あらすじ
魔法が現実の技術となって、一世紀 ──。 新入生の季節。この 『魔法科高校』 にも、一組の血の繋がった兄妹が入学した。 兄は、ある欠陥を抱える劣等生(ウィード)。 妹は、全てが完全無欠な優等生(ブルーム)。 どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを抱える優等生の妹。二人がこのエリート校の門をくぐったときから、平穏だった学びの園で、波乱の日々が幕開いた。
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Posted by ブクログ
著者初読。KU。言わずとしれたこのシリーズ、漸く手に取りました。アニメは少し見たことがありますが、「お兄様愛」がすごかった印象しかありませんでした。それにシリーズとしての息の長さから今更手を出しづらい状態でしたが、やっぱり読んでよかった。面白かった。読んだあとに気が付きましたが、これ、上巻だったんですね。これは下巻もすぐに読まないとですね。司波達也、深雪兄妹の周りでは、西城レオンハルト、千葉エリカ、七草真由美、渡辺摩利など魅力的な人物が物語を彩る。世界観の説明が多かったので、下巻ではスピード感に期待!
Posted by ブクログ
アニメから見始めた魔法科高校の劣等生をとうとう読んでみることに。ほぼアニメ通りだったけど、微妙にアニメでは出てきていない話が所々にあって、結構楽しめた。
Posted by ブクログ
魔法が特殊能力じゃなくなり、技術となった世界で、魔法を教える学校に入学した二人。
兄は二科生として。
妹は一科生として。
優秀な妹とダメな兄という構図だけれど、実は……
という感じの話でした。
男性向けのラノベなのでやっぱり凝った設定で私はその設定の部分がまったく理解できないんですけど、わかるのは今の標準だと言われる評価方法が兄である達也を評価できるものではまったくない、というところです。
この世界は「魔法」というものに頼っていて、価値観を「魔法」に収束させてしまっているので、それ以外のところで評価できるものがないってことが問題……かなあって思います。
じゃあそれがどういう規模で展開されていくのか? というのはこれから。
今回は導入も導入なので説明が多かったかなあ……と思います。
これからどうなってくのか楽しみです。
Posted by ブクログ
朝練に行く際に、自身の魔法の性質に合わせて訓練している描写があり、才能に溺れず日々の生活の中で鍛錬しているのだなと思った。
また、次があると信じられることのなんと幸せなことかという言葉に戦慄を抱く。仕事でもなんでも、その1回限りと思う強さは忘れないようにしよう。