おさびしやまさんのレビュー一覧
レビュアー
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ネタバレ 購入済み
読むしかない
もうこれは読むしかないです。
壮絶な環境でも強くしなやかに生きて、数えきれない諦めを秘めた微笑みを絶やさない白木。
「好きなものに手を伸ばす」ことさえ許されなかった、知らなかった白木の、長年の想いが通じた瞬間の顔!!顔!!!(言葉にならない泣)
黒の見せ場もたくさんあり、眩しいくらいの真っ直ぐさと、それだけではない人間臭さがある。黒が決断するのは高校生の拙い逃避行だけど、相手への切実な思いが伝わってものすごくかっこいいです。これは全人類が惚れてまうやろです。
最後は2人で半分こ。表紙と題名も秀逸。余韻を残す良い作品だと思います。 -
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ネタバレ 購入済み
名作!!
転生ものと侮るなかれ!
前世の記憶を持ちながら、2人は再び出会う。が、2人が待っている記憶は全て同じではなく、どこかが欠けてたり、不意に思い出したり。現世前世を行ったり来たりしながら話は進んでいく。よく練られたストーリー。絵柄と世界観もマッチしてとてもいい。
にしても、物語は七星視点で進んでいくし、「迎えに行く」って言われた記憶がある方と「離れた(離された)」記憶がある方とでは、つらさが違うよね。愛する人と離れてそれでも思いを断ち切ることができずに生を一度終えた七星は本当に無念だったろう。
その分号泣ハピエンにつながるから良いんだけどさ。
みんな言ってるけど、表紙は作中の扉絵のどれかで -
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購入済み
こあらさんの誘惑に勝てず
こあらさんの作品好きなので、合冊版を待とうとしてたのに分冊2冊無料だったので、1、2、6巻を読むという邪道をしてしまいました。
やっぱり人の心が動く瞬間とか、間とか、そういうものを描くのが本当に上手いなと。
大体の作品は読み返さずスルーなんだけど、こあらさんの作品てなんか何度も読みたくなっちゃう。
ところで、「カットオーバー」も読みましたが、割と深いIT分野、今回は哲学、フランス語のシーンも出てきますが、こあらさんは一体何者なんでしょう。広い知識をお持ちで読んでて違和感もないのですごいなと思います。
後日談
秒で残りの巻を買い、満足。 -
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購入済み
めちゃくちゃおすすめ
一見、2人ともいい感じのイケ高校生だけど、話が進むうちに2人やその周辺が取り巻く問題がいろいろ明らかになっていく。深く知れば知るほど相手のことを支えたいとか、もっと知りたいとか新たな感情が芽生えて距離が近くなっていくのがとても良いです。
重要なサブキャラで、律のストーカー的存在の的場とか、キヨの親友的存在カンちゃんが出てくるんだけど、この子達も良い。
的場はひたすらキモく、陰湿執着。そのおかげで2人の距離も縮まる。カンちゃんはキヨの良き理解者。大人で空気も読める。キヨの男前さにスポット当たりがちだけど、カンちゃんも負けず劣らず素敵。
こんな私的ツボ、推し漫画を見つけてしまい、また繰り返し読む -
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