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  • めぐる季節の贈り物
    3.3
    両親が旅行中に交通事故で亡くなった――。看護師長のクロティルドは突然の知らせに、思わず椅子に座り込んだ。心配して見に来てくれたドクター・サッカリーの言葉も耳に入らない。クロティルドはすぐにフィアンセのブルースに連絡をとった。同じ病院で働く研修医の彼に、実家まで送ってもらおうと思ったのだ。でも彼は上司と会食の約束があって、どうしても行けないと言う。将来がかかっているから絶対断れないと……。茫然とする彼女に、ドクター・サッカリーが声をかけた。「家には僕が送っていくよ」クロティルドは言われるままに、その厚意にすがった。やがて味わうフィアンセのさらなる冷たい仕打ちを予期したように。■ハーレクイン・イマージュから、記念すべき2100号作品をお贈りします。作家は皆様に長く愛されているベティ・ニールズ。イギリスからオランダを巡る愛の旅路の物語をご堪能ください!
  • 愛を拒む理由
    4.0
    両親を事故で亡くしたモーガンは、カリブ海の島を訪れた。傷心を癒そうとしたものの、寂しさのあまり、ブライアン・キャリボーンと名乗る男性と短い関係を持ってしまう。帰国してほどなく妊娠が判明。父親であるブライアン・キャリボーンに知らせようと、モーガンは彼の勤める会社に手紙を送ったが、どうしても連絡がつかない。ついにモーガンは彼の会社を訪れて、じかに話をしようと決心した。ところが、シカゴのオフィスにいたブライアン・キャリボーンは、彼女が会ったこともない男性で……。
  • 無邪気なキューピッド
    3.0
    別れてから四年たってもリックは相変わらずハンサムだった。弁護士になり、高価なスーツに身を包んでいる今はもっと……。彼との予期せぬ再会にイザベルは動揺したが、リックが別の女性と婚約したと知って、さらに彼女の心は乱れた。二人で過ごした日々がよみがえり、胸を締めつける。あのころは確かに愛し合っていたはずなのに、彼は自分だけの夢を追い、イザベルを捨てて都会へ出ていった。すべては過ぎたこと。忘れようといくら自分に言い聞かせてもイザベルは彼を忘れられなかった。そして、実はリックも彼女を。再会した今、初めて彼もそれを知った。
  • 憂鬱なハネムーン
    3.0
    イザベルはアレックスの言葉に唖然とした。「結婚してくれ。次の仕事には妻が必要なんだ」好きだけど愛していない友達を“妻”にするだなんて、彼は完全にどうかしている。こんな申し出を受け入れてはいけない。でも、もし彼が私を……。  アレックスは必死だった。僕にはイザベルが必要だ。大好きな友達のイザベルなら信頼できるし、妻役も難なくこなしてくれるだろう。そもそも僕は愛なんて信じていない。友達が“妻”になったところで、なんの問題も生じないはずだ。ただ一つ、気になっているのは……。◆RNA2009 Romance Prizeの栄誉あるファイナリスト、ケイト・ハーディの最新作! 最高の友情が最高の愛情へと変化していく過程をみずみずしい筆致で描いた珠玉のロマンスです。◆
  • 偽りのハッピーエンド
    -
    アンナは実業家ニコスの完璧な秘書だった。二人は抜群のチームワークで事業を拡大していったが、それも、一夜の過ちからアンナが妊娠するまでのことだった。ニコスは彼女から秘書の仕事を取りあげ、屋敷に幽閉したばかりか、自分は新しい秘書と公然と情事を楽しみはじめた。たまりかねたアンナはついに屋敷を飛び出し、故郷ロシアへ飛んだ。心の支えは生まれたばかりの息子の存在だ。だが、復讐に燃えるニコスが母子をほうっておくはずもなかった。「息子を返してもらおうか」前触れもなく現れたニコスは言った。その残忍な顔を見て、アンナは恐怖におののいた。◆ドラマチックで情熱的な物語を得意とするジェニー・ルーカス、待望の日本デビュー作です。今月のヒロインはロシア貴族の血を引く誇り高き女性。このあと8月5日、9月5日と連続刊行いたします。どうぞご期待ください!◆
  • 恋咲くイタリア
    -
    さまざまなイベントを主催する興行主のもとで働いているアビーは、あるオペラ歌手のロンドン公演を実現させるため、イタリアを訪れた。ところが山中に立つ彼のヴィラに向かう途中で道を間違えてしまう。救ってくれたのは、偶然にもオペラ歌手の異父兄、マックスだった。どこか陰のあるセクシーな彼に、アビーの胸はざわめく。マックスも彼女に惹かれるものを感じたらしく、契約を終えた彼女に町を案内しようと申し出た。陽光あふれるイタリアで恋に落ちるのに時間はかからなかった。その一方で、アビーはマックスにのめりこむことを恐れていた。遠からず彼は私の態度に不審を抱くだろう。そうしたらこの恋は……。
  • キスより深く 男爵家のスキャンダル III
    -
    同僚の女性たちが新任の顧問医師に熱を上げるのを、ヴィッキーは冷ややかな目で見ていた。ジェイク・ルイスは確かに魅力的な男性だ。端整な顔立ちで、どことなく不良っぽい雰囲気を漂わせている。だが、ヴィッキーには同僚に恋している暇などなかった。男爵の娘という肩書きは華々しく、人目を引くけれど、彼女にとっては医師として高い評価を得るのが最優先だった。それでもジェイクの素顔を知っていくうちに、ヴィッキーは彼に惹かれる気持ちを抑えきれなくなった。ジェイクは、固く閉ざされた彼女の心の扉を開けつつあった。★医師三兄妹を主人公にした〈男爵家のスキャンダル〉も最終話を迎えます。兄たちに愛されつつ、医師の道を歩む末っ子ヴィッキーの身の上に喜びと苦しみが降りかかります。★
  • 呼び覚まされた屈辱 男爵家のスキャンダル II
    3.0
    母一人子一人で育った研修医のアリッサは、大家族に憧れていた。その夢を踏みにじる苦い経験のせいで、今では誰ともデートしない病院一の堅物になっている。とりわけ顧問医のセブにはかかわりたくなかった。一度デートした女性とは二度と会わないという噂のプレイボーイ。なのに病院のパーティで、セブとのデート権を引きあててしまう。セブにやさしく言葉をかけられるたび、冷たくつっぱねた彼女だが、彼の次の一言は無視できなかった。「君はなにから逃げているのかな?」ある人との思い出からよ。アリッサの体を屈辱感が走り抜けた。★三部作〈男爵家のスキャンダル〉の第2話です。ゴージャスな雰囲気を漂わせてプレイボーイの名をほしいままにする医師と病院きっての堅物の研修医の組み合わせは意外な展開を見せ、目が離せません。★
  • ガラスの恋心 男爵家のスキャンダル I
    3.0
    チャーリー・ラドリーが今度の外科部長ですって?毎回違う女性とゴシップ誌をにぎわせている、あのラドリー男爵が?きっと理事たちは患者のことより病院の体面を考え、彼を外科部長に選んだに違いない。ソフィーは腹が立ってしかたがなかった。そもそも彼女は忌まわしい過去の出来事のせいで、上流階級の傲慢な男性を心から憎んでいた。だが、実際にチャーリーに会ってみると、ソフィーはひどく困惑した。真っ青な瞳と心を揺さぶられるような笑顔、仕事に対する真摯な姿勢。この魅力的な男性に、私はいつまで抵抗できるかしら。
  • アダムの誘惑
    -
    「人生のパートナーが欲しいんだ」幼なじみのアダムに相談されて、ローレンは驚いた。女性とは一時的な付き合いしかしてこなかった彼が、私に花嫁候補をさがしてほしいだなんて。兄妹のような関係なのに、なぜか心がかき乱される。「ふさわしい人を見つけたら積極的にアプローチして、ロマンチックな贈り物をするのよ」そうアドバイスした日に、ローレンのもとに匿名で美しい詩と薔薇の花が送られてきた。もしかして……彼の考えている花嫁候補は、この私?
  • 愛は砂の城
    4.0
    ハリウッド女優のカイロは南仏の貸し別荘でくつろいでいた。映画プロデューサーの夫と離婚して以来、マスコミに追いまわされていた彼女には久しぶりの休養だった。ところが、それも長くは続かなかった。八年前に別れた恋人のレイフが突然別荘に現れたのだ。彼は俳優だけでなく、今や映画監督としても名声を博している。ここにはカンヌ映画祭の授賞式に出席するためにやってきたという。鋭さを増した彼の野性的な風貌に、カイロはたちまち心を奪われた。誘惑に負けてはだめ。彼の浮気が原因で別れたことを忘れたの?しかし、カイロにとってレイフの魅力はあまりにも強烈すぎた……。■ハーレクイン・ロマンスを代表する作家、キャロル・モーティマーの最新作をお届けします。彼女が得意とする、ショービジネスの世界で繰り広げられる大人のロマンスをどうぞお楽しみください。
  • 出会いは仮面舞踏会
    4.0
    病院の資金集めのために催された仮面着用のダンスパーティで、産科医のマディソンはひとりの男性に誘われて一曲踊った。これまで出会ったこともないほどセクシーな瞳の持ち主だ。週が明け、彼が病院に現れた。名はテオ・ペトラキス。病気療養中の産科医長の代理で半年間勤務するという。彼がパーティのくじで当てた気球ツアーに誘われたり、自宅で彼の手料理をふるまわれたりするうちに、マディソンはテオにどんどん惹かれていった。だが、彼は言う。「僕は結婚するのも子供を持つのもいやだ」つらい体験が言わせるの? それが何か、マディソンは知りたかった。
  • 熱いキスの波紋
    -
    大勢の同僚の前で元夫と熱いキスを交わすなんて!ハロウィーンのパーティ会場で、ナタリーは途方に暮れた。ひと月ほど前、小児科の研修医として働き始めた彼女は、新任の男性医師を紹介され、愕然とした。六年前に離婚したキットだったのだ。このキスで、隠していた二人の過去が噂になるのは必至だ。逃げるように会場を出るナタリーに、キットが言った。「君をひとりで帰らせるわけにはいかない」だめよ。今、送ってもらったら、誘惑に屈してしまう。元夫とよりを戻すこと――それは、身の破滅を意味するのだから。■ハーレクイン・ディザイアでも活躍するケイト・ハーディが、思いがけず再会した元夫婦の愛と苦悩の物語をお届けします。
  • 愛という名の鎖
    2.8
    イギリスの競技場ではラグビーの試合が始まろうとしていた。サンタリア公国のゴージャスな大公カスペルが観覧するとあって、観客はわいているが、ウエイトレスのホリーはうわの空だった。昨夜、婚約者から別れを切り出され、絶望のどん底にあったのだ。大公一行に昼食を給仕している最中、思わず涙ぐんだとき、ホリーにティッシュを渡してくれたのは、なんと大公だった。しかも、いきなり彼女を口説きはじめるではないか。甘い言葉にうっとりしていたホリーは気づくはずもなかった、試合を中継していたカメラが二人に向けられたことも、それがどんなスキャンダルを巻き起こすかも……。■情熱的な作風で人気のサラ・モーガンが、熱い誘惑に彩られた新たなおとぎ話を書きあげました。現代のシンデレラとなったウエイトレスは、愛を信じない大公の隠された秘密を突き止め、ハッピーエンドを迎えられるのでしょうか? ご期待ください。
  • 雪に舞う奇跡
    4.0
    セイディの唯一の肉親だった祖母が亡くなり、借金が残された。返済のため、彼女は住み慣れたコテージを売る決心をした。これからは村を出て、一人ぼっちの日々が始まる。だが、コテージの買い手が家政婦をさがしていると聞き、セイディは雇ってもらうよう願い出た。雇主は中年の脚本家だそうだけれど、どんな人だろう?数日後やってきた男性はとても中年には見えず、背が高くて、女性なら誰もが憧れるほど整った顔立ちをしていた。思わず心奪われて相手を見つめるセイディに彼は言った。「君に家政婦は無理だろう。ぼくは思慮深い田舎の女性を雇いたい」■セイディは彼の気持ちを変えさせることができるのでしょうか。クリスマス・シーズンにお届けするベティの作品は、イギリスの小さな村を舞台に繰り広げられる味わい深い珠玉の一編です。
  • 恋は花火に似て
    -
    花火師のケリーはある日、アパートメントの隣人アダムからとんでもない頼み事をされて困惑した。彼女が引っ越してきて以来、二人は友人としてとてもいい関係を築いてきた。たとえ医師である彼が毎晩のようにゴージャスな看護師を部屋に連れ帰ってこようと、ケリーはまったく気にならなかった。なぜなら、二人の間には見えない絆が生まれていたからだ。でも、だからといって危篤状態にあるアダムの父のために婚約者のふりをするなんて、やはり間違っている……。ケリーはつらそうなアダムの様子を見かねて、ある決意を固めた。◆RNA2009 Romance Prizeの栄誉あるファイナリスト、ケイト・ハーディの最新作です! 友情と愛情のはざまで揺れ動く、ケリーとアダムが最後に選択した答えとは?◆
  • 王女の秘密
    -
    コーンウォールののどかな村で獣医として働くメリンダは、診療所の医師ドラガンと周囲も公認の恋人同士だ。ある日、彼から待ちに待ったプロポーズをされた。メリンダは天にも昇る心地で迷うことなく承諾した。だが、結婚するからには重大な秘密を打ち明けなければならない。そう、私が地中海の島国コンタリーニの王女であることを。その矢先、母から兄の急死を知らせる連絡が入った。真実を告げられないまま、葬儀のために帰国したメリンダ。まさかドラガンのそばを離れたこのわずかな隙に、何もかもが変わってしまうとは、そのとき誰に想像できただろう。◆サラ・モーガン「別れは愛の証」同様、イギリス、コーンウォールの海辺の村で暮らす人々の愛を描いています。K・ハーディは今年度RNA(英ロマンス作家協会)が贈るロマンス小説の賞で最終選考にノミネートされました!◆
  • 真夜中の訪問者
    -
    嵐の夜、ダンテは車を飛ばしていた。もうすぐ十七年来の復讐が完結する。愛憎劇の舞台となったホテルをついに買収したのだ。ところが、宿泊するスイートルームのベッドには先客がいた。赤毛を枕に広げて眠る美しくセクシーな女性だ。新しいオーナーとなった自分への歓迎プレゼントだろうか?その魅力に逆らえず、ダンテはプレゼントを受け取ることにした。一方、ホテルの支配人マッケンジーは情熱的な恋人の夢を見ていた。鋭い雷鳴に甘い眠りから覚めると、男性の顔が目の前に……。彼女は愕然とした。彼こそホテルをつぶそうと企む憎き相手だった!
  • 嵐に乾杯
    -
    買い取った古い家を改装して生まれ変わらせ、売りに出す。サラは自ら現場で働くこの不動産開発の仕事が大好きだった。頑張っている彼女に、名づけ親のオリヴァーがご馳走してくれた。連れていかれたのは湖のほとりに立つ超高級レストラン。そこでサラは建築業界のやり手、アレックスに出会った。若く魅力的だが、鋭い目を持つ男だ。彼はかつてサラの父親の建築会社を乗っ取り、父は失意のうちに亡くなったという因縁がある。しかも明らかにサラをオリヴァーの愛人と見なしていた。サラは許せなかった。昔のことも、今度のことも。
  • 三度目のキスは…
    -
    古着屋を営むローズは、親友のサラに頼まれて彼女の子供を預かり、しばらく世話をすることになった。ところが突然ローズのもとに、サラの兄であり弁護士のレオが訪ねてきた。何を誤解しているのかひどく険悪な様子で、今にも姪を連れ帰りそうな勢いだ。私に姪を預けるのがそんなに不安なのかしら?どうやら名門バランタイン一族にとって、個性的な生き方を貫いているローズは、妹家族に悪影響を及ぼす存在と見なされ疎まれているらしい。レオに気圧されまいとにらみ返した彼女は、彼の冷たい目の奥に欲望の炎が燃えていることに気づいた。
  • 一夜の恋は永遠に
    -
    二十五歳の誕生日の朝、ジェーンは誓った。今日こそは、これまでしたくてもできなかったことをすべて行動に移す、と。まずその一。とびきりセクシーな男性とキスをすること。テムズ川のほとりを歩いていたジェーンは幸運にも、非の打ち所のない、完璧な理想の男性を見つけた。だが、やはりジェーンには大胆な行動に出る勇気はない。仕方なく彼の横顔を隠し撮りして、彼女がその場を立ち去ろうとすると、男性がいきなりつかみかかってきた。「おい、なぜ僕の写真を撮った?」ジェーンは恐怖と同時にわくわくする興奮を覚えて、愕然とした。
  • 許されぬ花嫁
    3.7
    ソフィが夫ルーカスと蜜月を過ごしていたある日、彼が見知らぬ女性を抱きしめている写真が送られてきた。まさかルーカスが私を裏切るわけはない。不安にさいなまれつつ、ルーカスの出張先のホテルへ電話をすると、女性の声が応答し、ソフィの心は砕け散った。それきり彼女はルーカスの元を去り、六年間、名前も隠して別の地で暮らしてきた。だが今、目の前にルーカスが立っていた。冷ややかな言葉のはしばしに抑えきれぬ怒りをたたえて。
  • 虹色のシンデレラ
    4.0
    エリンは売れっ子の童話作家だが、大のマスコミ嫌いで、その素顔を知る者は少ない。ある日、公園で子供たちにおとぎ話を聞かせていると、輝くブルーの瞳の、りりしい男性が目に飛びこんできた。エリンには彼が王子様に見えた。世間にうとい彼女は、彼が大富豪のピーター・ラムジーだとは知らなかったのだ。そして、エリンに興味をそそられて声をかけたピーターも、彼女が自分に劣らず有名人だとは思ってもみなかった。何も知らずに出会った二人は純粋に惹かれ合う。しかし、互いの素性がわかったとき、その関係は終わりを迎えた。★R~2278「奪われた祝福の夜」の関連作をお届けします。シャーロットの兄ピーターにも、幸せは訪れるのでしょうか?★
  • 拒まれた純愛
    -
    トップモデルのケンジーは、複合企業を率いるドミニクに見初められ結婚した。だがしばらくして、彼が妻に愛情など抱いてないと気づく。やりきれない思いを抱えたケンジーは、化粧品会社の専属モデルの仕事を引き受けることにした。そのとたん、ドミニクは化粧品会社社長と浮気をしたと決めつけ、仕事を受けるのなら、戻ってくるなと言い放った。別居してから四カ月後のある日、ケンジーは妹の結婚式に夫を同伴せざるをえないはめに陥る。不安と緊張のなか、ケンジーは彼に会ってくれるよう頼んだ。★プライドを傷つけられた実業家の富と頭脳を駆使した復讐劇が幕を開けます。夫を愛するがゆえに苦しむケンジーの思いが、彼の心に届く日は来るのでしょうか?★
  • 夜が終わるまでに
    5.0
    クリスタルは憧れの写真家に近づくために、モデルになろうと考えた。でも、ランジェリーカレンダーを撮影している彼の前に、あられもない姿で立てる自信は、まだない。まずは男勝りな行いと服装を改め、身も心もセクシーにならなければ。彼女は変身を手助けしてくれるのに打ってつけの人物を見つけた。ファッションの専門家で、モデルとのつきあいも深い親友のサムだ。「何でもあなたの指図に従うわ。だから私をセクシーに変えて」幼なじみの強引な頼みを、サムは断りきれずに渋々引き受けた。もちろん、性的な関係には一切ならないという条件で。ところがランジェリーショップの試着室まで一緒だとは思いもよらず、サムは下着姿のクリスタルと熱いキスをかわしてしまう……。
  • 赤いばらは君に
    3.5
    ロンドンの花屋で働くユーレィリアは、縁あって結びついた三人家族の生活を支える、大黒柱だ。ある日、とても趣味のいい大柄な男性が店に現れ、彼の婚約者に花束を届けるよう注文した。すてきな男性だが、態度はひどく不機嫌で高慢だ。花を贈るのは喧嘩の謝罪らしいが、うまくいくだろうか?案の定、届けた花束を彼の婚約者は、ユーレィリアに叩き返した。同じことが何度かあり、ついに婚約者は高価な蘭を足で踏みにじった。その女性が腹立ちまぎれに、花屋のオーナーにあらぬことを告げ口し、とうとうユーレィリアは解雇されてしまった。しかたなく、わびしい雨のなか、必死で職探しをするユーレィリアを、そっと見ていたのは、花を注文した男性ヴァン・リンセンだった。
  • 魔法のとけたシンデレラ
    4.0
    人気コーヒーハウスの店長として多忙なジェーンだが、今日はふだんは受けないケータリングの仕事を引き受けた。注文してきたのが国際的大企業で、経営者のチェイスが慈善事業に熱心なことで有名だからだ。なんとしても彼の支援をとりつけ、親友の娘を病から救いたい。身分違いの相手にも臆せず話をしなければ。一大決心をしてチェイスに会ったジェーンは驚いた。チェイスがこんなに若いなんて思ってもみなかった。それに、こんなにハンサムだとも。彼の瞳を見たとたん、ジェーンは頭の中が真っ白になった。
  • 恋はイタリアの薫り
    5.0
    会社をくびになって失意の底にいたフランは、立ち寄ったイタリアンカフェ店のオーナーのジオからオフィスマネジャーとして働いてほしいと誘われる。彼女はすぐにその願ってもない申し出を受け入れた。手とり足とり仕事を教わるうちにジオを慕うようになるが、彼は仕事一筋で、恋人などいらないのは明らかだったため、その想いを必死に打ち消そうとする。ところがある日、はるばるミラノから来る祖母のために、二週間だけ恋人のふりをしてほしいとジオに頼まれると、フランは気持ちを抑える自信もないままに承諾してしまい……。
  • 愛されぬ秘書
    -
    セクシーな容貌で人気の心理学者マルコに、秘書のチャーリーはひそかに恋をしている。でも彼は筋金入りのプレイボーイのうえに、愛で結ばれる関係など成立しないという持論の主。地味でロマンチストな自分とは釣り合うわけがないと、チャーリーは気持ちを隠してきた。そんなある日、突然マルコに食事に誘われ、チャーリーはときめきを覚えつつもうろたえた。おまけに今後、彼の出張にも同行してほしいという。もしかして思いが通じたのかしら?マルコのもくろみを知らない彼女は、期待に胸を躍らせたが……。
  • 恋するシンデレラ
    -
    シンシアはため息をついた。どう断ればいいのかしら?同級生の結婚披露パーティに招待されたものの、エスコートしてくれるボーイフレンドもいなければ、華やかな場にふさわしい外見を繕う自信もない。そんなシンシアを見かねた親友のリサは、上司の建築家マックスを説き伏せ、シンシアのエスコート役に仕立て上げた。パーティ当日、二人が会場に足を踏み入れると、辺りがいっせいにざわついた。嘘でしょう?本当に彼女が、あのみとっもないシンシアなの?
  • 億万長者の駆け引き
    -
    ヒービーはあこがれのボス、ニックと一夜をともにするが、翌朝わけもわからないまま彼のアパートメントを追い出される。ニックが再び彼女の前に姿を現したのは、六週間後だった。戻ってきた彼は、著名な画家が描いた肖像画をヒービーに見せた。モデルは驚くほど彼女に似た、官能的な女性だ。その女性をヒービーだと決めつけていたニックは、彼女と画家の関係にあらぬ疑いを抱く。折しもヒービーの妊娠が発覚し、父親が自分だと確信すると、ニックはとんでもないことを言いだした。「君が僕と結婚しないなら、子供の親権は奪わせてもらう」★決して恋をしないという誓いを立てたニックと、愛にひたむきなヒービー。ニックが手に入れた一枚の肖像画がもとで大きく揺れ動く二人の関係を人気作家キャロル・モーティマーが描きます。★
  • 情熱のシーク 砂漠の掟 I
    3.0
    弁護士のローラは重要な任務をまかされていた。フランスで暮らすハラスタン王国のシークの息子に面会し、余命いくばくもないシークのもとに連れていくことだ。息子と判明したのは、パリきってのプレイボーイ、グザヴィエ。なんとしても彼を説得しなければならない。一方グザヴィエは、突然もたらされた情報に激しい衝撃を受けていた。母が父について一切語らなかったのはそういうわけだったのか。たとえシークだろうと、今さら父親になど会いたくない。そこでふと、グザヴィエの中にいたずら心が芽生えた。いや、この美女がハラスタンまで同行するなら悪くなさそうだ。★本作のヒーローは自分が王家の人間だなどと夢にも思っていませんでした。ところがある日突然……。彼はどんな決断を下すのでしょうか。お見逃しなく!★
  • はじまりはキス
    3.5
    シャーロットは小児心臓専門医として忙しい日々を送っている。ある日、病院に新しい外科医ジェームズが赴任してきたが、彼は優秀ではあるものの、タブロイド紙の常連だという。握手をかわすと胸がどきどきしたけど、プレイボーイなんてごめんだ。ましてや私はもう男性を愛することはできないのだから。ジェームズは初めて会うシャーロットのセクシーな体に目をみはった。これまで派手な女性たちと浮き名を流してきたものの、誰一人として本気で愛したことはなかった。シャーロットはそうした女性たちとはきっと違うだろう。それでも、いつものとおり誘惑してみれば、きっと面白いことになる。■過去に受けた傷のせいで二度と恋をすることはないと思っていたシャーロット。そんな彼女のかたくなな心が解ける日はくるのでしょうか?「王女の秘密」の関連作です。
  • 男爵の恋
    -
    ジョーはある貴族の壮麗な屋敷に付属するガーデンセンターで花を選んでいたとき、セクシーな庭師マーチと出会い、その後食事をともにした。ジョーの父は地元の有力企業を経営し、これまで、多くの男性がその財産目当てに近づいてきた。だけど素朴なマーチなら、素顔の私を見てくれるだろう。だがある夜、ちょっとした口論のせいで彼を怒らせてしまったあと、ジョーはマーチこそが屋敷の持ち主である男爵だと知り愕然とする。男爵の彼が、私の財産に興味を持つとは思えない。いったい彼はなんのために私に近づいてきたの?■「花のウエディング」の関連作です。身分が違うだけでなく、ジョーとマーチには意外な過去の接点があることもわかり、二人の恋は波瀾を含んだものに……。
  • 赤い砂漠の契り 愛と裏切りの大地 上
    4.5
    町を支配する大牧場の後継者、キャル。貧しい羊毛刈り職人の娘、サラ。幼なじみの二人は思春期を迎え、愛し合うようになった。だが、キャルの祖母であるルースが二人の仲を引き裂いた。孫息子には良家の令嬢こそがふさわしいからと。サラはルースの援助を受けて町を出て、医師を目指すことになった。それから十五年後、母の急死により、サラは町に帰ってきた。サラの帰郷を知り、キャルは固い決意を胸に、彼女のもとへ赴いた。祖母が画策したとはいえ、二人の別れがあまりにも唐突だったからだ。キャルは今こそ、その謎を解き明かすつもりだった。■オーストラリアを舞台に、壮大な物語の世界へと誘ってくれる作家、マーガレット・ウェイ。今月は彼女の長編を上下巻で一挙にお届けします。本作は好評だった三部作〈愛と裏切りの大地〉の続編ともなっています。下巻とあわせてお楽しみください。
  • 不機嫌な教授
    3.3
    ■最初は、とても楽しみなアルバイトだった。ポリーは、近くに住むサー・ロナルドが募集した、彼の手書き原稿をタイプで清書する仕事に採用され、喜んでいた。ところがその友人で、~教授~と呼ばれるサムの登場で、楽しいはずのアルバイトは、とたんに緊張の連続となった。サー・ロナルドが突然の病で亡くなり、サムの屋敷に住み込んで、清書を最後まで終わらせることになってしまったのだ。彼と同じ家に住み、美しい婚約者には嫉妬の目を向けられる日々に、ポリーは耐え切れず、急いで仕事を終えると屋敷をあとにした。だがサムとの再会は、新しい職場となった病院で不意に訪れた。■3月に続き、人気作家ベティ・ニールズの作品をお贈りします。あこがれの医師と彼を支える看護師は、作者の人生を色濃く映す永遠のテーマとなっています。さらに6月、2100号記念として刊行される次回作品にも、どうぞご期待ください。
  • 青い鳥が逃げても 恋にアクセス III
    4.0
    ダーニはコンピューターの前でため息をついた。この半年間、彼女は理想とは言えない仕事をしていた。調査のために他社のデートサイトの会員になりすましていたが、友達を作っただけで誰の誘いにも応じず、デートはしていない。今の仕事に罪悪感があり、結婚や男性を望んでいないからだ。なのにある日、デートを申し込んできた相手にときめいてしまう。彼の名はブライス。写真やメールからその誠実さが伝わってくる。実際に会ってみても知的で礼儀正しく、ダーニは急速に惹かれた。だがダーニはそのときまだ知らなかった。ブライスこそ、彼女をスパイと疑い、自ら調査に乗り出したサイトの代表とは……。■ブラインドデート・ブライド・ドットコムの会員になり、調査を続けてきたダーニ。一度もデートをしようとしない彼女を疑い、正体を探ろうとするブライス。サイトのチャット仲間も加わり、にぎやかな結末を迎えるミニシリーズ最終話をお楽しみください。
  • 星に守られて
    3.0
    かつて領主の邸宅だった自宅を利用し、セリーンが始めた朝食付きの宿は、ようやく軌道に乗りつつあった。ところがある日、宿泊中の老紳士が脳卒中で倒れてしまう。彼は苦しげな声で、甥で医師のオリヴァーを呼んでくれと頼んだ。やってきたオリヴァーは有能で、信頼できそうな男性だったが、セリーンはどうしても心を開けないでいた。彼女はすでに老紳士夫妻の息子、ニッキーと恋に落ち、彼から、オリヴァーはとにかく我慢のならない男だと聞かされていたからだ。だが強引に結婚を迫るニッキーに、セリーンは不信を抱くようになる。そしてみんなが宿を去る日、オリヴァーは彼女に衝撃の事実を告げた。■イマージュで長く愛されてきたロマンスの名手、ベティ・ニールズ。よき時代の息吹を伝える、なつかしい作品をどうぞご堪能ください。
  • リオの夜は熱く
    3.0
    まさか、妊娠するなんて。エリーはニューヨークの街中で途方に暮れていた。六時間後に結婚式を挙げるというのに、おなかの子の父親は新郎ではないのだ。この事実を子供の父親に――傲慢で金持ちでセクシーなボス、ディオゴに知らせるべきかしら?エリーは震える足を奮い立たせて、ディオゴの前に立った。だが、彼はエリーの話をまじめに聞くどころか、結婚すると聞いて彼女をなじり、警備員を使って追い払わせた。数時間後、ディオゴは真相に気づいてエリーを捜すが、彼女はすでにニューヨークを去り、花嫁として教会にいた……。■情熱的でドラマチックな物語を得意とするジェニー・ルーカスの新作をお届けします。今回の舞台はブラジルのリオ。挙式を間近に控えた花嫁の裏切りは、思いがけない波紋を呼んで……。
  • 冬の二重奏
    -
    休暇明けで病院に久々に出勤した小児科の研修医カトリーナは、新しく赴任してきた顧問医リースと初めて顔を合わせた。リースはとても優秀で患者思いの医師だが、なんとなく彼女に対してよそよそしい。けれどもカトリーナにとっては、そのほうが都合がよかった。彼女は前の病院で知り合った同僚とひどい別れ方をした。あげくの果てに職場を追われた苦い経験があったので、仕事仲間は恋愛の対象外と決めているのだ。だから、リースの笑顔がすてきなことは思い出すまいとした。握手をしたときに、電流のような衝撃を覚えたことも。■ハーレクイン・ディザイアでも活躍中のケイト・ハーディ作品を連続刊行! 今月は「出会いは仮面舞踏会」(R~2445)でセクシーなギリシア人医師と結ばれたマディソンのいとこがヒロインです。
  • あなたが遠くて
    3.7
    五人きょうだいの長女アニスは、村でも働き者で評判の娘だった。家は裕福でないので、あまりおしゃれもできないけれど、家族はみんな仲がよく、日々の生活に満足していた。ところがある日、幼なじみの友人で敏腕実業家のジェイクに出会い、彼女はわけのわからない気持ちの揺れに翻弄されはじめた。ジェイクが視界に入るだけで我慢ならないのに、いないとがっかりしたりして。もちろん、彼に恋しているなんてありえない。一方、ジェイクは会った瞬間、彼女に好印象を抱いた。そして彼一流のやり方で結婚に漕ぎつけようと……。■運命は彼に味方するのか、それとも彼女に? 長く皆さまに愛されつづけている作家ベティ・ニールズが、結婚に愛を求めようとするヒロインの健気な姿を丁寧に描いた作品です。ご堪能ください。
  • デザート・ローズをきみに
    -
    人気シェフのリリー・フィンチは、ケータリングを手がけていたパーティで彼と出会った。ふたりはひと目で強く惹かれあい、バルコニーに出ると、衝動のおもむくままに熱いキスを交わした。オリーブ色の肌と黒髪がエキゾチックなその男性は、カリムという異国の名を完璧なイギリス英語で名乗り、礼儀正しくもどこか尊大な口調で、電話をしてほしいと言った。だが、我にかえったリリーは仕事中の突然の出来事にとまどい、キッチンに逃げ帰る途中で彼の電話番号を落としてしまう。もう二度と会えないと思っていた翌日、彼が玄関に現れ――。■都会の夜に出会ったすてきな男性が、アラビアンナイトの世界の王子さまだったら? ケイト・ハーディがスタイリッシュに描く、ロンドンの千一夜物語をお楽しみください。
  • ケーキで恋を【ハーレクイン・マスターピース版】
    -
    あの人の姿を思い浮かべながら、乙女は今日もケーキを焼く。 姉夫婦の旅行中、カッサンドラは甥と姪を世話することになった。子供たちはすぐになついてくれたが、ひとつ気になるのは、何かにつけて彼らが口にする、裏山の山小屋に住む“人食い鬼”の話だ。興味を引かれてそこへ様子を見に行ったカッサンドラは、目の悪い、ひどく無愛想な男性に冷たくあしらわれる。でも黒眼鏡をかけた彼は、鬼にしてはずいぶんハンサムだった。ベネディクトと名乗るその長身のオランダ人男性は、外科医の仕事に復帰するため、ここで視力の回復を待っているらしい。なぜか放っておけず、カッサンドラは彼の目となって読み物を読み、ケーキを焼いては彼を訪ねた――それが、恋であることにも気づかずに。 ■唯一無二の作風で世界中のファンに愛されるベティ・ニールズの、1970年代の珠玉の名作をお贈りします。ベネディクトの黒眼鏡の奥には、何色の瞳が隠されているのかしら? そんなふうに胸を高鳴らせるカッサンドラの初々しい恋心が優しい筆致で描かれています。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 聖なる愛情物語【ハーレクイン文庫版】
    -
    《珠玉の名作本棚》ハーレクイン文庫に毎月2点、仲間入り!英国が誇る二大ロマンス作家による、愛と夢のつまったクリスマス短篇集! 継母と継妹に虐げられて暮らすバーサは、自分の誕生会なのに悪趣味なドレスを着せられ、立ちつくしていた。招待客が美しい継妹にばかり興味を示すなか、医師のオリヴァーが平凡なバーサに声をかけた。「ここを抜けだして食事に行かないか?」(B・ニールズ『悲しきシンデレラ』)庭師のアンバーは大富豪ロッコの恋人だったが、二人の関係をゴシップ紙に売ったと彼に誤解され、冷酷に捨てられた──彼の子を宿していたのに。1年半後、再会したロッコに誘惑され、熱い夜を過ごすが、すぐに深く後悔する。彼から愛人になるよう迫られたのだ!(L・グレアム『届かなかったプロポーズ』) *本書は、クリスマス・ロマンス・ベリーベストから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ハナの看護日記【ハーレクイン・マスターピース版】
    -
    慣れた手つきで赤子を抱く彼の姿に、小さな恋のつぼみがほころんだ。 新生児室の看護師ハナは、献身的にある赤ん坊を看病している。英国旅行中に事故に遭ったオランダ人女性が産んだ未熟児だ。順調に母子が回復し始めたころ、オランダから見舞い客が訪れた。赤ちゃんの母親が心酔する名医の“ファレンテインおじさま”だわ。おじさまという呼び名から想像していたよりずいぶん若々しく、人目を引く端整な顔立ちに、ハナは思わず心を奪われた。でも、彼の態度は冷淡で、私のことなんて目に入らないみたい……。もう会うことはないのだから、とハナは胸の痛みをやり過ごした。ところが後日、そのファレンテインが、赤ん坊の看護のためにハナをオランダへ連れていく手はずを整えていることがわかり―― ■没後20年を経た今なお、唯一無二の作風で世界中のファンを魅了し続けるベティ・ニールズの、永遠の名作。ファレンテインとの初めての食事で、緊張のあまりワインを飲んでしゃべりすぎてしまったハナ。彼に好感を抱かれていないと感じて落ち込みますが……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ひとかけらの恋
    -
    この胸に芽生えた“好き”は、きっと応えてはもらえない……。 牧師の父と古風な母に育てられたレティシアは、初めての恋に破れて以来、男性には心を開けなくなっていた。そんなときに出会ったのが、知人宅に滞在しているヤソンだった。35歳のオランダ人医師はとても背が高く、ハンサムで、警戒心をあらわにするレティシアに優しく言った。「いつの日か、きみは誰かを好きになる。そしてその誰かは、きみが世界でいちばんきれいだと気づくんだ」事情を知る彼の、なぐさめの言葉でしかないことはわかっていても、レティシアはしだいにヤソンに惹かれていくのを感じた。夏の恋のはじまり――それは、眠れない夜のはじまりでもあった。 ■《ベティ・ニールズ・コレクション》より、HQイマージュの2300号記念を飾った貴重な作品をお贈りします。事故で足首を怪我したレティシアは、知人宅に運び込まれる際、ヤソンに抱き上げられて緊張します。重くないかしらと恥じらう乙女心はやがて恋心に……。
  • 緑の乙女に口づけを【ハーレクイン・マスターピース版】
    -
    「いつも白衣を着ているように」彼はなぜ、私にそんなことを求めるの? 夜勤の日、看護師のジョージーナが交通事故に遭った子どもたちを手当てしていたところへ、背の高い見知らぬ男性が現れた。父親だろうと思って接していたが、じつはオランダの高名な医師で、子どもたちの後見人のユリウスだということがわかる。勤務を終えて眠りに就く前、彼女はユリウスのことを思い出した。すてきな人にぴったりの名前ね。口元もとてもやさしげだった……。その後も、気づくと彼のことを考えてしまうジョージーナだったが、ただの看護師が名医に恋するなんてと、慌てて想いを打ち消した。ところが後日、彼女は憧れのユリウスから思わぬ申し出を受ける。「住み込みの看護を頼みたいので、君を借りることはできないか?」 ■働き者でみんなから慕われているジョージーナは、ユリウスに誘われて彼の屋敷で働くことになります。やがて子どもの怪我が回復したら、嬉しい一方で、ユリウスと会うことももうなくなるのかと考えると暗い気持ちになるのでした。1970年代の貴重な初期作です。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 赤い薔薇とキス【ハーレクイン・マスターピース版】
    -
    赤い薔薇の花が、思い出させる―― 恋い焦がれるあの人の唇を。ロンドンの病院で主任看護師を務めるマギーは、恋に奥手な24歳。 あるとき、オランダから著名な専門医パウルが講演に訪れた。 長身で鷲のような風格漂う30代半ばの彼に、看護師たちは色めき立ち、 遅れて講堂に入ったマギーもまた、壇上の彼と目が合い、強く惹かれる。 講演のあと、主任室に戻ったマギーを追うように現れたパウルに、 「僕のことを覚えておいてほしい」と言われ、唇を奪われた。 それからというもの、マギーは気づけばパウルのことを考えていたが、 すでに帰国したであろう彼とどうなるわけもなく……。 そんなとき、マギーが非番の日に書かれた看護ノートを目にし、驚いた。 なんと、パウルの母親が病に倒れ、この病院に運び込まれたというのだ! *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ガラスの靴はなくても【ハーレクイン・マスターピース版】
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    美しい妹の身代わりでもいい。 いつか彼が振り向いてくれるなら。ローラは地味な容姿のせいか、20代も終わりでいまだに独身だ。 ある日、ローラの名付け親がレイロフという友人を伴って訪ねてきた。 そのハンサムなオランダ人医師を見るなり、ローラは目をみはった。 包容力と落ち着きのある大人の彼は、まさに思い描いてきた理想の男性。 しかし、レイロフが心を奪われたのは、見るからに華やかな妹だった。 ほどなく婚約した二人を、ローラは胸の痛みをこらえながら祝福した。 ところが移り気な妹は、出会ったばかりの別の男性と駆け落ちし、 婚約破棄をレイロフに伝える役目をローラに押しつけた。 ローラがありのままを告げると、レイロフは彼女を見据え、 驚くべき言葉を口にした! 「それなら、君と結婚したっていいわけだ」 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • やどりぎの下のキス【ハーレクイン文庫版】
    -
    楽しみのなかった私の人生に訪れた、 とっておきのメリークリスマス。 病院の電話交換手エミーはある日、 高名なオランダ人医師で教授のルエルドに書類を届けた。 初めて会う教授はよそよそしくて人を寄せつけず、 彼女は追い払われるように退室し、しょんぼりと家路に就いた。 だがその後、ルエルドは夜勤明けのエミーを家まで送ったり、 子猫を拾って上司に叱られたときにはかばってくれたりした。 なぜ地位も名誉もある魅力的な彼が、地味で平凡な私に親切を? でも素直に喜べなかった――彼には、美しい婚約者がいるから。 そんな中、エミーはクリスマスのオランダに招かれ……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 結婚から始めて【ハーレクイン文庫版】
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    浪費癖のある父と病弱な妹と暮らす、ヘルパーのアラミンタは、母が早くに他界したあと、仕事も家事も一人でこなしてきた。あるとき、上流階級の医師ジェイスンの屋敷に派遣され、彼の妹の子供たちの世話をすることになった。誠実でハンサムな彼に心惹かれるが、契約は半月あまりで終了。次の仕事は老人の世話をする過酷な労働だった。だが1週間後、現れたジェイスンに、なんと結婚を申し込まれる!“愛していなくても、一緒に暮らすうちに愛が生まれればいい”ただ彼のそばにいたくて、プロポーズを受けたけれど……。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • クラシック・ラブ【ハーレクイン文庫版】
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    親代わりの大叔母が財産を失ったことから、住み慣れた屋敷を引き払い、つましく暮らすペーシェンス。ある日、空いた屋敷をしばらく借りたいという話が舞い込む。しかも借り手のオランダ人医師ユリウスは、執筆に専念するため、ペーシェンスを庶務係として雇い入れたいらしい。未払い請求書の束を思い、彼女は引き受けることにした。でも、執筆中は絶対に静かでいるように要求するなんて、私の雇主になる人は、きっと横柄なご老人ね。だが現れたのは、にこりともしないけれどハンサムな男性で……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 氷雨降るハーグ【ハーレクイン文庫版】
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    ロンドンで働く勤勉な看護師のオクタヴィアは、地中海を巡る客船ソクラテス号で出張看護をすることになった。 船上で、以前病院に患者を運び込んできた傲慢な男性と再会する。 あのとき彼は“多分……いや、必ずまた会う”と言って去り、彼女の脳裏に強烈な印象を刻みつけたのだった。 オランダ人医師として乗船している彼、ルーカスと過ごすうち、彼の無愛想だけれど親切な人柄にオクタヴィアは心惹かれていく。 ところが航海が終わると、残酷な仕打ちが彼女を待っていた―― それは、愛のかけらもない、便宜的な結婚の申し出だった! *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ようこそ愛へ【ハーレクイン文庫版】
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    母亡きデボラは、寝ずに看病した甲斐なく継父も失うと、冷酷な義理の兄と姉に家を追い出されてしまった。どうにか年老いた夫人を看護する住み込みの仕事に就いたが、遺産を狙う家族の冷たい本心を知り、デボラは思い悩んだ。不憫な夫人を元気にしてあげたいけれど、どうすれば……?そこで、ある日かかりつけ医が連れてきた専門医で、青く澄んだ瞳の美しいサー・ジェイムズに相談することに。彼は想像以上に親身になってくれた。なんてすてきな方……。その瞬間、彼女の人生で初めて、恋のつぼみがほころんだ。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ふたりのパラダイス【ハーレクイン文庫版】
    -
    求職中の看護師プルーデンスはある日、名付け親から、オランダへ一緒に行ってほしいと頼まれる。病気の姉エマを見舞いたいのだが、ひとり旅が不安だという。断りきれず、しぶしぶ同行したプルーデンスは、エマの甥であり主治医でもあるハーソーを紹介されて驚く。さっき庭園で出会った失礼な人だわ。庭師だと思っていたのに。ハーソーの尊大な態度に腹を立てながらも、プルーデンスはその美しい瞳に、これまで感じたことのないときめきを覚えていた。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 花嫁は片思い?【ハーレクイン文庫版】
    -
    こらえきれぬ涙がひと筋……。そのとき、白馬の王子が現れた! パーティでオランダ人医師ヘイスと出逢った秘書のベアトリス。失礼のないようにと丁寧に社交辞令を述べると、回りくどい挨拶より思ったことをはっきり言うべきだと返される。ずば抜けてハンサムなのに、なんてぶしつけな人なの……。でもなぜだかわからないけれど、彼女の心は妙に騒ぐのだった。そんなある日、利己的で無神経な恋人と別れ、みじめな思いで泣いていた彼女を、突然、大きな手がつかんだ。あなたは、ヘイス! 彼は低く優しい声で言った。「よかったら、泣いているわけを聞かせてくれないかな」 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 虹色のシンデレラ【ハーレクイン文庫版】
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    つらい別れのあと、気づいた妊娠。夢の時は、絶望に変わって…。 売れっ子童話作家のエリンは大のマスコミ嫌い。ある日、公園で子供たちにおとぎばなしを聞かせていると、輝くブルーの瞳の、凜々しい男性が目に飛びこんできた。エリンには彼が王子様に見えた――世間に疎い彼女は、彼が大富豪ピーター・ラムジーとは知らなかったのだ。二人は互いの素性を知らぬまま強烈に惹かれ合う。だがやがて、彼女が自分に劣らぬ有名人だと知ったピーターは、なぜ素性を隠していたのかと彼女をなじり、別れを告げた。その直後、エリンは妊娠に気づくが……。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ドクターは御曹子【ハーレクイン文庫版】
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    シンデレラに魔法をかけて…意地悪な継母と妹たちと暮らすけなげな看護師に、やっと訪れた幸せ――。 フィリーはロンドンの病院で働く優秀な看護師。友達も多く、患者からも慕われ、医師からの信頼も厚い。だが、国家公認看護師の最終試験に合格しても、無神経な継母と妹たちからは、お祝いの言葉はなかった。寂しい思いを押し隠して、フィリーはひたすら仕事に励んだ。勤務が終わったころ、彼女は待ち人がいることを告げられる。行ってみると、そこには青い目のハンサムな男性が――。まあ、今朝エレベーターで見かけたすてきな人。ワーレと名乗った医師は、彼女をお祝いを兼ねた食事へ誘った。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 運河の街の恋【ハーレクイン文庫版】
    -
    【秘密の恋心】私はただの世話係。彼はふりむいてもくれないのに。 看護師の研修を数週間後に控えたアラミンタ・ポンフリーに、思いがけない仕事が舞い込んだ。あるオランダ人医師の幼い双子の甥の世話係に、アラミンタが推薦されたのだ。ドクター・マークス・ファン・ダ・ブローというその医師は、予想外に若くハンサムで、彼女はひと目で好意を抱いた。胸躍る外国生活、かわいらしい子どもたちとの楽しい日々。だがアラミンタに対するマークスの態度は常に冷たく、彼を愛し始めてしまったアラミンタは、人知れず苦しむ。彼にとっては“ミス・ポンフリー”など、永遠に他人なのだと。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 赤い薔薇とキス
    完結
    -
    看護師のマギーが働くロンドンの病院に、講演のためオランダから医師パウルがやって来た。長身のマギーよりさらに背の高い彼は患者の乱暴な家族に困るマギーをかばい助けてくれた。可憐にも甘え上手にもなれない私でもこの人は普通の女性のように接してくれるのね。さらにパウルは「僕のことを覚えていてくれ」とマギーの頬にキスしてきて…! あんなに素敵な人がなぜ私に? 戸惑うマギーだが帰国したパウルからはその後連絡もなく…2週間後、思いがけない出来事が?
  • 教授のそばで
    完結
    5.0
    病弱な母の代わりに家のことをしていたジェマイマは資格など何もなかったが、幸運にもある老婦人の付き添い役の職につくことができた。狭いながらも自分だけの下宿。気難しい雇い主にふりまわされながらも、ジェマイマは新しい生活に胸を躍らせる。老婦人の甥のケイター教授はハンサムだが、怒りっぽくて失礼な男性だった。一瞬でもすてきなんて思ったのは取り消すわ。しかも、彼の恋人には“ねずみ”みたいとばかにされる。でも、彼に遠まわしな優しさをしめされて…。
  • ひとかけらの恋
    完結
    -
    看護師のレティシアは初めての恋で傷ついて以来、男性に心を開けなくなってしまった。ある日、病院にオランダ人の医師ヤソンがやって来た。休暇に入る友人の代理で雇われたという彼の美しい瞳に、ひと目で惹きつけられるレティシア。さらにヤソンはレティシアが足を怪我して動けなくなっていた時、優しく抱きかかえ助けてくれた。彼は年上で、つりあうはずもないのに…どうして惹かれてしまうの? 恋心が募るレティシアだが、同時に臆病な自分が顔を覗かせて…。
  • 幸せをさがして【ハーレクインSP文庫版】
    -
    45周年特選 1 ベティ・ニールズ2024年は、HQ日本創刊45周年!巨匠作家の話題作を月替わりでお贈りします。可哀想ヒロイン決定版! 意地悪な継母、大好きな彼さえつれなくて。 継母に虐げられ続けて、耐えられず家を飛び出した孤児ベッキー。雨の中で途方にくれていると、ロールスロイスに乗った優雅な身のこなしの、見知らぬオランダ紳士が声をかけてきた。医師でもある男爵ティーレ――彼は濡れそぼったベッキーを連れ帰り、足の悪い母親の付き添いとして屋敷での滞在を許した。生まれて初めて優しくされてどうしようもなく彼に惹かれていくベッキー……。だが、ある日、ティーレが自分のことを、「やせぎすのねずみみたいな娘に僕は魅力を感じない」と話しているのをもれ聞いて、思わず涙ぐんでしまう。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • サンライズ・ヒル
    完結
    4.4
    夏至の日の朝、丘の上で願い事をすると叶うという。「運命の相手が現れますように」とビアトリスがお願いすると林のなかから素敵な男性が現れた。長身で感じのいい彼はオリバーと名乗った。この人が運命の相手だといいのに──数日後、ビアトリスは大叔母のつき添いでロンドンでも有名な心臓専門医を訪ね診療所へ…するとそこにはオリバーが!? まさか、また会えるなんて。しかも彼は彼女に「これは必然的な再会だ」と意味深な言葉を残した。これは甘く優しい恋の始まり?
  • 素直になれない二人
    完結
    4.8
    両親を亡くし、ふたりの姉の世話をしながらつましく暮らすジュリア。姉たちはもうすぐ結婚して家を出てしまうけど、私の赤い糸は誰とつながっているのかしら。あるパーティーでジュリアは、医学界トップにしてオランダ貴族のヘラルト教授に声をかけられる。カーテンを仕立て直して作ったドレスをからかわれて、彼の印象は最悪。二度と会いたくないわ。でも、仕事も家もなくす彼女に手をさしのべてくれたのも教授だった。いじわるなの、それとも優しいの?
  • 教授と私
    完結
    4.5
    ロンドンの病院でハンサムな名医と人気のワイリーライアン教授の、秘書として働くチャリティ。先輩秘書からいやがらせを受けていた彼女は堪えきれず残業中、涙をこぼしてしまう。そこを教授に見られたことがきっかけで人生の岐路を迎えることに。教授の診療所で個人秘書だなんて…これからも毎日近くで教授を見ることができるわ! でも、教授には綺麗で優しい婚約者がいる。教授への恋心に気づいてしまったチャリティ。失恋確定な切ない恋の行方はどうなる?
  • 冬の二重奏
    完結
    -
    休暇明けで出勤した小児科医カトリーナは、新しく赴任してきたリースと初めて顔を合わせた。とびきりハンサムで優秀な医師だけど、どこか冷たい印象の彼。うまくやっていけるかしら? 食事に誘ってきた彼の意外に気さくで優しい一面に触れ、次第に惹かれていくカトリーナ。もう二度と職場恋愛なんてしないと決めていたのに…。けれど彼女の耳が不自由なことを知られてしまってから、彼の態度がよそよそしくなってきたように感じる。心なんて開きたくなかったのに。
  • ケーキで恋を【特典付き】
    -
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!姉夫婦の留守中、子供たちの面倒をみることになったカッサンドラ。美しいスコットランドでの日々は楽しかったが、気になるのは子供たちが口にする、裏山の"人食い鬼"の話。興味をひかれて山へ登ってみると、裏山の館に住む目の不自由な男性に冷たく追い払われてしまった。ハンサムだけれど無愛想な彼、ベネディクトこそが人食い鬼の正体だった。でも、なぜ周囲のすべてに固く心を閉ざしているの? カッサンドラはどうしても彼がほうっておけなくて…。
  • 最後の花火はあなたと
    完結
    5.0
    ケリーはイギリスでは珍しい女性花火師。彼女は今、新しい花火を作るのに夢中だったが、神聖な作業を邪魔する男が…。男友達のアダムだ。ふたりはただの友達で決して恋人同士ではなかった。いつものようにランチとお酒。そして他愛のない会話。彼女は過去に手ひどい失恋をしていたので、これ以上の進展をまったく望んでいなかった。しかし、アダムから危篤状態にある父親を安心させるため、婚約者のふりをしてほしいと頼まれる。ふたりの関係に変化が訪れて…!?
  • ティーカップに愛を
    完結
    3.3
    ロンドンで見習い看護師をしているアグネスは、夜勤明けで講義に出席し、うっかり最前列で居眠りをしてしまう。壇上にいたのは看護師たちから熱い視線を向けられるオランダ人医師フラーム・デル・リンセン。講義後彼の控室に呼び出され「君は尊敬心に欠けている。それに厚かましい」と叱責された。ああ、もしも姉みたいに美人だったら、こうは言われなかったのかしら? 劣等感と淡い想いに心乱れるアグネス。ところが、それ以降何かと彼と会う機会が増えていき…?
  • 愛を演じて
    完結
    3.0
    見習い看護師ベネチアは爆弾騒ぎで負傷し、有名なオランダ人医師ルティンガ教授の処置を受けた。普段は怖いと評判の教授はこの上なくやさしく──それが恋の始まりだった。その後も教授は、身寄りをなくしたベネチアを気遣い、デートにも誘ってくれた。でもまさかそれが、契約結婚のためだったなんて…。教授は、後見人として一時面倒をみる少女のために、妻役を演じてほしいとプロポーズしてきたのだ。愛なきオファーにベネチアの胸は絶望でつぶれそうで…。
  • 虹に憧れて
    完結
    4.0
    幼い頃に両親を亡くした看護師のオリンピア。女手ひとつで育ててくれた伯母のため、彼女の経営する介護施設で身を粉にして働いていた。男性との出会いもなく、結婚を夢見ることもない毎日。ところがある日、年の離れた美しい男性ワルドーに出会う。彼は転んでしまったオリンピアを優しく助け家まで送ってくれた。なんて素敵な人…一生忘れないわ。すると次の日、介護施設に医師としてワルドーがやって来た。さらに彼はオリンピアに信じられない提案をしてきて…!?
  • リトル・ムーンライト
    完結
    4.0
    サリーナは25歳。体の弱い母親の面倒をみながら、派遣のタイピストとして働いている。娘らしい楽しみもなく、身勝手な母親に使用人のように尽くす日々だったが、ある日サリーナは臨時でマルク・テル・フォーレン医師のもとで働くことに。するとオランダの男爵でもある彼は、退職する秘書の代わりに彼の国へ一緒についてきてほしいという。このハンサムなドクターと? お母さんのことはどうすればいいの? サリーナの心を、希望と困惑が駆け抜けた。
  • 猫と紅茶とあの人と【ハーレクイン・マスターピース版】
    -
    私はさんざん彼のことを考えたのに、再会した彼の瞳は、私を素通り……。 ある雨の日、バス停にいたクレアラベルに、とんだ災難が降りかかる。前の客に足を踏まれてけがをし、後ろの客に傘で小突かれたあげく、側溝の泥水に足をとられているうちに、バスが走り去ってしまったのだ。だが通りすがりのロールスロイスに拾われ、家まで送ってもらうことに。車の主は長身でハンサムな整形外科医、マルク・ファン・ボーゼル。猫2匹と暮らす彼女の狭いフラットには場違いなほど洗練された男性だ。「5分しかないんだ」彼は傲慢ともいえる態度でそう言うと、そそくさとクレアラベルのけがの手当てをして帰っていった。翌朝クレアラベルは職場の病院で、回診に加わった意外な人物を見て驚く。昨日のあの人だわ! けれど、当のマルクは彼女に目を留めもしなかった。 ■唯一無二の作風で人気のベティ・ニールズ作品の中でも、特に人気の高い名作をお贈りします。はじめはクレアラベルに興味などない様子のマルクでしたが、やがて、迷惑な女性を退けるために名目だけのフィアンセになってほしいと、彼女にダイヤの指輪をはめ……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 星は見ている【ハーレクイン文庫版】
    -
    まだ恋も知らない不遇の看護師の 運命の男性は、心優しきドクター? ベスは父親の死後、異母兄にうとまれて家を出た。今は弟とロンドンに暮らし、看護師として働いている。田舎出身の彼女に、都会の生活は合わなかった。日々の生活は決して楽ではなく、服も満足に買えない。こんなことじゃ、結婚なんてとても無理ね。いつしか、そう思うようになっていたある朝、彼女は自転車で通勤途中、一人の男性に衝突してしまう。けれど彼は怒るどころか、にっこりとベスに笑いかけた。それが著名な外科医、アレクサンダーとの出会いだった。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • あなたが遠くて【ハーレクイン・マスターピース版】
    -
    一度でいいから、聞きたかったのに……。“僕も幸せだ”の一言を。 5人きょうだいの長女アニスは、村でも働き者で評判の娘。家は裕福ではないので、おしゃれもできないけれど、家族はみんな仲がよく、日々の生活に満足していた。そんなある日、アニスはハンサムな敏腕実業家ジェイクと出会った。彼は尊大で自信過剰だけれど、いなければいないで寂しい。苛立ちと思慕の間で揺れるアニスの心を、ジェイクがさらにかき乱す。「僕は愛を疑っているが……僕の帰りを待つ妻が欲しい」君はぴったりだと言われ、アニスは思った。なんて心のない求婚なの!人は愛あればこそ結婚するものだと反論する彼女に、ジェイクが言った。「君もいずれ、間違いに気づくよ。ひとまず半年試してみないか?」 ■穏やかなロマンスで読み手の心を癒やす唯一無二の作家の名作をご紹介する《ベティ・ニールズ・コレクション》。嫌いなはずなのに、なぜか気になる存在ジェイクを、いつのまにか愛してしまっていたアニス。半年の試験結婚後は、無理強いしないと言われますが……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 小さな愛の願い【特典付き】
    完結
    5.0
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!養護施設で育ったヘンリエッタは、今は病院でパートとして懸命に働き、生計をたてている。 ある日、病院の庭で猫を拾ったのをきっかけに、彼女は憧れの医師アダムと話す機会を得る。 その後、重なるピンチを偶然アダムが救ってくれる内、彼女はアダムに心惹かれていく。 でも、高名で裕福な医師と彼女では、住む世界が違いすぎて・・・・・・。
  • 男爵夫人の憂鬱
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    愛なき求婚をされて気づいた――彼を、ずっと好きだったことに。 看護師のカトリーナは、パーティでオランダの男爵ラフと知り合った。落ち着き払った長身の彼は高慢な有閑人といった風情で、カトリーナは何を話せばいいかわからず、天気の話をするほかなかった。その夜は気まずく別れたが、後日、職場の病院で再会したとき、外科医でもあるラフが急患の処置をてきぱきこなす姿に胸を高鳴らせた。彼はとても優雅で、それでいて有能で頼りがいもあるわ……。そんなカトリーナも周りから頼りにされる働き者だったが、ある日、迷惑な同僚に言い寄られ、思わず、もうすぐ退職すると言ってしまう。すると、次の仕事のあてもない彼女に、ラフが驚きの提案を投げかけた!「僕は妻が欲しい。僕と結婚することを考えてくれないか?」 ■カトリーナより10歳以上も年上のラフは、自分は恋にのぼせあがるような年齢じゃないと言い、プロポーズをしました。彼が情熱的な愛を望んでいないのだと思うと、切なくなるカトリーナでしたが……。穏やかで優しい作風に癒やされる、不朽の名作です。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ウエディング・ベル
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    ■ウエディング・ベルを愛する人と。そんな憧れがかなうのはいつ?■クララは、荘厳な結婚式に参列していた。花嫁は親友のスーザン。花婿は財閥の御曹司、ギャレスだ。幸せそうな花嫁の姿に、クララは目に涙をため、歓喜に酔っていた。一方、一緒に参列しているクララの恋人ジェリッドは、仏頂面だった。クララとは対照的に、ジェリッドは結婚式が大嫌い。クララのことを心から愛しているが、結婚はしないと公言している。すばらしい恋人だけれど、その点だけがクララには不満だった。ああ、私たちがウエディング・ベルを鳴らすのはいつのことかしら?それにしても、今日のジェリッドはようすがおかしい。ギャレスの祖父、オーウェンが声をかけてきたときの冷たい態度……。以前から知り合いみたいだけれど、二人の間には深い確執があるようだ。今日こそ彼の結婚嫌いの理由を突きとめよう。クララは決心した。それがわかれば、私たち二人にも新たな未来が開けるかもしれない……。
  • 涙はあなたの肩で
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    ■私より屋敷が目当ての婚約者と別れたとき、あの人は肩を貸して思う存分泣かせてくれた。■ロンドン近郊で領主の末裔として暮らしてきたクロスビー家。そのひとり娘レオノーラは、今は貧しくなった一家を支え、荒れてはいても美しい屋敷を、ばあやと二人で切り盛りしている。ある日、病に倒れた老医師に代わって、診療所に若い医師ジェームズ・ガルブレイズが赴任してきた。レオノーラは彼に医師としての尊敬のまなざしを向けながら思った。すてきな人だけど、私にはトニーがいる。トニーはハンサムだし、私の指には彼から贈られたダイヤの婚約指輪が輝いている……。ところがトニーの結婚の目的は意外なところにあった。二百年前に建てられた壮麗なクロスビー家の屋敷を改修して、ビジネスの拠点にしようともくろんでいたのだった。
  • 偽りの約束
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    ■この男性との結婚は大きな過ちになるかもしれない。■ベスは不幸のどん底にいた。恋人に裏切られ、仕事と住まいを失い、体は普通の状態ではない。そんなとき、偶然出会って手を差し伸べてくれたのがデイヴィッド・ケインという会社経営者だ。彼はベスに秘書の仕事を与え、自分の家に同居させてくれた。ある日、デイヴィッドの義姉がふいに訪ねてきて、ベスを彼の恋人と勘違いする。デイヴィッドはなぜか、その誤解を解こうともしない。それどころか、義姉が帰ったあと、驚くべき提案をした。「僕たち二人の問題を解決するために結婚しないか?」彼の問題がなにか全然わからなかったが、ベスは役に立ちたいと思った。
  • デイジーの小さな願い
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    ■彼女にはなぜか心引かれる。どうと言うところのない、平凡な娘なのに。■デイジーは、控えめで物静かな目立たない娘。海辺の小さな町で、父親の骨董店を手伝っている。初恋に破れ、悲しい気持ちで浜辺を散歩していた彼女は、すてきなオランダ人の医師ユールス・デル・ホイズマに出会った。彼は数回店を訪れ、デイジーはひそかに恋心をいだいた。ある客の買い上げた品をオランダまで運ぶことになった彼女は、夜のアムステルダムで偶然ユールスと再会した。ただし……運河に落ち、助けを求めた彼女の手をユールスがつかんでひっぱり上げるというさえない状況で。その後も重なる偶然に、デイジーは胸の思いを抑えようと必死だった。一方のユールスは、わがままな婚約者の相手をしながらも、デイジーのことばかり考えていたのだが。
  • 愛しい人の二つの顔
    -
    ■他人に見せるジキル博士と私に見せるハイド氏、どちらが本当のあなたなの?■アビーは、整形外科医イーサンのクリニックで受付として働いている。恋人の裏切りで獄中生活を強いられた彼女は、男性不信に陥っていた。そしてイーサンのほうも、なぜか女性に嫌悪を抱いているようだ。そんなある日、イーサンが、泊まりがけの医学会議に恋人として同行してほしいと頼んできた。多額の報酬つきで。いつもハイド氏のように冷酷な彼を見ているアビーは、即座に断った。何か事情があるらしいけれど、あんな人と旅行するなんてまっぴらよ!だが、その翌日、予期せぬ事件が起こった。アビーが母とも慕う恩師の家で盗難があり、大金が盗まれたのだ。嘆き悲しむ恩師を前に、アビーは心を決めた。イーサンの頼みを受け入れよう。その報酬を恩師に渡せばいい。アビーはこうして旅立った。大きな不安を抱きながら……。
  • ばら咲く季節に
    完結
    5.0
    医師フィッツギボンの診療所で働くためロンドンにやって来た看護師のフローレンス。有能な外科医として名高い彼は冷ややかでそっけなく、仕事以外の話をしようともしなかった。患者さんにとっていい先生なら、どんなに厳しくてもかまわないわ。仕事に打ちこむフローレンスだが、遅くまで働いた帰り道、知らない男性に絡まれてしまう。助けに現れたのはなんとフィッツギボンで…? さらに彼は、フローレンスがお腹を空かせていると知ると食事に誘ってくれて…。
  • 運河の街の恋
    -
    ■いつまでたっても〝ミス・ポンフリー〟彼はわたしを他人と思っているんだわ。■アラミンタ・ポンフリーは子供たちの施設で働きながら、学問に没頭する両親のために、家事を切り盛りしている。そんなある日、知人から思いがけない仕事が舞い込み、数週間オランダへ行くことになった。独身の医師がしばらく六歳の双子の甥を預かることになり、子供たちの世話係を探していたところへ、彼女が推薦されたのだ。ドクター・ファン・ダ・ブローというその医師は予想外に若くハンサムで、アラミンタはひと目で好意を抱いた。胸おどる外国生活、かわいらしい子供たちとの充実した日々。だが、アラミンタに対するドクターの態度はどこかよそよそしく、彼を愛しはじめたアラミンタは、人知れず苦しむ。彼の胸にも、愛が芽生えかけているとも知らずに。
  • 冬のウエディング【ハーレクイン・マスターピース版】
    -
    傷ついた壁の花を拾い上げた、白馬の騎士の心は……。 看護師のエミリーは姉に頼まれ、双子の赤ん坊の世話をしながら、経済的にも体力的にもぎりぎりで暮らしていた。仕事ぶりは一流だが、小太りで地味な看護師――ある日、医師たちのそんな話を耳にし、エミリーはうつむいた。“小太りで地味”と言ったのは、みんなの憧れ、ユレス・ロメイン教授。オランダから来たハンサムで優秀な外科医だけれど、ひどいわ……。だが病院のパーティで、パートナーに袖にされて落ち込む彼女を助け、家まで送ってくれたのは、ほかならぬユレス・ロメイン教授だった。しかも、教授から思わぬ申し出を受ける。彼の患者のつき添いとして、エミリーに一緒にオランダまで来てほしいというのだ! ■穏やかで優しい作風で今なお愛され続ける作家の、不朽の名作を集めた《ベティ・ニールズ・コレクション》。実直なエミリーとはまるで性格の異なる、派手で美人の妹が教授を気に入り、思いがけない展開を見せます。頑張り屋のヒロインに声援を送りたくなる一作。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 悲しみからの旅立ち【ハーレクイン文庫版】
    -
    泣き出した私に肩を貸してくれた 青い瞳の魅惑のドクター。 でも、まさか突然プロポーズされるなんて……!マーゴは平凡な顔立ちをした、心のやさしい牧師館の娘。 ある夜、道で困っている家族を助けようとしていたところへ、 車でドクターが通りかかり、すっかり世話になった。 ゆったりと落ち着いた物腰、美しい顔立ち。 青い瞳の魅惑的なガイス・ファン・ケッセル医師。 ガイスとはその後、何度か会う機会があったが、 彼は有名な小児外科の大権威――どこまでいっても遠い存在。 けれどマーゴに耐えがたいほど深い悲しみが襲いかかったとき、 ガイスの肩で思いきり泣くと、なんと彼にプロポーズされ……。
  • 教授はそばかすがお好き【ハーレクイン・マスターピース版】
    -
    「僕はそばかすが好きだよ」落ちこむ彼女に、教授は言った。 私は子供たちを守ろうとしただけなのに、“猛女”ですって?子守りのデボラは、突然現れた雇主の兄ギデオンに立腹した。ハンサムで優雅な身なりの彼は教授らしいが、態度が尊大なのだ。魅力的な笑顔にほだされちゃだめ。こんな失礼な人、もう会いたくない。ところがある日、デボラが雇主一家の休暇先に同行すると、なんとそこには、またしてもギデオンの姿が……。驚き、とまどうデボラだったが、一緒に過ごすうち、赤ん坊や子供に優しい彼の意外な一面を知り、急速に惹かれていった。デボラの淡い恋心はしかし、ギデオンの不意の言葉に振り回される!「僕と結婚してくれないか? ああ、ロマンスや愛は問題ではないが」 ■唯一無二の作家の名作集《ベティ・ニールズ・コレクション》をお贈りします。本心では何を考えているのかわからないヒーローですが、雇主にそばかすを指摘されて赤面する年頃のヒロインに対し、彼が後日、ドライブ中にさりげなくかけてあげる言葉が印象的です。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 星は見ている
    完結
    3.3
    ロンドンで看護師として働きながらつつましく暮らすエリザベスはある朝、自転車でひとりの男性とぶつかってしまう。彼は怒りもせずやさしく笑いかけ、許してくれた。ところが病院でその男性と再会したエリザベスは、驚愕する。彼は、ヨーロッパ屈指の著名な外科医アレクサンダーだったのだ。とても素敵な人だけど…住む世界が違いすぎるわ。そんな時、アレクサンダーの妹が入院してきた。エリザベスは彼から、住みこみで妹の子供たちの面倒をみてくれないかと頼まれ!?
  • 夢の先には
    完結
    -
    看護師のエマはオランダ旅行中、誤って高級車と事故を起こしてしまう。弁償を申しでるが相手の男性ユスティンは、冷たくそっけない。それなのに、心を惹かれてしまうのはなぜ? 再会することはないのに、彼を忘れられない…。そう思っていた旅行の最終日、偶然再会したユスティンの隣には美女がいた。彼には、恋人がいるのね。この恋は忘れるしかないわ…。と思った矢先、帰国した勤務先の病院に、最新技術を伝授する外科医としてユスティンが現れて──!?
  • 聖夜には薔薇を【ハーレクイン・マスターピース版】
    -
    誰かが薔薇の花束を贈ってくれたら、自分が特別な存在なんだと思える……。 故郷での休暇中、エレナーはフルク・ファン・ヘンスムと再会した。彼と最後に会ったのは、もう15年も前のことだ。昔のフルクは、エレナーの髪を引っ張るような威張りん坊の少年だった。それが今や有名な内科医で、長身の立派な大人の男性になった姿に、エレナーは息をのんだ。でも、意地の悪さは以前と変わらない。エレナーの家族にはにこやかなのに、なぜか彼女にはそっけないのだ。不意にフルクから、結婚はしたのかと問われ、エレナーの脈拍が上がる。まだと答え、同じ質問を返すと、フルクは言った。「婚約はしている」エレナーはなぜだかわからないけれど、ばかばかしいほど動揺した。単なる嫌いな人のはずなのに……どうしてこんなにも心が乱れるの? ■「婚約者はきれいな人?」女心から思わずそう問いかけ、目をみはるような美人で服のセンスも抜群という答えに、エレナーは自分の着古した服を見て意気消沈。そんな彼女は、クリスマスに大切な人から大きな薔薇の花束を贈られるのが夢ですが、はたして……? *本書は、クリスマス・ストーリーから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 忘れ得ぬ出会い【ハーレクイン文庫版】
    -
    看護婦のヴィクトリアは、休暇で故郷に帰省中、すてきな男性に出会い、すっかり心を奪われてしまった。でも、彼は外国からの旅行者のようだったから、もう二度と会えないだろう。それに、きっと既婚者だ。名も知らない人のことなんて忘れなきゃ……。ところが仕事に戻った日、その男性が病院の廊下を歩いてきた。オランダに住む医師で、名前はアレクサンダーというらしい。「勤務が終わったら、デートでもしよう」偶然再会した彼に、親しげに誘われ、ヴィクトリアの胸に喜びと疑念がこみあげた。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 猫と紅茶とあの人と
    完結
    4.0
    理学療養士のクレアラベルは町で、長身でハンサムな男性マルクに助けられる。彼は優しいかと思いきや傲慢な態度で、心をかき乱される、嵐のような出会いだった…。病院に出勤すると、そこにはなんとオランダから臨時で外科医としてやって来たというマルクの姿が!? その後も彼のマイペースな言動に驚きつつも、次第に惹かれていくクレアラベル。ある日、彼から「婚約者の役を演じてもらいたい」と言われ、婚約指輪を渡されて…本気になってはダメ、これは人助けよ!!
  • ノルウェーに咲いた恋【ハーレクイン・マスターピース版】
    -
    気づけばまぶたの裏に、黒い瞳の傲慢なあの人……。 ルイーザはいつかイギリスを離れるのが夢だった。継母の干渉から自由になれたら、どんなにすてきだろう。ある日、その夢を叶えるチャンスが舞いこんだ。ノルウェーで療養する病人のつき添い看護師の職に応募して、みごと採用されたのだ。病人は若くて気まぐれな女性だった。けれども、いちばんの問題はその兄、サイモン・サヴェージ。初対面のときから威圧的で無愛想で、ルイーザを経験不足と決めつけた。この人はこれまで、人に命令して、思いどおりにしてきたのね。私は黙ってあなたの言いなりになんてならないわ!なのに、ルイーザの頭は日に日にサイモンのことでいっぱいになり……。 ■《ベティ・ニールズ・コレクション》より、北欧を舞台に描かれた、冬の香りが漂い始める季節に咲く恋物語をお届けします。ミスター・サヴェージが不機嫌じゃないときなんてあるのかしら? そう心の中でつぶやきながらも、彼と過ごす時間が楽しみになっていて……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • せつないプレゼント
    完結
    5.0
    ロンドンで看護師として働くメアリジェーンのもとに悪い報せが入った。唯一の肉親である祖父が心臓発作を起こしたのだ。すっかり衰えた祖父は、駆けつけた彼女に外科医ファビアンを紹介した。孫娘の行く末を案じた祖父は後見人として彼を選び、すべてを託したという。すでに看護師として自立していたメアリジェーンは後見人に疑問を抱く。私はもう22歳なのに、なぜ後見人が必要なの? ファビアンは見た目はいいけれど威圧感に押しつぶされそうよ――。
  • 湖畔の休日
    完結
    2.7
    ルイーザが秘書を勤める診療所に新しい医師、ギフォードがやって来た。有能でハンサムな彼はたちまち注目の的となったが、ルイーザは大柄な自分が相手にされるわけがないと浮かれはしなかった。ところがギフォード付きの秘書となり、ふたりで過ごす時間が増え、彼を知るうちに惹かれていく。だが彼には婚約者がいた。彼女は美しいけれどとても意地悪な人だった。ルイーザは、ギフォードのためにひと肌ぬぐことを誓う。彼が幸せな結婚をしますように――と。
  • コテージに咲いたばら【ハーレクイン・マスターピース版】
    -
    泣いたことなんてなかったのに……。涙は、彼のくれたハンカチににじんで消えた。 子供の頃に両親を事故で亡くしたカトリーナは、伯母に引き取られて田舎のコテージでつましく暮らしてきた。女学校を卒業したものの、経済事情が許さずに大学進学を断念し、24歳の今になるまで外で働いたこともなく、家事手伝いをする毎日だ。そんなある日、最愛の伯母が白血病であることがわかり、ハンサムな専門医のグレンヴィル教授に診てもらうことになった。先日、カトリーナがバイクにはねられたときも教授に助けられた。でも彼が親切なのは、恵まれたエリート階級の施しでしかないわ。反発心を覚えていたカトリーナだったが、伯母の病が不治のものと思いやり深く丁寧に説明してくれた教授を信頼し、好意さえ感じ始め……。 ■伯母が心配で思わず涙を落とすカトリーナに、見捨てられた幼い少女の面影を見たグレンヴィルは、ただ黙ってそっと彼女に寄り添ってやるのでした。美麗装丁でお届けしている《ベティ・ニールズ・コレクション》の中でも、特に名高い秀作をご堪能ください。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 二人のティータイム【ハーレクイン・マスターピース版】
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    姉が太陽なら、私は月……。日陰の妹の想いは、彼に届くだろうか? メリー・ジェーンは中学生のときに両親を亡くして以来、姉と二人、伯父に引き取られて成長した。今、姉は恵まれた美貌を生かし、売れっ子モデルとして活躍している。一方、平凡なメリー・ジェーンは、伯父が遺したコテージでお菓子を焼き、小さな喫茶店を独りで切り盛りしながら、つつましく生計を立ててきた。彼女は来店客として現れた高名な医師サー・トマスと知り合い、たくましくて、深みのある大人の魅力を持つ彼に憧れの念を抱く。でも、私は自分が彼に似つかわしくないことはよくわかっているわ。それが証拠に、サー・トマスを姉に紹介してから、彼は華やかな姉にのめり込んでいくようで……。 ■《ベティ・ニールズ・コレクション》より、輝く姉に比べて地味なヒロインが見つけた、小さな恋の物語をお贈りします。作品中に頻繁に登場するスコーンやティーケーキなど、ブリティッシュな薫りに包まれ繰り広げられる穏やかなロマンスに、心が癒されます。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 憂鬱なハネムーン
    完結
    -
    イザベルはアレックスの言葉に唖然とした。「結婚してくれ。次の仕事には妻が必要なんだ」好きだけど愛していない友達を“妻”にするだなんて、彼は完全にどうかしている。受け入れてはだめよ…!  一方アレックスは必死だった。僕にはイザベルが必要だ。大好きな友達のイザベルなら信頼できるし、妻役も難なくこなしてくれるだろう。そもそも僕は愛なんて信じていない。友達が“妻”になったところで、なんの問題も生じないはずだ。そう思っていたのに…。
  • プロポーズを夢見て【ハーレクイン・マスターピース版】
    -
    百年の恋――この人と出逢うために、私は生まれてきたのかもしれない。 ナースのブリタニアが働く病院に、優秀なオランダ人外科医、ファン・ティーン教授が高度な手術を行うためにやってきた。年上の品格漂う彼を見て、ブリタニアは直感した。この人と結婚する、と。彼のことなど何も知らないのに、なぜか胸のときめきがそう感じさせた。だがほどなく、教授は帰国してしまった。また彼に逢いたい……。そこでブリタニアは、休暇でオランダへ行く同僚に同行することにする。旅を楽しもうと自転車で散策中に、傷ついた小鳥を見つけて拾った瞬間、立派なロールス・ロイスが、ブリタニアの目と鼻の先で急停車した。中から現れたのはなんと、ファン・ティーン教授! 「君は大ばかだ」彼は冷たく言い放って小鳥を預かると、彼女を置いて、走り去った―― ■大スター作家、ベティ・ニールズとペニー・ジョーダンの永久不滅の銘作をお贈りするシリーズ“ハーレクイン・マスターピース”。愛嬌たっぷりのヒロインと笑わないヒーローの好対照が楽しい本作をはじめとする《ベティ・ニールズ・コレクション》のほか、《特選ペニー・ジョーダン》を豪華美麗装丁にてお届けします! *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

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