。脳炎を患って流産し、そのことは手紙で彼に知らせたはずなのに。もうほうっておいてと言うペニーに、彼は意外な提案をした。自分が借りている屋敷を、きみに飾りつけてほしい、と。■これまでハーレクイン・イマージュからお届けしていたマドレイン・カー。今作は、過去の痛手から立ち直ろうと努力するヒロインと、彼女の愛を取り戻そうとするヒーローの姿を情熱的に描きます。
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-結婚したい。家庭を持ちたい。赤ちゃんがほしい。幸せな親友を見ているうちに、リーの心は決まった。これから本気で結婚相手を探すのだ。とはいえ今までつき合ったのは1人だけ、デートの仕方もわからない。そんなわたしが男性の心を射止められるかしら?だったら、プレイボーイでデートの達人のトーマスに手伝ってもらったらどうだろう?キスは会って何度目にするものなのか、デートに行くならどこがいいか、彼ならちゃんと教えてくれそうだ。突拍子もない考えに、最初トーマスは難色を示したが……。
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-これは何かのまちがいよ。わたしの寝室に、どうして……?ローラは仕事から疲れ果てて帰宅したとき、ベッドの上ですやすや眠っている赤ん坊を見つけて仰天した。生後数カ月といった様子で、文句なく愛くるしいが、赤ん坊にもその親にもまったく心当たりはない。誰かが無理やり窓から侵入し、置き去りにしたのだ。困った彼女は隣室の住人、ジャスティン・ベインに助けを求める。いつも傲慢な態度をとる彼に頼るのは癪だが、この際しかたない。ローラは福祉事務所に連絡して赤ん坊を預けようと提案したが、なぜかジャスティンはそれを制止し、信じられない話を持ちかけた。■ハナ・バーナードの作品をお届けします。ウィットに富んだストーリーと生き生きとした登場人物をお楽しみください。
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-元上院議員の娘であるエリンは、婿取りにこだわる父に嫌気がさし、是が非でも仕事で成功をおさめようとしていた。ある日、ビジネスミーティングに颯爽と現れた男性ザックを見て、彼女はその危険な香りの虜になってしまう。彼は今度取り引きする会社の経営者だ。私情をはさんではいけない。失敗は許されないのだから。自分に言い聞かせるエリンだったが、ザックの魅惑的な笑みに、彼女の理性は風前の灯火に……。■ホットなラブシーンやウイットに富んだ軽妙な会話が楽しめる作品を書き続けるクリスティ・ゴールド。ハーバード大学で学友だったプリンスとシークと上流階級の御曹子が恋の賭をする、豪華なミニシリーズをお贈りします。
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-古着に眼鏡、歯列矯正をした冴えないジーンは、みじめな高校時代を過ごした。憧れのライにダンスパーティに誘われて夢のような気分を味わうも、当日すっぽかされたうえに無視を決め込まれ、初恋の花ははかなく散った。やがて時はジーンを見違えるほど美しい女性へと変身させるが、青春のトラウマが消えることはなかった。あるとき、友人の結婚事前パーティで、偶然にも花婿の友人だったライに再会し、ジーンは色を失う。だがライは彼女の正体に気づかず、またもやダンスに誘ってきた!
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4.0ロンドンで見習い看護師をしていたフィーベは、病気の叔母の面倒をみるためサフォーク州の村へやってきた。口うるさく偏狭な叔母の世話は並大抵ではなかったが、主治医ジョージの温かな見守りと励ましのおかげもあり、なんとか最期までみとることができた。ところがその直後、フィーベに思わぬ災難が襲いかかる。叔母が財産をすべて寄付したため、家を失ってしまったのだ。呆然とするフィーベに、ジョージが突然驚くべき言葉をかけた。「ぼくらが結婚するのがいちばんいいと思うんだ」
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-7年前、弟が起こした人身事故の補償金を工面するため、ケイティーはギリシア人のニコス・ラキスと便宜上の入籍をした。結婚式で顔を合わせたのを最後に、彼とは1度も会っていない。それなのに、あの漆黒の瞳は夢にまで現れ、なぜかケイティーの心に強烈に焼きついて離れなかった。だが恋人がいる今、秘密にしてきたこの偽りの結婚のことを話し、ニコスと正式に離婚する手続きをとらなくてはならなかった。なかなかうちあけられずにいたある日、食事に訪れたレストランで、恋人から学友として紹介された男性を見て、ケイティーは驚愕する。ニコス! うろたえる彼女を映すニコスの瞳に、悪意ある喜びが宿った。■偽りの結婚相手が億万長者だったことを知らなかったケイティー。7年ものあいだ忘れられなかったニコスとの思いがけない再会後、状況はさらに複雑になり……。傲慢なラテン系ヒーローに翻弄され心乱されるヒロインを描いた、キム・ローレンスの珠玉作です!
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-メラニー・ワターズには夢があった。すてきな男性と結婚して、かわいい子供がほしい。だが現実にはデートをする相手すらおらず、半分諦めていた。そんな折、親友ベイリーが町の美人コンテストの審査員に任命される。点数を稼ごうとする美女たちに猛烈なアタックを仕掛けられ、うんざりしている彼を見たメラニーの頭に、あるひらめきが走った。お互いの利益のために、一時的に結婚するのはどうだろう?彼は美女たちの魔手を逃れられ、私は子供を持つことができる。そう考えたメラニーは、さっそくベイリーに取り引きを持ちかけた。その決断が、のちに彼女からすべてを奪うことになるのも知らずに。
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3.0サラはロンドンでの暮らしを楽しんでいた。満足のいく仕事も手に入れ、すばらしい友人にも囲まれている。半年前までのみじめな結婚生活は嘘のようにさえ思える。そう、2度とダモンに会わなければいいだけ……。ある日サラは、ボーイフレンドのジュリアンが、こともあろうに彼女の部屋で女性と密会している現場に出くわす。思わず取り乱し、走り去ろうとして、逞しい男性の体にぶつかった。ダモン――私の夫。なぜ彼がここに?サラを追いかけてきたジュリアンに向かってダモンは言い放った。「僕はサラの新しい愛人だ」愛人? いったいどういうこと?
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-ジュエリーデザイナーとして高い評価を受けつつあるモーナは、かつて、かなり年上の資産家の愛人だった。しかし彼から屈辱的な形で裏切られ、捨てられて以来、男は危険な存在として警戒するような態度をとりつづけている。だから、リゾート開発も手がける事業家のホークと出会ったとき、その魅力に熱い興奮をおぼえながらも、心を開くことができなかった。そんなモーナの反応を気にもとめず、ホークは近づいてきた。「きみに心を乱されたからだ」率直な言葉にモーナは驚く。だめよ……。モーナは必死になって自分の本心を否定しようとした。
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-ジェンは企業家や有名人のPRを担当する広報コンサルタント。ある日、仕事中に姪を預かるはめになって頭を抱えるが、姪を車で送ってきた男性ハリーに助けられ、ことなきを得た。魅力的なハリーにジェンは心を惹かれずにいられなかった。けれども彼の危険な香りに、つい尻込みしてしまう。華やかな姉の陰で育ったせいで、女としての自信が持てないのだ。数日後、初めて担当する有名人のプロモーション会場にさっそうと現れたハリーを見て、彼女は衝撃を受けた。ハリーがプレイボーイの有名人だったなんて!身分を隠していたのは、何か理由があってのことなのだろうか。
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-新しい仕事の計画に心を注いでいたジーナは、レストランで見知らぬ男性の鋭い視線を感じた。黒い髪、力強い顎、プライドの高そうな鼻――まさに獲物を狙う鷲のよう。同席者によれば、彼は名門一族出身の辣腕実業家、デズ・ケリガンだという話だった。翌日、信じられないニュースを聞き、ジーナは自分の耳を疑った。慎重に立てていた計画を、台なしにする人物が現れたのだ。それは誰あろう、あのデズ・ケリガンにほかならなかった。抗議するジーナに、彼はある取り引きを持ちかけてくる。
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-今日もまた、ひどく怒られてしまった……。派遣秘書として働くケイトは、気むずかしい上司にこき使われ、憂鬱な毎日を送っていた。そんなケイトを見かねて、女友達がブラインドデートを企画してくれた。相手は女友達の夫の旧友だということ以外なにも知らされていない。でも会ってみたら、意外にすてきな男性かも。デートの当日、ケイトはひそかな期待を抱いて出かけたが、待ち合わせ場所に着いたとたん愕然とした。そこにいたのは、なんと上司のフィン・マクブライドだったのだ!■仲良し三人組のヒロインたちの恋愛を都会的なタッチで描いた物語です。
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-ダニはコロラド州の田舎町で、病身の父に代わってレッカー会社を切りまわす日々を送っていた。ある豪雨の夜、立ち往生する車中から男性客を救い出す。ハンターと名乗る彼は、漆黒の髪をしたハンサムな若い男性で、背筋がぞくっとするほどセクシーだ。宿が見つからずに困っていた彼を、ダニは自宅に泊まらせることにした。翌朝、忙しく働くダニの姿を見たハンターから、3週間の仕事の休暇中、ここで手伝いをさせてほしいと言われる。ダニは警戒しながらも申し出を受け入れた。しかしまだ、ハンターがアメリカで有数の重要人物だとは知らなかった。
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-身勝手な両親と婚約者を持つルーシーは、奴隷のような従順さだけを要求され、窮屈な日々を送っていた。ある日、趣味で買ったチャリティくじの番号を調べていて、自分が別荘や旅行、高級車などを当てたことに気づく。しかしなぜか当選者として発表されていたのは、ベン・カプリアティという男性だった。横取りされたと思ったルーシーは賞品である別荘に乗り込んでいく。ところが、ベンも自分の正当性を主張して譲らない。意地になった2人は賞品の権利についての裁定が下るまでの7日間、別荘での同居を決めるが、事態は意外な展開を迎えて……。
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-メアリーは資産家の老婦人を介護している。敬愛する雇主のため、15年も帰郷していない彼女の孫息子を、このままでは遺産相続人からはずされると脅して呼び寄せた。とんでもない放蕩者だという噂どおり、現れた孫息子は軽薄な男に見えた。だが、ほどなく彼女はその瞳の奥に宿る誠実そうな光に気づく。彼が誠実? まさか! こんな男に惑わされてはだめよ!メアリーは厳しく自分を戒めた。そのとき彼女はまったく知らなかった。実は、弁護士のタガートが孫息子の代役を演じていることを。
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-スキャンダルにまみれた名前もキャリアも捨て、レインは誰も知る人のいない町で、小さな書店を営みながらひっそりと暮らしていた。ある日、店の前に止めた車が追突された。スポーツカーから降りてきた男性を見て、レインは身構えた。タイラー・マッケイ――名家の御曹子でプレイボーイ。彼のような男性とかかわれば、素性があかされる可能性も高くなる。気をつけなくては。だが、レインのこわばった表情にも頓着せず、タイラーはセクシーな笑みをたたえて近づいてきた。
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-夢だったフラワーショップを独力で開業したレベッカは、店で忙しく立ち働きながら、温かな気持ちに包まれていた。花に囲まれていれば安全だ。つい数日前、第1発見者となってしまった殺人現場の様相も、何もかも忘れることができる。そんなひとときの安らぎは、ロブと名乗る男によって破られた。店まで訪ねてきた彼は、笑顔1つ見せないまま、執拗に殺人事件について質問し、尾行まで始めた。私を容疑者扱いしているんだわ!レベッカは怒りに震えた。■眼光鋭い男たちが捜査のさなかに恋の事件を巻き起こす!? 『華麗なる紳士たち:最後の独身貴族』2話目の本作は、セクシーな探偵ロブが主人公。冒頭のニュース速報もお見逃しなく!
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5.0ジェンマは焦りを感じていた。一流誌の副編集長にまでのぼりつめ、まもなく編集長になれると信じていた。だが会社が買収されることになり、新しい編集長を迎えるというもっぱらの噂なのだ。ある朝、新しい社長のオフィスに呼ばれ、デスクの向こうにいる男性の顔を見てジェンマは凍りついた。マーカス。数年前、心から愛した男性。しかしある出来事をきっかけに、ジェンマは彼から身を引いたのだ。さらに大きな秘密があることを彼に告げないまま。
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-カリブ海に浮かぶ島で開かれた会社のセミナーに参加したリーラは出会ってからたった3日でダンテ・ロッシの腕に抱かれた。善悪や道徳は問題ではなかった。目が合った瞬間、恋に落ちていた。社長であるダンテと新入社員の彼女が愛を交わせば、どんな結果を招くことになるかわかってはいても。リーラが予期したとおり、2人の関係は社内の噂になった。昇進やお金目当てと陰口をたたかれ、ダンテの評判にも傷がつくことをリーラは恐れたが、彼は意に介さず、2人の情熱の炎も燃え尽きることはなかった。リーラがかつてつき合っていた男性が再び現れるまでは。
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4.0ロンドンの公邸に滞在中のモントリーノ公国皇太子――アレグザンダー・オーシーノと面会できるなんて!ローラは自分の幸運が信じられなかった。中世の名残をとどめる国の皇太子アレグザンダーは、まるで専制君主のように独裁的で、面会はいっさい受けつけないという評判だったからだ。壮麗な公邸で支配者然とした皇太子と会ったとき、彼のあまり幸せそうではない様子に、ローラはふつうの生活の楽しさを教えてあげたくなった。その気持ちが一大スキャンダルを招くことになるとも知らず……。
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3.0「きみは自分が何をしたのか、わかっているんだろうな!」激昂したヘラクリオンに体を揺さぶられながら、花嫁の長いベールを脱いだフェニーは罪悪感に苛まれていた。神の前で結婚の誓いを立てた相手が美しい婚約者ペネラではなく、地味でさえないその従妹だったとわかれば、激怒して当然だ。でも、奔放なペネラは恋人とアメリカへ逃げてしまった。そして私は、ひそかにヘラクリオンを愛していたのだ……。フェニーはエーゲ海の島に立つ白亜の館に迎え入れられた。男の子をひとり産み、その子を置いて去れという条件のもとに。
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-母親を亡くして以来、エマはいつも妹の尻ぬぐいをしてきた。だが、今度ばかりはエマにも手に負えない厄介事が舞いこんだ。敏腕実業家として知られるドレイクの車を、妹が壊したのだ。代償として、エマは彼の雑誌に出るよう求められ愕然とする。その男性誌は彼が最近傘下におさめた出版社のもので、女性のヌード写真も扱うほど扇情的なものだ。モデルでもない私があんな雑誌に出なければならないなんて。断れば妹を相手に訴訟を起こすと脅され、エマは力なくつぶやいた――承諾するしかありません、と。
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-夫の遺言を聞き、トリスは唖然とした。恵まれない少年を引き取り育てる施設クラカハ・ハウスを、スティーブと一緒に共同運営するよう命じられていたのだ。ビジネスの才能を見出されて嫁いできたときから、夫の右腕スティーブは、彼女を嫌っていることを隠そうともせず、ついにはハウスを出ていってしまった。そんな彼とともに働くなんてできるのだろうか?不安を隠せないトリスに向かって、前と変わらぬ嫌悪の表情を浮かべてスティーブは言った。「ここにいたくないなら、金を持って出ていけばいい」■憎まれていると知りながら、スティーブを愛してしまったトリス。彼の誤解を解ける日はやってくるのでしょうか?
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-こんな女に祖母を食い物にされてたまるか!祖母クレアが大金をはたいて古い建物を買ったと聞き、デイヴィッドはそれを手伝った若い女性をにらみつけた。きっと彼女は詐欺師に違いない。僕が監視しなくては。こんな男にクレアの夢を潰させはしないわ!アイスクリーム・パーラーを開くという友人の願いを叶えるべく、アナスタシアは多大な協力をしてきた。今それを阻むために現れたデイヴィッドを見て、彼女は一戦交える覚悟を決めた。■USAトゥデイのベストセラーリストにも登場歴のある作家C.リンツの描くミニシリーズ『マリッジ・メイカーズ』。最終話は自由をこよなく愛するヒロイン、アナスタシアを結婚させようと、妖精たちが最後のがんばりを見せます。
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-2年前、カトリンはかつて暮らしたカナダに帰り、リゾートのウエートレスとして働きはじめた。黒縁の眼鏡をかけ、髪を引っつめにし、ひたすら目立たないようにして。だが、ある日、その静かな生活が脅かされることになった。仕事でリゾートを訪れたルークという男性が興味を示してきたのだ。こんな地味な外見のどこに惹かれたのだろう?結婚していると嘘をついても、彼はあきらめようとしない。それどころか、どこかで会ったことがあるとまで言いだした。私がひた隠しにしている過去に勘づいたのだろうか。「あなたの狙いはなんなの?」不安に耐えきれず、彼女は問いただした。
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-ブレナは母と姉と3人で楽しく暮らしていたが、12歳のとき、母が大地主パトリック・ウェイドと再婚したため、故郷イギリスを離れてカナダへ渡った。それから数年――継父も母も亡くなり、姉はウェイド家の下の息子と恋に落ちて結婚した。一方、ブレナはイギリスの大学を選び、卒業した今も戻る気はない。すべてお金で解決できると思っているようなウェイド家の男たち。とりわけ長男のネイサンとは2度と会いたくない。愛してもいないのに、わたしにプロポーズしたりして……。彼はパトリックがわたしにも残した遺産を取り戻したいだけなのだから。 ■いまや現代物でも歴史物でも大人気のC・モーティマー。“話巧者”と評されるゆえんが随所に感じられる名作をリバイバルいたします。
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-何不自由ない、落ち着いた生活に満足していたコレット。そんな彼女のもとに、突然1人の男性が訪ねてくる。セクシーな雰囲気を持つその男性はタナー・ロスマンと名乗り、家出をしてコレットの家に身を寄せた妹を連れ戻しに来たと語った。兄との面会を拒むジーナをなだめて話し合いの場を設けたものの、タナーもジーナも反発し合い、互いに譲らない。見かねたコレットは、仕方なく折衷案を提示した。“タナーは数日間ジーナの生活ぶりを見て、納得したら帰る”しかしそのとき、コレットは思いもしなかった。タナーの滞在によって、自分の心も人生も狂わされてしまうことを。■実力派作家カーラ・キャシディの魅力あふれる、おすすめの作品です。
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-住み慣れた町を出て都会でデザイナーを目指す。工場に勤めるケイトリンの望みはそれだけだった。恋をする時間などない――ましてクレイのような流れ者のプレイボーイなら特に。だが、ケイトリンは彼の強烈な魅力にあらがえなかった。かわいらしい事務の職員がいるとはラッキーだ。クレイは心の中でほくそえんだ。工場の横領疑惑を調査するため、彼は身分を隠してこの町へ来た。ケイトリンなら有益な情報源になるうえに、別の楽しみも味わえるに違いない。とっておきの笑みを浮かべ、彼はケイトリンを見つめた。
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-エイミは田舎町にある小さな書店の店主だ。仕事は順調で、平凡な生活にも満足している。だが、1つだけ気がかりなことがあった。幼児期に事故で両親を失い、出生が謎に包まれたままなのだ。両親は身元不明者で、彼女の本名すら定かではなかった。ある晩、店を閉めようとしていたエイミの前に見知らぬ男性が現れる。ルフトハニア王国の秘書官と名乗るその男の話に、エイミは耳を疑った。王国の正当な継承権を持つ王女である彼女を国に連れ帰って、王位を正式に返還したいというのだ。私がプリンセス?笑いながらも、エイミは奇妙な予感に体が震えた。
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-キャサリンはイギリス郊外の小さな島で暮らしてきた。素朴な人々と大自然に囲まれる生活。贅沢なものはないけれど、この幸せは何ものにも換えがたい。だが、島の持ち主だった老女が突然亡くなり、島を譲られたのは資産家の男性だった。ビジネスのことしか頭にない都会の男性にとっては、なんの価値もない島だ。でも、ここを追い出されれば私は……。怯えを胸に、キャサリンは直談判に行くことを決意する。樹木の茂る庭を横切り、邸宅の前に立つと、鋭い男の声が飛んできた。「君はぼくの土地に無断で入っている」振り向いて驚くほどセクシーな顔を見つめ、彼女はただ言葉を失った。
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-ステファニーは、友人たちと旅行に出かけたアフリカで、予期せぬけがを負った現地ガイドの代わりに滞在先の動物保護区で働くことになった。やり手の経営者フレイザーは、彼女を初日からこき使う。そんな彼に反発を覚えながらも、ステファニーは、大自然の中で暮らすすばらしさに目覚めていく気がした。だが、働き始めて間もないある日、フレイザーの侮蔑的な言葉が彼女の心を引き裂いた。「明日から君は夜も僕のコテージで過ごすんだ」次の瞬間、ステファニーの手は彼の頬を激しく叩いていた。
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3.5ティモンと出会ったきっかけは一風変わっていた。エロイーズが階段で転んだとき、持っていたパイナップルを彼にぶつけてしまったのだ。驚いたことに彼は、つぶれたパイナップルの代わりにと、たくさんのフルーツを贈ってくれた。もう会うこともない相手とはいえ、エロイーズの心はときめいた。ところが思いがけず、彼女は友人の家でティモンと再会する。彼は家柄のよい、優秀な医師だった。私なんてお呼びじゃない。住む世界が違いすぎる。けれど、そっと見つめるだけなら許されるはず……。■大家ベティ・ニールズが描く、心温まる物語。風変わりな出会いには、どんな結末が待っているのでしょうか?
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-スーパーモデルの妹を持つイジーは、今まで自分の外見に自信を持てずに生きてきた。ある日、仕事がらみのパーティで酔った彼女は、ゴージャスな男性と一緒に踊り、夢見心地でキスを交わした。そして、美しいと言ってくれたその男性に誘われるまま、彼の家に行き、一夜をともにしてしまう。目覚めたとき、イジーは自分の行動に呆然として逃げ出した。名前も知らない彼ともう二度と会うことはないだろう。あれは夢だったのだ。イジーは自分に言い聞かせたが、時をおかず、思いがけない場所で彼と顔を合わせるはめになった。■お待たせしました! 「臆病な花嫁」で脇役として登場していたイジーがいよいよヒロインとして登場します。長年のキャリアを誇るソフィー・ウエストンの描くドラマティックな物語をお楽しみください。
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-ブラジルの石油会社に就職した婚約者に会うため、ドミニクは現地を訪れた。だが空港で彼女を迎えたのは、婚約者の雇い主であるヴィンセンテ・サントスだった。 漆黒の髪、褐色の肌、不思議な光をたたえた琥珀色の瞳――その男は彼女が出会った中で最も魅力的な男と言えた。ヴィンセンテはどこかからかうような口調でドミニクに告げた。「残念ながら、あなたのフィアンセはここに来られない」温室育ちのドミニクに予期するすべはなかった。婚約者の裏切りも、目の前の男が仕掛けた残酷な罠も。
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