TL小説作品一覧
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3.8厳しい淑女教育を受けてきた侯爵令嬢のアデラ。本当は好奇心旺盛だけれど、猫をかぶって両親に従ってきた。王太子殿下の妃候補の一人に選ばれたが、アデラ以外は皆、公爵令嬢。宰相のジェフリーが大本命で推す妃候補もいる様子……。妃候補を一堂に集めたサロンで、『変わった趣味』を持つ紫眼の王太子トバイアスは実験装置を披露。王太子の「なにか質問は?」の問いかけに応じたアデラは、後日トバイアスから城に招待され、やがて秘密の実験室でトバイアスの手伝いまでするようになっていった。3年が経ち、トバイアスの国王即位の日。実験仲間にすぎないと思っていたアデラだが、なんとトバイアスから求婚されて夢心地。やっと二人きりになれた馴染みの実験室で、「きみの胸の揺れ方を、調べたい」と乞われ――。一方、城の中ではアデラを妃と認めないジェフリーの罠が散りばめられていて……。
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-「抗うことは許さない。俺の妃になっていただく」ナイトフォールベイの王女フィオナが嫁ぐ前夜、元許嫁でありランズエンドの国王陛下となったライアンが、フィオナを攫いにきて監禁してしまう。別の国に嫁ぐのはフィオナの心変わりと誤解され、ベッドへ押し倒され、ライアンからの熱い愛撫を与えられ、強引に純潔を散らされてしまう。誤解が解けないまま、ふと優しく触れてくる指先に縋りたくなるけど、ライアンは初恋の人が忘れられないと聞かされて……。父王を追放し国王陛下となった王子×国のため身を捧げる王女の真実の愛 ※1~4話『略奪の花嫁』改稿版 ※セット版との重複購入にご注意ください。
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3.6領地でのんびりと平和に暮らすリュシーには結婚を約束した相手がいる。幼い頃、身体の弱かったリュシーが湯治で訪れていた地で出会った6つ年上の少年・アル。「大人になったら迎えに行くから」とっくに成人しているはずのアルからの連絡はなく、いまだ約束は果たされないまま。そんなリュシーのもとに、突然隣国の王・クラースから結婚の打診がきた。なぜ、王家の娘ではなく貴族の娘に!?と、自国の王含め、みんなが驚くが、大国からの申し出を無碍にはできない。国のためにとリュシーは承諾してしまう。準備はとんとん拍子で進み、結婚式のひと月前。隣国へ到着したリュシーが目にしたのは天をつくほどの大男が、親しげに話しかけてくるさまだった。国王陛下、わたし、どこかでお会いしましたっけ…?【著者紹介】永久 めぐる(トワ メグル)茨城県出身、千葉県在住。2012年よりweb上で小説を公開。2013年書籍デビュー。代表作:『臨時受付嬢の恋愛事情』『旦那さま、誘惑させていただきます!』
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3.5侍女のアンリーヌは幼い頃から仕える公爵令嬢に頼まれ、身代わりで貴族のふりをし仮面舞踏会に参加する。舞踏会では皆、正体を隠して結婚相手を探すという。そこでバイオレットアイの運命の人と出会った彼女だが、その一夜で子供を授かってしまう。妊娠したことで公爵家を追い出され生まれた息子と二人で生きていく決意をする。就職した王宮で出会った国王ディナールは運命の人と同じ髪と瞳の色をしていた。心通わせた彼に求婚されるも、息子のことや身分差で応じられないアンリーヌだったが、ディナールを隣国の王女と結婚させたい王太后の迫害で、遂には王宮を去ることになる。親切な老夫婦に助けられた彼女は、仕事を探すがなかなか見つからない。過労で病に倒れてしまったアンリーヌに王宮からの迎えが来る。「ずっと探していたんだ」「ディナール様が彼だったなんて信じられません」運命の人、息子の父親はディナールだった。「俺はアンリーヌと結婚がしたい。そして、一緒に息子を育てていきたい」「何があっても大丈夫だ。必ず俺が守る」真摯な告白に心が揺れたが、身分差故に祝福されないだろうと言うアンリーヌに、ディナールは彼女の出生には秘密があると告げて…?
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3.5男女の未婚率が著しく増加した現代。以前の恋の経験から次の恋愛に踏み切れず、自分の殻を破ることができないでいた瑚花は、友人に勧められて『Love from the body』という身体からのお付き合いを前提としたお見合いサービスに足を運ぶことになる。そこで出会ったのは、モデルから転身し、現在、国民的人気俳優として活躍している睦城周だった。「身体が繋がったら、次は心を繋げたいと思っている。そのために次も瑚花に会いたい」。身も心も優しく解きほぐしてくれる彼に惹かれる瑚花。自らが抱えている秘密を打ち明ける決心が出来ない瑚花に、彼は『自分も秘密を持っている』と打ち明けてきて――!?
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3.0「あぁ、絡みついて、私を離さないな、ルゥルゥ」 はちきれんばかりに昂った雄の欲棒が、後ろから獣のように押し込まれる。 熱い吐息とともにうなじに噛みつかれ、私は強すぎる快楽に堕ちていく……。 〝血濡れた獣人王〟と呼ばれる皇帝イーチェン。後宮に捧げられた処女の生き血を吸っている──そんな噂が立つほど恐れられる彼のもとに、ルゥルゥは義姉の身代わりとして嫁ぐことに。最初は怯えていたが、『時渡りの石』の力で過去に飛ばされ、彼の悲惨な境遇を知る。愛を知らない彼の力になりたいと、ルゥルゥは身分を隠し女官としてもイーチェンの傍に侍るようになるのだが――。運命の下に導かれる、二人の愛の奇跡。
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3.8没落した貴族の娘タリサは、森の小屋で細々と暮らしている。ある雨上がりの日、森の中でタリサは高貴な身分と思しき青年と出会う。ところが、顔見知りの少年クルトがリスを狙うつもりで放った矢が彼に向かっているのを目の当たりにし、青年をかばって自らの肩に傷を負ってしまう。そしてその青年とは、近隣に狩りに訪れていた国王。狼藉を働いたとクルトを咎める国王に、許しを乞うタリサの意識はやがて遠のいていき、気がつくと王城で手厚い看護を受けていた。命の恩人のタリサに、国王ディートフリートは手ずから食事の世話をしようとしたり、毎日贈り物と部屋に届けたり……。ある日タリサは、ディートフリートが10年前の内乱で婚約者を亡くしたことを知る。その婚約者は、タリサと同じように王をかばって矢を受けたのだという。やがて城内の貴族の令嬢たちからいやがらせを受けるようになる。早く元気になって城を出なければ。しかしその想いとは裏腹に、ディートフリートとの静かな語らいが、タリサを癒していくのだが……。
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4.4真面目に愚直に、仕事に邁進してきた桐ケ崎茜音、二十九歳。お陰で、起業した会社の業績は上々なものの、恋や結婚とは縁遠い日々を過ごしていた。――結婚はしなくとも、自力で生きていくし、それでいい。だけど、どうしても血を分けた自分の子供が欲しい。そう思案していたところ親友から「同じような状況の男性がいる」と、ある人を紹介される。その人物はなんと、超有名IT企業のCEO・菱橋龍之介! どうやら彼は、ステータス狙いで擦り寄ってくる女性に疲れ、後継者だけ望んでいるようだった。こうして二人は契約出産のパートナーとなったところ……無機質な関係かと思いきや、ベッドの彼は情熱的で、しかもとろけるほどに甘く優しくて? 恋より本能に忠実なエクスタシー・ラブ! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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-ヒトが魔力を持つのが当然の世界。王女にもかかわらず魔力なしのために蔑まれ、王国から追放されて森の中でひっそりと暮らしてきたフェリシア。森に住む精霊や魔獣たちに慕われながら、魔力を蓄えることができる青薔薇の研究をしていた。ある日彼女は、謎の光に導かれた先で倒れている美青年を見つけ助ける。マティウスと名乗る彼は「伝承の青薔薇の姫君」を探していると言うが、訳アリな様子でしばらくフェリシアの元に滞在することに。たびたび暴走して制御できなくなるマティウスの魔力を口づけで抑止するフェリシアはやがて彼の正体を知らされて……。それぞれの境遇で孤独に生きてきた二人が、偽りの婚姻から真実の愛に辿り着くまでのファンタジーラブストーリー。
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3.0「生き返らせても、また沈めるだけだ!」「沈められたら、また生き返らせる」 支配しては支配され、という関係を長い歴史で繰り返してきた二国。それぞれの国で筆頭魔導士を務めるアガリスタとジェレマイアは戦では力をぶつけ合う敵同士だが、実は愛し合っている恋人同士でもあった。ふたりは強大な力を持つ者だからこそ抱える孤独を共有できる唯一無二の存在。 「やられっぱなしは性にあわないんでな」「そうはいかな…」――普段互いの国を背負い争うふたりは、愛し合う時も全力。戦争では魔法でぶつかり、ふたりきりの時は熱い愛を交わし乱し合って――敵国である限り関係を知られてはいけないふたりだけど、幸せな未来を夢見ていて……?
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-「このまま、中で出すから……もう、どこへも行かせないって、決めた」一度は婚約破棄をしたものの、再び元婚約者である第三王子ジークハルトと結婚することになった伯爵令嬢のレーナ。初恋の相手とはいえ、別れた時の彼の安堵した表情がずっと胸に突き刺さっていて……。案の定、再会した彼はレーナに冷たいが、初夜をきっかけに徐々にその冷たい仮面がはがれ始める。そして彼女を突き放す理由となった王家の陰謀が明らかになった時、ジークハルトは長く己を戒めていた箍を外してレーナを激しく愛し始める。本当の意味で初恋の相手と繋がった悦びに、新婚の二人はなかなか自分を抑えられず――? ※セット版との重複購入にご注意ください。
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5.0禁忌を犯したことで重傷を負ったミリアは、目が覚めると、冷たく整った容貌と厳格なことで有名な騎士団長・ユアンの腕の中にいた。貴族で構成された青の騎士団のユアンと、平民で構成された赤の騎士団のミリアは、敵対していたはずなのになぜ? なんと彼は、触れた身体から自分の魔力を分け与えることでミリアの命を救ってくれたのだった。敵ながらも高潔で知られる彼に介抱をされるなんて、禁術などに手を出した自分にそんな価値はないと、ユアンを拒否するミリア。しかし、いくら断ってもユアンはミリアを放そうとはしなくて…。「君が私を置いて死ぬことは許さない」全てを失った人生の先で巡り合う純愛の物語。 ※セット版との重複購入にご注意ください。
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3.8ヒンメル王国・第三王女、レティシア・ダルトワは『魔女』である──それは、国民たちの間でまことしやかに囁かれている噂だった。人の心が読めるという特別な力を持つがために城から離れた塔に軟禁されてしまったレティシアだが、今では畑を作ったり、山羊を飼ってみたりなど悠々自適な生活を満喫中。そんな彼女が突然、巨大国家・アステリア帝国に嫁ぐことになる。帝国と和平交渉を進めるために人質として差し出されたレティシアは皇帝クロードの妃候補として迎えられるが、気性が荒く冷酷と噂の彼は確かに表情というものがほとんどなく、臣下からも恐れられているよう。しかし彼と接していくうちに、心の声は少し違っていることに気づき……?
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-七菜《なな》と剛《ごう》は恋人同士。剛の仕事が忙しいために、今年のクリスマスは一緒に過ごすことができなかった。「せめて新しい年が来る前に顔を見たいのに」ずっと待ち続けても、剛はメール一本送ってくれない。「これって、私なら放っておいても平気っていう意味」クリスマスは恋人たちにとって特別な日。大晦日とお正月は家族が身を寄せ合って過ごす時。「私たちって中途半端な関係だわ……」切ろうと思えばいつでも切ることができる。別離と背中合わせの関係。不安でいっぱいの七菜に合コンの誘いが舞い込み、断る口実も浮かばずに参加した。
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2.0「そんな不安そうな顔、せんといてや。もうやめられんて言うたやろ」 結婚を考えていた年下彼氏に浮気され、やけ酒を飲んでいた水沢香苗。傷ついた心にうかんだのは、まぁるいまぁるいたこ焼き。精悍な顔立ちにたくましい肉体を持ち、少年みたいな笑顔で接客をしている店主のたこ焼きなら癒やされる! と思い込んだ香苗は、酔ったまま馴染みのたこ焼き屋へと向かう。 閉店していることに悲しくなった香苗は、店の前で思わず泣き出してしまう。夜も遅いというのに、やさしい声を香苗にかけてくれたのは、たこ焼き屋の店主・三上良平だった。 店内に通された香苗は良平に癒やしを求め、キスをせがむ。唇を貪り合い、彼の欲の象徴を口に含むと最初は拒んでいた彼も本気モードに……。 「俺、こんな魅力的な女に会うたんは、はじめてや」 いままでにないほど甘く心地よいセックスに身も心も溶かされ、その翌日から良平と付き合うことになっのだが。元彼が「よりを戻そう」としつこく迫ってきて……。
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-元婚約者の度重なる浮気とその浮気相手からの嫌がらせが原因で、『心の病』を患ってしまったフランチェスカ。失意の彼女に打診されたのは、なんと気難しく貴族嫌いで知られる辺境伯ルガートとの縁談だった。さらに彼はフランチェスカの『心の病』を治すため、生活習慣の改善を提案してきて!? ルガート監修の超健康的な生活に初めは戸惑うフランチェスカだけれど――「俺が側についていてやる」心に傷を負った自分に温かく寄り添ってくれる彼をいつしか意識するようになって…。見た目はコワモテな熱血辺境伯×『心の病』を抱えた令嬢の健康促進(?)ラブストーリー! ※セット版との重複購入にご注意ください。
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3.0突然癒やしの力に目覚め聖女候補となったクラリスは、貴重な力を利用しようとたくらむ輩に媚薬をもられてしまう。顔も身体も甲冑で覆い隠した騎士“隊長さん”に助けられ、「今は私に身を委ねていればいい」と淫熱を散らされる。翌日。彼の訪れを待ちわびていたが、現れたのは初めて見る美しい貴族騎士、エリオットだった。まっすぐで弟のような“エリオット君”と逞しく大人な“隊長さん”、二人が交代で護衛につくことに疑いを持たないクラリスだったのだが――「誰が君にこんなことをしているのか、目を逸らさずに見ていろ」。覚え込ませるように独占欲を深く刻みつけられ!? 庶民派聖女×謎(?)の甲冑騎士、こじらせすれ違いラブ・コメディ! ※セット版との重複購入にご注意ください。
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3.8修道女見習いのイルゼのもとへ、ある日、謎の老婦人メグが訪ねてくる。持ち込まれたのは、女性を毛嫌いしている甥侯爵との見合い話。戸惑うイルゼだったが、これも修行のうちと修道院から送り出され、メグにエディヘルト侯爵と引き合わされた。当主のジークムントは女嫌いどころか人嫌いのようで、使用人も寄せつけず、大きな屋敷にたった一人で住んでいる。庭も部屋も荒れ放題。「結婚するつもりなどない」と断固拒絶する侯爵に、イルゼは修道院を磨き上げた経験から、埃をかぶった部屋が気になって仕方がない。それに食事は? 洗濯は? 私を花嫁候補ではなく、使用人として雇っていただけないか。イルゼの口をついたのはそんな言葉だった。もともと結婚願望はゼロのイルゼ。甲斐甲斐しく働く彼女はジークムントの心をほぐしていくが、ある日彼の秘密を知ってしまい……。
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4.030歳になった大塚千柚梨には、忘れられない幼馴染がいる。20年前、千柚梨の転校を機に離れ離れになってしまった、ぽっちゃりとしたクマのような体型の「クマ太郎」こと宮坂功太郎。ある日届いた同窓会のお知らせに、「卒業していない学校の同窓会に行くのは……」と思いつつもクマ太郎に会いたい一心で参加した千柚梨。しかし、30歳になった功太郎は千柚梨の思い出の中の「クマ太郎」とは全くの別人だった。日本人離れした高身長に引き締まったたくましい体。男らしい整った顔立ち。信じられないような変貌を遂げた功太郎に戸惑う千柚梨だったが、功太郎は千柚梨に「昔のように仲良くして欲しい」と懇願してきて……。
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4.4小さな花屋で駆け出しのフラワーコーディネーターとして働く瑠香は、花の生け込みを依頼され新規オープン予定のホテルへ赴く。その外資系超高級ホテルの総支配人は、五年前一方的に逃げ別れた元カレ・雪弥だった!ある出来事をきかっけに、愛する彼の元を去った瑠香。再会に動揺しながらも仕事に集中しようとするが「──どうして俺を捨てたんだ?」彼をひどく傷つけたことに罪悪感を覚える瑠香は、復縁を迫られ逆らうこともできない。彼によって開発された敏感な身体はあっというまに熱をもつ。別れた本当の理由を言わない瑠香への深い執着は、やがて甘い溺愛へと変わってゆき──。
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2.0外資系スーパーのマーケティングマネージャーとして働く二九歳の風花は、今日もベッドの上でM字に自縛し、愛用の玩具たちで一人慰めながら「彼」に激しく犯される妄想に浸っていた。「彼」とは、風花の初恋の人であり、彼女に今もなお癒えない傷をつけた裏切り者、「海斗」という元同級生だ。ある日、新しい玩具を購入しようとサイトを巡っていると『運命の恋を引き寄せるバイブ』という商品を見つけ、好奇心から購入してしまう。怪しげな玩具を購入して数日後、社長家のホームパーティーの手伝いに呼ばれた風花は、唐突に紹介したい男性がいると告げられる。しかもその相手は毎夜のように妄想していた彼――海斗で!? 「風花さんにせっかく会えたのにこれっきりだなんて、俺は嫌だ」。『運命の恋を引き寄せるバイブ』によって、拗らせ女子・風花の止まっていた運命も動き出す――!?
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4.0とあるお屋敷の管理人として、悠々自適なひとり暮らしをしていた二十七歳のさやか。そんな彼女のもとにある日、天敵の御曹司・彰一が現れた! 彼は「この家は俺が買い取った」と宣言し、今日からここで一緒に暮らすと言い出す。彼の真意がわからず警戒するさやかだけれど、彰一は「俺を見くびるな」と余裕綽々。その態度にカチンときたさやかは、勢いで同居することを決めてしまい――? 基本は暴君、ときどき過保護な彼との生活は、ドキドキするようなハプニングの連続!? 素直になれないふたりの、スイート・ラブバトル。 ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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3.3「問題ないよな。俺たちは男同士みたいなものだし」──恋愛シャットアウト状態の小田島尚子。社内外の女性から人気の黒瀬逸人とは同期で、性別を超えた気の合う関係。ある日、後輩女子社員から逸人との仲を取り持ってほしいと懇願され、尚子は飲み会をセッティング。後日、二人がうまくいったようだと知った尚子が逸人に祝福の言葉を告げると、逸人はふたりきりでのお祝いを要求してきた。高級なお店で彼と向かい合う時間に緊張し、つい飲みすぎてしまった尚子は逸人に介抱されホテルの一室へ。そこで逸人の『男性』をあからさまに感じさせられる。でも彼にはもう恋人がいる──チクチクと痛みだす胸に逸人への想いを自覚させられて……
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2.8グラフトン公爵家の一人娘オーレリアは妖精と会話ができる。これは珍しい力であったため周りから変人扱いをされ、引きこもりがちになっていた。そんなある日、王太子ダグラスがオーレリアのもとを訪ねてきた。突然の訪問に驚いたのもつかの間、ダグラスから求婚されるオーレリア。この国の安寧には妖精との対話が必要なのだという。自分に王太子妃など務まるはずがないと考えたオーレリアは、ダグラスに侍女として仕えることを提案するも、すぐに却下されてしまう。しかしそこには彼なりの真摯な理由があって……? そして一緒に過ごしていくうちに、二人は強く惹かれあっていき――「優しいきみのことを……もっと知りたい」
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4.0子どもの頃、偶然出会ったハーフの高校生に向かって「お婿さんにしてあげる!」と宣った莉香。あまりに恥ずかしい記憶に祟られ、異性に近づけない体質になってしまった…。そういうわけで結婚はあきらめて一人で生きていこうと決めた莉香は、就職が決まった弁護士事務所へ初出勤!張り切る莉香に紹介されたのはなんと金髪碧眼の超イケメン弁護士、ジョー・ロットン・高橋。さすがの莉香もドキドキ!だが、ジョーに見つめられてハッと息をのむ。そして戦慄が!このイケメンは…っ!その瞬間、莉香の意識は遠い宇宙の彼方に飛んで……ようやく意識を取り戻した莉香にジョーが甘く囁く。「お婿さんにしてくれるんだろ? 責任とってもらわないと」
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4.3天涯孤独の遥は、家族の縁が薄いことから「家族が欲しい」という願望が強い。しかし何年も付き合っていた彼氏に遥と結婚する意思がないことがわかり別れることに。 そんな時、大学時代のサークルで世話になっていた宮関から「俺と子どもを作ろうか」と契約結婚をもちかけられて……。
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-子ども好きの小百合は早く家族をつくりたくて婚活していたが、長身であることを理由に振られてしまう。それを慰めてくれたのは幼馴染の優しい御曹司・理生だった。そのうえ彼は、「子どもが欲しいだけなら、愛だの恋だの関係なく俺と結婚しよう」と小百合にプロポーズ! なんでも理生は理生で家庭を持つよう、両親に急かされているのだそうだ。プロポーズを勢いでの冗談だと思った小百合が承諾すると、彼はどんどん話をすすめてしまう。そうして流されるままに始まった新婚生活で、小百合は理生に死ぬほど甘くとろかされる。「愛のない」結婚のはずなのに、どうしても理生に惹かれてしまい――!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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-女王の命で婿探しの旅に出た、“戦女神の里・ウラノス国”の女騎士“炎の戦姫”ヴィクトリアは、マーカス王国で知り合った王弟イザヤに協力してもらう代わりに偽の恋人役を引き受ける。夫を連れて帰るか子供を作る使命を果たすため、イザヤに指導を受けるヴィクトリアは、飄々としながらも強く美しい彼に魅かれていく。「ねぇ、気持ち良くなりたくて俺が欲しいの? 子供が欲しくて俺が欲しいの? 王族と接点を持ちたい? それとも違う理由?」「――イザヤ様に私の花園の扉を開けてほしいからです。一つになりたいからです」。甘く淫らな閨の練習の果てに、一線を越える二人。しかしお互いの立場がそれを許さない。「……ううん。俺を好きになっちゃダメだよ」「イザヤ様はずるいですね」。なにも答えてくれない、ずるい男と知りながらヴィクトリアはイザヤを諦めることができない。招待された国王主催の舞踏会で、イザヤが王位簒奪を疑われていることを知ったヴィクトリアは、彼の名誉を守るために騎士団長と決闘する。一方イザヤはヴィクトリアの故郷ウラノス国へ野心を見せる兄王と対峙して…?
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4.3「リル……ずっとキスしたかった。君に触れたかったよ」――ブラックバーン家の子孫を残すため、政略結婚で嫁いできたリルディアンカ。一目で夫・アークロッドに恋したのだが、距離を縮めることができないままクールな夫は戦に駆り出され、離ればなれに。それから5年経ち、ようやく夫が帰ってきた! アークロッドは精悍さを増し、そのますます魅力的な姿に胸を高鳴らせたリルディアンカは、夫に駆け寄ると熱い抱擁とキスをされ――という妄想の世界に一瞬で飛び立った。そんな妻の姿を不思議そうに見つめるアークロッドだが、なんと彼はそれ以上に濃厚な妄想を……!? 超・純情な若夫婦は、すれ違いと欲望が止まらない――!
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3.5王子の成人を祝うため、首都で開かれるパーティに参加した田舎の男爵令嬢セラフィーナ。シャルドワ王国には、正妃と側妃から同時期に生まれた二人の王子がいる。幼少から優秀と評判だった側妃の子リカルドだが、幼い頃に母を毒殺されたショックで幼児退行した状態が続いており、陰で「ポンコツ王子」とあだ名されていた。パーティの夜、ひょんなことからその「ポンコツ」が演技であることを知ったセラフィーナは、「秘密を知ったからには自分と婚約し、目論見のために子を産め」と迫られて――!? 口封じと子をもうけるための婚約のはずが、セラフィーナに触れる手はどこまでも優しくて…… ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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-浜辺の村で、ミオは父親と二人で暮らしていた。父親は、薬草の行商をしながら絵を描いている。貧しくとも穏やかな生活に、ミオは心から満足していた。ある晩、名前を呼ばれて目が覚めた。声が聞こえるわけではない。誰かが、ミオの頭の中に呼びかけているのだ。夜が明けてから父親に打ち明けると、「それは呼び言《よびこと》だ。ミオは生まれた村へ帰らねばならない」と言われた。ミオは「言乃葉《ことのは》一族」の末裔だからと。ミオと父親は、山間にある野茂乃《のもの》村を目指した。そこには、祖母・母親・姉の三人が待っていた。ミオは、敵対する乃露《のろ》一族のカノエ、玄太郎と友情を育むが……
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-女王様気質のすみれは、大学生をしながら週末はレースクイーンをしているスタイル抜群の女の子。大学デビューした幼なじみ・太郎なんて、全く相手にしていないはずなのに、他の女の子といるのを見ると腹が立ってしまう。ある日クラブで太郎と喧嘩になり、そのまま勢いでラブホテルに連れ込んで自分から押し倒してしまう。「私に触って欲しかったら、自分で裸になりなさいよ」なんて、肉食系丸出しのHをしてしまって、夢中になるのは太郎? それともすみれ?そんな時に超セレブの金髪碧眼の男性が登場して、二人の間は大荒れ模様! 自分の気持ちに素直になれない女の子の、もどかしい恋の行方を描くラブストーリー。
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5.0旦那さまのすてきなところを一日に三つ、見つけること──それが、亡き母が私に授けてくれた、幸せになるための魔法。 『小鳥』と呼ばれ家族の慈しみを一身に受けて育ったティユールの姫・アルエットは、厳格で冷酷無比なことで知られるノルドグレンの大公・エリアスの婚約者となり、彼のもとでともに暮らすことになる。愛を知らずに育ったエリアスは冷淡だったが、アルエットは、いつか心を通わせることができると信じ、彼のすてきなところを三つしたためた手紙を送り続ける。はじめはそれを拒んだエリアスも、彼女の真心と涙に触れるうちに、次第にアルエットを求めるようになって……。 「私におまえの愛を教えてくれるか?」
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-美宇と雄也は、学生時代からの恋人同士。卒業後、それぞれ会社員として働きはじめたが、このごろ雄也の態度がおかしい。イライラして美宇に八つ当たりをしたり、いきなり不機嫌になったりする。「わたしたち、付き合いが長すぎたのかしら……」もうすぐバレンタイン。今年もチョコを贈りたいのに、受け取ってもらえないのではと美宇の胸に不安が募る。そんなときに、上司から声をかけられた。「本命のチョコが欲しいって言ったら、どうする?」雄也にはないオトナの余裕に、美宇の気持ちは揺れ動く。
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4.6――酷いお方だ。俺の想いは必要ないと? 妖精のような可憐な外見とは裏腹に、豪胆で自由奔放な女王シャーロット。 彼女は変装をして偽名を使い、城下町である情報を集めていた。 そこで辺境伯の嫡子アルバートと出会う。 彼は継母に父親殺害未遂の濡れ衣を着せられ、故郷を追放されていた。 互いに素性を隠しつつ、惹かれていく二人。 やがて、切なくも甘い一夜を共にする。 けれど、女王が自由に結婚できるはずもない。 シャーロットはアルバートの幸せを願い、身を引こうとするのだが……。 不遇の貴公子×孤高の女王、絶対的な身分差に阻まれた恋の行方は――!? 【目次】 『神々の歌』 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 終章 あとがき
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3.5ニア・エルケド国国政補佐官コンラッド=バースの屋敷に台所女中として仕える下級メイド・アリアは、上役である料理人から執拗な嫌がらせを受けていた。ろくに寝る間もなく四日間入浴ができていなかったアリアは、用向きの帰り偶然見つけた泉で水浴びをする。その時、何者かの視線を感じ振り向くも、残っていたのは立ち去った誰かの残り香だけだった。帰宅したアリアを待っていたのは、機嫌の悪い料理人だった。いつものように罵声を浴びせられ、残飯を頭からかけられたアリアが殴られることを覚悟したその時、料理人を止めてくれたのは屋敷の主・コンラッドだった。その夜、アリアはコンラッドから呼び出される。呼び出しの理由がわからず不安を抱えたままコンラッドの元へ赴くと、彼は上機嫌でアリアを迎えてくれた。主とはいえ今までろくに言葉をかわしたこともない相手であるはずなのに、コンラッドの言動からはアリアのことを以前から知っているかのような親しみが感じられた。困惑するアリアに構うことなく、コンラッドは「君には今日から、俺専属のメイドになってもらう」と言い出して……。
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2.5「我が妻を渡すつもりはない。お引き取り願おう」欲情と愛しさの混じった目で見つめられ、淫らに貪るように唇を奪われるリナ。舌を絡める激しいキスに、彼の手はしとどに濡れた蜜壺をいじり…。《罪人の子》…不幸な生まれから魔を倒す勇者でありながらも、忌み嫌われ、心を開かない美しい青年アルシオン。そんな彼の子を産む花嫁として、理奈は遠い日本から喚ばれてしまった。【選ばれた乙女】である理奈を狙って、過去の因縁から次々と危険が迫る! 《まだだ…おまえが足りない…もっと欲しい》甘く痺れる愛撫に、リナは自らの腰を淫らに揺らす。お互いを求めあうそれは愛なのか、孤独を埋めるよすがなのか勇者に陰る心の傷を、リナの温かい愛が少しずつ癒していく。勇者と花嫁の異世界ドラマチックラブ!
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4.0「彼氏なんかいらない、結婚もしたくない。恋で痛い思いをするくらいなら、孤独な夜をやり過ごしたほうがいい」そう思う29歳の美月は、仕事漬けの日々。ところがある日、友人に頼みこまれて仕方なく参加した婚活パーティで、同じ会社で働く一つ年下の理系眼鏡男子、克哉に出会う。「友達から」と言われデートを重ねるうちに、心が揺れてしまい……。初めて結ばれた夜、「前の男のことなんか忘れちゃえよ、俺は浮気とかしないから」そう言ってくれたのに、実は彼が有名なホテルオーナーの息子で婚約者がいると知り、ショックを受ける美月。諦めようと思ったけれど、気持ちはすでに恋心になっていて――。甘く切ない、すれ違いラブストーリー。
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3.7子爵令嬢であるにもかかわらず、義母たちに虐げられ、使用人のような生活を送っているルミナ。そんな彼女に突然、人生を変える出会いが訪れた。獣人の国の公爵アイルに見初められ、その日のうちに彼に嫁ぐことが決まったのだ。不幸な生い立ちのせいで自己評価が低いルミナは、どうして自分なのかと疑問に思いつつも、獣人の国へ向かうことに――。「愛しい私の番(つがい)」。旅の道中、狼の獣人であるアイルはルミナをそう呼び、大事な宝物のように優しく扱ってくれる。その一方で、彼は事あるごとにルミナの体を暴き、一から快楽を覚え込ませようとして……!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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2.6ブルーム伯爵家の嫡男であるウィリアムに拾われ、孤児のイザベラは使用人として働くことになる。幼い頃から共に過ごした二人は、次第に惹かれ合うように……。しかしウィリアムに侯爵令嬢との縁談が持ち上がる。――貴族と使用人の身分の違う、禁断の恋。現実を思い知ったイザベラは、「一晩だけの恋人」としてウィリアムに抱かれ、妊娠してしまう。たった一人で我が子を産む決意を固めた彼女は、ウィリアムに何も告げず伯爵家を出て行く。そして、人知れず赤ちゃんを育てていたが、ある日突然ウィリアムがイザベラの前に現れて――!? 一途すぎるドS伯爵様とのいちゃラブ溢れる、子育て系ヒストリカルロマンス、開幕! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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4.5「おいで。そこから先を教えるのは夫である僕の役目だ」 美貌のくせ者公爵×王女な幼妻 見捨てられた王女が公爵の新妻に? 甘い新婚生活……なハズが!? 父王の命で十歳年上の公爵、アルバラートに十二歳で嫁いだエステファニア。 愛妾の娘と蔑まれていた彼女は、唯一の味方だった彼の妻になれるのを喜ぶが、 アルバラートは彼女が十七歳になっても子供扱いして抱こうとしない。 彼には別に愛する人がいると聞かされたエステファニアは、 最後の思い出にアルバラートへ迫り一線を越える。 「気持ちよさそうだね、嬉しいよ」 優しい夫が見せた違う顔の記憶を胸に家を出ようとするが!?
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3.9末っ子王女として父や兄、そして姉たちに過ぎるほどに愛されて育ったリュシエンヌ。可愛さのあまり国外へ嫁に出すことが耐えられない父王の言いつけで、王宮親衛隊長兼、国王の筆頭近衛騎士であるランヴァルトの元へ降嫁することに。ランヴァルトのことを憎からず思っていたリュシエンヌは、彼の妻になれることが嬉しい反面、ランヴァルトの気持ちが分からず不安でもあった。しかし新婚生活がスタートすると、ランヴァルトの優しさに包まれそんな不安は吹き飛んでしまう。初夜も無事に終え、これで晴れて彼と正式な夫婦になれた! あとは可愛い子供ができるのを待つばかり、と喜んだのも束の間、貴族のご婦人とのお茶会で耳にした噂話により、リュシエンヌにまたしても不安が押し寄せる。ランヴァルトとの初夜は気持ち良いばかりで痛いことなんてなにもなかった……。痛くて仕方ないようなことを初夜にするべき、だったのでは? しかもそれをランヴァルトに確かめた夜以降、彼は夫婦の寝室へ立ち入らなくなってしまう。不審に思って調べてみると、彼は地下室へ人目を忍んで足繁く通い詰めているという。もしかして地下室に愛人が!? 地下室の秘密を探るべく、彼の後を追ったリュシエンヌが見たものとは……。
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-「舞踏会さえ付き合ってくれたら、王太子を好きに使っていい。お買い得だろう?」没落した元伯爵令嬢のローゼが市場で出会った青年は、変装して城を脱走してきた王太子だった。彼が持ちかけたのは、舞踏会でのお妃選びを台無しにするための「かりそめの恋人契約」。引き受けたローゼだったが、舞踏会が終わったら今度は王太子の執務室で働かされることに!? 平民として堅実な生活を送りたいのに、王太子にあの手この手で褒美をちらつかされ……? ※こちらはこの王子様から逃げ切るのは難しいかもしれないシリーズ1~2巻の合本版となります。重複購入にご注意下さい。 ※収録作品「この王子様から逃げ切るのは難しいかもしれない」「この秘書官様を振り切るのは難しいかもしれない」
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-恋愛にも結婚にも興味のない真梨香。そんな彼女を心配した親戚の強引な勧めにより、形ばかりのお見合いをすることに。渋々出向いたホテルのロビーで偶然出会ったのは、真梨香と同じく望まぬお見合いをする羽目になった、一人の男性だった。意気投合した二人は互いのお見合いをぶち壊すため偽りの恋人を演じ、作戦は見事成功。よく見ると男性は相当なイケメンで、真梨香は「なぜこんな人がお見合いを?」と不思議に思うが、もう二度と会うこともないだろうとその日は名乗ることもせずに別れる。翌朝、出社した真梨香は上司に頼まれた書類を届けるため、本社へ赴く。いつも通り受付へ預けようとする真梨香だったが、なぜかこの日はCEO執務室へ向かうよう告げられる。言われるままにCEO執務室へ行くと、そこにいたのは昨日、真梨香の偽装恋人を演じてくれた男性だった。実は彼は、真梨香の務める会社のCEO・恭一郎だったのだ。驚きを隠せない真梨香に向け、恭一郎は「もう一度偽装恋人を演じてほしい」と頼んできて……。
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-日曜の昼過ぎ、息子の相談に独身先生の自宅を訪れる百合香。 「何だか……わたし……ちょっと、めまいが……」 「あ、今度は、胸が苦しくて……」 百合香はブラウスのボタンを引きちぎるように、荒っぽくはずしかけた。 その姿を見ていた先生は、突然百合香の上におおいかぶさり、乳房に顔を埋めた。 「奥さんッ、許して下さいッ」 一度だけと決めたこの素晴らしい快感。 結局、一度きりにはできなかった。 そして、ある男に差し出された黒い携帯電話の意味は…… 女流官能作家「一条きらら」の単行本未収録オリジナル短編小説第十一弾。 一流作家ならではの「きららワールド」へお連れいたします。
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3.6――金もドレスも家も与えた。あなたが泣くのはなぜなんだ。 父の借金のカタに、 実業家ルーシャスに“妻”として買われた侯爵令嬢のオクタヴィア。 『金の亡者』と貴族たちに嫌悪されているルーシャスだが、 過去、彼に助けられて密かに恋をしていたオクタヴィアは、この結婚を喜んでいた。 彼が自分と結婚したのは社交界で人脈を得るため。 そう思いつつも、オクタヴィアはこの結婚をより良いものにしようと決意する。 しかし彼は、贅沢品を大量に与えた後、 初夜の翌日からまったく屋敷に帰って来なくなって……? 言葉の足りない大富豪×箱入り令嬢、両片思いのすれ違い結婚生活の行方は……? 【目次】 序章 初恋 第一章 買われた花嫁 第二章 守銭奴の住処 第三章 夫の愛人 第四章 薔薇を育てる男 第五章 切望の種 第六章 この結婚は間違いでした 第七章 花 終章 薔薇の花束をあなたに あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
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4.7都市銀行に勤める銀行員・和歌子と大手ゼネコン勤めの建築士・晴斗は、端から見ればごく普通の夫婦。ごく普通っぽい二人は、ごく普通に見える恋をして、ごく普通と思われる結婚をした。──だけど普通とは違うことがひとつだけ、奥様は男装レイヤーだったのです! 「……こんな変な奥さんでゴメンね」「良いんだよ。お前がそうやって俺の隣で楽しそうにしてるだけで、俺はなんだか幸せだから」高校の元先輩後輩、再会、溺愛、こじらせ、甘々えっち……なにげない遠野夫妻の日常には、ほっこりキュンが大渋滞!! 山もなければ谷もない(?)でも少しだけアブノーマルな、幸せな日々!
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2.0二十五歳になっても恋愛経験ゼロの菜穂。そんな彼女が、なぜか結婚式場の広告モデルに抜擢された!? 恋がどんなものかもわからないのに、結婚間近の熱愛カップルを演じるなんて無理――! 不安でいっぱいの菜穂だったが、相手役は紳士でとびきりやさしいイケメン、蒼真。彼の甘いエスコートに、菜穂はドキドキさせられっぱなし。気づけば恋人以上に恋人らしくなっていたふたりだが、ひょんなことから大喧嘩をしてしまう。どん底まで悪化した関係に、今後の撮影まで大ピンチ! 見かねた上司から、関係修復の強制デートを命じられて!? 恋心を刺激する甘い恋人ごっこの行方は……。キュートなジェットコースターロマンス!
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4.0王家への反逆者に連なる家として社交界で孤立している男爵家の令嬢マイニ。そんな立場から良縁は望めず、平民のような暮らしをしているが、マイニには『エド』という恋人がいる。偶然出会い惹かれあったふたりは、互いに身分を明かさず想いを育み、マイニは名前しか知らない彼に初めてを捧げた。まさか彼が国王陛下だなんて知らず――。王宮の舞踏会で鉢合わせ、エドが国王エドヴァルドだと知ったマイニは、すぐさま寝所に連れ込まれ、何度も王に熱く求められる。「俺を拒まないでくれ。お前しかいないんだ」マイニの立場を知っても変わらず愛を乞うエドヴァルド。ふたりの間には厚い壁があるのに、彼を拒むなんて出来なくて……?
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3.8「菜々子さんのここに、マーキングしちゃおうかな。俺のモノだってわかるように――」 しつけのよい子犬みたいに従順でカワイイ後輩だと思っていたら、まさかの発情!? 倉田菜々子は出張先から新幹線で帰る途中、具合が悪くなった5歳年下の後輩・永山雄大を介抱するため途中下車することに。 なんとかたどり着いたビジネスホテルはダブルルームしか空いていなかった! 雄大を休ませるために、しかたなくダブルルームに泊まることにしたのだが――具合が悪いはずの雄大に押し倒されてしまう。 「菜々子さん、捕獲成功!」 まさか、ダマされた? と思ったときにはすでに遅く、雄大は発情した大型犬のように覆いかぶさり情熱的な声と指先で菜々子の心を揺さぶる。 「ふたりきりで出張なんて、絶好のチャンスでしょ。こんなチャンス、もうないかもしれないんだから、やめるわけないでしょ?」 熱を帯びた指先で与えられる愛撫に翻弄され、受け入れていってしまう身体。 無邪気に菜々子への好意を伝える雄大に、奈々子は年齢差も気になって素直になれない。昔の彼氏との言葉がトラウマになっているため恋愛に臆病になるばかり。そんなとき菜々子の異動が決まり、それを知った雄大は強引に菜々子を男子更衣室に連れ込んで――!?
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4.5【この恋テイクアウトで 1巻】 「菜々子さんのここに、マーキングしちゃおうかな。俺のモノだってわかるように――」 しつけのよい子犬みたいに従順でカワイイ後輩だと思っていたら、まさかの発情!? 倉田菜々子は出張先から新幹線で帰る途中、具合が悪くなった5歳年下の後輩・永山雄大を介抱するため途中下車することに。 なんとかたどり着いたビジネスホテルはダブルルームしか空いていなかった! 雄大を休ませるために、しかたなくダブルルームに泊まることにしたのだが――具合が悪いはずの雄大に押し倒されてしまう。 「菜々子さん、捕獲成功!」 まさか、ダマされた? と思ったときにはすでに遅く、雄大は発情した大型犬のように覆いかぶさり情熱的な声と指先で菜々子の心を揺さぶる。 「ふたりきりで出張なんて、絶好のチャンスでしょ。こんなチャンス、もうないかもしれないんだから、やめるわけないでしょ?」 熱を帯びた指先で与えられる愛撫に翻弄され、受け入れていってしまう身体。 無邪気に菜々子への好意を伝える雄大に、奈々子は年齢差も気になって素直になれない。昔の彼氏との言葉がトラウマになっているため恋愛に臆病になるばかり。そんなとき菜々子の異動が決まり、それを知った雄大は強引に菜々子を男子更衣室に連れ込んで――!?
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4.3「ここ、感じるだろ? 全部覚えてるよ……。どこをどうすれば感じるか……全部覚えてる。ずっと探してたんだ……椿のこと」名前も名乗らず酔った勢いで関係を持ってしまった行きずりの男から逃げ出した椿。彼女には秘密があった。オンとオフで容姿をガラッと変えているのだ。派遣された外資系の営業事務の初出勤日、その部署のマネージャーはあろうことかあの夜の男だった!オフの時の自分とオンの仕事での自分は別人のように変わる。ばれるはずがない!そう自分に言い聞かせるが……。彼に全てを知られ、「椿が俺から離れようとしなければ、誰にもばらさない」と、追い込まれ、従わざるを得ない状況に!ふたりの秘密の関係がここから始まり……。
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3.0涙が宝石に変わるという体質のせいで、迫害された歴史をもつラハム一族。 族長の娘レイラは瞳の色が不吉だと言われ婚期を逃していたが、ようやく嫁ぎ先が決まり、幸せな結婚生活を夢見ていた。 そんな彼女は輿入れ前のある日、怪我を負った軍人サイードを助ける。 看病をする内、不器用ながらも誠実なサイードに心惹かれていくレイラ。 サイードも献身的なレイラに好意を滲ませ、ある夜二人は熱を交わす――。 けれどレイラを想うサイードは一夜の夢だと身を引き、レイラ自身も期限付きの叶わぬ恋だと想いを飲み込もうとした。 しかし、とある事情でレイラの縁談がなくなり、それを知ったサイードはレイラを本国に連れて帰ろうとする。 差し伸べられた手に未来を見るが、一族を捨てられず拒むレイラ。 すると、それまでの熱を捨てたサイードは「化け物がどんな夢を見られると思う」と冷たく言い放ちーー? 閉ざされた熱砂の姫と、傷を抱えた堅物将軍のすれ違いと衝突からはじまる物語。 【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 「焼き切れる理性、再び」収録
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