あらすじ
幾度ものピンチを乗り越えてきた優莉姉妹。父親・匡太の生存が明らかになったいま、より厳しい戦いが予想された。真実を知る矢幡が総理に復帰したことで状況はどう変化していくのか。
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Posted by ブクログ
青少年保護の名目を持ったNPOの団体に同行して優莉匡太の拠点となっている山へ向かう瑠那の話。 事前情報で「優莉匡太の部下の一人が暴走して瑠那を狙ってる」とあったのでてっきりNPOの中に紛れたそいつを瑠那が見破って「お前だな?」「擬態したのによく見破ったな!フハハハハ!」みたいなのを期待してたらただの能無しゴリラが突然現れただけだったので拍子抜けした。 また、シリーズが進むにつれて瑠那はドラゴンボールの悟飯みたいに主人公になりきれなくて結衣メインの話に戻るのかと思ってたけど、そうでもなさそうだった。
Posted by ブクログ
面白かったです
久しぶりに瑠那がメインの話。でも美味しいところは結衣が出てきたけど。
ちょいとネタバレ
自分も福祉の仕事をしているが、あまりに性善説すぎる。案の定な展開だった。
まぁ、ずっとこの話を読んでるからの展開なんだけど。
それでもあんだけ人が生き残ったのはすごいと思う。
しかし、今後伊桜里はどうなる?
続きが楽しみ
Posted by ブクログ
結衣や凜香と袂を分けた瑠那は1人で伊桜里を守らなくてはならず、孤立無援状態。半グレの総本山へNPO法人のメンバーに青少年保護協力を依頼されるが…
普通の生活を送らなくては伊桜里を守れなくて、やむなく通常の生活をしている瑠那が生きづらそうでした。そして、純粋無垢だからこその危うさがある伊桜里が、元凶の父に染まるのが恐怖になってきました。ラストの伊桜里のスマホの待ち受け画面が今後どう展開するかがキーポイントですね。もしかして父側に行ってしまう危うさが怖いです。
Posted by ブクログ
瑠那が回を追うごとに弱くなっているのではと言うのは薄々感づいてはいたのですが、まさか作品の中で結衣に「このところ弱くない?……回を重ねるごとに弱体化って、……」って指摘されるとは思いもよらなかった。結衣の強さを際立たせるための作者の策略かと思ったりしていたのですが、今回は瑠那メインの回でした。次巻以降はとうとう親子間で骨肉の争いとなりそう。次巻より最終3部作と銘打った予告ありで、ようやく武蔵小杉高校から始まった国家を揺るがす抗争に幕がうたれるのか。優莉姉妹対優莉匤太対矢幡総理の三つ巴の戦いが見逃せない。
Posted by ブクログ
久しぶりに瑠那が主人公の今回も怒涛のバイオレンス笑。半グレ集団の総本山とされる連峰に乗り込んでドンパチ。それはもうリズミカルに半グレ集団がバタバタと屠られる。結衣の「このところ弱くない?」の心配も杞憂だったね。瑠那のピンチにはしっかり結衣、凛香が駆けつけた。凛香のアオハルもちょっとあった
Posted by ブクログ
アクションシーンは読み応えがあったのと、伊桜里に父である匡太が接触してきて、不穏さを漂わせるような終わり方をしていてそれしか面白い所がなかった。
今作で瑠那を追いかける敵である饗庭は特に強敵という雰囲気も無くポッと出感があったり、半グレ同盟の総本山に集う少年少女と領主もあまり魅力がなかったり、いかにもアクション映画で倒されるための敵、瑠那に協力を求めるNPO法人の面々の考えが甘く無謀で、お花畑な考え方過ぎて大半がすぐに半グレ同盟達に殺されるような登場人物達でいかにもアクション映画で真っ先に死にそうな者達であった。
それでも瑠那が伊桜里や自分に頼み事をしてきた相手を放っておけないあたりに、彼女がシリーズ初期の結衣と同じく人間的な面が出てきており、そこはシリーズ物の魅力ではあった。
Posted by ブクログ
なんか違うな…と思ったら、今回全く矢幡総理の政府側が登場してない!蓮實先生もいない。
その代わり、優莉匡太ががっつりいたけれど。
まさか伊桜里が取り込まれるとは驚きました。そういえば伊桜里には父性を感じさせてくれる人いなかったなと…免疫無いからそこ突かれると弱いかも。優莉匡太恐いです。
他のお姉ちゃんたちがそれに気付いたら、次巻荒れそう…!!
NPOにはイライラしましたが、まぁ一般人は性善説かも…と思った矢先に「金目当て」なのがわかってドン引きです。
このエピソードで、高校事変シリーズで世界を変えるのは10代なんだなぁと改めて感じました。
20〜30代ももう柔軟性がない。10代の順応力には敵わないのだな、と。
その代わりか、少年法の適用外年齢もなんのそのな瑠那の仕打ちはフィクションですから良かった。高校事変の世界に更生させる余裕はないです。