あらすじ
江戸城西の丸へ向かう磐音。
待ち受けるのは!?
尚武館佐々木道場で朝稽古に励む磐音を、元師範の依田鐘四郎が訪ねてくる。
西の丸御近習衆となった鐘四郎から、将軍家の世嗣である徳川家基の言伝を聞いた磐音は、かねてよりの約定を果たすために、すぐに深川へと出かけていく。
御典医の桂川甫周国瑞に伴って城中へ向かうことになった磐音は、ある策を練る。
万事がうまく運んだかのように思えたのだが、西の丸には不穏な影が忍び寄り……。
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Posted by ブクログ
感想
殴られ屋向田源兵衛が登場。見た目は分からないが渋い雰囲気を醸し出している。
磐音の相手は武芸者に限らず乱波を相手にこれを打ち破る。おこんと婚姻を上げるも穏やかな日々はまだまだ遠そう。
あらすじ
おこんが尚武館に入り、尚武館に慣れようとしていた頃、磐音は町で殴られ屋稼業をしていた向田源兵衛と出会う。磐音は向田を尚武館に誘い、客分として迎え入れる。
そんな折、西の丸家基より、鰻を食したいとの要望があり、桂川の見習い医師に化けて磐音が西の丸に宮戸川の鰻を届ける。
竹村武左衛門の窮状を救うため、磐音は武左衛門の長女の早苗に尚武館での奉公を提案する。そんな中、雑賀泰造とおつねの子供の奸三郎丸が磐音を仇討ちするため、西の丸で暗躍するが、磐音によって討ち果たされる。
向田源兵衛は、芸州広島藩での起こした騒動に決着をつけるため、私闘を挑まれるがこれに勝利し、旅に出る。