あらすじ
子どもの10人に1人は、何らかの障害を抱えているとされる現代。親は我が子の成長を喜ぶ一方で、育てる難しさを感じ、一つの疑問とともに佐山クリニックを訪れる。――この子は発達障害ではないか? 相当な不安と覚悟を持つ親に児童精神科医が掛けるべき言葉とは何か。そして、謎に包まれていた佐山の過去が徐々に明かされる。”告知”と向き合う家族を描いた「療育」編、私立小学校を受験する幼児の心の叫びを描いた「お受験」編ほかを収録。
児童精神科医の物語に『コウノドリ』の鈴ノ木ユウ氏共感!! 「子どもの成長は嬉しい。ただ時に、親は不満を感じたり、不安になったり、自信をなくしてしまうことだってある。僕はそんな時、ただ息子を抱きしめます。この世にはこんなにも暖かいものがあるんだよって、いつも教えてくれるから。『リエゾン』を読み終わった後、ただ子どもを抱きしめてみてください」
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子どもとその親の心情描写が良い
絵もキレイで見やすいですし、各話ごとの子どもの身心の状態や、またその親の心情も
医学な説明も分かりやすいです。
前巻からの続きの男の子、一件落着します。よかった。
その後はASDを持ってる可能性がある女の子の話。
ボールのくだりで、運悪くびしょ濡れになってしまったのには胸が痛む
普通に産んであげられなくてごめん、というお母さんのセリフ、、泣
りん先生に限らず、このマンガの医療側の人たちの個性が様々で笑わせられます!
そういうぷぷっとなる一面があるから、このテーマを取り扱ってても重くなりすぎないのかも。
少しずつ佐山先生の身内の病院経営の話とかが出てきますね。
そして終盤からは非行少年の話。
男の子が、ゲームセンターで過去のお母さんにされたことを思い出す回想シーンがあるけど、それもとても酷くてかわいそうで。。
幼少期にこんなことされて育ったら、そりゃ飛行に走ってしまうのもうなずける。
現代で、その個性で生き抜く中での生きづらさや現状を、とても分かりやすく読みやすく書かれているマンガです。
佐山先生の身辺の謎とかも
小学校受験の子どもはリカバリーできてやれやれでしたが、その次に出てきた子どもとかも、結構な厄介さを抱えていましたね。
学校教育の意味、を考えたりする展開というか。
終盤に出てきた少年は、以前読んだ「ケーキの切れない非行少年たち」(宮口幸治、新潮新書)に出てくる少年っぽかったような……やはりいわゆる毒親もいますしね。
カンファレンス等の場面を見るに、主人公の佐山先生にも諸事情、あるようで、そこは初期から示唆されてはいた通りですね。